2020年2月16日 (日)

千葉ジェッツ怪我人続出の中、西の強豪に連勝。後味が少々悪いが...。

2019-2020 B1リーグ 第23節 船橋アリーナ
2月15日(土) 千葉ジェッツ 86 - 73 大阪エヴェッサ
2月16日(日) 千葉ジェッツ 89 - 66 大阪エヴェッサ
 
2月21日(金)に予定されていた日本代表のアジアカップ予選、中国代表戦が延期になった。
新型コロナウイルスの影響である。
日本での感染のフェーズが次の段階に移っているのは間違いない。
ただ、前回と同じだが恐れ過ぎないことが大事で、冷静に自分たちを守るための行為を皆で継続することが大事だ。
手洗いとうがいを怠らないことを大事にしよう。
サッカーやバスケを観戦するのであれば個々が励行することは本当に大事だ。
それがサッカーやバスケを守ることに繋がる。
千葉ジェッツでも試合終了後にコートサイド席の観客対象に選手がハイタッチをしているが、今節からスタッフがアルコール消毒液を持って巡回してハイタッチ前に手指の消毒をお願いすることが始まった。
テレビや海外などでもいろいろと言われているが、気にせず自分たちがすべきことを怠らないことだ。
批判や差別で問題が解決することなど絶対にない。
 
大阪エヴェッサは西地区で首位を琉球ゴールデンキングスと競り合っている。
が、怪我人が続出していて、これはジェッツも同じだが、厳しい陣容を強いられている。
伊藤選手、合田選手と相次いで離脱。
だが、大好きな選手でもあるジョシュ・ハレルソンは健在だ。
彼を自由にやらせないで抑えられるかがジェッツ勝利のカギになると思っていた。
いなくなることまでは考えていなかった。今になって思うが。
 
ジェッツはニック・メイヨも出場できない事態となり、ギャビン・エドワーズ、原修太と3人不在となった。
一方、練習に参加していた東洋大学のラシード・ファラーズを特別指定選手として登録された。
ジェッツも苦しい陣容ではあるが、総合力でカバーしたいところだ。
 
ゲーム1。
試合は立ち上がりからジェッツに大きく傾いた。
開始3分弱で12-2と突き放し、大阪はたまらずタイムアウトを取ったがその後もリードは拡がり26-11で終えた。
特にジョシュ・ダンカンの活躍が素晴らしかったが、大阪のディフェンス、特にダンカンへの対応でマークをスイッチしたときにポイントがあったと思う。
マークをスイッチしてサイズがミスマッチしたした状態になったときにダンカンとの間合いを大きくなってダンカンがリングにアタックするチャンスを見つけていた。
走るビッグマンを走らせると大阪のディフェンスは止められず、ダンカンにやらせ過ぎた。
リバウンドを攻守でも後手を踏んだことがなおさら試合を一方的にした。
大阪は少し大人しかったし、試合を通じてもオフェンスのアイデアに意外性がチーム、個でも目立たなかった。
ハレルソン選手も私が思っている怖さの半分も発揮できていなかった。
5番に据えられていたせいか、インサイドでのポスト役に比重が高く、シュートが少なかった。
彼自身の問題というより、怪我人事情もあるが、チームが彼に起点をしてもらわないとならない状況が原因だったように思う。
いい選手は多いと思うが、活かされるタイプの選手が多く、ハレルソン選手には制限があったように見えた。
ジェッツは修正に戸惑う大阪の隙を止まらず突いて前半で大量リードを作って折り返した。
後半はジェッツに前半無かったミスも出て安易な失点を続けて点差が縮まっていったが、要所で決め返したりなどがあり貯金を使って勝ちに繋げた。
反省点はあるが、この陣容で勝つために可能性が高い立ち上がりのラッシュを創出したジェッツが上手だった。
 
この日はジャンボくんデーでピンクの特別ユニと、ふなっしーのゲスト出演もあって非常に盛り上がった。
ある理由もあってこの日勝ちたいとは思っていたのでなお嬉しかった。
 
ゲーム2。
大阪はゲーム1から外国人選手を変更してきた。
ゲーム1はヘンドリックス選手だったが、この日は高さが特長と思われるバローン選手を起用してきた。
これは私も予想していた。
ヘンドリックス選手もよい選手だと思ったが、爆発力と積極性が今一歩な感じがした上にフィジカルでジェッツのダンカン、パーカーに優位性が低かった。
ストロングポイントを強調するならよりサイズのある選手の方がジェッツには有利と考えたので意外性はなかった。
ハレルソン選手にプレーの選択肢を増やす意味でもこの起用の方が吉と出ると思えた。
事実、序盤は大阪が僅差でリードしながら試合が進んでいったし、ジェッツが逆転後もシーソーゲームとなっていて昨日とは様相が違った。
しかし予想外の出来事が起きてしまう。
1Q残り30秒付近でハレルソン選手がテクニカルファウルをワンプレーについて2つ受けてしまいファウルアウトしてしまった。
 
このシーンは直前の大阪のオフェンスの場面から混乱の始まりになっていた。
西村文男がFTの2本目を決めた後、ゲームクロックがリセットされず残り14秒からスタートしてしまい、そのまま大阪のベンチがゲームクロックを主張していたが試合はそのまま流れた。
そして、大阪の選手が試合が止まらないのでバイオレーションを気にしたのか早目に3Pを打ったが外してターンオーバーとなった。
続くジェッツのオフェンスでも大阪側がゲームクロックと主張し続けていてちょっと混乱している中、ディフェンスリバウンドでハレルソン選手がハンドリングした瞬間にフリッピンがスティールにいって奪い合った。
そこでハレルソン選手が振りほどくように押し倒してしまう。
このファウルに対し、直前のゲームクロックの件も絡んで感情的な場面になってしまったのだ。
 
ハレルソン選手のフリッピンへの行為はテクニカルファウル1回として妥当だったと思う。
2回目は正直何が理由か説明は最後までなかった。
ゲームクロックのリセットミスはテーブルクルーのミスであり、レフェリーが統括の立場として気づけたなら試合を止めるべきであっただろう。
クロックがおかしいと気づけず、試合を流してしまった点はレフェリーのミスではあるが、気づけなかったことをことさら責めるのも難しいところだ。
この辺の事情がきちんと説明されず、ハレルソン選手のファウルアウトもアナウンスが2Qに入ってからであり、いろいろと不手際があったのは残念だ。
責任はそれぞれにそれぞれの分があって、こういうときにありがちなレフェリーのレベル云々としてレフェリーに全責任を問うのこのケースではちょっと違うかなと私は思う。
だが、この点はきちんとリーグ、チームで振り返って今後に活かしてもらうことを切に要望する。
これはジェッツのフロントにきちんと対処をお願いしたい。
この出来事が試合を大きく左右したことも事実で、結果、後味が悪い連勝になったことは残念である。
 
このあと大阪は不利な局面になりながら決して下を向かずにジェッツと競り合い続けた。
3Q終盤に点差が離れだすまでは。
4Qには疲れもあってミスが目立ちだし、集中力を保つのがやっとの状況にはなったが大阪エヴェッサは勇敢だった。
それがこの試合も最も妥当な感想だろう。
もちろん、ジェッツの選手たちは自分たちのすべきことを全員全力でやっていたので勝利に値することも本当である。

