2019年3月21日 (木)

千葉ジェッツにはトレイ・マッキニー=ジョーンズがいる!そして米国戦。

2018-2019Bリーグ 第27節
3月16日(土) 千葉ポートアリーナ 6,443人
千葉ジェッツ 105 - 74 シーホース三河
  
3月17日(日) 千葉ポートアリーナ 6,717人
千葉ジェッツ 95 - 74 シーホース三河
 
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まず上の写真を見ていただきたい。
これは2015年10月10日のNBL2015-2016シーズンの開幕戦アイシンシーホース戦での一枚だ。
左上にジェッツのロゴがあるように、これは当時のシーズンでホームゲーム会場でチームが販売していたものだ。
今のようにグッズはバラエティに富んでいなかった、ゲーム写真はかっこよくて気に入っていた。
ドリブルで攻め上がる西村文男。
右には当時鳴り物入りで加入した元NBAのブライアン・クック。
そして左にいるのは当時アイシンの選手だったギャビン・エドワーズだ。
その左は現在も三河に在籍するアイザック・バッツ選手。
右端には今より髪が短い石井講祐がいる。
 
この試合の記事をあらためて読み返してみた。
リンクは以下。
NBL2015-2016シーズン開幕。千葉ジェッツ、本当の勝負が始まった日。
こんなこと書いていたんだと自分に感心してしまったが、今の自分とも考えが変わっていないことに気づく。
記事の中に書いてあった、チームに目指してほしいと思っていたことがどこまで近づいたか?この先どうなるのか?
そして今本当はどこに立っているのか?
興味深く読めた。
 
あのシーズンはジェリコ・パブリセビッチHCの指揮下で大いに期待されたシーズンだった。
開幕直前に富樫勇樹も加入し、期待度はMAXだった。
だが、シーズンが始まると期待は落胆に変わっていった。
そんな簡単に強くなると思ったのが間違いだった。
富樫勇樹もフロント主導での開幕直前加入であったため、ジェリコHCの構想に入っておらず、出場しないで終わる試合も多かった。
ジェリコHCと選手たちの考えの共有も進まず、3月にジェリコHCは解任され、ヒロこと佐藤博紀が代行に就任した。
そして、それが富樫勇樹中心のチームに変わっていくキッカケとなった。
期待は裏切ったが、希望は手にしたシーズンだった。
アイシンはまだ手が届かない存在のまま終わった。
だが、今は違う。客観的に見ても。
時間とは恐ろしいものだ。
 
千葉ポートアリーナでの開催のときは必ず寄っているコーヒーショップがある。
TaposCofeeさんだ。
何年も前から、好意でジェッツラテアートを創ってくれている。
お店を一人でやっているので忙しいとラテアートをリクエストはできない。
だから最近はデザインのオーダーは無理にはしていない。
最近はラテの注文だけしてラテアートはお任せにしているのだが、それでもマスターはサプライズでいろいろ創ってくれている。
過去に選手では阿部、荒尾、イートンらを創ってくれた。
ジャンボくん、オッチーも書いてくれた。
今回土曜は何と富樫勇樹だった。
これには驚いた。
帰りにまた寄ったら原くんらしきモノが出てきた。
昨年、イートンがラテアートをいろいろアップしていたが、TaposCofeeのマスターの名誉のために断言しておく。
元祖はTaposCofeeである。
私も何度もアップしてきたが、最近ようやく他のジェッツファンにも認知されてきて、お店の売り上げに貢献できそうになってきている。
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ようやく試合について書く。前置きが長いのもあのころと同じだ。
ゲーム1。
今の三河は今季ここまでは今までにない苦難のシーズンを過ごしている。
中心選手だった比江島選手や橋本選手がチームを去り、桜木選手が離脱中、金丸選手も先週水曜日に負傷から戦列復帰したばかりだ。
中地区においても3位の上に4位富山にも肉迫されていて厳しい状況だ。
個の能力は高く、ジェッツにとって難しい相手ではあるが、三河にとって今のジェッツはそれ以上に難しい相手のはずで、実際そうだった。
前半のジェッツは攻守共にパーフェクトだったと言える。
オフェンスではボールホルダーだけでなく、持っていない選手も三河の選手のブラインドを突くように全員がスピーディに動き回り攪乱した。
その結果、三河ディフェンスは穴だらけになって面白いようにスコアを奪っていった。
三河は決してスピードのあるチームではない。
彼らには彼らの良さがあるのだが、前半はあまりにもジェッツオフェンスに不利な部分をやられ過ぎた。
そしてチームとしての組織の完成度にも差があり過ぎた。
あまり互いの意志が通じ合っているようにも見えなかった。
試合は前半で勝負がついた。
後半は三河のオフェンスも機能し出したがディフェンスは改善されなかったため、ジェッツは最後まで決め続けて試合を終えた。
三河相手に100点以上取るという、上記のかつての対戦時では想像できない結果になった。
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但し、ジェッツはゲーム1で大勝し、ゲーム2で苦しむ節を繰り返している。
翌日は三河も黙っていないはずで、ゲーム2はチームの改善力を問われる試合になると思った。
 
