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2006年11月26日 (日)

今シーズンが終わって...

最終節がお休みってはずれくじだよね。なんか置いてけぼりみたいで。
最後は、いい形で締めくくってほしかったけど残念。
今日の試合はいろいろ悪いとこが出まくってたんだけど、最後だし検証は選手達で後日やってもらいましょう。
長いシーズン終わったばかりで最終戦はこう悪かったとか、こう直せとか言われても困るだろうし、こっちも言う意味感じないしね。
 
詳しい総括はもうちょっと先にするとして、とりあえず激動の一年が終わったかなという感じ。
2月に起きたことから始まって、4月末に禁じてたものの封を解いて、もう12月かと思うといろいろあったなあと思う。
 
とりあえず、選手もサポーターもゆっくり休んでください。
選手は契約とか将来に係わる話もこれからしなきゃいけないし。
サポーターは今期の労をねぎらいあって、来期への鋭気を養ってください。
勝てなかったことは残念だけど、選手誰かのせいだけではないし、辞めた監督のせいだけでもない。
まして応援が足りなかったとかでもない。
 
というわけで、とりあえずお疲れ様。

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2006年11月23日 (木)

戦う徳島に思う

今シーズンの締めといってもいい、今日三ツ沢での横浜FC戦。お互いの力関係はシーズン前には想像できないほど違ってしまった。
しかし、いざ試合となると話は変わってくる。目指すところ、得たいものの違いが試合の流れを左右するのはサッカーの試合ではよくある。
今日の試合での徳島と横浜にそういう要素があったのか確信は持てないが、あったとしたら徳島にはいい効果があったと思うし、無かったとしたら、徳島はポテンシャルを示した立派な戦いをしたと思う。
 
立ち上がりは横浜に中盤を支配され、苦しい流れとなったが、序盤をしのぎきると、横浜の運動量が落ち着いてくるにつれ、ボールが中盤でも繋げるようになり、流れは徳島へ。
後半も課題の開始後15分をしのぐと、激しいプレスからのボール奪取から流れを奪い、横浜がアレモンを投入しても、試合の流れを最後まで保ち続けた。
結局スコアレスドローに終わったが、試合を通して、高い集中と闘志と運動量を示せたことは素晴らしいかった。試合終了の笛が吹かれた時、思わず「ヨシッ。」とつぶやいてしまったほどだ。
 
ただ、今日の試合、横浜が70~80%くらいのできだったのに対し、徳島はほぼ100%のできだった。
100%のできでも点が取れないのは、内容と結果は必ずしも一致しないということの他に、(相手によっては)それが現状の力では限界とも言える。
いつもいつも今日のように戦えるわけではないので、内容が悪くても結果を得られるようになるため、誰か絶対的な軸となれる選手が必要となるだろう。
 
いづれにしろ、今日の試合はこの一年苦労を強いられた関東サポーターには、今日の試合はチームからのほんの少しばかりのお礼になったと思う。
あと一試合あるので、今度はホームのサポーターにいい試合を見せて、一年を締め括ってほしい。

   
今日は元関東隊のメンバーが大勢集まり、結成時のメンバーも5人顔を揃えた。これは本当に久しぶりのことで、結成から13年の月日を経て、色々なことがあったが、今だに皆、徳島に関わる場所で共に集い、共に戦っていることは、関東隊の看板こそたたんだが、とても誇れることだと思う。
この原稿を書いていながら、関東隊とはなんだったのだろうと考えている。
もう今期は実質終わってしまったが、来年はこのテーマに向き合う必要があるかもしれない。
いや、向き合う宿命なのかも。

俺にとっての徳島とは、関東隊とは何なのか?