この日はタレントのおのののかさんが来場してトークやFTを行った。
今節はゲストも多く、ジャンボくんデーとして盛り上がったので楽しかった。
ラシード・ファラーズもデビューを果たし、明るい話もすごく多かった。
残念な連勝になったことは事実ではあるが、それをフォーカスし過ぎて自分の中で嫌な思いを大きくしたくもない。
次はしばらく試合が空くので選手個々のコンディションを整えて次の試合に備えて次は楽しく勝利を感じて帰れる試合を期待したい。
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2020年2月11日 (火)

連勝止まるも教訓は得る。千葉ジェッツ、全員全力でここから再び。

2019-2020 B1リーグ 第22節 千葉ポートアリーナ
2月08日(土) 千葉ジェッツ 59 - 61 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
2月09日(日) 千葉ジェッツ 87 - 83 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
 
世間では新型コロナウイルスの脅威で皆が不安に襲われている。
いろいろな情報が入り乱れていて、中には悪質なデマもあり何が正しいのかを冷静に判断する必要もある。
一番避けたいのは怖がり過ぎるということ。これは絶対だと思う。
怖がり過ぎるといろいろな差別の始まりになり、今だったらそれも許されるという誤った認識を生み、拡がり、悪意を正義にしてしまう。
過去歴史上でいろいろな過ちの始まりになったのもこれだ。
だから絶対に怖がり過ぎてはいけない。
最悪世界中で陽性になったとしても発症を抑えられれば、怖さは和らぐ。
自分自身が普段からしっかり健康に留意することを継続していれば嵐はいづれ去る。
見えないモノは怖いが決して怖がり過ぎてはいけない。
プロスポーツの会場は大勢の人が集まるし、声を出して応援をするので当然だが細心の注意は必要だ。
だからなおさら自身の健康維持と注意は絶対的な義務だ。
 
今シーズン最後の千葉ポートアリーナでの開催はそんな状況の中でも両日で計約12,000人の人が集まった。
相手は名古屋ダイヤモンドドルフィンズだ。
現在は元千葉ジェッツのJBことジャスティン・バーレルとヒルトン・アームストロングが在籍している。
ヒルトンは2試合とも出場しなかったが、JBはよくも悪くもらしさ全開であった。
それはうれしいことであった。
 
ジェッツはギャビン・エドワーズを怪我で欠いたが、この日は松葉づえを使っていなかったので快方には向かっているようだ。
シーズン序盤はダンカンのコンディションの問題もあって出ずっぱりで疲れが見えていた。
今度はダンカンに頑張ってもらい、シーズン終盤の勝負処のためにしっかりとコンディションを整えてほしい。
 
この2試合はドルフィンズの高い集中力と途切れない運動量に翻弄されたと思う。
何故これで西地区5位なのか不思議なくらいだった。
たぶん波が激しいのだと思うが、この週末は波がトップだったのだろう。
トップの時に上げ過ぎている反動で成績が安定しないのかもしれない。
2試合ともドルフィンズが勝利に値したと思うが、ジェッツも簡単に2つやらせなかったことを評価できると思う。
ゲーム1はリードした状況で高い集中力を持続してトランジションと迷わずシュートを放つというジェッツのやりたいことを先んじて徹底していた。
だから、ジェッツはそれを取り戻すことがなかなかできないうちに時間が浪費され、選手個々がバラバラに焦りだし、連携が雑になった。
ボールホルダーへのフォロー、ボールを持っていないときのポジショニングが悪く、個々が孤立していた。
だからボールが回らず、そこを突かれてターンオーバーも起こし、さらに焦りを生んだ。
落ち着きがないから、最後は誰か頼みにならざるを得なくなった。
大野HCが無策だったと批難する人もいたが、それは必ずしも正しくない。
我々ファンの側からすれば勝てて当たり前の相手といううぬぼれは絶対あったはずだ。
それも敗因だ。ドルフィンズを舐めていたのは確かにあった。
大野さんを批難する前にドルフィンズを正しく賞賛すべきだ。
 
ゲーム2も持続しているドルフィンズの集中力に苦しめられたが、この日はジェッツにも冷静さがあってパスが回った。
1Qをリードして終えられたことが大きかった。
そしてドルフィンズにとってアンラッキーだったのが、高いテンションを持続出来ていた中でJBが回転数が上がり過ぎて早々とテクニカルファウルを貰ってしまったことだろう。
それはこの試合を残念な形で方向付けしてしまうキッカケになった。
リードを保ちながらゲームメイクするということがとても大事だという事があらためて分かった。
前日と違う試合展開をジェッツ主導で作り出し、スコアが動いたことも選手たちに影響しただろう。
それでもドルフィンズは崩れずにジェッツを追い詰め続けていた。
痛かったのはJBが二度目のテクニカルファウルを取られ退場になったことだった。
JBには言い分もあるのだろうが、自身が既に1つ貰ってしまっていることを留意してもらいたかった。
もちろんJBの熱さは彼の最大の武器でもある。
かつて記事にして書いたが、彼の怒りが起爆剤になってアウェイで東芝(現川崎)相手に30点差から逆転勝ちしたことがある。
【以下その記事】
ジェッツ、JBの怒りで目を覚ます。喜べない大逆転勝利。 
だがこの日は裏目に出てしまった。
ジェッツはこれで冷静さをさらに保てるようになったと思う。
2試合ともドルフィンズの試合だったが、2つやらせなかったジェッツのこともさすがだったなと思う。
あまり褒められた部分があったわけではないが、ドルフィンズを舐めていた人もファンにはいただろうからあらためて勝つことが簡単ではないことを知らしめた価値があると思う。
勝つことを簡単だと思い込んで最後に痛い目を見たのが昨季なので、この2試合でそこを感じ取れたファンはレベルアップできるだろう。
嫌味な言い方だが、とても大事なことだ。
 
次は大阪エヴェッサ戦だ。
煽り動画ではダンカンが大阪は強豪になったと言っていたが、それは誤りだ。
以前から強く、幾度もやられている。
試合はいつも厳しい。
ブレックスとアルバルクとサンダースとサンロッカーズしかマークしていない人もいるだろうが、それは間違いだ。
全員で全力で一切油断なく戦わないと2つ負ける。
ドルフィンズ戦を全員が活かさないといけない。
 
千葉ポートアリーナということでTaposCoffeeに行ってきた。
だいぶジェッツファンにも知られているようで、昔から推してきた甲斐があったかなと思う。
マスターありがとうございました。
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2020年2月 2日 (日)

千葉ジェッツ、アクシデントも冷静に乗り切り10連勝達成!

