千葉ジェッツのバスケを見せてくれ。
B1 第31節 LaLa arena TOKYO-BAY
4/12(土) 千葉ジェッツふなばし 68 - 70 サンロッカーズ渋谷
4/13(日) 千葉ジェッツふなばし 68 - 55 サンロッカーズ渋谷
シーズン終盤が近づいてきた。
チャンピオンシップ出場という最低限の目標はどうにか見えてきた。
会社としてはホームでの開催権を獲得したいところだったが、アルバルク東京との大一番は2連敗したことで非常に難しくなった。
しかも富樫勇樹が負傷したことで、チーム状況はさらに厳しくなった。
ここにきて負傷者が多すぎるのは痛い。
だが、今のジェッツには瀬川琉久という希望の星がいる。
それが救いになっている。
少なくとも今期はだが。
富樫の不在はここのところプレータイムをあまり得られていない小川麻斗にとってもチャンスである。
そして覚醒が待たれていたマイケル・オウがAlmostFamousのも朗報だ。
今ないモノを嘆いても仕方ない。
未来を決めるのはいつだって自分だ。
やるだけだ。
ただ、やりきるためにも土台になる部分は強固でなくてはチャンピオンシップは戦えない。
残念なことだが、今季の千葉ジェッツにはこれが千葉ジェッツのバスケというものがここに至ってもぼやけている。
ハードな守備から走る、がジェッツが自分たちに掲げたスタイルの原点のはずである。
だが、今季それは徹底されていない。
試合の入りがソフトになって、追いかける展開から試合を始めてしまい、試合をコントロールできない。
どの相手と戦っても相手がイキイキして戦っている。
毎試合苦戦して、それでも勝てる時があるが、負けることも当たり前のようにある。
これが今季の千葉ジェッツだ。
Game1は典型的な試合だった。
ただ、やればできることを証明したのがGame2であった。
チーム全体で積極的に守備の意志が統一されていて、渋谷を焦らせ、ミスを誘発し、体力を奪った。
特に後半3Qのチーム全体で発する圧が凄まじく、クレモンズ選手はFTを獲得したが打つ直前は汗だくで膝に手をついていた。1本目外したのは当然に近かった。
それこそ、ジョン・パトリックHC時代の火が出るような激しいディフェンスを彷彿させる姿だった。
これが毎試合最初からできるのか?が問題なのだ。
水曜日にはブレックス戦がある。
もはやブレックスにとってはモチベーションがフルである必要のない試合であるが、ジェッツにとってはそうではない。
ここで千葉ジェッツのバスケを表現できるか?
今季、まだこれ以上いけるのか?を見せてほしい。
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