 
 
地元サポーターはあと1試合、頑張ってください。
クーカイさんも、アワソウルさんも。

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2006年11月21日 (火)

語る言葉

先日、書くといっていたマリナーズの城島健司捕手に関連したことを今日は書きます。
11月12日の午後9時からNHKで放送されていた『マスクの向こうの“ベースボール”~城島が闘ったアメリカ~』という番組を観た。
これは、日本人捕手として始めてアメリカメジャーリーグに挑戦している城島健司捕手が、捕手として経験した試練や葛藤を乗り越えんとする姿をインタビューも混ぜながら追ったドキュメンタリーである。(現在再放送は未定。)
 
メジャーでは投げたいボールを決めるのはあくまでピッチャー。城島捕手が日本で習得した捕手としてのスキル(配球、読み、駆け引き等)を使ってのリードに、メジャーのピッチャーは拒否反応を示す。その野球観の違いと苦闘しながら、チーム内で居場所を掴んでいく過程(まだ掴む途中)のストーリーだ。
プライドむき出しで頭から城島の野球観を否定しているメジャーのピッチャーもでてきて、城島と比較するとどう見ても意固地になっているだけで、これ以上成長が見込めなさそうな人間に見えてくるのに対し、城島が苦労しながらも常に上を目指している姿勢が強調されていた。
この点はやり過ぎ感もあったが、インタビューに答える城島捕手の眼つきの真剣さと、語る言葉のリアルさに引き込まれてしまった。

メジャーのピッチャー達にも、城島捕手もプライドのこもった発言をしていたが、メジャーのピッチャー達は昔からの慣習をベースにした”そうあるべき”という発言だったのに対し、城島捕手の言葉は自分の経験と技術に対する確信に裏打ちされたものに感じられた。

とにかく面白かったので、再放送されたら、是非観て頂きたい。
 
 
よくNumberやSportivaといったスポーツ誌を読む。そこには、有名なスポーツ選手のインタビュー記事が毎号掲載されている。
昔から感じることなのだが、いろいろなスポーツ選手がいるが、本当に人を引き付ける言葉を語れる人は少ない。
中には若いせいもあるかもしれないが、頭カラッポなんじゃね?とか、勘違いしてね?としか思えない言動をする人もいたりする。
 
しかしながら、野球界では、インタビューでの態度も真摯で、語る内容も奥深いことを語れる人が多いように感じる。もちろんそういう人は野球界でも限られていて、やはり成功した人で30歳以上のキャリア豊富な人に多い。これは野球だからとかではなく、成人としての経験から身に付けたことがベースにあり、選手寿命が長いスポーツであればあるほど、そういう部分が競技上にも活かせるようになりながら、現役でトップレベルにある人が出てきやすい環境にあるのだろう。
 
で、サッカーはというと、正直語る言葉にリアルさを感じさせる選手は見当たらない。
これはJリーグに限らず、欧州シーンでも活躍や年棒に比例するほどの人を引き付ける言葉を喋る選手は記憶にない。年棒が高いのに、馬鹿なエピソードや、女絡みのゴシップばかりの選手の方が多い。バロンドールを貰った選手のインタビューでも、いわれた質問に対し、予想できるような答えしか返していないことがある。

これは野球とサッカーのスポーツとしての特徴の違いが関係あるのだろうか?
 
その一方で城島捕手の発想が日本人的だなと感じる部分もある。日本人だから日本人に
響く考え方や、言葉が出てくるのではと。
だったら、日本人サッカー選手にも城島捕手のような言葉を語れる選手がいても不思議ではない。だが、そういう選手のインタビュー記事を読んだ記憶がない。
これは、日本における野球とサッカーの歴史の長さがいくぶん影響していることはあると思う。
サッカーでも欧州に進出した選手が何人もいるが、果たして城島のような語れる選手がいただろうか、いるだろうか。ヒデ?彼はちょっと違う。中村?まだそのレベルじゃない。
 
私は城島のような選手がサッカー界から出てきて、欧州で戦ってほしいと思っている。
そしてサッカー選手として語ってほしいと願っている。
 
 
今回は難しいことを書いてしまいました。自分でも消化しきれていない記事ですいません。
 

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2006年11月19日 (日)

やることやれ!