2019-2020 B1リーグ 第21節 松江市総合体育館
1月31日(金) 島根スサノオマジック 79 - 90 千葉ジェッツ
2月01日(土) 島根スサノオマジック 64 - 79 千葉ジェッツ

 
3位浮上を果たした渋谷戦からたった一日あけただけで次の試合がやってきた。
ハードスケジュールがすごいが来週はウィークデーゲームがないので少し余裕ができる。
チームのコンディションを整える時間ができるのはチームにとっては助かるだろう。
その中で3位浮上、首位と2ゲーム差に詰められているのも大きい。

 
この週末、島根スサノオマジックとの2連戦を金曜日より挑んだ。
島根スサノオマジックにとって今月は苦しい状況に拍車が掛かる出来事が起きてしまった。
残念なことにこういうことばかりいくつものメディアでニュースとして取り上げられてしまうのは残念だ。
明るいニュースは三遠の河村くんの活躍だが、他のBリーガーは全く取り上げてもらえていないし、彼の活躍がチームの勝利に繋がっていないのも残念だ。
しかも彼は3月までのプレーなので、もっと他のBリーガーが取り上げられないといけない。
例のドラマに出てる選手についても全然話題になっていないよね。
しかもチームも結果を出していないし。
ラグビーは試合のダイジェストがスポーツ番組でもきちんと放送されている。
スポーツ中継が男子文化であるのは事実で、そういう意味でどちらかというと女子文化の色合いが濃いBリーグ(たぶん事実)が番組の制作陣(たぶん男性中心)にハマらないのだろう。
CMに出てるBリーガーいないのにラグビーは何人もいる。
これもBリーグの努力不足だと思う。

 
そういう話もさておき、各チーム、各選手は、まずは目の前の試合でアピールしていくしかない。

 
この2試合の島根スサノオマジックは河合HC代行のためにも、ホームのファンのためにもかなり気合が入っていたし、モチベーションも高かった。
守備ではジェッツの動きを捉えれていたとはいえないが、攻撃面で補おうという意志がしっかり出ていた。
ジェッツは前半にギャビン・エドワーズが足首を負傷してプレー続行不可能になるアクシデントが起きた。
それでも古巣対戦でもあったマイケル・パーカーが出ずっぱりに近いプレータイムの中でスコアを重ねてチームを牽引してくれた。
エドワーズの負傷の影響でゲームプランを修正しなくてはいけなくてなった中で苦戦した部分はあったが、やられた後も冷静に対応し序盤のリードを活かしながら逃げる展開に持ち込んだ。
この冷静さがチーム全体で共有できていたことがこの試合のカギで、力は自分たちが上で島根は攻撃に勢いがあっても守備で自分たちを捉えられていないことをしっかり把握していた。
ゲーム2でも立ち上がりに0-14と島根に走られたが、1Qラストは15-19と5点差に詰めて1Qの中で冷静に流れを取り戻した。
島根の気迫はホームアリーナの観衆に凄く響いていたが、ちょっと前のめりになり過ぎてシュートが時間が経つにつれて粗くなっていた。
ジェッツは西村文男が久しぶりにプレー。
冷静なゲームメイクなら看板のような彼は、猛牛をいなす闘牛士のようなプレーぶりで試合をジェッツに掴ませることに貢献していた。
彼が戻ってきたのは非常に大きい。
ジェッツとして派手ではなかった2試合だが、3Pが何本も決められているように見えてしっかり勝ちゲームをメイクしていた。
ファンから見えていた以上にチームは冷静だったのだろう。
ジェッツの冷静なゲームメイクの上に島根を乗っからせて試合をした。
島根は一生懸命プレーしていたけど、ジェッツのゲームメイクに乗っかって追いかける展開を強いられたので、疲労が溜まって次第に精度を落としていった。
だから、ゲーム2は序盤から飛ばして自分たちのゲームにジェッツを乗っけようとしたけど、1Qの内に射程圏に捉えられてこらえきれなかった。
追いかける展開ではギアを上げたままにしないといけないし、点差を詰めると突き放されるを繰り返されて島根は尽き果てた。
そういうゲームメイクをしたジェッツの巧さの勝利だったと思う。

 
これで10連勝を達成した。
だが、昨季、一昨季の大型連勝とハッキリとカラーの違う連勝のように思う。
ただ、真価が問われるのはここ2月からの2か月なので、そこでも崩れずに試合をしていけるなら、連勝が止まることがどこかであっても大丈夫だと思う。
我々ファンもチームをもう一段上の確信を持って、迷わずに応援することができたらと思う。

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2020年1月31日 (金)

接戦ながら必然の勝利。千葉ジェッツ、楽しみな強さ。

2019-2020 B1リーグ 第20節 千葉ポートアリーナ
1月29日(水) 千葉ジェッツ 91 - 83 サンロッカーズ渋谷
 
世界のバスケットボールファンが悲しい思いを共有させている。
バスケ界だけでなく、その他のスポーツ、芸能の世界でも彼への追悼が多く表明されていて、まるで世界中でロウソクが灯されているようだ。
アイルトン・セナが亡くなったときもすごい衝撃だったし、飛行機の事故だったがギタリストのランディ・ローズが亡くなった時も私は衝撃を受けた。
人の死はいつでも悲しい。
だが、自分の死を想像することは難しい。長く生きたいとみんな思うかもしれないが、実は長生きすることの意味を突き付けられる時期が来る。
生きるというのはかくも難しい。
 
よくわかんない話はこの辺にしときましょう。そのうち嫌でも実感するときはきます。
 
千葉ジェッツは昨年末から試合ごとに成長を感じさせる連勝を続けている。
勝つごとに成長してるのがよくわかる連勝は見ていて自信を貰えるので気持ちがいい。
ゆえに開幕で連敗し、天皇杯を制したサンロッカーズ渋谷を相手に迎えても正直怖さは感じていなかった。
そして予感を超えた現実がさらなる強い自信を皆に与えてくれたと思う。
 
6200人以上が詰めかけた千葉ポートアリーナは前回の秋田戦にあった試合開始直前まで入場待ちの列もなくスムーズに会場を満杯にして試合を迎えた。
サンロッカーズ渋谷は躍進を支えてきたセバスチャン・サイズ選手がベンチ外、石井講祐も欠場するなど少々意表を突かれた状況にあった。
それでもチームクオリティは彼らだけで支えているチームではない。
でなきゃ天皇杯を制することができるわけない。
 
試合は拮抗した展開ながら渋谷がよりスピーディに仕掛けて主導権を握って始まったように”一時”見えた。
ジェッツは序盤、渋谷に翻弄されているように安いターンオーバーを連発し、入りは決してよくなかった。
だが、渋谷に簡単に決めさせることも食い止めていたことで試合は拮抗した展開を保って動き続けた。
しばらくするとジェッツが渋谷のオフェンスムーブに対応できるようになってきて、渋谷が狙いたいスペースを消せるようになった。
これで試合は拮抗していながら、ジェッツが渋谷より自分たちの形を表現できる状況になった。
渋谷は両外国人選手が高い決定力を発揮したが、ジェッツは1Qで早くも5人がスコアしてチーム全体が好調であることを渋谷に見せて揺さぶった。
渋谷のオフェンスはジェッツのディフェンスがしつこく的確なマークを強めていくので、動けるスペースを探すようになっていった。
結果、時間を掛けて攻めなくてはならなくなっていった。
2Qにジワジワとジェッツが離していく展開になったのはジェッツが試合を握っていたからだ。
後半になってもその傾向は続いた。
3Q中盤にターンオーバーからの富樫→エドワーズライン、続くショットクロックバイオレーションからコー→富樫→コーのラインで9点差に広げた。
ここがこの試合のキーポイントになったと思う。
ここからの試合展開に今のジェッツの強さが詰まっていたように思う。
 
ここからの展開は非常に面白かった。
このまま突き放されない渋谷もさすがだったが、追い上げてきても要所で再び離していくジェッツの強さは見ていて気持ちよかった。
この試合、満遍なくコートに出た選手がスコアしてチームを盛り立てていた。
守っている渋谷には抑えどころが見つからない試合になっていたと思う。
その中でも私はコー・フリッピンが”ココ”というところで攻守で大きなプレーをして渋谷を精神的にも揺さぶったのがとても大きかったと思う。
他にも、ヒーローはダンカンでもあるだろうし、原くんでもあっただろう。
いろんな意見があるだろうがどれも正しい。
つまり、チーム全体が勝利に貢献していたからだ。
渋谷も高いチーム力を発揮していたが、満遍なく発揮はできていなかったし、ジェッツが発揮させなかった。
幾度となく渋谷は追い上げてきたが、その度にジェッツがパンチを返してくるので、最後まで渋谷にペースが渡らなかった。
ジェッツは硬い壁のような強さを渋谷に見せて、接戦ながら必然だったとも思える勝利を飾った。
 
