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2007年7月29日 (日)

愛の天使 徳島ヴォルティス!但し相手サポーターの

Supporter 関東圏では久しぶりのヴォルティスの試合でした。
私も含め、関東の徳島サポーターはこの日を待ち侘びていました。
絶不調な上に、普通ありえないような移籍劇が起きた非常事態の愛するチームを自分達の力で救うのだという意欲に溢れていました。
 
しかし、この日のキーワードは意外にも“愛“でした。
といってもサポーターのチームへの愛ではなく男女の“愛“の方です。
 
この日、私はある策を準備して平塚へ行きました。
事の始まりは今月10日に送られてきた1通のメールでした。
我ら関東隊のリーダーだったT氏から“7日に沖縄で挙式しました。“という結婚報告メールが送られてきたのでした。
それは私も含め関東隊仲間、徳島サポーター仲間にとってかなりの驚きのニュースでした。
Happywedding もちろん彼に彼女がいることはずっと前から知っていましたし、会ったこともあります。メールに付いていた画像もその彼女とのツーショットでした。
驚きだったのは、事前に何も知らせもないまま、既に沖縄で挙式したという報告が突然来たからです。
ちなみに私は自分の結婚のとき、主賓席に彼を含めた関東隊仲間を招いて、しかも普通は観られない“国際的人気キャラのネズミさん“のショーを最前列で彼に見せてあげたのに、10年以上前からの付き合いの私達に今回何の連絡もなく....。
いや、これは冗談です。
本当におめでとう。前の彼女の時には...。
いやいや、冗談です。本当に、本当におめでとうございます。
というわけで関東隊仲間としては、何かお祝いをせねばと考えたわけです。
何がいいでしょう、なんて考える必要はありません。サポーターなんですから一番嬉しいものといったら、これしかありません。
 
”愛するチームの勝利”でしょう。
 
ヴォルティスは現在絶不調。私達サポーターの応援だけで勝てればいいのですが、少しだけ、少し・だ・け・不安がありましたし、なにより選手にも知ってもらって勝利を祝ってもらいたいじゃないですか。
ですがどうやって選手にわかってもらいましょう?
そこで考え、横断幕を一つ作りました。
そこには、こう書きました。
 
Danmaku02 “オレの新婚祝いに勝て”
 
そしてこれをゴール裏席の目立つところに掲げました。
これで大丈夫。選手に平塚戦の勝利が大事なことをわかってもらえるはDanmaku01 ずでした。
ヴォルティスが幸せな一組の新婚カップルを勝利で祝う。
なんて素晴らしいことでしょう。
 
実はベルマーレも“愛“のある企画を自分達のサポーターに用意していました。
ベストカップルという企画で、申し込んだカップルの中から選ばれると、地元の某ホテルで挙式した場合の費用がタダになるという愛の込もった企画でした。
そんな“愛“が溢れたベルマーレ対ヴォルティスの愛の天使対決は7時にキックオフしました。
 
選手達は立ち上がりから激しいプレスをベルマーレの選手達に仕掛け、シュートも積極的に放ちます。
どうやらヴォルティスの選手達に私のメッセージは伝わったようです。私はこの日の勝利を確信しました。
しかし、なかなかシュートが枠を捉えません。少し不安を感じましたが、まだ勝利の確信は揺らぎませんでした。
 
前半の30分頃までは...。
 
 
ベルマーレが反撃にでます。ですがヴォルティスの選手達も様子が変でした。急に動きが重くなり始め、こぼれ球への出足も遅くなりだしました。
どうやらガス欠のようです。
しかし、ベルマーレはまだ元気。形勢はベルマーレに思いきり傾いてしまい、決定的なピンチが続きます。
T氏に勝利をプレゼントしたいヴォルティスの選手達は飛ばし過ぎたのでしょうか。それとも元々...。
悪いことは続き、小林が一発レッドで退場になります。
勝利をプレゼントしたい気持ちが強すぎたのでしょうか?
いつ失点してもおかしくない状況に拍車がかかりました。
マズイです。勝利の確信が揺らいでいました。
でも残された選手は希望を捨てず戦い続け、前半を無失点でしのぎました。
 
ハーフタイム、前述のベストカップルに選ばれた3組がメインスタンド前でインタビューを受けました。
うち一組のカップルのインタビューで彼氏がスタジアムDJにそそのかされ、観衆の面前でプロポーズをさせられることになりました。
しばしセリフに困った後、彼氏はこう言いました。
「この試合に勝利したら結婚してください!」
彼女は快く「ハイ。」と返事。
 
なんてことでしょう。彼らはベルマーレサポーターです。
彼らの言う勝利とはベルマーレの勝利です。それは私たちヴォルティスのサポーターには大変都合が悪いことです。
このままではT氏のお祝いができなくなります。しかし、彼らはそんなことは一切知りません。
自分達の永遠の愛のためにこの日のベルマーレの勝利というか、ヴォルティスの敗北を賭けたのです。
でも私たちが勝つと彼らはどうなるのでしょう。
 