止まるな!動け!
歩くな!走れ!
待つな!自分から行け!
気を抜くな!
ここまでは選手に。
それから、ちゃんと試合見てろ。そしてやるべきことやれ。これはゴール裏、特にリードに。
それが草津戦の感想。勝ったからこそ、ちゃんとしておかないといけない。
 
選手個人の技術的なことや、チームの連携等の成熟など時間が掛かる問題は気にしていない。
だが、気持ちに原因がある問題は見逃せない。
アンドレには悪いが、あのタックルは味方が草津選手にしたスライディングで、しかも正面なんだから彼自身が気をつけておくべきだったと思う。
あれで長期欠場なんてなったら何よりも自分に恥ずかしいだろ、アンドレ。
わかってると思うけど。
 
それから、洋平。失点につながらなかったからといっても、パスカットを招いたあの軽率なミスは最悪。
それからこのシーンで、危うく試合の流れを失いかけたシーンなのに歌を続けるな。気づいてなかったでは言い訳にならないぞ。
しのぎきった直後に、洋平に指摘しろよ。あのシーンは洋平にブーイングしてもいいシーンだぞ、ゴール裏。
90分跳ねさせ続け、歌わせ続けるのだけがリードの仕事じゃない。試合の流れに応じて適切に指揮して、周囲にサッカーを教えるのも仕事なんだから。
試合が見えにくい姿勢(立ち位置)でリードをやってるのなら、何か工夫して修正したほうがいい。
 
試合終盤、せっか相手セットプレーのクリアから、ジョルジーニョがカウンターで左サイド上がったのに中央誰も走っていない。テレビで見ていたけど、ジョルジーニョが駆け上がっていく中、画面上で歩いている徳島の選手が見えた。ジョルジーニョは自軍ゴール前から、相手側コーナーまで長い距離走ったのに結局何もできなかった。
 
これじゃダメ。
 
こんなこと続けてたら当分の間、徳島のサッカーに春は来ないぞ。

 

それから、名古屋-浦和戦を観にいった若い衆。いいものを見たと思う。

その経験を今後に活かしてください。

でも、あせらずにね。急に今の徳島に当てはめようとしても無理だから。

君たちにはいつか紹介したい人がいます。三ツ沢で会えたら話を聞きたいです。

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2006年11月12日 (日)

根付けの時期

昨日は徳島サポーターの仲間の家に皆で集まり、焼肉パーティー&水戸戦観戦をした。
なかなかこういう機会はないので楽しかった。自宅を提供してくれて会を催してくれたM君、ありがとうございました。
 
皆で水戸戦を観た。大勢で、しかも仲間と共に見る試合は得るものが多い。現場にいると応援をしているので場面場面での感想を聞くことも、自分の感想を話すこともないが、テレビ観戦ではお互いの感想を言いながら観ることができるので有意義だ。
この場合、自分の生の意見を言える(聞かせる)ことだけでなく、皆がどう思うかを聞けることのほうが意義がある。この日は、ジョルジージョについての意見が飛ぶことが多かった。
 