ジェッツはこの試合に勝って渋谷を抜いて東地区3位に浮上した。
この試合は開幕時の不調からジェッツが昨季よりも成長していることを見せた意義のある試合だったと思う。
首位も射程圏内に入ってきて、2月を好成績で乗り切れば3月初めには首位に並べる可能性も高くなったと思う。
いよいよ面白くなってきた。
今季終わった時にどんな強さを身に付けるのか楽しみだ。
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2020年1月28日 (火)

河村勇輝と千葉ジェッツ再び。猛き若武者の糧になる経験を。

2019-2020 B1リーグ 第19節 豊橋市総合体育館
1月25日(土) 三遠ネオフェニックス 56 - 75 千葉ジェッツ
1月26日(日) 三遠ネオフェニックス 65 - 91 千葉ジェッツ
 
まず、コービー・ブライアント氏のご訃報に接し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
多くのファンに夢を与えていただき、とても残念な思いです。
 
 
 
今回は水曜日に試合がすぐ来るのでボリュームは少し抑えて。
 
アウェイの多い1月はジェッツは東西南北を転戦しているが、ここまで負けなしで来ている。
今節はアウェイで三遠ネオフェニックスが相手であった。
 
三遠は現在中地区6位であるが、今季ここまで3勝しかでていない泥沼状態が続いていて、非常に厳しい状況にある。
だが、ここにきて明るい話題が舞い降りてきている。
天皇杯でジェッツと対戦した高校バスケの強豪、福岡第一高校3年の河村勇輝くんが特別指定選手として加入することになった。
記者会見でも学ぶためだけに来るつもりはなく、プロの選手たちに交じっても自分はやれるという強靭な自信を備えているようだった。
そして、デビュー戦がよりによって千葉ジェッツというのも偶然には思えない。
河村対富樫という絵ができあがり、かくして、対千葉ジェッツ戦はゲーム2では今季最高の3,846人の観客動員を達成した。
 
注目の2試合のゲーム1は予想外の出来事が起きて、河村勇輝が持っていることをいきなり証明してしまう。
三遠のスタメンのPG、鈴木達也選手が開始直後に腰を痛めてプレー続行不可能になった。
河村勇輝はPGの2番手に押しあがり、1Q6分過ぎに登場していきなりFTを得てスコアをあげて最年少得点記録を更新した。
そして1Qラストにはジェッツゴール下でボールを貰うとドリブルで一人で走り切り、二人のデュフェンスをかいくぐり、躍動感と技術に溢れたレイアップを決めて見せた。
これで勢いを得た三遠は2Qにジェッツを圧倒して逆転。7点差をつけて折り返した。
前半のジェッツは正直ショット精度が甘く、自分たちで自分の首を絞めているようなところがあった。
だが、そのままで終わらないのが今のジェッツであり、ハーフタイムを挟んでリセットしてきた。
3Q開始3分で逆転するとそのままリードを広げ24点をスコア、さらに三遠を7点に抑えて10点差をつけて4Qを迎えた。
後半の失速はここ最近の三遠の負けパターンで、河村選手も抑え込まれた。
3Q逆転されると三遠の”大人の”選手たちは明らかに意欲が減退したように見えた。
それはミスをしたときのカバーする動きにあからさまに表れた。
せっかくの河村選手の意欲が無駄になってしまった。
 
ゲーム2はそれが1Qから表れた。
ジェッツが前日の課題をしっかり修正して試合に入った事で6分過ぎには早くも14点差をつけた。
三遠はただ一人を除いて、戦う気持ちを早くも折られたように見えた。
河村勇輝くんは、孤軍奮闘でジェッツに牙を剥いて戦っていた。
だが、出場した選手全員が6点以上あげた全方位からスコアしたジェッツは河村くんに手を焼きながらも冷静さを失わず、取られても取り返すを繰り返した。
ジェッツのスペックの安定感と昨日からの修正力の高さは見事だった。
河村くんに主役を奪われたが、それくらいでは揺るがなかった。
 
河村君は見事だったが、三遠にとっては今後彼に何をお土産に持たせてあげられるのかも課題になるだろう。
彼が客寄せパンダでもなく、お得な助っ人でもなく、チームの救世主になれる存在であることが証明された。
だが、救われる側が救われたいという意地を見せなければ救世主は必要とされない。
東海大学のコーチにウチの練習に無理にでも来させた方が良かったと言わせないよう、プロとして彼に大きな成長の糧を上げて戻してあげてほしい。
少なくともこの2試合で河村くんに与えたものはジェッツからの方が多かったと思うよ。
ジェッツ戦があるから三遠を選択してくれたのならうれしいね。

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2020年1月17日 (金)

進化目指す千葉ジェッツ。内外のライバルと競い勝て。

2019-2020 B1リーグ 第17節 千葉ポートアリーナ
1月15日(水) 千葉ジェッツ 96 - 75 秋田ノーザンハピネッツ
 
今回の天皇杯はサンロッカーズ渋谷が優勝した。
石井講祐は個人として4年連続で優勝したことになる。これは凄いですね。
ここ3年間、天皇杯を制した後の千葉ジェッツは快進撃でリーグ後半戦を盛り上げている。
サンロッカーズ渋谷も後半戦を盛り上げて上位をいじめてくれるとありがたい。
で、早速期待に応えてくれているのでジェッツとしてここに乗っからないわけにはいかない。
 
3年ぶりにやってきた天皇杯期間のお休みは私にとって久々のお休みでもあり、結構有意義に過ごせた。
それは千葉ジェッツにとってもそうだったようで、この試合その一片が見られたようだ。
 
