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2008年7月18日 (金)

勝ちだけじゃなく、楽しいサッカーも期待しよう。

今季のリーグ戦で最も注目の一戦になるだろう山形戦が明日やってくる。
当然ながら注目の中心は新外国人選手の二人、アンドレジーニョとソウザである。
 
日本のサッカーはブラジルと縁が深い。
世界最大のサッカー選手輸出国から多くの選手がJリーグのみならず、JFL、地域リーグ、それ以下のリーグで今もプレーしている。
ヴォルティスにも、過去に大塚製薬時代からブラジル人選手が多くプレーしている。
思い出深いのはワグネル、ジュニーニョ、レェ、アウミールあたり。
短期間だがアレシャンドレという選手もいた。覚えている人は相当なマニアだ。
私は彼の歌を作ってあげたので今でも覚えている。
 
先程名前をあげた選手の中で最も愛着のある選手はアウミールだろう。
一度退団した後、98年シーズン途中に復帰。名門パルメイラスから帰還で、思い出深い夢の島競技場での東京ガス戦が復帰戦となった。

ちょうど10年前の今日で、今と同じように暑かった。
この試合はヴォルティスサポーターにとって、とりわけ関東隊にとって特別な思いを込めて挑んだ試合で、なんとしても勝ちたい試合だった。
アウミールはこの試合にスタメンで出場。
ヴォルティスは退場者を出し、一人少ないながらも互角以上に戦い、両者消耗戦の様相を呈しながら延長後半まで戦った。
チームもサポーターが何故この試合に勝ちたいかという思いを何日も前から知っていて、そのため苦しい状況ながら諦めずに戦ってくれた。
そして延長後半の終了直前、アウミールが渾身の力でドリブル突破して作ったチャンスを磯山が決めて、それまでホーム10連勝中だった東京ガスから勝利をもぎ取った。
アウミールはゴール直後には喜ぶ気力すら使い果たしていて、整列にも加わらず、フラフラとサポーター前に歩いてきた。
思い溢れた私は、グラウンドに飛び降り、セキュリティのシミスポにタックルされながら、そのままアウミールに抱きついた。
汗臭かったが嬉しくて堪らなかった。
 
これ以前にサッカーの楽しさをサポーターとして駆け出しだった私に、初めて教えてくれたのも代表歴もない一人のブラジル人選手だった。
 
何もブラジル人選手でなくては感じられないものではないが、ブラジル人選手が持っているサッカーのスパイスは人を楽しくさせてくれる。
昨日行った日立台でも、お互いにミス連発でため息ばかりの試合を、魔法使いことフランサがスーパーゴールを決めて勝ち以上の価値をゲームに付けてくれた。
 
明日の試合は目標とする一桁順位確保について、数字的な可能性でなく、応援する我々の今季のモチベーションを賭けた試合になるだろう。
だが、新しい“家族“が我々にサッカーの“楽しさ“を見せてくれることも期待したい。
それは単なる一勝以上の価値があると思うし、あのドゥンビアが見せてくれた“楽しさ“と同質のものであるはずで、これこそ今の徳島という地域、これからの徳島という地域に必要なものなのである。
明日もテレビの前からだが、気持ち込めた応援をしつつ、ワクワクした楽しい気持ちも併せ持って試合を見たい。
みんなも明日を楽しんでほしい。

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