試合は、ずっと課題だと言われている後半の立ち上がりの失点と、全く同じ形(コーナーから)同じ選手に決められて逆転負け。監督が「いつものパターンを注意していたことなのに解決策を見出せない」と言っている後半すぐの失点はこれでここ4試合連続だ。
後半の立ち上がりや、終了間際に失点するチームというのは何も徳島だけではない。下位に沈むチームというのは大概この時間帯に失点するものだ。でなきゃ、どの時間帯でも失点してるかだと思う。
監督も選手も気をつけているだろうし、対策も練っているのだろう。それでも失点するというのは、それが現状の守備としての限界を見せられているのだと思う。
守備陣の選手がケガ等もあり、固定できていないことも原因の一つだと思うが、相手はこの時間帯に弱いというのを分析して知っているから、そこを狙って攻めにくる。攻めにこられるから守勢に回る。そして失点となっているとなれば、相手から見れば攻めれば点を取れる相手と見られているわけで、それはその程度のチームの守備力の天井なのだと思うしかない。
じゃ、解決するにはというと、やはり(来シーズンのことも含め)選手を入れ替えるのを除けば、その時間帯に攻めに出たり、前線から守備に行くのを徹底する等、なるべく自軍ゴールからボールを遠ざけるようにするのが一番簡単なアイディアだと思う。もちろん、そのくらいは既にやろうとしていると思うが。
解決にはいろいろな制約や壁があって、簡単にはいかなさそうだ。イライラするサポーターも多いと思うが、当面はこのこと(この時間帯は失点しやすい)を織り込み済みとして、その上でどう勝っていくかを模索してもらうことを期待したほうがいいと思う。すくなくとも今期残りは。
 
監督が変わった効果はもう切れている。徳島サッカーとしてのセカンドステージとしては今はこんなものだろうし、想定内の状況だ。だからこそ、チームには結果に悩みすぎずに、いろいろな角度から自分達を検証してほしいと思う。

失敗、成功含めていろんなものを冷静に検証して、自分達に根付かせてほしい。
  
話は少し変わる。
今朝のミラン-ローマ戦を見ていると、やはり世界でも強豪のクラブ同士の対戦でもあり、ボールを持っている選手、もっていない選手の動きを見て、そこから試合中の心構えや狙いを読んでいくと、Jリーグとの差を感じるところが山のようにたくさんあるのを改めて実感させられる。
もちろん、今の徳島を含むJリーグのクラブがレベルが低いといっているわけではなく、欧州より優れている部分(平均的なクラブ環境や、選手のメンタル等)も多い。が、トップクラブはその名前に恥じないレベルの選手の個人技だけでなく、戦い方もレベルが高い。
連動した選手間の動きや、攻めるときの意識や判断、動作として徹底されていること、守備の決め事やマーキング、タイミング、判断(わざとファールで潰す等も含め)、動きなどやはり違う。だから見ていておもしろい。
全部マネするのは不可能だ。ベースにあるのは高いフィジカルだけでなく、特筆すべき高いボディバランスが、90分間意識の集中を高いレベルで支えている。スターになるほどこれが高い。トッティは特にそう感じた。
その一部をマネするにしても90分間やるのは、今の徳島ではキツイかもしれない。でも、70分ならできるだろうと思えるものもあった。徳島のサッカーが見ていておもしろいサッカーになるためにお手本にできないかなあとも思った。
 
この原稿を書いている時間、NHKで今年シアトルマリナーズに移籍した城島捕手の特集を見ていた。とても興味深い話が多く、食い入るように見てしまった。この件は最近書きたいなと思っていたことに繋がる内容だったので次回に書こうと思う。

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2006年11月 5日 (日)

ハートに火をつけた男たちへ

今日はテレビで懐かしいチームの試合を観ていた。JFLに所属する栃木SCである。
相手は清水エスパルス。J1でも今期上位に付けているチームである。 
試合は大方が予想したとおり、清水が試合を支配し、栃木はカウンターで対抗するというよくある展開となった。

天皇杯のような上のリーグのと下のリーグ(特に学生やアマ)が対戦すると、そのような展開にはまってしまい、膠着した僅差のゲームになってしまうことや、カウンターでピンチをたびたび迎えたりすることが多い。
天皇杯では、上のチームのサポーターからは「相手に合わせるな!」というヤジが何度も出たり、前半終了と同時に、負けていないのに大ブーイングが出たりする風景がお約束のように毎年見られる。
一言いわせてもらえれば、上記のようなヤジを飛ばす人は、申し訳ないがいろんな意味で勉強不足だと思う。プロと違って毎日練習できないチームもあるJFL以下のアマチームは、練習環境を有意義に使うために即効的に結果の出せる戦術練習を重点的にやることがある。個人技レベルでは劣ってもチームレベルでは決してレベルは低くない。また、HONDA FCのようにアマでもJチームと同等の実力を持っていて、真っ向勝負できるチームもいる。セレッソの古橋のようにJFLから移籍していきなりチームの中軸になれる選手も出てきている。下のチームも決してレベルは低くないのだ。
 