秋田ノーザンハピネッツはハードなファーストプレスからのディフェンスが印象深い。
3年前だったか?同じポートアリーナでウィークデーの対戦があって、その時1Q開始直後から激しいプレッシャーを掛けてきた記憶がまだある。
あのときから体制もだいぶ変わったが、この日もプレスを仕掛けてきた。
秋田にとって、これがハマって試合をリードしてスタートできるかが勝敗を分ける。
逆にジェッツにとってはそれを剥がして先に走れれば有利に試合を進められる。
先に決めたのはジェッツ。原修太が3Pを決めた。
まだ始まったばかりだったが、これで楽になったなと私は思った。
その後、互いにターンオーバーが多くて自分たちの時間帯が長くならなかったが、試合を掴んでいたのはジェッツだったと思えていた。
それは前を走っているのがずっとジェッツだったこと。
オフェンスではミスもあったが、それでもディフェンスに引きづることがなかったこと。
まずディフェンスからのマインドは終始徹底されていてディフェンスからやり直すスタンスを守り続けた。
するとオフェンスの形が豊富ではなく、アウトからの3Pが決まらない秋田はディフェンスの流れをオフェンスに繋げられず、追いかけ続ける展開に疲れていった。
秋田は外国人選手らビッグマンが3Pを打たない(打てない)し、ジェッツが古川選手をしっかりマークしたことで細谷選手以外の3Pを封じた。
2Qは互角のスコアであったが、ターンオーバー数が圧倒的に秋田の方が多かった。
秋田が一生懸命プレスして試合を掴もうとしたが、ジェッツはそれをいなして常に前を走り続け、秋田のマインドにオフェンス意識という揺さぶりを掛け続けたのだと思う。
実は、かつて見た秋田の記憶があったからだと思うが、私にはこの日の秋田のプレスは3年前ほどではないなと感じていた。
そして、表皮(アウトエリアでのディフェンス)は堅いが、中身(エリア内・インサイドのディフェンス)は柔らかいということも感じていた。
富樫や原修太らがファーストディフェンスをピックアンドロールなどでかわして中に入ると、意志統一や約束事が緩くてすぐズレができて人が集中して外にフリーができたし、中の当たりも受け身になると弱かった。
だから、点は取りたいときに取れると思えた。その通りだったから3Qに34点も獲れたのだと思う。
そしてそれらの状況に加え、ジェッツにそういう状況で自信を持たせた土台になったものがあった。
それは試合レポート記事で知った天皇杯に出ていなかった期間に練ったオフェンスの形だったのだろう。
そこで練ってきたことが試合で活きたんだと思う。
晴山ケビンが生き生きしていたのも決して偶然ではなかったのだろう。
天皇杯があったはずの一週間をジェッツはとても有意義に過ごしたのだと確信する。
 
この試合での千葉ジェッツは明らかに昨年12月末のころより進化していた。
それは同じように時間が与えられていた秋田都の差をより広げていたと思う。
天皇杯は逃したが、ここ3年間と同じようにジェッツも後半戦を盛り上げていくと思う。

しかし、この天皇杯があった一週間で強大なライバルも動き出している。
ラグビーだ。トップリーグが開幕したのだ。
2万人以上の動員を果たした試合もあった。
そして3月までのリーグ戦はどのカードもチケットがほぼ完売状態になっている。
まるでJリーグのスタート時のようであり、Bリーグのスタート時にはなかった状況だ。
W杯のような国際舞台で結果を出すことの重要性がわかる。
そしてこのままではラグビーはあっという間にバスケを抜いて置き去りにするだろう。
共に日本のスポーツを盛り上げていきましょうとか言える立場ではなくなる可能性もある。
バスケ、もっと頑張ってからそんなこと言えよとか言われても仕方なくなるってこと。
そして、ラグビーは新リーグがスタートすることが発表された。
そうなればバスケからラグビーへパートナーさんの援助が動く可能性だって高い。
つまりお金だ。
そうなればバスケはじり貧になりかねない。
お金がなければいい選手の獲得も、ハイレベルなエンタメもできなくなっていくだろう。
ジェッツだったらSTARJETSの人数が減るかもしれないよね。
だから、危機感を持ってもっとバスケ頑張らなきゃ。
自分の手元でバスケを楽しめればいいなんて人もいるだろうけど、それすら揺らぐことだってありえる。
外の世界は思っている以上に動いている。
戦う相手は同じ競技内だけじゃない。
だって天皇杯バスケを取り上げたスポーツ番組どれくらいあった?
高校サッカーの決勝は5万6千人も観客が入ったのだ。
戦わないと先はない。
この日の試合は平日でも5千人以上入ったが、この先もずっとこのままなんて当たり前に思ってたらダメ。
マイナースポーツに戻ったらもうメジャーにはなれない。
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2020年1月13日 (月)

2020年のヴォルティスが準備中。今季のリカルドマジックは何?

新年となり、徳島ヴォルティスも加入退団が進み、新しい体制が見えてきました。
本日時点で公式サイトから得た選手についての情報を集めてみました。
漏れがあるかもしれませんがご容赦ください。
 
【OUT】
ヨルディ バイス →京都サンガ
梶川 裕嗣 →横浜Fマリノス
野村 直輝 →大分トリニータ
内田 裕斗 →サガン鳥栖
杉本 竜士 →横浜Fマリノス
鈴木 大誠 →FC琉球(期限付き移籍)

【契約満了】
シシーニョ
ウリンボエフ
永井 堅梧 →ギラヴァンツ北九州
井澤 春輝 →鹿児島ユナイテッド

【IN】
垣田 裕暉 ←鹿島アントラーズ
榎本 大輝 ←名古屋グランパス
浜下 瑛  ←栃木SC
西谷 和希 ←栃木SC
梶川 諒太 ←東京ヴェルディ
杉森 考起 ←名古屋グランパス
瀬口 拓弥 ←カマタマーレ讃岐
上福元 直人 ←東京ヴェルディ
島屋 八徳 ←サガン鳥栖(完全移籍)
川上 エドオジョン 智慧 ←SC相模原
ドゥシャン ←横浜Fマリノス
武田 太一 ←早稲田大学

 
以下内定
森田 凛 ←徳島ユース
安部 崇士 ←中央大学
奥田 雄大 ←鹿屋体育大学
吹ヶ 徳喜 ←阪南大学

【契約更新】
ジエゴ
石井 秀典
岩尾 憲
河田 篤秀
清武 功暉
福岡 将太
藤田 征也
鈴木 徳真
松澤 香輝
長谷川 徹
押谷 祐樹
田向 泰輝
岸本 武流
渡井 理己
表原 玄太
佐藤 晃大
内田 航平
小西 雄大
秋山 拓也
久米 航太郎

 
各ポジションの昨季の主力を抜かれたのは痛かったです。
もちろん昨季のヴォルティスは特定の誰かが突出していたチームではませんでした。
全員が高いレベルで噛み合い、互いの良さを引き出していたことが強さの理由でもありました。
だから更新してくれた選手の存在も大きいです。
新しいシーズンもそういうチームの新たな強さを築き上げていくでしょう。

昨季終盤レギュラーが抜けたポジションに誰が入るかは競争となりますが、更新した選手の中で軸になる堅い選手が何人か考えられます。
筆頭はもちろん岩尾憲でしょう。
そしてFWは河田篤秀。
攻撃的ポジションでは渡井理己。
そして中盤を広くこなせて、岩尾以上の存在になってくれるかもと思っている小西雄大。
小西は岩尾と組ませたボランチも、前目、サイドも任せられる存在になったように思います。
昨季はまだベンチスタートや下げられる可能性を感じる部分もありましたが、さらに経験を積むであろう新シーズンは不可欠な存在になるのではと思います。
しかし、彼らも激しい競争にさらされるでしょうし、リカルド・ロドリゲス監督が誰かにポジションを確約するとは考えられないので、もしかしたら岩尾でもベンチに座らせる誰かが台頭するかもしれません。
 
ウィング・サイドとディフェンスライン、GKは今は予想がつかないです。
FWは河田と誰かを組ませるのか?3トップ気味の2シャドーで支えるのか?それとも違う形をリカルド・ロドリゲス監督が考えるのか?
リカルド・ロドリゲス監督はシーズン中で最適ポイントをみつけていく人でもあると思っています。
だから、予想の上をいく面白いポイントを新シーズンでも見つけてくれるんじゃないかなと期待しています。
あと外国人選手、それもFWで楽しみな選手を見つけてきてほしいなと強化部にも期待したいです。
早稲田大から加入する武田くんは昨年は大けがもして開幕時にコンディションが戻り切るかはわかりませんが、怪我をする前は大学サッカー界ではトップを競うFWでした。
シーズン中盤以降で抜き出てきてくれるのを期待しています。
  