ゲーム2。
ジェッツは試合前に緊急事態に陥った。
左手を負傷したジョシュ・ダンカンが試合に出ることが不可となったのだ。
大野HCもこの日の朝それを知ったそうだ。
だが、ジェッツにはこんな緊急事態にも対応できるほどに普段から準備を怠らずにいた意識の高い選手が実はいたのだ。
我々はそれを心に刻まれることになる。
トレイ・マッキニー=ジョーンズ。
彼は突然の出番にも当然のようにチームに溶け込んでプレーし、そして勝利に貢献する活躍を見せつけた。
今シーズン、決してサイズに優位性があるわけではないジェッツにとって、ダンカンをファーストチョイスすることは当然とも言えた。
当然、トレイは試合には出られないことが多くなる。
この日の出場はリーグ戦では2カ月以上空いていた。
だが、聞くところでは練習でも原選手のパートナーとして彼の成長に重要な役目を果たしているそうだ。
彼と一緒に練習することで成長する他の選手たちがいる。
彼の存在は間違いなくジェッツを強くしていたのだ。
この日のトレイは3Pは3/3。2Pも4/6と高確率の得点力を発揮した。
彼の能力はそもそもお墨付きだったが、何より急な出番にも常に備えている意識の高さが最大の武器だったのかもしれない。
ならば、試合前の時点でダンカンが出られなくても勝利は堅かったと言っても過言ではないだろう。
そんなトレイの存在がチームの自信を支えたのだろうか、この試合も開始直後に石井講祐が3Pを決めて先制すると、その後もジェッツペースで進んだ。
三河も昨日と同じ轍は踏まぬと奮闘する。
金丸選手、熊谷選手、加藤選手らが決めていく。
だが、三河のこの日のバスケは個に頼る傾向が高く、チームでの連動性に乏しかった。
追いつきたい、勝ちたい気持ちが個人で強くなり過ぎて前のめりになったのかもしれない。
三河は動く選手と動かない選手がハッキリし過ぎていて、誰かが動いても他が連動して動かないため、ジェッツの選手の視界内にいたまま攻めることが多かった。
コート上で忘れられたような存在になる選手が結構いた。
ジェッツは全員が連動して動き回るので、三河はそれを捉える以前に目で追うので精一杯のようにも見えた。
そこは大きな差だった。
昨日ほどに一方的にならなかったのは、富樫勇樹のスコアが伸びなかったことも大きかった。
だが、ジェッツにとって三河の脅威は終始小さいままだった。
それでも鬼神の如くリングに決め続ける金丸選手。
1Qでジェッツにつくられたリードを取り戻せずに折り返した後半3Q。
金丸選手はさらにギアを上げて、ワンピースのルフィのギア4のように猛然と攻め続けた。
私の周囲では金丸選手が決める度に「上手いなあ」と声が複数上がっていた。
確かに物凄かった。
だが、あのペースでは最後まで持たないだろうと私は感じていた。
いくら彼が決めても、それが周囲に気勢に反映されていなかった。
金丸選手のガスが切れたら...と思っていた。
一時3点差まで詰めた三河。勝負処が来た。
だが直後にパーカーが決めると、一気にジェッツが盛り返して点差をまた2桁にする。
もう一回ギアをあげなくてはいけなくなった三河、そして金丸選手。
そのときに、それは起きた。
負傷明けの彼の身体が耐えきれなかったのかもしれない。
パーカーを交わそうとして金丸選手は崩れるように倒れた。彼は再び負傷した。
試合は実質ここで終わった。
下がった金丸選手はベンチ外の桜木選手の隣のイスに座り、悔しさと悲しさが入り混じったような表情でコートを見ていた。
試合はそこからは昨日と同じ匂いの試合に変わっていった。
試合中の「絶対勝つぞ!千葉ジェッツ」とコールされる歌はアリーナを大いに盛り上げた。
が、その時点で負ける要素などどこにもなくなっていた状況では、私には残酷で無慈悲な勝利宣言にしか聞こえなかった。
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この試合のヒーローとなったトレイは照れ臭そうにインタビューに答えていた。
常に準備を怠らずに高いプロ意識で備えてきただけでなく、練習ではチームメイトの成長に大きく貢献し、ファンに見えないところでチームに貢献してくれているトレイ。
我々は彼に最高の敬意を払うべきであろう。
トレイ、君はジェッツファンの誇りだ。
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今節の結果をもって千葉ジェッツふなばしはチャンピオンシップ(CS)への出場が決定した。
そして40勝に最速で到達した。 
ブレックスがこの日敗れたことで再び2ゲーム差に広がった。
観客動員も素晴らしい記録を打ち立てた。
いいことづくめだ。
ただ、まだ全て勝ちにいかないといけない状況は何も変わっていない。
難しい試合はまだまだ続く。
最後まで全員で一つ一つ勝ち抜いていこう。
望んでいるモノを掴むことが本当の勝利なのだから。
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9月に開催されるバスケのワールドカップで男子バスケ日本代表のアカツキファイブが米国と同組になった。
同じ組はチェコとトルコである。米国とはグループリーグ3戦目で当たる。
これは凄いニュースである。
しかし楽しみにするなら勝たないといけない。何かを遺す試合にしないといけない。
本気の米国と戦える貴重な機会は次にいつあるかわからないのだから。
ファンは次の機会を待てる。
でも誰か選手にとって最初で最後の米国戦になる選手もいるはずだ。
そういう選手たちを応援するなら、ファンは本気で勝ちに行く応援の姿勢を示さないといけない。
アトランタで日本がブラジルに立ち向かい、そして奇跡を起こした。
今度はバスケの番である。勝って歴史に刻むしかない。
これはリアル山王戦だ。
だが、スラムダンクは格下の湘北が主人公であるから山王がいくら強くても湘北が勝った、負けたで描かれる。
だがこのワールドカップは違う。主役は米国だ。
弱小国日本との試合なんて米国主役のストーリーでは米国が勝つなら1ページ分の価値にもならない。
だが、これは日の丸を背負って戦う大会である。
米国と試合できて楽しみ!だけだったら、日の丸を背負う必要はないし、資格もない。
野球、サッカー、水泳、柔道、レスリング、卓球...どの競技も日の丸を背負うことのプライドを持っている。
バスケもそうでしょう?
ここでバスケも日の丸のプライドを見せつけないと。日本の主役にならないと。

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2019年3月17日 (日)

機を掴む力が欠けていたヴォルティス。早くも3敗。

2019J2リーグ 第4節
FC琉球 2 - 1 徳島ヴォルティス
得点)【琉球】37'上門 知樹、75'西岡 大志
   【徳島】48'内田 航平
 
 
今季の日程の中でJ2クラブのサポーターの中でひと際注目されていた沖縄でのFC琉球戦がやってきた。
私はバスケでしか沖縄に行っていないが、沖縄はちょっと特別な感じがする。
だから普通アウェイは試合だけ観て帰るという旅程になるが、観られるもの、食べられるものは経験していくべきだと思う。
たぶん、現地に行っている人たちはそうしている人たちも多いと思う。
観光なんてと思うサポーターもいるのも理解できるが、沖縄は他とは違うし、そうそうめったに行ける場所でもないし。
 