話を戻す。
大ブーイングを浴びた清水は、後半59分にセットプレーから先制(実は上位チームにセットプレーでの得点が多いのもよくあること)。その後、15分で3点追加して一気に4-0にした。
普通はここで試合は終わるものだ。ミラノダービーと違って試合を終わらせない愚か者は清水にはいないしね。
でも、栃木はここから猛反撃。75分にキーパーのはじいたこぼれ球を押し込んで1点返すと、80分には左サイドからの低いクロスに頭で合わせる見事なゴールで2点目。その後清水にも返されるが、42分には左から強烈なシュートがキーパーの手を打ち破って3点目。終了間際にもまた左からのクロスに右足のインサイドでキレイに合わせたダイレクトボレーで4点目と、終わってみたら6-4というスコアとなっていた。清水は6点もとったのに再度大ブーイングを浴びるハメに。
 
久しぶりに見た栃木SCは強かった。
申し訳ないが徳島がJFLにいたときは、私は栃木サポーターのことはメチャメチャ意識していたのだが、チーム自体はそんなに意識していなかった。それに対戦成績(これは関東隊が試合を仕切ったアウェー、つまり彼らのホームゲームの成績のこと)は全部勝っていたし、内4回は4点以上とって圧勝だったし、彼らのホーム、グリーンスタジアムでの対戦4回ではすべてファーストアタックで先制と、ほぼいいことづくめだったのだ。(例外やちょっとした事件もあったときもあったがそれは別の機会に書きます。)
だが、そんな彼らもJ2入り狙い始めた。今日のメンバーがJを本格的に狙うときの主体になるかは不明だが、今日の試合はチーム、サポーターに自信を与えたことと思う。彼らはますます強くなるだろう。
 
個人的には栃木SCのJ2入りを願っている。
それは関東隊にとっての栃木SC、というより栃木SCのサポーターは特別な存在だったからである。
栃木SCがJFLに昇格した2000年のJFLリーグ戦、彼らのホーム開幕戦の相手を大塚FCとVORTIS関東隊(このとき地元本隊は不参加だったのも何かの運命)がつとめた。
そこには、それまでのJFLチームのサポーターでは見た記憶がなかった、ヤジを飛ばし、大声でチャントを歌い、跳ねるサポーターが反対側のゴール裏にいた。
彼らは関東隊のメンバー、とりわけ私のハートに火をつけた。当時仕事でうまくいっていなくて転職すら考えていたほど落ち込んでいた私に、やりがいのある戦いの場を与えてくれたのが他ならぬ栃木サポーターだった。
以後、自然と栃木戦は関東隊にとって絶対負けてはならないカードとなった。互いの掲示板で舌戦をしたこともあった。彼らのある名物サイトの、煽りとウィットの効いたトビラ絵が楽しみだった。対戦する週の一週間で毎日トビラ絵が変わったときもあった。一年でもっとも楽しみなイベントの一つだった。
 
徳島の地元サポーターは愛媛FCや愛媛サポーターには一片の愛情もないと思うが、関東隊は栃木SCや栃木SCサポーターには、絶対に相手に負けてはならないと思いながら、ある種愛情にも似た宿敵としてのライバル意識を持っていた。
だから、徳島がJ入りした後、宮崎ショックボーイズ総統がやっているホンダロックの応援に参加することにしたのも”栃木とやれるから”が理由だった。それぐらい意識していた。彼らはどう思うかわからないが、自分と同じ匂いがしたのだ。
今日の日本平にはあの頃と変わらない、それでいて人が増えて、パワーアップした彼らがいた。覚えている顔もいた。懐かしかった。また、彼らと戦いたくなった。徳島のサポーターとして。
 