そして徳島の地元の支援、サポーターの応援もさらに大きくなるように。
昨季プレーオフのホーム2試合の声援やコレオは素晴らしかったですが、まだ座れる席があったのでもっと多くの人が開幕から毎試合来てくれるように。
 
昨季は序盤は中位でもたついてしまいましたが、後半は記録的連勝で順位と調子を上げていきました。
プレーオフがというより横浜FC戦に勝てなかったことが痛かったなと思います。
でもプレーオフでのホーム2試合の盛り上がりもリカルドマジックだったのかなと思います。
最後の最後でマジックが開かなかったのは残念でしたが、今季はさらに大きな想像を超えたリカルドマジックが開くように期待しています。

 

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2020年1月 6日 (月)

2020年初戦は価値ある連勝。千葉ジェッツ、成熟の高みへ。

2019-2020 B1リーグ 第16節 駒沢オリンピック公園総合運動場体育館
1月4日(土) アルバルク東京 65 - 73 千葉ジェッツ
1月5日(日) アルバルク東京 64 - 72 千葉ジェッツ
 
 
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
信念を曲げることなく自分の見て感じたことを書き連ねていこうと思います。
 
新年最初の2連戦を迎えた。
相手はジェッツの越えるべき山、アルバルク東京である。

新年一発目で新年を左右する可能性のあるビッグゲームを迎えてスタートすることになった。

ここをよい結果で乗り切れば天皇杯が無い分、コンディション、連携など様々と整える時間が得られる。
 
ジェッツも怪我人が多いが、アルバルクも主力に怪我人が多い。
小島選手が大きな負傷を負い離脱し、この試合では田中選手もハムストリングの負傷により欠場。
今季は選手の入れ替わり激しく、特別指定選手も起用している。
しかし、ここまで持ち前の地力もあって東地区2位とつけている。
今のジェッツにとっては非常に難しい相手だ。
それでもここを乗り越えられるか、乗り越えられないかは天国と地獄を分ける可能性もかなりある。
 
ゲーム1。
1Q5分までは競り合っていたが、そこからジェッツが前に出てリードを奪った。
その後は2Q終わるまではジェッツがアルバルクの前を走っていた。
たぶんこの試合でのポイントになったのが両者の現状を鑑みた中で、先に前を走るということが与える優位が大きかったと思う。

特に12人のベンチ入り選手の中で8人で戦ったアルバルクはその影響をより大きく受けたと思う。

1Qをリードされ立て直す必要があったアルバルクは2Qにギアをあげた。
その結果、同点で折り返せたが、パワーをジェッツ以上に使ってしまったのだと思う。
 
ジェッツは相手の強さをよくわかっていたこともあり、リードしながら前半を戦えたことが大きかったと思う。
2Qに追い上げられても想定内だったのだろう。
そして全員が同等に理解して戦えていたように思う。
何よりこの試合でのアルバルクの調子を前半で正確に理解できたのではないだろうか。
田中選手も欠いたこの試合では大黒柱のカーク選手への依存度が必然と高くなったが、この試合のカーク選手は攻守で本調子ではなかった。
特にディフェンスでの精彩の無さは試合を大きく左右したと私は思った。
これが2つめのポイント。
この日のカーク選手はエドワーズにディフェンスで押されたり、抜かれたりしていた。
一番印象に残ったのは、原くんとエドワーズの連携からミスマッチとリング下を空けてエドワーズに決められたシーンだった。
直後に巻き戻して見直したほど、このシーンでのカーク選手はボーっとしてしまっていた。
その後、オフェンスでは後半バスカンを何度か奪ったりしたが、ディフェンスでの精彩は戻らなかった。
ジェッツは前半でイケると確信できたのだと思う。
前半終了直前に、同点に追いつかれもしたが、冷静さを保って後半の戦い方を確認できたのではないか。
後半、原くんが菊地選手にアンスポを喫した場面はこの試合を象徴していた。
正直怪しい判定だとも思ったが、ファウルを受けた直後にレフェリーに確認している原くんに笑みがあった。
あの瞬間にバスケの神様はジェッツを勝者に選んだのだろう。
直後の菊地選手のFTが2本外れたことからもそう思う。
勝者には勝者たるに相応しいモノが必要なのだ。
 
3つ目は藤永、コー、メイヨらが攻守で存在感を確立してきたことだろう。
藤永は看板のディフェンスだけでなく要所で走ってスコアを上げてもいたし、コーはファウルも減ってきたしプレーにも狡猾さが増して力づくが減っている。
メイヨがダンカンのコンディションの穴を埋める以上に相手の脅威になりだしている。
 
後半の戦い方はチームとして今季最高の安定感と統一感だった。
準備してきた戦い方がしっかり表現できていたのが大野さん、選手たちのコメントからも感じられた。
結果も大きな成果だったが、内容はさらに大きな成果だった。
 
ゲーム2。
こちらも基本的にゲーム1と同じベースだったが、互いのミスが前日より減ったことでより堅い試合になった。
その中で試合を左右したのはジェッツのダンカンと、アルバルクのマチュワン選手の出来の差だったと思う。
そしてジェッツの選手は冷静だった。
昨日のようにスキを与える機会は少なかった。
そして前半終了間際に逆転を許しても最後のプレーで富樫が決め返してリードして終わる展開。
自信が昨日以上に感じられる戦いぶりが3Qにアルバルクを一桁で抑えリードを広げるビッグQを作らせたのだと思う。
4Qは追い上げを喰らい、エドワーズとパーカーがファウルを重ねて窮地になりかけもしたが、そこでも盛り返してアルバルクを断ち切った。
昨日は原くんが喰らったアンスポを今日は菊地選手が喰らう展開になったのも印象的だった。

アルバルク相手にアウェイで連勝という大きな成果を得られたことは大きい。
ここから2月末までの2か月弱は今季のジェッツにとって最も重要な期間になるだろう。
ここで内容やチームの成熟度をどこまで高められるか大きく期待したいと思う。
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2019年12月30日 (月)

学ぶ時期の卒業を。そして千葉ジェッツのさらなる広がりへ。

2019-2020 B1リーグ 第14節 ブレックスアリーナ
12月25日(水) 宇都宮ブレックス 82 - 79 千葉ジェッツ
 
2019-2020 B1リーグ 第15節 船橋アリーナ
12月28日(土) 千葉ジェッツ 70 - 74 新潟アルビレックスBB
12月29日(日) 千葉ジェッツ 91 - 66 新潟アルビレックスBB
 
 
2019年最後をいよいよ迎えた。
いろいろなことがあって本当に今年は大変忙しかったが、サッカーであれ、バスケであれ、オリンピックやラグビーなどスポーツが楽しかった一年だった。
楽しいというか、充実感で溢れたという感じだ。
イエーイなんて感情を出す歳でもないし、勝ってもその瞬間から次の試合にスッと切り替わってしまうのは相変わらずだが、それでも振り返ると今までの年の中でも大きく充実していたと思う。


 
この一年の千葉ジェッツは転換期で、オフを挟んでの新旧シーズンでアップダウンが大きかった。
昨季は記録ずくめの中でリーグチャンピオンだけ逃し、それを目指す会社として新体制は今のところ成長過程にある。
いつだってうまくいくわけじゃない。こういう苦しむ時期は必要だ。
今までうまく行き過ぎた中で、自分たちが周りからどう見えているかを客観視できる貴重な機会でもある。
今季が成功といえるシーズンになるかはリーグチャンピオンになれるかとは別の観点で評価されてもいいのではないかと今は思っている。

