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2008年9月21日 (日)

学ぶこと多き週末、祝日の勝利に活かしたい。

昨日は都合3試合のサッカーを観た。
欧州CLのパナシナイコス対インテル、J1の鹿島対柏、そして徳島対湘南。
3つを比較するといろいろ違いが見えて興味深い。
 
パナシナイコスは面白いチームだった。
ホームのサポーターがとても熱狂的でチームはホームの力を受けて積極的に仕掛け攻めていった。
ギリシャのクラブのイメージである、堅守速攻といったイメージはなかった。
中盤のブラジル代表や南アフリカ代表選手の効果が大きかった。
見ていて楽しいサッカーでヴォルティスもこういうサッカーができればと思えるサッカーであった。
でも試合は2-0でインテルが勝つ。
卓越した個人技ってのは得だなあと思わせたのはイブラヒモビッチだった。
マーカーが付いていてそこにロングボールで放り込まれても競り勝ち、コントロールし、そしてなぎ倒し、振り切ってシュート。
2点目のアドリアーノへのスルーパスで、パスセンスも魅せた。
今、世界で確実にトップ3に入るセンターフォワードであることをまざまざと見せ付けた。
彼だけではない。他の選手も簡単なプレスなど簡単に交わして局面を打開してしまう。
複数に囲まれていても、むしろその間を狙って抜いていく。
その瞬間、相手の守備陣形は崩れてしまう。
インテルはフリーランニングとかが少なく、組織的な展開が少ないチームだ。流れるようなプレーはあまりない。
アーセナルとか、今季のチェルシーなんかとは対照的だ。
それは前任監督のとき顕著だったし、いまのところモの字に代わっても変化はない。
だが、あのように個で打開できるようであればある意味省エネだなとも思った。
流れるようなプレーができないとは思わないが、イブラヒモビッチなどはボールが渡るとかなりの確立で個でこじ開けてしまうので逆に目立たなくなるし、周囲も彼を使ってしまう。
去年までのインテルはそれを押し通していたために終盤彼が欠場すると失速した。
モの字がチームをどう変えていくのかとても興味深い。とくにクアレスマには注目したい。
でも、インテルのようなサッカーは贅沢なサッカーで、ヴォルティスを含め、世界の他のクラブで参考になるところは少ないだろう。
 
J1の鹿島対柏はいろいろ起きたが柏の積極的なプレーが見れた。
柏のサッカーの真髄は攻守で相手より走ることにある。激しいプレス、そして飛び出しとそれをチャンスにつなげる魔法使い。
ここ数試合では、相手に研究されたこともあるが、相手のスペースを突けずに得点が奪えずに勝利を逃す試合が続いていた。
この日はこれまでのワントップ(フランサ)の下にシャドーを置く布陣からポポと並べる2トップにした。
これで前線でのプレスと、飛び出しという前線の動きを取り戻した。
得点の形も取り戻せた。
”動く”という原点にチーム復調のきっかけをつかんだようだ。
後述するが、”動く”ということは”スペースを突く”、”スペースと作る”ということにつながる。
そのためにどう”動く”のか?
鹿島は小笠原負傷交代後、急速に動きが落ちて柏の積極性を助けた面もあったが、”動く”ということ、どう”動く”かということについてあらためて気付かされる試合だった。
 
この試合でのもう一つのポイントは選手ではないところにあった。
ニュースで記事を見たと思うが、この試合、柏のアレックスがコーナーキックを蹴ろうとしたとき鹿島サポーターが旗棒を持って近づき、プレーを妨害しようとした。
その際、警備員の制止を受けたが、アレックスの頭部を棒で殴ってしまった。
殴る意志がどこまであったかわからないが、妨害しようとしたのは意図的だと思う。
また、警備員の静止を受けて抵抗するふりをしつつ、その上でアレックスを狙っていた可能性は否定できないだろう。
あのように妨害行動を行う上で、警備員の制止を受けたので、その際偶然当たったというのは言い訳にできるからだ。
さらに、その後逆サイドの栗澤のプレーの際にも同様に旗棒を持ってゴール裏から急行し、妨害を行ったのだから明らかに悪意があったのだと思う。
このようなサポーターによる行為はこの試合の相手側、柏サポーターもかつてあり、先日もスタジアムでの騒動で浦和サポーターとガンバサポーターの衝突もあった。
このように今年に入ってサポーターのモラルに対し注目が集まっている。
海外でもセリエAナポリのサポーターが今季開幕戦のローマで暴れ、また電車ジャックや破壊を行ったとのニュースもある。
その中でこのようなことが相変わらず起きるのは情けないと思う。
バイオレンスやワイルドな行為はサッカーのスタジアムでは悪であり取り除かれるべきという意志がこれまでになく高まっている。
今回の行為がどのような決着を見るか注目だが、このよう事件の起きていない徳島でもサポーター一人一人が、徳島ヴォルティスがプレーするスタジマム(ホーム、アウェイ関係なく)がどうあれば本当に幸せな空間になるのかを冷静に考えて行動を選択していく必要はあるだろうと思う。
 