昇格組ながら好調なFC琉球は3連勝で首位に立っている。
にも拘らず、FC琉球ではその3試合でスタメンに立っていた中川選手が今週Fマリノスに移籍するという事件が起きた。
少なからず影響があるだろう中で、ヴォルティスとの試合は琉球の選手たちにとって周囲が考える以上に重要な試合だったのではないだろうか。
 
FC琉球のサッカーは細かいパスワークで繋いでいくスタイルだった。
試合でのパスの数が、特に前半はヴォルティスを圧倒するくらい多かった。
ヴォルティスもパスワークは上手いチームだが、繋ぎ過ぎにも見えかねない程、選手間の距離が近くて繋いできた。
立ち上がり、ヴォルティスはその動きをうまく捉えられていなかった。
但し、時間が経過するにつれて個では間違いなく上のヴォルティスの選手たちも対応できるようになっていった。
持たれているから持たせている状態に移行させることはある程度出来ていた。
梶川の安易なミスで失点していたら相当痛かったが、それは運もあって回避できた。
試合はヴォルティスに傾き出していた。
それは梶川の位置取りのミスもあって奪われた先制点後も必ずしも変わっていなかった。
ヴォルティスの右サイド、特に藤田は琉球の左サイドをかなり苦しめていた。
だから決してネガティブ過ぎる状況には失点後もなっていなかったと思う。
後半すぐに同点に追いついたように機は徳島に向いていたと思う
逆転勝利できる機は十分あったと思うのだが。
 
勝った岐阜戦もそうだが、取りたい時間帯に点が取れていない。
試合に挑むに当たって狙っている試合展開に出来ていない。
点を取りたい、取れる機にモノにできていない。
そこがキツイ。
絶対的なFWの選手がいないことは事実だが、今までもそうであった時期はある。特にシーズン序盤は。
だが、それでも勝てていたのも事実で、点を取れていたのだ。
今シーズンはここまで4試合しか経過していないから狼狽え過ぎてはいけないが、試合展開でまだ優位に立てていない。
まず先に、それも前半に点を取らないと、毎試合必要以上に疲労が溜まって、そのあとの試合に響く。
そうすればサッカーの質はどんどん下がるし、怪我のリスクも増していく。
まずそこを改善してほしいな。
誰を前線に起用してもそこが変わらないとシーズン通してキツイ。
この試合では藤田らの右サイドがそうだったけど、ストロングポイントはあるし、岩尾の存在も相変わらず大きい武器なので活かしてほしい。
早くも3敗。ちょっと余裕はない。

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2019年3月11日 (月)

ヴォルティス、惜敗するも状態はよい。事態の好転は望める。

2019J2リーグ 第3節
徳島ヴォルティス 0 - 1 大宮アルディージャ
得点)【大宮】70'ダヴィッド・バブンスキー
 
 
先週はホーム開幕戦で大勢の観客を集めた中で試合終了間際に劇的なゴールをあげて勝つことができた。
かなり苦しんでの勝利ではあったが、シーズン序盤であるためヴォルティスに限らずトップフォームではないから致し方ない。
今はどのチームも我慢比べをしながら、チャンスを待って決めるチームが勝ち点を得ていると思う。
 
とはいえ、スタート直後というのは大事で、5試合、10試合とこなした後で下位から追い上げていくのは上位のチームよりパワーがいる。
出来はともかく、結果は欲しいというのが自動昇格を目指すチームの望むところだ。
ヴォルティスは開幕戦で躓いてしまっているので、まずは勝利が先行する状態にするのが直近のミッションでもあった。
 
結果は残念なものになった。
但し、決定機もいくつかあったし、セットプレー、カウンターと多彩なパターンでフィニッシュにまでいけていた。
見ていて、チーム状態は悪いようには見えない。
ただ、今のところ毎試合スタメンやフォーメーションの変動は大きい。
ヴォルティスは能力の高い選手が多いので、それをこなせない選手たちではないと思うし、実際こなせていると思う。
だが、新加入も多いからかもしれないが、フォローやヘルプが必要となる場面で自分がいくのかの判断に遅れが生じて、隙ができる場面が少し見られた。
失点の場面も前線に相手の選手が3人いた中で、誰がマークを外してバブンスキーへの対応にヘルプするのかが少し遅れたと思う。
バブンスキー選手のシュートは外から巻いてくる難しい場所へ難しい軌道で飛んだシュートだったので、守備の対応だけが原因ではないと思うけど。
 
上記に書いたが、フィニッシュまでいけているのも事実だ。
シュート数はヴォルティスの方が少なかったが、形で言えばヴォルティスの方がいい形は多かったのではないか。
ペナルティエリアでの巧さを武器に持っている選手は多いので、チャンスは作りたいときにかなりの確率で作れる。
あとは決めること。
技術は十分だが、少々パワーが弱い部分を補えるようになれば、相手を守備で怯えさせられると思う。
負けが上回っているので決して楽観できる状況ではないが、希望を与えてくれる要素も十分ある。
まず次の琉球戦に勝とう。
連勝中の相手を止めれば、選手たちの自信にもなるし、そこで殻が破れることだって十分起きるだろう。

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強者になる過程で学ぶ。千葉ジェッツ、強さの極みへの道。

2018-2019Bリーグ 第26節
3月09日(土) 横浜国際プール 4,242人
横浜ビーコルセアーズ 83 - 110 千葉ジェッツ
  
3月10日(日) 横浜国際プール 4,702人
横浜ビーコルセアーズ 76 - 87 千葉ジェッツ
 
 
先週の記事で楽勝感に触れるとチームに緊張感が失われたようにプレーが緩むというようなこと書いた。
今節はそれが修正されるかが試される試合になる。
それは今節の相手とのここまでの今季対戦内容を考えて、一番相応しい相手ともいえるからだ。
 