 
成長は学びと反映がサイクルであるべきだ。
PDCAも近い考え方にあるが、ビジネスでのそれと競技スポーツでのそれは土台が違うので難しさは異なる。
相手があって競い合った結果、勝ち負けが付く。
コントロールできない部分は多々あるから成長はしていても必ずしも数値に出ない場合もある。
ここ3試合はそういう部分を象徴していたように思う。

 
25日のブレックス戦は当初から困難な試合になるだろうと思っていた。
現時点での双方のチーム状態は差が大きいからだ。
だが現時点でのそれが最後を既に決めているとは思わない。それは昨季のお互いを比較すればわかること。
だからこの試合の勝算が低くても今このタイミングで戦っておくこと自体が重要だったと思う。
ここで学ぶことは年を跨いだ先できっと重要なポイントだったと感じるだろう。
もっと厳しい試合になるだろうと思ったが、予想通りだった部分と、予想外だった部分があって、どちらかというと後者の方が大きくて満足感のある試合だった。
特にコー・フリッピン、ニック・メイヨが攻守で存在感を発揮していたのが目立っていたし、開幕当初はなんだかんだと的にされていた晴山ケビンも安定感を増してきた。
怪我人が多い中で彼らに頼る部分は大きいが、それがこの先にとって大きな力になるだろう。
リードを詰めても離されると繰り返す現時点での力関係を象徴した試合だったが、3点差で終わったことは未来を暗示している気がする。
それがどういう未来かははっきりしないけど、今はその方が面白い。

 
ホームに戻ってきて今年最後の2連戦を迎えた。
相手は新潟アルビレックスBB。中地区で成績はともかく2位を激しく争っている。
ダバンテ・ガードナーを移籍で失った今季は新しいフェーズへと移ろうと苦しんでいる。
そういう意味ではジェッツと似ている。
彼らも必死になっている。
それをこちらが試合前に感じ切れていなかったことがゲーム1の負けを招いた最初の原因だと思う。
勝って当たり前の相手だろうと思っていた人が決して少なくないはずだ。
私もそうだ。
もちろん、力をキチンと発揮すればその通りの結果になるのは可能性は高い。
ゲーム2はそれを表現していたと思う。
それを今この2試合を振り返ってみた時に思う。
そういう意味で、ゲーム1終了後に憤っていた自分には反省しないといけない部分は多々ある。


但し、私はゲーム1を今でもとても残念に思っている部分がある。
ディフェンスは試合を通じて質が高く安定していたのにオフェンスでミスが多すぎて流れを台無しにした。
一番残念だったのは、まだ勝てる可能性があって、この試合一番戦っているように見えた原修太が土壇場で3Pを決めたりもした。
ここ一番で富樫勇樹に頼るのは現状仕方ないし、これがジェッツ劇場の重要な武器であることも考えれば当然だ。
ジェッツの今があるのは富樫勇樹のおかげだし、ジェッツ劇場の主役であり、その役の期待に応えてきてくれた。
だが、それも周囲を彼を知り尽くしたチームメイトで支えてきたからだ。
最後のラインナップが新加入3人を含めた布陣であったこと。
まだエドワーズや田口らが使えたと思えたのに、起用しなかったことは何故なのか?
大野さんには疑問を感じるし、それ以前に上手くいかないことに落ち込んだようにベンチで下を向きそうになっている選手たちは戦う気持ちがあるのだろうか?と。
悪い流れに疲れ切ってしまったようになったジェッツがとても不甲斐なく見えた。
先週も、その前にも負けそうになった試合をどうにかOTに持ち込んで勝ちに持っていった。
だが、この試合では疲れ果ててしまったのだろうか?
必死で戦って連敗を止めようとしている新潟に試合が終わる前に気持ちを閉店させてしまったようだった。
負けそうな試合を試合前に負け試合にしてしまった。
あれじゃ勝てないし、もし富樫が最後の3Pを決めたら、そのあとどうする気だったのか。
ここまでOTにしながら勝った試合はいくつもあった中で積み上げたものがあったのかすら疑問に思えてしまうような負け方。
あれで勝てたとして、それが次にどう繋がったのだろう。
負けそうで勝ち切っていたのに、とうとう我慢できなくて負けを選んでしまったような。
あの試合は負けなくてはならない試合になってしまった。
それはとても応援者として残念なことだ。
応援に意味を失うからね。
勝たせるために応援するのであり、勝たせることができないのは応援ではないと自分は確信して応援しているから。
ジェッツの応援をガチで始めたチーム2年目以降ずっとそうだよ。
だから、そのキャリアの中でも特に残念な試合だった。

 
ゲーム2。
ダンカンが復帰して、プレーする喜びを体現してくれていた。
中央に躊躇なくカットして躍動することでチームの、アリーナを鼓舞していた。
負傷明けでまだ不安もあっただろうに、エドワーズが早くファウルを重ねたことで早く出番が回ってきたし、彼もすぐにファウルを貰ってしまったが、怯むことなくジェッツの強さを体現してくれた。
昨日も良かったディフェンスはこの日はさらにアグレッシブになった。
こぼれ球を拾われることもあったが、必死さが相手を上回っていたし、簡単にはやらせなかったことで相手は次第に疲れていった。
メイヨは試合に出なかったが、コーやケビンは信頼感を高めているし、楽しそうだった。
コーがファストブレイクからのイージーショットを外しても直後チームのベンチは笑顔にあふれていた。
昨日は負けてよかったのだと思わせるくらいチーム全体の気持ちが前に力強かった。
もちろん、昨日の負けは取返しのつかない一敗でもあった。
そして、チームがこれで強くなったとも確信していない。
学んだことは確かだが、もうこういうことを繰り返していい時期ではない。
学んでも忘れてしまっているのでは意味がない。
怪我人が多いとはいえ、ゲーム1みたいな試合は論外である。
それはハッキリという。
それこそ、昨季からは何を学んだの?と。
だからゲーム2でできたような修正をゲーム1の試合中にできるようになってほしいし、できると思う。
勝負も大事だけど、そういうクレバーな部分も成長させてほしい。
やらかして学んでは何度も繰り返すと愚かでしかない。
そんなチームであってほしくないし、そうじゃないと思う。

 
千葉ジェッツは競技だけでなくプロスポーツチームとしてバスケ界以外にも注目を、スポーツ界の外にも注目を浴びている。
来年1月にはテレビ東京の「FOOT×BRAIN」でも紹介されるそうだ。
この番組はサッカー界以外からの「知」も取材し、サッカー界の可能性を広げようというテーマを持った番組でもある。
そういう番組がバスケ界にないのは残念なことで、そういうところで紹介されるということはジェッツは先端を走らないといけない義務があると思うんだよね。
Numberみたいなコアスポーツ誌にももっと取り上げられたいよ。
たぶん読者層がBリーグのファンと重ならないと思われてるからじゃないかと思うけど、そんなことないと思うんだ。
だって、ここのところの低調ではあるけど、その代わりいろいろなチームについて意見がSNSなどで飛び交っている。
楽しさだけでなく考える千葉ジェッツが育ちつつあると思う。
それはとても楽しみな変化だし、バスケ界を変えることにもつながると思う。
ファンが多ければ、そういう場も拡大していくと思うしね。
競技だけでなく、経営だけでなく、エンタメだけでなく、ファンの知でも世界を広げていければいいなと。
そのためにも千葉ジェッツにはもっと頑張ってもらいたいし、もっと可能性をいろいろなところで広げてほしい。
だから、やらかして学んでというのを繰り返すのはそろそろ終わりにしてほしい。

