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2008年10月25日 (土)

お手上げ。でもまだやるべきことがある。

お手上げ...。
それがこの試合の率直な感想だ。
その通り、今日の敗戦により(愛媛の試合結果も絡んだが)3年連続最下位が決定した。
いや、お手上げなのはそれではない。
このチームを、08年の徳島ヴォルティスをこれ以上強くすることはできないという意味でのお手上げである。
 
Hi3d0017 前半は散々な内容であった。まさに今季の底辺を象徴するような出来だった。
動かない中盤、狭いプレーエリア、遅い判断。
攻撃の組み立てで、どこで仕掛けるのか?誰が仕掛けるのか?フィニッシュまでのイメージは?
意図が何一つ見えてこない攻撃。
適当に前線に放り込まれるボールを石田がフリスビーに喰らい付く犬のように追っかけ続ける。
しかし、ボールは相手に渡り、攻守が変わる。
すると途端に試合のスピードが増す。
草津のスキルフルな中盤の組み立てに振り回され、後手後手に相手選手を追っかけまわす守備。
ザルのような中盤をすり抜け、サイドのスペースや、センターの裏へ草津のパスや人が抜けていく。
さらに脆弱なバックのディフェンス陣。
どうにかこうにか守っているように見えて、失点するのは時間の問題だった。
結局セットプレーからやられたが、振り回されたことがジャブのように効いてきて集中が削げていったのだろうと思う。
攻撃時に動いていないのに、守備時に走りまわされるヴォルティスの選手達。
悪循環がひたすら繰り返される。
気持ちを切り替えることすらできなくなっている、自信というものがヴォルティスの選手からこれっぽちも感じられない。
これが底辺でなくてなんなのだろう。
 
後半、流れは変わる。
草津が2点目が取れないことで、流れをヴォルティスに渡してしまう。
そしてヴォルティスの選手は攻勢を強めていく。
少しだけだがフィールドを広く使うようになり、相手陣内へより深く進入できるようになった。
少しだけだが各自の判断や球離れが早くなり、プレースピードが増して攻撃の圧力が高まる。
しかし、それはポゼッションの確度を高くはしてこそすれ、決定機の増加に思うほど結びつかない。
肝心ところで、縦パスやスペースに通すパスなど、フィニッシュへの決断がやはり遅い。
やはり自信がないのか?
これではゴールに結びつかないだろう。
後半は動きが良くなったのは確かだった。
だが突きつけられたのは、目一杯ギアをあげても点に結びつけられないという全身の力が抜けるような事実。
 
試合後、ゴール裏は疲れ切ったように立ち尽くす者が多かった。
それは声を出し切って疲れたというより、心の疲労で立ち尽くしているようだった。
もはや、ヤジもブーイングも出す気力さえ簡単に出てこない。
ここ数試合でちょっとした話題だったヤジやブーイングは、まだ諦めない気持ちの裏返しでもあったのだろう。
それすら消えたこの試合。
 
お手上げ。
もうこれ以上、選手達を試合で勝たせるために打つ手がないという実感。
 
 
それでもあった収穫。
今日の試合は、今季最後の参戦であると同時に、ここ最近騒がしくなっているゴール裏はどうなのか?
それも含め、チームの現状を知る重要な機会であった。
新しく知って落胆を深める情報もあった。
その一方で、自分で確かめることで安心できた部分もあった。
徳島のゴール裏は決して荒れてなどいない。これがオレの結論。
 
そして、試合後のミーティングで残り試合どうするのか、それは残り試合だけではなく、来季も見据えた中味となった。
今季は結果が出てしまった。そして今季の選手達をこれ以上どうにかできる手もない。
でもまだやるべきことがある。
それが今季最後の戦い。それは...。
今季最大最後のサポーターの試合が今日の試合後から始まった。
これには本当に勝たねばならない。
 
 
ってことで...。
さて、そろそろブログに載せないと。
明日になっちゃうからね。

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