横浜国際プールでの対戦は2年前に遡る。
ゲーム1に参戦したときは、試合終了間際に川村選手に決められて敗れた。
対戦的には借りは何倍にもして返しているが、やはりアウェイで、それもゲーム1でやり返さないと私の借りは返しきれない。
だから今回ゲーム1に参戦することにした。
このカードでは毎回互いのチアが参戦し合う交流もあって、今回もあるだろうと思ったが、発表を待たずにゲーム1に決めた。
 
ゲーム1の記事を中心に書こうと思う。
横浜国際プールは天井が高く開放感が高い。広くて、白色感が強いので明るくて居心地はいい。
明るさと広さという点は船橋アリーナとは大きく違うところだが、そこは素晴らしい。
フードはお弁当系が多いが、カレーや丼もの、焼きたてソーセージや肉の串ものもあった。
ハンター・コート選手推しの弁当を食べたけど、(横にレンジがあったんだけど)出来立て食べて見たかったなあ。
で、試合である。
横浜は試合の入りでリズムをつかみ損ねたと思う。
ターンオーバーを連発して、いきなりジェッツにトランジションさせて勢いをあたえた。
富樫勇樹は3Pを3/4決め、計13Ptsで試合の主役に躍り出た。
2Qはセカンドユニットが勢いを引き継ぎ、パス回しで横浜を翻弄する。
2Qのアシストだけで11(試合通算は31)だった。
39-63と今季過去対戦と同様に100点ゲームの様相になった。
この時点で最初に書いたような緊張感を欠く状況になるか、変われるかどうかを試される求めていた状況になった。
このあと、緊張感を欠いたのか、横浜が切り替えて勢いに乗ったのかは人それぞれの評価があるだろう。
横浜が猛追しようとする中で、マイケル・パーカーが無双の活躍をしてそれを断ち切った。
結果、110Ptsを上げてジェッツは勝利した。
それは現状の力関係、この試合の出来を考えれば妥当な結果ではあった。
チームがより強くなったかは、この試合では判断は難しい内容となったが、試合で一番大事な結果は手にできた。
 
ゲーム2。
この試合はジェッツがどうこうというより、横浜が彼らのファンに対して証明しなきゃいけないモノのための試合だった。
ビーコルにとって過去最多らしい観客に囲まれた中でビーコルは自分たちに求められているものを表現しようとしていた。ビーコルには背水に近いシチュエーションだった。
ジェッツはその試合の中で、彼らと彼らのファンのための脇役でしかなかった。
横浜は1Qで昨日と同じような展開にしてしまったが、そこから追い上げ続け、4Qには逆転までした。
結局はジェッツに再度逆転を許し、そこで横浜のスコアが止まったことで最終的には二桁点差でジェッツが勝った。
逆転されてからジェッツとビーコルに何があったのかは見ていても特定の難しい試合展開ではあった。
地力の差と言ってしまえばそれまでなのだが。
だけど、この試合でビーコルと彼らのファンが交わしていたものは今のジェッツでは体感できないものじゃないかな。ビーコルの選手たちの試合後の表情、特に外国人選手たちの表情は印象的だった。
 
ジェッツはまだ東地区首位を保っている。
しかし、2位ブレックスと1ゲーム差であることを気にしている人もいる。
ゆえにこの2試合は負けられないと。
それはそうなのだが、負けることを恐れていては強くはなれない。
最後はプレーオフで勝ち抜かないと本当の勝利はつかめないのだから、地区首位をこの時期に明け渡すことは恐怖でも何でもない。
水曜日にはアウェイでのアルバルク戦がある。
負ける可能性は十分にある。
だが、試合前から負けることに負けていては勝っても強くなれない。
勝っても延命しただけになるから。
だから負けることを恐れることなく、勝つことを目指すことが必要になる。
ジェッツはもっと強く、もっと高く、孤高の極みへ。
強者になればなるほど失われていくものもあるが、今のジェッツはそこを目指す使命しかない。
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2019年3月 5日 (火)

圧勝感が招く油断?千葉ジェッツ、連勝も緊張感がイマイチ!?

2018-2019Bリーグ 第25節
3月02日(土) 船橋アリーナ 5,285人
千葉ジェッツ 102 - 63 ライジングゼファー福岡
  
3月03日(日) 船橋アリーナ館 5,352人
千葉ジェッツ  87 - 64 ライジングゼファー福岡
 
 
リーグ戦も後半戦に入った。
プレーオフ、残留戦、昇格、優勝、それぞれのチームの目標に向かって負けられない3月と4月である。
千葉ジェッツふなばしもリーグ制覇は当然だが、プレーオフのクオーターファイナルまでをホームで開催するために地区一位でのフィニッシュも重要な目標である。
現在2位の栃木ブレックスとは1ゲーム差であり、直接対決が今月末にある。
そこを優位な立場で迎えることが直近の目標となっている。
 
今節の対戦相手は今季昇格組の西地区ライジングゼファー福岡だった。
今季の成績はなかなか望むようにはいっていないが、経験豊富な選手を多く擁していて、琉球ゴールデンキングスに勝利してもいる。
城宝選手などはbj時代に富山の選手として対戦し、痛い目に合わされたこともある。
そして元千葉ジェッツの加納誠也選手も在籍している。
古くからのジェッツファンほど興味深い対戦カードだった。
 
但し、今のジェッツは城宝選手がケチョンケチョンにしたジェッツからも、加納選手が在籍していたころのジェッツからも桁外れに強くなっている。
大方のファンは、これはいいことではないが、試合前から、かなりの確率でこうなると思った通りの結果になったと思う。
今節はゲーム2だけ観戦した。
ゲーム1のチケットは奥さんに渡して観てもらった。
パーカーも素晴らしかったが、何より石井講祐の活躍が素晴らしかった。
3Pが5/5、そしてスティールも3記録。
もっとも活躍したのはパーカーだったと思うが、印象面ではその上をいったと思う。
相手のディフェンススタイルについてのスカウティングも上手くハマったようで、狙い通りの勝利をしたのではないかと思う。
 