 
でも最後にいっておきたいこともあって、千葉ジェッツには与えてもらった感動や熱がもの凄くあり本当に感謝している一年であった。
来年もその先も付き合っていく気でいるし、ついてこいと訴えてきてほしい。

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2019年12月24日 (火)

怪我人続出の千葉ジェッツ、我慢と新戦力と絆で掴む勝利。

2019-2020 B1リーグ 第13節 船橋アリーナ
12月21日(土) 千葉ジェッツ 100 - 94 横浜ビー・コルセアーズ
12月22日(日) 千葉ジェッツ 111 - 74 横浜ビー・コルセアーズ
 
 

2019年も残すはわずかになりました。

しかし、バスケは年末年始もリーグ戦がある。
元旦にリーグ戦がある年もあったが、そのなると選手やその家族は年末年始は帰省とか大掃除とかどうするんだろうと思ったことがある。

そういうところはバスケって文化の違いなのだろうか?

 
今節の相手は横浜ビー・コルセアーズ。
bjリーグ時代の同期だ。

ジェッツとはいろいろな縁があって、昨季ジェッツに在籍したアキ・チェンバースがプレーしているし、チア同士の交流も松田さんがビーコルの元チアディレクター(だったと記憶)という縁で互いの試合に出張することが何度かあった。

横浜はbjリーグ時代に一度王座を得ているが、それ以降は低迷が続いている。何故B1に選ばれたのかも正直言って疑問なのだが、理由は浮かばないわけでもない。昨季はB2のリーグ結果に助けられるようにB1残留を果たしている。今季も外国人選手が負傷で退団したり、コート外でドラマに選手が出るなど、あいかわらず迷っているなというのが正直な印象だ。成績も中地区2位に付けているが、勝敗は大きく負け越していて、中地区の状況に助けられている面は大きい。

ここ3試合は川崎、アルバルクと連敗中で、背後に富山も近づいていてここで負けるとワイルドカード争いからも脱落しかねない。
この2試合はとても重要なはずだった。
 
ジェッツはBリーグ以降は一度しか負けていないし、内容もかなり圧倒している試合が多い。

しかし、互いの差は昨季まではかなりあったが、現状のジェッツは怪我人も多く、決して楽な相手ではない。

 
ゲーム1
スタメンに富樫勇樹ではなく藤永佳昭を起用してきた。
富樫の怪我を考慮してのことだが、藤永はこの2試合は本当に頑張ってくれた。

頑張りすぎてファウルがかさんで富樫にプレーさせてしまった部分を除いて。

 
それからこの試合からジェッツ初めての特別指定選手として東海大のPG大倉颯太くんが加わった。
大倉くんは当初練習生として東洋大の4年生ラシード・ファラーズくんと共に練習生としてジェッツに参加した。
だが、ジェッツの怪我人事情により特別指定選手として登録されることになった。
大倉くんはこれまで各年代カテゴリーの日本代表に選ばれてもいる次世代のスター候補で現在2年生だが、1年生時から活躍して東海大学のいくつものメジャー大会での優勝に貢献している。
大学在籍中の優秀な選手はこれまでアルバルクやサンロッカーズに特別指定として加わることが第一みたいになっていたが、今回ジェッツに加わってもらえたことはバスケ界にとって大きな変革の一歩になるように思う。
できれば卒業後はジェッツに加わってほしい。
その大倉くんが西村文男の穴をしばらく埋めてくれることを期待されているが、彼もこの2試合では大活躍してくれた。
 
試合の入りはジェッツにとって願っていた展開だったと思う。
しかし、横浜のサザランド選手が無双で、前半だけで21PTSを上げていた。

痛かったのは前半最後のプレーでブザービーターとなる3Pを決められたことだ。ゲーム2でもそうだった。

これがこの試合が簡単には終わらないと予感させたモノで、後半もサザランド選手をどうにかできなかったことで4Qの危機を招いた。
ジェッツはダンカンが前半中に負傷して後半はプレーできなくなる緊急事態を迎えた。
パーカーが後半は出ずっぱりで穴を埋めてくれたが、4Qに横浜は勢いをあげる。
5分近くジェッツが無得点に抑えられ、残り3分ほどで逆転を許した。
エドワーズもファウル4となり、非常に厳しい状況に追い込まれたが、ここから田口、パーカーの活躍で持ち直した。
それからエドワーズがファウルできない状況下でよく我慢してくれたことも大きかった。
確かにディフェンス強度が落ちて、アキ・チェンバースにやらせてしまい試合をクローズできなかったが、それでもエドワーズがいるいないは試合の結果に影響していた。
試合はオーバータイムへ。
開始早々にパーカーがバスケットカウントを奪うショットを決めてリードすると、横浜はビッグマンのベクトン選手がファウルアウト。
サイズ的にジェッツが有利になったことで、リバウンド争いにも優位に立てるようになり、修正力と実行力が最後はモノを言った。
ガマンして勝てたというのがオチの試合だったが、大倉くんも出場して3Pを決めるなど、全員で苦境を耐えてつかんだ勝利だった。
4Qで逃げ切れたら良かったのだが、現状ではそこまでのコンディションではないということだ。
 
ゲーム2。
今日も厳しいぞと思わせた試合を予想外に一方的にしたのはジェッツの修正力と地力がまず第一だったと思うが、横浜側にも理由があった。

この日ベクトン選手に代わって出場したマクドナルド選手が大外れ。

攻守で試合のスピードに付いていけず横浜の足を引っ張ってしまった。
ジェッツは意図と勇気が籠った鋭い攻めるパスと動きが積極的で、時々ミスにもなっていたが、強気の姿勢が横浜を受け身にさせていた。
サザランド選手はこの日も活躍していたが、上記のマクドナルド選手も含め、他の選手がジェッツの勢いの前に集中力が落ちてしまい昨日の姿とは全く別だった。
どちらが強いチームか?は実はゲーム2に表れると自分は思っているが、この試合はその典型的な試合だったと思う。
連敗中にこういう試合をしては自分たちのファンには大変失礼だろう。
思っていた以上にアウェイのファンが少なかったのは決して偶然ではないだろう。
ジェッツは終盤は大倉くんが見事なスティールからトドメのファストブレイクを決めた。
ダンクに行かずに先輩たちに総突っ込みを喰らっていたが、こういう優秀な若い選手が来てくれるのはジェッツの新たなレベルへの進歩だろう。
結果は順当で、4Qには大倉くんを長い時間プレーさせあげることもできて観客にとっても楽しかったと思う。
 
この日は千葉商科大学の学生たちが試合を盛り上げてくれた。
彼らとジェッツはずっと強い絆で繋がっていて本当に頼もしい存在である。
ジェッツの土台といってもいい。
これからも共にありたい。
 
ジェッツは怪我人が試合ごとに増えていく状況である。
メイヨも試合中少し傷んでいた。
それでも2連勝できたのはやはり地力があるからで、横浜との大きな差だと思う。
水曜日にはブレックスとの試合があり、厳しい試合になるのは間違いないと思うが、全員の地力を結集してブレックスの流れを止めてほしいと思う。
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