この写真は会社のビルから撮った夕日である。記事の中味とは関係ないが、きれいだったので。
今週の月曜の夜、自宅の近くで火事があった。
翌日テレビ各局のワイドショーで大きく取り上げられていた船橋市の火事である。この火事で一家5人の方が亡くなった。ご冥福をお祈りします。
火事に気づいたのは夜中の1時半頃。しばらく前から外でサイレンが何度も鳴り響いていた。なんだか騒がしいなあと思わず起きて窓の外を見た私の目に飛び込んできたのは驚くべき光景だった。
道路を挟んで反対側の建っている8階建てのマンションの屋上を大きく超えて物凄い量の火の粉が飛んでいるのが見えた。「マンションが火事?」一瞬そう思ったほどだ。だが実際の火事の現場はマンションの向こうのようだと気づく。だが周囲に延焼して大変なことになるのではと思ったくらい尋常じゃない火の粉の舞い上がり方だった。
この日は奥さんと子供はお泊りで不在。私はヤジウマよろしく現場を見に行った。現場はマンションではなくその先の一戸建ての住宅のようだった。既に大勢の人が集まっている。細い路地の先に燃えている家と必死に消防活動をしている消防士の姿が見える。私は一瞬幼稚園児だったころ当時の自宅のウラてで起きた火事の光景を思い出していた。生まれて始めてみた火事だった。目の前に火の壁ができていると錯覚したくらいの凄い光景をだった。それに匹敵するくらいの凄いことが目の前で起きている。
「巻き込まれた人がいるらしい」と周囲の人の会話が聞こえてきた。”えっ、人が取り残されてるの?あの中に?”建物はとてもではないが絶望的としかいえない状況になっていた。
翌日の記事で一家5人の方が亡くなられたことを知った。近所だが面識はなかった。いや、すれ違ったことはあったのかもしれない。近くのクリーニング屋を同じように利用していたかもとも思った。
仕事帰りに現場を覗いた。火事の凄さを語るには十分過ぎるくらい何もかも焼けてしまっていて、どんな生活があったのかさえ想像できないほど厳しい光景だった。5歳と4歳の女の子がいたそうだ。ウチにも2歳の娘がいる。何か他人事ではない気がした。なんともいえない無常感に包まれた。
言葉では言えないが、何か大事なことを訴えられているような気がした。忘れないでおきたいと思う。
なんか結論に行き当たらないのだがご容赦願いたい。それぐらい衝撃的な事件だった。
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