ゲーム2。
私にとって久しぶりの船橋アリーナであった。
昨日は奥さんの隣は空席が何席か続いたらしいが、この日は周囲は全部埋まっていた。
日曜日の方が観客が入りやすいのは知っているが、正直何が理由なのかはよくわからない。
だが、大勢の観客の前で試合ができるジェッツの選手たちは幸せな選手たちである。
福岡は新加入のマーカス・ブレイクリー選手を投入してきた。
千葉パイレーツに所属していたジェロニモ選手(古い!わからない人が多いと思う。)を彷彿させる髪型のSF/PFはアタッカーとしてチームに勢いを与えて欲しい狙いがあったように思う。
しかし、この日の前半はパーカーが素晴らしすぎる出来で試合の主役となったことで昨日以上に一方的になると思わせる展開になった。
前半だけでダブルダブルを達成したパーカーは特に2Qでディフェンスリバウンド5、ブロックショット2、10得点。
誰かのショットが外れてもオフェンスリバウンドに必ずといっていいくらい現れて決めていった。
加納誠也選手へのブロックショットは迫力満点だった。
偶然写真にも撮れたのだが、完全に加納選手の上から止めている。
2Qは20-4という驚異的なスコアになり、44-24で折り返した。
しかし、連日の圧勝劇の予感に、何か緩んだのかはわからないが、3Qのジェッツは今節ここまで発揮されていたハードでサボらないディフェンスが消えた。
対面で抜かれると、そこをフォローすべき選手が動かなくなった。
あっさりとディフェンスを破られ、ダンクを簡単に決められるようになった。
富樫とパーカーが頑張って一方的にならずに済んだが、ここ何試合かでは見かけなかった緩い状態が現れた。
ブレイクリー選手がファウル4になったことで、福岡は詰んだとは思うが、緩みから相手に勢いを与えたのはいただけない。
楽勝するだろうという空気が漂ったのは否定できない。
 
今のジェッツの実力がそういう強さまで来ている証拠でもあるし、それは喜ばしいことでもある。
しかし、楽勝に慣れてしまうと試合は試合としての緊張感を失うことが時々ある。
この日の試合では、それが3Qに出てしまったのかもしれない。
単純に相手の戦術変更に惑わされたのなら仕方ないが、この日の3Qの緩いディフェンスはそういうふうには見えなかった。
大野HCの激でどうにか持ち直し、ブレイクリー選手のファウルアウトで試合は決まったが、正直スッキリしない試合だった。
 
こういう緩みは選手たちが一番感じるべきことだ。
強い相手との競った試合では出ないかもしれないが、こういう試合で一気に追いつかれたら立て直せずに終わることもある。
それは本当の強さを身に付けたとは言えない。
気を引き締めて残りの試合は立て直す強さも磨いて欲しい。
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2019年3月 4日 (月)

諦めない気持ちで掴んだ勝利。ヴォルティス、ホーム開幕戦劇勝!

2019J2リーグ 第2節
徳島ヴォルティス 1 - 0 FC岐阜
得点)【徳島】90+5'清武 功暉
 
 
2019年J2のホーム開幕戦を迎えた。
前節アウェイでは守備にミスが出たこともあって残念な敗戦を喫した。
危急に改善しなくてはいけない部分も出て、この一週間はチームにとって緊張感の高い日々だったと思う。
 
GKは梶川に変え、バイスも控えに回した。内田航平をDFにバックラインに移し、統率力も実績もある石井を据えた陣容に変えてきた。
押谷、岸本もスタメンに入り、5人を変えてホーム開幕戦に挑んだ。
ベンチ入りメンバー自体は大きく変えていないので、この17~18人がファーストチョイスなのだろう。
但し、シーズンはまだ始まったばかりで、怪我人など離脱者なども出てくるだろう。
他の選手たちにもチャンスは絶対に来る。
 
FC岐阜というとGKビクトルの存在がまず浮かんでくる。
このオフには他のクラブのオファーもあったそうだが、岐阜で守護神として君臨することを選んだのだろう。
彼の守るゴールを破るのは簡単ではない。
試合は拮抗すると難しくなる。
 
上手くいかない試合という意味では前節と似ていたかもしれないが、変わらない故に勝利につながった部分もある。
清武はシュートを打ち、ゴールを狙い続けた。
前節も6本シュートを放った。そしてこの試合は7本放った。
ゴールを狙い続ける清武功暉。
周囲が彼に求めているものを判っている。
それがこれまでのキャリアで満足するほどに結果に結びついていないとも思っているかもしれない。
でも彼は変わらず求められるものを狙い続けているのだろう。
最後の一瞬でも狙うことを諦めなかった。
藤田のクロスも上げるだけでも簡単ではなく、ミートさせるに十分な勢いでは上げられなかった。
でも、仲間が上げてくれたクロスを全身で狙いにいった。
当たりはお世辞にもよかったとは言えない。でも、狙う執念がビクトルの獲れない軌道を描いた。
リカルド・ロドリゲス監督も諦めない選手だから彼を2試合フル出場させているのかもしれない。
昨季は3ゴールだった彼は早くも2ゴール目だ。
彼のキャリアの中でも劇的度では最大級のゴールになったはずだ。
このゴールをきっかけに彼も、そして諦めない彼に引っ張られるようにヴォルティスも上昇していけると思いたい。
 
岐阜の大木監督は3月2日に奥様が逝去されていたそうだ。
とても辛い状況の中で徳島に来て指揮を執られたのだろう。
奥様のご冥福をお祈りいたします。

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2019年2月25日 (月)

男子バスケットボール日本代表、W杯出場獲得。世界へ飛び出そう。

昨日、カタールにおいて男子バスケットボール日本代表”アカツキファイブ”はカタール代表に96-48で勝利しました。
これでアジア2次予選2位となり、今夏に中国で開催されるバスケットボールワールドカップへの出場権を獲得しました。
一時予選で開幕から4連敗を喫しながら、崖っぷちのオーストラリア戦で勝利をしてから8連勝を続け3大会ぶりの出場をもぎ取りました。
 