最後に本論、湘南戦である。
残念なことにまたも勝利は逃した。しかし、幸いにも勝ち点を得て、私が書きたくもないタイトルの記事を書くことを阻止(?)してくれた。
本当は書きたかったんじゃないの?とか思われても結構ですよ。それでチームに刺激が入ればいいわけですから。
さて、この試合で最大のポイントは久々のスタメンを果たした片岡の後半24分のプレーにあったと思う。
中盤でフリースペースを上手に確保、そこでボールを受けて素早くドリブル、そして鋭いシュートを放った。
ポイントは最初にどうボールを受けるポジションに入ったかにある。
ヴォルティスは足許に渡すパスが多い。が、それ自体が悪いわけではない。
インテルもその傾向が強いが、あちらは囲まれても打開してしまい強引に相手の守備網を破壊してしまう。
ヴォルティスもそうできればいいが、ヴォルティスに限らず殆どのクラブはそんなことは無理だ。
ならば、相手の守備のスペースを上手く確保し、ボールを受け、前を向き仕掛ける。これの繰り返しをする必要がある。
相手ゴール前に近づけばさらにそれをスピードアップして行う必要がある。
どうすればスペースを確保できるか?
相手から見えない位置を探す。相手の身体の向きの逆の位置に走る。
そんなの当たり前じゃんと思うだろう。その通りだ。
が、この試合の湘南と徳島のプレーでこういうプレーをどちらが多くしていただろうか?
私は湘南の選手は普通にそのような動きをしていたように思う。そしてそのような動きをする選手を上手く使えていた。
逆に徳島は殆どそれができていない。
前述の片岡のプレーが湘南に、そしてスタジアムの観客に与えたインパクトを考えれば、このようなプレーをもっと増やしたい。
そのためにはどうすればいいか。
動く向きをまず増やしたい。
この試合で思い出したのが、J2デビューの年のヴォルティスのプレーだ。
攻撃時に選手が皆同じ方向(まっすぐ前方)に動いていく特徴があった。そのため、相手の前でプレーしてことが多かった。
つまりこういいう感じ。▼が相手、△がヴォルティス。
 
▼  ▼  ▼  ▼
  ↑  ↑
  △  △   ↑
          △
 
もっと斜めや横に動き、入れ替わるとか逆サイドを空けて素早く入るとかね。
こういうふうにしたらもっとチャンスが増えるのではと当時も指摘されていた。
当たり前のこと、基本なんだけどね。
なんかできてないんじゃねと思った。
湘南なんてヴォルティスが目指すべきスタイルに近いと思うから、研究してみるのもいいと思うね。
 
次は水戸戦。
またもJFLの匂いプンプンの場所。関東隊出身者にはもってこいの戦場。
ちょっと仕掛けもしようと思いアイデアを相談中。見てて頂戴。
「オレが勝たせてやった。」と自惚れできるくらいの働きと成果があがるよう頑張ります。

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コメント

一度起こってしまうと、クラブとして
後々までの汚点になります。
鳴門で起こらないとは限りませんが、
心してサポートしないと。
サッカーは楽しむためのものなので、
はき違えるアホを追放しないといけません。

中2日の水戸戦は残念ながら参戦できません。
サポートを宜しくお願いします。

投稿: | 2008年9月21日 (日) 16時55分

今の鳴門で昨日のような愚行をする人がいるとは思えません。
が、チーム状態が悪い今、何がきっかけになるかはわかりません。
大事なのは皆できちんとコミュニケーションを取り、嫌なことは嫌ときちんといい、やりたいことは理解を得る努力をすることでしょう。そうして皆がきちんとお互いを理解し合えていれば愚かなことはおきないと思います。
誰かに止めてもらうのでもなく、誰かを排除するのでももちろんなく、皆で間違いを起こさない環境を作ることでしょうね。

投稿: AWAN渦帝 | 2008年9月21日 (日) 19時14分

柏VS鹿での一件については正直怒ってます

自分も旗持ちですから尚更ってのもありますが
全ての旗持ちがあんな事をする人間じゃないって事は声を大きくして言いたい

鹿サポに関しては自分達で自分達の首絞めてるようにしか見えないですね

とりあえず「ケジメ」はしっかりつけてもらいたいものです
「F〇〇K YOU~」の時みたいにウヤムヤにはしないでね(笑)


投稿: まるは@仕事おわらず・・・ | 2008年9月21日 (日) 21時09分

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