待っているぞ、栃木、何年でも。また戦わせてくれ、君たちと。
でもやっぱり負けないぜ。

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2006年11月 4日 (土)

ダビデ君のパパが教えてくれたこと

海外のサッカーって、つくづく日本と違うよなあと感じた。
まずは、先日のミラノダービー。
3-1の後半、セットプレーからマテラッツイが頭に合わせてゴール。4-1とする。
普通はここで実質的に試合は終わるもんだ。が、一人の愚か者が試合を終わらせなかった。
誰あろうマテラッツイがその張本人。ゴール後、ユニホームをまくりあげ、何かのメッセージの書いたシャツをアピール。これは当然警告の対象ということでイエローカードを貰ってしまう。既に1枚警告を受けていたせいで、ゴール直後に退場という信じがたい場面を作ってしまう。
Jリーグ、てゆうか日本人ではほとんどあり得ないこと。
しかも、背景には次男ダビデ君のバースデーを祝福するための行為だったこと、さらにダビデ君は実はミラニスタ(ミランのファン)だという事実が明らかになった。
果たしてパパからダビデ君へのプレゼントは、パパのゴールだったのか?それともミラニスタのダビデ君に試合は最後まで何が起きるかわからない(苦笑)からあきらめるなと教えることだったのか?もしくは両方か?
いづれにしてもダビデ君のパパは(ちょっとはた迷惑な意味でも)世界一のパパだと思う。
だが、私はああいうパパにはなれないし、なりたいとも思わない。
 
試合は何が起きるかわからないという意味では、火曜のチャンピオンズリーグのスパルタク・モスクワ対インテル戦でも珍しいことが起きた。
ホームでインテルをむかえうつスパルタクは、バスで試合会場に向かう途中、試合会場付近で発生した事故による渋滞に巻き込まれた。バスは立ち往生状態に。
居合わせたスパルタクサポーターから、このままバスに乗っていたら試合に間に合わないとアドバイスを受け、監督は「地下鉄で行こう。」と決断。約2キロ先の駅まで全員で走った。
しかし、全力では2キロ走った選手たちは要らぬ疲労を試合前に抱えてしまい、どうにか間に合った試合の開始後1分にフリオ・クルスに得点されてしまう。そして、結局そのまま敗戦。
”ホームの洗礼”という珍しいものにたたられて、大事な一戦を落としてしまった。
 
どっちも日本ではあまり考えにくい出来事だ。後者は可能性はあると思うが、前者は国民性から考えても殆どゼロに近いと思う。
でも、試合は何が起きるかわからないという良い(?)教訓を、同じ一週間内に起きた、同じチーム絡みの出来事から私たちは学ぶことができる。

”とゆうことじゃ。”
「あれ、神様。久しぶりですね。」
”モスクワは寒かったわい。”
「なんですか?あれは神様の仕業なんですか?」
”人生はいろいろ起きるということをじゃな...”
「ひどいですね。それってタチの悪いイタズラじゃないですか。神様のすることですか。」
”こういうのが仕事じゃからの。あ、マテラッツイの件は彼の独断じゃぞ。言っとくが。”
「ああ、それは理解できます。話変わりますが、今日天皇杯なんですよ。」
”知っとる。新潟じゃろ。”
「行けなくて残念なんですが、勝てば次はフクアリなんですよ。」
”なんじゃ、その目は。”
「いや、フクアリで観たいなあと。」
”フム、そうじゃな。何か考えておくか。”
「お願いします。イスパハンということで。」
”じゃが、日本はその手のイタズラはやりにくいんじゃよ。”
「やっぱり、イタズラなんじゃないですか。」

”試合は最後まで何が起こるかわからんぞ。”

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