カタール戦のアカツキファイブは開幕戦でフォリピンに敗れたときのアカツキファイブとは全く別のチームでした。
一番違っているのは選手たちみんなが言っているように”自信”だったのだと思います。
オーストラリア戦はニック・ファジーカスと八村塁が加わったことが大きかったですが、その試合に勝ったことで他の選手たちを目覚めさせたのだと思います。
以降の試合ではBリーグで披露している実力を表現できるようになって、主導権を握りながら勝ち進めたと思います。
これはBリーグで戦い続けて積み重ねたことが間違いではなかったことの証明とも言えます。
昨日のカタールなどはBリーグで選手たちがよく見せるペネトレイトやキックアウトなど、動くバスケに全く対応できていませんでした。
決して八村選手や渡辺選手がいたからこそではないと思います。
もちろん、彼らの存在が他の選手たちを刺激して変えたのは間違いありません。
 
予選最後の2連戦では競技を越えてアカツキファイブのW杯出場権獲得を後押ししてくれる他の競技の選手たちもたくさんいました。
男子バスケとして一丸になれたこともとても大きなことだと思います。
東京五輪に向けても大きな意味のあるアカツキファイブの成果だと思います。
 
それでも、まだ何も成し遂げてもいません。
予選突破はあくまでスタート地点です。
東京五輪出場権もまだ確保していないのですから。
できれば開催国出場枠が確保できたとしても、この夏のW杯で開催国枠など関係ないくらいの成果をあげて欲しいです。
もちろん、ここから先は簡単ではありません。
イランよりも強いチームばかり。全ての敵がオーストラリア級かそれ以上です。
決して喜んでいられる状況ではありません。
アメリカと戦えるかもとかに喜ぶのではなく、勝ち進んでアメリカに勝つこと、負けたら泣いて本気で悔しがるくらいでないと、予選突破で感動するレベルで成長が止まると思います。
サッカーがW杯に初めて出場したときのことを私はよく覚えています。
ここから先は本当に大変です。
今、日本バスケの前に世界の扉が開きました。
でも、この機会を活かせなければ扉はまた閉じてしまいます。
開けたままを保つためにももっと強くならないと。
選手たちは引き締まった顔で帰国し会見に挑んでいました。
彼らと共に世界に飛び出しましょう。
そしてもっと強くなりましょう。
写真は予選初戦(フィリピン戦)より。
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2019J2開幕。ヴォルティス、初戦は黒星。ホームで仕切り直せ。

2019J2リーグ 第1節
試合会場:白波スタジアム 7,483人
鹿児島ユナイテッド 4 - 3 徳島ヴォルティス
得点)【鹿児島】51'韓 勇太、65'中原 秀人、83'藤澤 典隆、90'中原 秀人
    【徳島】78'ヨルディ・バイス、80'岸本 武流、85'清武 功暉
 
 
ついに2019年J2リーグが始まった。
サッカーがオフだとバスケに通っている自分だが、やはりサッカーは特別な存在である。
開幕すると、”ホーム”という思いは必ず湧いてくる。
これは1993年からの私の生活の土台なので当然でもある。
だから毎年開幕戦からワクワクするし、イライラもする。
最後の最後まで”何かが起きる”という可能性に追い立てられるのはサッカーならではだ。
バスケにはバスケのワクワクがあるが、サッカーのそれとは全く異質だ。
そして試合が終わったときに何かから開放される感覚は最高に気持ち良くて逃れられない。
だが、応援を続けていくということについて、昔あるベテランアスリートが”自分の競技を続けていることに対して語っていた”ある言葉の意味が理解できてきた気もしている。
それは楽しいことではなかったが、とても重要な言葉で今までも私の中で消えたことがない言葉である。
若くはなくなったからようやくわかってきたのだと思う。
だが、それはようやく究めるための道が見えてきたのだろうとも思っていて、もう少しこの道を歩いていきたい。
だから、今季もサッカーの記事を書く。
 
リカルド・ロドリゲス監督体制のヴォルティスは3年目を迎えた。
昨季はシーズン途中での主力選手の移籍が相つぎ、途中から加入した選手たちも大変頑張ってくれたが、終盤で踏ん張り切る力まではリカバーできなかった。
新シーズンのヴォルティスは昨季までのリカルドサッカーをそのまま継承するというよりは、新しい方向性も示そうとしているように思える。
プレシーズンは比較的順調に進んだように思えているが、サポーターに明確なニュースタイルとして理解されるのはもう少し先になるだろう。
開幕は特別だし、今のJ2は以前のJ2とは違い、とても勝ち抜くのが難しいリーグだ。
ある程度、時間はかかるだろう。
だが、リカルド・ロドリゲスはヴォルティスサポーターに違う楽しいサッカーを教えてくれると信じている。
 
開幕戦はアウェイ鹿児島で、J3からの昇格組、鹿児島ユナイテッドとの対戦だった。
鹿児島には徳島でもお馴染みの薗田卓馬がプレーしている。
スタジマムは白波スタジアム。
我々世代にとっては鴨池陸上競技場として馴染み深い場所だ。
私はサポーター稼業を始めた1993年に初めて行った。
もちろん、ヴォルティスの試合ではなかったが。
 
開幕のスタメンはGK永井、DFは田向、バイス、内田(裕)、MFは岩尾、内田(航)、清武、表原、鈴木、FW狩野、杉本。
前半はスコアレスで折り返す。
負けるはずがない相手と選手たちが思っていなかっただろうが、それでもスコアレスで折り返すと嫌な感覚がするものだ。
特に開幕戦はそうだ。まずゴールが欲しい。
全てがその一点目から動き出すからだ。
それができずに折り返すと、後半は変な不安とも戦わないといけなくなる。
DFの背後のスペースへのロングパスにクリアに飛び出した永井の判断は必ずしも間違いだけではなかったが、そこがこの試合の大きなポイントになってしまった。
敗戦の全てを永井の責任にはできないが、新加入が多かったヴォルティスのDF陣はこの失点で不安を背負い込んでプレーすることになって、それが試合に大きく影響したと思う。
2失点目は微妙なシーンだったかもしれないが、GKへのチャージ以前に、クロスを入れさせ、エリア内でヘッドで背後に逸らさせたことも大きなミスだったと思う。
永井も胸で相手FWとぶつかるのを意識してしまったのかもしれないが、ボールを受けようとしたのはよくなかった。
相手と接触したから微妙に見えたが、接触しなかったら相手の目の前にボールがこぼれて間違いなく失点だったからだ。
 
