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2007年9月12日 (水)

伝説の”ブルジョワジー諸君!”

Yuhi_002 何なんだ、総理は?理解不能過ぎる。
と言ってしまうほど馬鹿馬鹿しいことが起きる日本はある意味、美しくではないが幸せな国なんでしょうね。これもブルジョワ?
 
昨日の記事で思わずブルジョワという言葉を使いましたが、ある年代以下の人には馴染みにない単語かもしれませんね。
ブルジョワという言葉を使った後で思い出したバンドがあったので、今日はそのバンドのことを少し。
 
頭脳警察というバンドを知っていますか。
1970年に結成され、1975年に解散(のちに再結成)という短期間の活動ながら、日本のロックシーンで最強の「伝説」となったバンドである。
1972年に作成された(作成されたが発売されなかった)ファーストアルバム『頭脳警察1』の1曲目に、日本赤軍の檄文を歌詞(というか宣言)に使った「世界革命戦争宣言」という曲(というか宣言)がある。
この曲の最初に出てくる歌詞の中に”ブルジョワ”(正確にはブルジョワジーだが)という言葉が出てくる。
この「世界革命戦争宣言」という曲は永らく(正確には2001年まで)私の中で最強の伝説の歌として君臨していた。
頭脳警察の歴史は、体制からの抑圧との戦いといってもよく、特に有名なファーストアルバムとセカンドアルバム『頭脳警察セカンド』は相次いで発売禁止になった幻の作品で、1990年にセカンドが、2002年にファーストアルバムがCD化されるまで中古レコード店で最も高価な希少盤であった。
学生のとき、何万円するファーストアルバム(中古盤)を神々しく眺めていたものだ。
したがって、ファーストアルバムがCD化され時は発売日に真っ先に買いに行った。
そして、頭の中で膨れ上がった伝説についに対面。
アコースティックギターのイントロ、そして...”ブルジョワジー諸君!”
頭の中で膨らみきった伝説や幻想が大きな音を立てて崩れ落ちた瞬間だった。
 
最初は失笑もした。失礼なはなしだが。
でも、この歌が世に流れることを恐れた体制によって世間から隔離されてしまった70年代初期。
そして、”伝説の名盤の復刻”という肩書きを持って経済活動に借り出される今の21世紀を思うと、時代は変わってるだなと強く思った。
私はバンドの歌詞が主張することには何の感銘も受けていない。
ただ、単純にロックバンドとして最上級の評価はしている。

Yuhi_006 再結成時の音源だが、「LIVE IN CAMP DRAKE」は永らく愛聴しており、愛用しているソニエリの携帯のライブラリにコピーして聴いている。
「銃をとれ!」「ふざけるんじゃねえよ」「歴史から飛びだせ」「嵐が待っている」「煽動」「コミック雑誌なんかいらない」「さようなら世界夫人よ」等名曲揃いだし、70年代の作品と比較して音質が格段に良いのもポイント。
既に廃盤だが、たまにオークションに出るので聴いてみたい人は探してみるか、ヴォルティスの試合の時私に聞いてみてください。
今の日本のロックとの大きな違いは、多くの曲の歌詞がほとんどが日本語のみで構成されているところ。
楽曲も印象的なイントロも多く、特に「銃をとれ!」のイントロはサバスの「WAR PIGS」に負けてない。
 
頭脳警察の歴史や、その歌詞、活動についてはここでは書きません。興味のある方は検索してください。
いい評論がいっぱいあります。

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コメント

パンタ氏ですね。
イカ天後期の審査員もやっていました。

歳がバレる(笑)。

投稿: おー | 2007年9月14日 (金) 22時05分

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