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2008年3月29日 (土)

次こそ初勝利のような気持ちで戦え

最近ハマっている漫画がある。Sakura02
『ジャイアントキリング』という作品だ。
週刊モーニングに連載されているサッカー漫画である。
この作品はリーグ最下位のチームにかつてのエースで海外移籍のためチームを去った(サポーターからはチームを見捨てたと思われている)男が監督として就任し、チームを変えていくストーリーだ。
作品の中でもチームは開幕から連敗した後に初勝利を手にする。
この漫画の特徴は、よくあるサッカー漫画のように選手中心の目線ではなく、チームの周囲についても描かれている。
頭悪そうだけどチームへの忠誠心に満ちたサポーター達も登場するのだが、彼らが無理な誇張なく描かれているところも好きな理由ではある。
因みにスタジアムについてはノーコメント。
 
で、今日の試合。
実に漫画チックな試合だった。
劇的だった、感動的だったとかいうわけではない。
簡単に言えば試合が進むにつれ、ウチが勝つんだろうなという結末が読めてくる試合だった。
本当はそんなことありえないのだが、今日に限ってはそうだった。
ここまでのチームの流れと関係なく、今日は勝つことになっていたのではないかと感じるくらい、ストーリーが見える試合だった。
そういう意味ではベルマーレには気の毒な一日だった。
 
Shonan04 試合はヴォルティスの流れのようで実はベルマーレに狙い通りに進められている序盤でスタートした。
前からヴォルティスのDFにプレス。→ヴォルティスが苦しいクリア。ボールはベルマーレDFが拾う。→ヴォルティスがDFラインを上げる。と同時に拾ったクリアボールを素早くDFラインの裏へ蹴る。→上がるDFと入れ替えるようにベルマーレの選手が裏へ抜けてパスを受ける→キーパーと一対一→ゴール!
こんな狙いだったようだ。
そして出来すぎなくらい形を決められて失点した。
その後もDFライン裏を突かれ、再三大ピンチを迎えた。
が、ここで失点せず堪えたことでベルマーレがペースダウン。
30分過ぎ、試合が落ち着き始めていた時間帯にコーナーキックからの流れで同点。そして前半終了間際にドゥンビアの突破を起点に玉乃が押し込んで逆転。
ベルマーレにしてみれば何故逆転されるのか理解できない展開で折り返した。
 
後半スタート時、ベルマーレはFWの一人をエリア内での決定力の高いリンコンに変えてきた。
これは前半の裏を狙う作戦から、前線で起点を作り、後ろから押し上げようという形も加えようとしたのだと思う。
が、このことがヴォルティスに吉とでた。
足元に欲しがるタイプのリンコンは怪我開けで本調子ではなく、狙い通りにはいかず攻撃が停滞してしまった上、リンコンのフォローで押し上げたベルマーレ中盤の裏にスペースができ、ここを玉乃がドリブルで切り裂きヴォルティスペースとなる。
しかし、サッカーは面白いもんで、思い出したように前半と同じように裏を狙われた展開からジャーンに同点にされる。
 
しかし、この時私は全く不安を感じなかった。逆に「あぁ、これであとはウチが点取って終わる展開だな。」と直感したのだ。
果たしてなかなか決まらないドゥンビアの突破がバッチリ決まり、クロスに阿部が飛び込んで合わせる流れは、まさにウイイレで何度も決めたカタチと全く同じだった。
このあとはさらに予想外のこと(同点ゴール)が起きないように試合を落ち着かすだけだった。
それでも終了直前、奇跡的なビッグセーブがあった。
そして今季初勝利。
これが漫画でなかったら何なのだろうという展開。
でも勝利は勝利だ。
これをキッカケにチームを浮上させていきたい。
 
次はアビスパ。同じくらいの実力のチームだ。Shonan01
正直、苦しい試合になると思う。
得点の形がドゥンビア頼みなのは明らかで、ワン・ツーの次、三人目の動きが見えない現状ではおのずと限界がある。
この点が大きな課題だ。
今日みたいな”勝っちゃった試合”ではなく”勝った試合”を目指し、次こそ初勝利のつもりでチームには戦ってほしい。
もう次の試合は始まっている。

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