このまま終わっていたら救いようのない開幕戦になっていたが、バイスの目の覚める一撃で試合は猛烈に動き出した。
岸本も見事なヘッドでたった2分で試合を振り出しに戻した。
いづれも見事な一撃だったが、相手のGKも決して高いレベルではないことは見えた。
だからここで引き締め直してほしかった。
それができずに試合をまた相手に渡してしまったのは残念だった。
ここから先はDF陣が新加入が多かったこともあったのか?相手が危険なエリアにボールを運んだときの組織的対応に問題があったと思う。
誰がボールホルダーにいくのか?そのとき誰がそのカバーをするのか?そこがまだ不明確で、自分たちにとって嫌なシュート、ドリブル、パスをさせてしまった。
互いのGKを見てこういう試合になる可能性は高かったのかもしれない。
だからこそDF陣は同点に追いついた時点で仕切り直して、もっと集中して、ハードに、速く判断して試合を保持してほしかった。
起きてしまったことは仕方ないが、1、2失点目と違って、3、4失点目の形は偶然性の低い形なのできっちり修正しておかないと次節以降も穴になる。
決して対策はいいかげんにしてはいけない。
 
高い授業料を開幕から払ってしまったが、まだ次から仕切り直せる。
但し、次も同じことを繰り返すと今季も繰り返すよ。
でも、できるチームだと思ってる。
やれるよ、ヴォルティス。次からだ。

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2019年2月11日 (月)

ジェッツ、王座に就くためにさらなるレベルへ。

2018-2019Bリーグ 第24節
2月09日(土) 沖縄市体育館 3,432人
琉球ゴールデンキングス 62 - 76 千葉ジェッツ
  
2月10日(日) 沖縄市体育館 4,455人
琉球ゴールデンキングス 79 - 67 千葉ジェッツ
 
 
W杯予選という日本のバスケットボールの未来が懸かった大一番を前にした最後の節。
ハードスケジュールが続いた1月から2月がようやく一息つく。
ハードなスケジュール、ハードな対戦カードの中で千葉ジェッツは十分な結果を出してきた。
大きな怪我人もなく乗り切れたことも本当に大きい。
最後のこの2試合を終ればブレイクに入れるので、大野HCも言っていたが身体的にもメンタル的にもリフレッシュさせてあげられるのはファンとして嬉しい。
 
ブレイク前最後の相手、琉球ゴールデンキングスは西地区の首位を走っている。
勢力図的にもそれは毎年の当たり前のようになりつつあるが、bjリーグに君臨してきたキングスとしてはBリーグ移行後の成績には満足できていないはずだ。
それこそ、bjリーグからNBLに移籍し、Bリーグで再会したジェッツがかつてのジェッツではなくなっていることもプライドを刺激しているはずだ。
そしてこの節以前までジョシュ・スコット選手離脱も理由にあるだろうが4連敗を喫しているキングスは追い詰められてもいたと思う。
 
ゲーム1。
現状のジェッツとキングスを象徴的に表した試合だったと思う。
キングスはパワーを掛けて試合に入ってきていたと思うが、チームとしての集中力に余裕がなくて特に守備面でズレが目立った。
ジェッツは流れが落ち着くと楽にスキを見つけては楽に点を取り続けていた。
キングスはパワーと瞬発力を発揮してジェッツに完全には流れを渡さなかったと思うが、それでも点を取るまでにパワーを使いすぎて余力が先に失われたように思う。
ジェッツは最後まで要所で決めていた。効率的だった。
そうさせながら追いかける展開ではキングスに限らず今のジェッツ相手には厳しい。
いつも通りのジェッツの勝ちパターン(それがジェッツが望んでいる勝ち方では必ずしもないと思うが)だった。
逆に言うと、ジェッツはそう思ってはいなかっただろうが、”勝つだろうパターン”に乗っかって勝ったことで穴に嵌った。
 
ゲーム2。
5連敗となったキングスにとっては追い詰められた状況だっただろう。
それこそ、ここでも負けたらキングスはプライドがズタズタだっただろう。
「自信を失いかけていた」と語った選手もいた。
この試合で殻を破れなければ、こう言っちゃなんだがキングスはダメになるかもしれないと感じていた。
だからこの試合でキングスが勝つのは当然だろうと思っていたのでジェッツの敗戦には特に悔しさは感じていない。
 
キングスがもっと頑張らないと日本のバスケットボールも危機だ。
それこそ、旧bj勢で一番王座に近いのはキングスであると思うし、キングスが優勝するときが日本のバスケットボールの新時代になる日だと思っている。
正直、今ジェッツが王座に就くことは変革を呼ぶだろうが新時代はこないだろうとジェッツファンとしても思っている。
成し遂げたものが多過ぎるからだ。
ジェッツは満足してはいないだろうが、自分たちの周囲が王座についてももう当たり前だろうと思っている。
もちろん、ジェッツファンとして王座は就くべきものである。
キングスより先でないといけないだろうと思う。
それでも真に変革が起きる変動は今のジェッツではなく、今はキングスだろう。
しかし時間が掛かればその役目はキングスからも逃げていくと思う。時間はない。
そんな中、今のキングスは王座への渇望感とは裏腹の現状上手く回転できていないに苦しんでいる。
スコット選手の離脱という不運もあってさらに回転できていない状況。連敗。
それがようやくこの試合で回転するキッカケを手にした。
だからこの試合は勝った。でもこの試合はね。これで次のレベルにいけるかはキングス次第。
 
