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2008年7月 2日 (水)

スペインサッカーを知る一冊

昨日、ユーロの決勝を観ました。
ビデオで録画しておいたものなので、熱心なファンのように寝不足というようなことはありません。
こういうビッグな大会の決勝戦というものは両チームともどうしても負けたくない、失点したくないという気持ちが先に立って退屈な試合になることが多いのですが、スペインが先制後も果敢に攻め続けて勝ち切ってくれたのは良かったなあと思います。
”無敵艦隊”というあだ名が付いているのに、いつも無敵ではなかったスペインが、テクニカルでスピードもある攻撃的なサッカーでタイトルを獲ったことに喜んでいるサッカーファンは多いのではないでしょうか。
 
スペインという国は他民族国家で現在も複雑な内情を抱えています。
スペイン国家には何故歌詞がないのか?これについてはフットボリスタにも書いてありましたが、過去の政治体制に起因する民族感情の問題が絡んでいます。
そんなスペインの現代史をサッカーというフィルターを通して読むと、これまた興味深いのではと思います。
そんな場合に向いている一冊がこれです。
 
『バルサとレアル スペインサッカー物語』NHK出版 フィル・ポール著 1700円。
 
スペインの人が愛する我が街のクラブへの情熱をそそぎ、憎むべきライバルクラブに対抗心を燃やす。
その感情の源になっている地域間の対抗意識”モルボ”をキーとして、スペインサッカーについてスペインの現代史をベースに語っている一冊です。
サッカーと地域というテーマは我々クラブチームのサポーターにとっては重要なテーマで、そういう意味では地元クラブへの愛情、思い入れ、こだわりが民族意識に基づいて表現されているスペインは非常に興味深い国です。
自慢できるような知識を身につけるというよりは、よりサッカーを深く理解するために読んでみてはどうでしょうか?
ただ、難点は日本語訳がいまいちはまりきっていないところでしょうか。
少なくとも私が買った2002年の初版は私的にはちょっと理解しにくい日本語訳でした。
 
いい機会なので、私も再度読み返してみようかなと思っています。

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