知ったこっちゃありません。
徳島ヴォルティスは劣勢ながらも後半かならずゴールと勝利をプレゼントしてくれるはずでした。
 
後半、いきなりアジエルのシュートが徳島ゴールを脅かします。
マズイ。流れはベルマーレのままです。ですが、ヴォルティスもカウンターでチャンスを狙います。
長谷川がクロスをトラップ、上手く相手を交わしてシュート!!
しかし、キーパー正面。決定力がありません。
そして悪夢の瞬間がきました。
19分、ベルマーレの新外国人エドワルド・マルケスが左足でゴール枠ギリギリのところへゴールを決めます。
いかにスーパーなGKでも難しいコースでしたし、打つタイミングで少し反応が遅れた鈴木では止められるはずもありませんでした。
あのシュートが決まるベルマーレ。いっこうにシュートの決まらない徳島ヴォルティス。
1失点目は何よりもチームの土台の差を思い知らされるものでした。
さらに25分、アジエルがDFを上手く交わし、GKの足元をぶち抜くファインゴールで2点目。
勝負ありでした。
さらに、26分、この日よく体を張り、奮闘していたアンドレが2枚目の警告で退場。
泣きっ面にハチです。
ベルマーレサポーターのカップルは今の至福の時間と、これからの永遠の愛と、今夜これからの愛に思いめぐらしていたのではないでしょうか。
そして、試合は終わりました。
 
Vortis 敗因は、よく走れて決定力があった(それでもかなり枠を外したが)ベルマーレの方が、動けないし、決定力のない徳島ヴォルティスより勝利に値したのでしょう。
勝利を得るために必要なものを持っているものが勝つ。当たり前の論理が突きつけられた残酷な敗戦でした。
暑くてばてる気象条件でしたが、ヴォルティスの選手達は普段の鍛え方が足りなかったようです。ガス欠でした。
 
ヴォルティスはT氏の愛の天使にはなれませんでした。
たぶん決定力がないので愛の弓矢はそれて、ベルマーレサポーターのカップルに刺さってしまったのでしょう。
お幸せに。3組のカップルさん。
 
でもT氏はまだいいです。既に素敵な奥様をゲットしているのですから。
問題は関東サポーターのM野くんです。
この日彼はだいぶ前からこの試合に”相方”を招待していました。
来てくれる確信はあったようなのですが、本当に来るまでは落ち着かない様子でした。
しかし、めでたく”相方”はいらっしゃいました。
ですが、ヴォルティスの愛の弓矢にこんなに決定力がないのでは、M野くんはいつまで経っても幸せになれません。
少なくとも、ヴォルティスに愛の天使を任せている間は。
別の天使、例えば...平山くんとかに頼まなきゃいけなくなってしまいます。
困りました。どうしましょう。
早く徳島ヴォルティスが自分達のサポーターへの愛の決定力をあげなくては。
 
しかしながら、この日の内容からいくと、徳島ヴォルティスは相手のサポーターにとってはあり難い存在なのではないでしょうか。
今日も3組の愛をまとめたことで、徳島ヴォルティスが神奈川県の少子化対策に貢献したのかもしれません。
このままいけば今後、福岡県、宮城県、茨城県、東京都と順に日本中に愛を花咲かせ、少子化対策の救世主になるかもしれません。
徳島県を除いて。
でもそれでいいんでしょうか。
 
頑張れ、愛の天使!徳島ヴォルティス。♪とーくーしーまにー、ゴール(イン)をー、ゴール(イン)をー♪
ハア(ため息)。
 
でも、”愛”とは素晴らしいものです。キューバの歌手オマーラ・ポルトゥオンドは「愛のない人生なんて..」と歌います。
帰りの地下鉄のホームでも何組かの若いカップルが抱き合って愛を言葉なしで語り合っています。
ホームで愛ですか、私も東京テレポート駅で...、いや、冗談です。
 
最後、再度試合をまとめますが、アンドレは大変良かった。もし勝ててたら彼がMVPだったかもと思うくらい。
長谷川と熊林も良かったと思います。
でも不安なのは、チームのまったりした雰囲気に次第に二人も毒されてしまうのではと思うこと。
塩川はドップリ漬かってしまったように今日見えました。
不安だらけのサタデーナイトでした。
代表?私には元々どうでもいいです。

 
P.S
今日偶然にも、あの人のお姉さまにお会いしました。
試合を見にいらしていたようです。
CDいつでも大丈夫ですよ。
今度、徳島に行く機会があったら、このブログに事前に必ず書きますので。
今度徳島でお会いしたときお願いします。

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