ジェッツは土曜と変わらなかった。もっと言えば先週と。悪い意味で。
状況的には前節ブレックスとの2試合と同じ状況でゲーム1を取ったことでどこかに安心感があった。
それもブレックス戦と同じだったと思う。
逆に言えばそこがジェッツに今一番ダメなところである。
2節連続で対戦相手的にはオーライな結果に結果としては思えるが、負け方としては大きな課題ある負け方である。
そこが浮き出たのだから負けるのは当たり前である。
ゲーム2でこそ”ギアX”に上げなきゃ。
そこが今の課題だね。
それがないと王座に就けず、王座についてもジェッツそしてジェッツファン以外は驚きを感じないだろう。
それでは意味がない。
今こそ王座に就くためにさらなるレベルにいかなきゃ。
挑戦者の気持ちでいることは構わないが、挑戦する相手はもっと上のもっと難しい相手、それが目に見える相手ではないとしても、にしなきゃね。
もう安易な挑戦者ではいられないよ。
それは嫌味な謙遜でしかない。
もう他とは違うものを相手にしないと。
それこそそういう意味で嫌味な存在にならないと。
そういう次のレベルにね。

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2019年2月 4日 (月)

ジェッツ、連勝は止まるも貴重な体感。”ギアX”のステージ。

2018-2019Bリーグ 第23節
2月02日(土) ブレックスアリーナ 4,435人
栃木ブレックス 65 - 68 千葉ジェッツ
  
2月03日(日) ブレックスアリーナ 4,455人
栃木ブレックス 82 - 64 千葉ジェッツ
 
 
どのチームにとってもホームゲームというのはアドバンテージがあるものだ。
あるものだと信じていながら、殆ど効果を得られていないチームもいるのだが、それこそマジックが起きる会場もある。
ブレックスアリーナはそういうところだ。
ゴールの背後の電光板がFTのときも光っているのは今回初めて知ったけどね。
ジェッツは今節ブレックスアリーナに乗り込んだ。
地区首位決戦である。
そして千葉ジェッツはチームのリーグ戦連勝記録更新が掛かっている。
その記録更新のために乗り越えるカードが今一番困難なアウェイとなった。
 
ゲーム1。
序盤からジェッツが試合をリードしていく展開となった。
ジェッツを引っ張ったのは富樫勇樹である。
1Qだけで10Ptsを上げる活躍でブレックスを焦らせた。
2Qはセカンドユニットがブレックスを一桁に抑えてリードをさらに広げる。
ブレックスは油断はしていなかったと思うが、自分たちの望んだ展開にならならなかった。
ブレックスアリーナの魔女はきまぐれで魔法を使ってくれなかったのかもしれない。
そのため、ハーフタイムを挟んで後半からフィジカル的にもメンタル的にもなりふりかまわずギアをあげるしかなくなったのだと思う。
それがハマって猛反撃を開始するブレックス。
3Q終了時には1点差にまで追い詰めた。
実況の解説者はいつの時間帯で逆転するかが大事といっていたが、一度ギアもアクセルもいっぱいに入れてしまったブレックスは止まれない。
4Q始まってすぐに逆転し、そのまま6点差まで広げた。
たまらずタイムアウトを取ったジェッツの大野HC。
その後どうなったのかは正直大野さんの策がハマったというより違う要素が働いたように思う。
ブレックスは竹内選手がテクニカルファウルの判定を受けた。
竹内選手はとても興奮していた。
逆転したばかりで流れはブレックスにあったのに、ファウル判定一つで流れは変わってしまった。
そこから追い上げてくるジェッツ。
ブレックスは3Qからかなりハイな状態で猛然と追い上げていたが、流れが変わったときに前のめりにメンタルを切り替えられなかったのかもしれない。
もう少し平常心を保てたならば展開はそのままブレックスだったかもしれない。
自分たちが追い上げられる立場になった時に状況に上手くマッチさせられなかったように見えた。
勝たなければとホームに対する使命感も逆にこの場面で逆に働いたのかもしれない。
最大点差7点に広がった2分過ぎから5Ptsしか得られなかった。
ジェッツはその間もかなり平常心を保てていたように見えたし、自分たちに回ってきた流れに冷静だった。
 
これでリーグ戦14連勝となりチーム連勝記録を更新した。
2位ブレックスとの差も3ゲームに広がった。
対ブレックス戦も3連勝となった。
これはジェッツが一つ上に進んだ証明であり、ブレックスアリーナで初戦を取ったのは普通の勝利以上に大きな意味があった。
だが、これで追い詰められたブレックスは翌日にケモノと化す。
だが、ジェッツにとって翌日の試合は初戦以上に意味のある試合になったと思う。
 
ゲーム2。
これ以上連敗という屈辱を受けるわけには、それもホームでというブレックスは本気になった。
安齋HCは誰よりも危機感を感じていたのだろう。それこそ冷静さも欠くほどに。
序盤からジェッツを圧倒すると、2桁のリードを広げたにもかかわらず、ロシター選手のミスに激高。
タイムアウトを取って、コーチングボードを床に叩きつけて円陣を出ていくという興奮ぶり。
3連敗していることの危機感をこれ以上ないくらい感情をむき出しにして選手に植え付けた。
かなりグチャグチャな光景だったが、ブレックスだからこそこれが集中力に転化できたと思う。
田臥選手を始め、この場面で集中し直せたことはさすがブレックスだった。
このあと3Qでジェッツも追い上げたが最後まで危機感で自分たちにムチを打っていたブレックスはこれまで以上のブレックスとなっていた。
 
これでジェッツの連勝は止まった。
だが、ジェッツにとっては意味の大きい敗戦だった。
あの試合のブレックスは”ギアX”にあがっていた。
ワンピースのルフィみたいな。
その”ギアX”のステージを体感できたことは大きい。とても貴重な体感の機会だった。
ジェッツにもまだ上げられるギアのポテンシャルはあるよ。
ギアをあげたジェッツとブレックスがぶつかり合ったら、どんな試合になるだろう。
ワクワクするよね。
ただ”ギアX”は諸刃の剣だ。ゲーム1もギアを上げたが最後まで持たなかった。
ルフィもギア4は長時間使えないもんね。
そしてコントロールも大変。
安齋さんはコントロールができなくてボードを叩きつけちゃったのかもね。
長時間安定して使うためにももっと成長が必要。
ジェッツも同じ。ギアを上げるための成長を目指す。
まだリーグ戦もあるし、ファイナルにも出て、そこでギアをあげた同士で決着をつけよう。
”ギアX”のジェッツとブレックスで。

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