« 銚子花火大会 | トップページ | 徳島ヴォルティスはどうすか? »

2005年8月11日 (木)

追悼、イブライム・フェレール

キューバの老ミュージシャン達を撮ったドキュメンタリー映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」に出演していたキューバの歌手、イブライム・フェレールが先日亡くなられました。78歳でありました。

今、私は1冊の本を目の前に置いてこの記事を書いています。「愛がなければ、人生はない」。00年に発行された雑誌SWITCHの「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の特別編集本です。私は恵比寿の本屋で偶然手に取ったこの1冊をきっかけとして、それまでの音楽観を変えられてしまうほどの体験をすることになりました。この本にはイブライムの他、ルベーン・ゴンサレス、コンパイ・セグンド(2人とも03年に逝去)、オマーラ・ポルトゥオンドらのインタビューが載っています。私は当時のキューバミュージックブームにまんまと乗せられたミーハーでしたが、この人達のおかげで音楽とは楽しいのだということを再認識したのでした。01年に国際フォーラムで「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のコンサートを観ましたが、それは楽しい音楽祭でありました(モヒートが2杯入ってもいましたが。)。この時期を機に私の音楽趣味はハードロックだけでなく、キューバやブラジルミュージックへも興味が広がりました。

イブライムは「音楽というものにとても幻滅してしまった。自分の望んでいるボレロを歌わせてももらえなかった。」として引退して穏やかに過ごしていたところ、ファン・デ・マルコスに誘われ、プロジェクトに参加することで歌への愛を取り戻したそうです。本当にお疲れ様でした。あなたの歌が素晴らしかったことは忘れません。そして我が娘にも伝えたい”素晴らしき先達の音楽”に加えさせていただきます。

合掌。

P.S 臭い言葉かもしれませんが”愛”は大事です。好きな人達やサッカークラブに対しても”相手に向かう愛”というのは大事です。自分ではそう言っていながら、実は”自己愛”が前提になっている人もいたりしますが、滅私の気持ちがなくては”愛”は成り立ちません。私も原点に帰ったつもりで我が愛するクラブに声援を送りたいと思います。

|

« 銚子花火大会 | トップページ | 徳島ヴォルティスはどうすか? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 銚子花火大会 | トップページ | 徳島ヴォルティスはどうすか? »