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2009年1月18日 (日)

サッカーチームと地域貢献

ついに今季のチームが始動しました。
初日は契約締結が未発表の選手の動向が気になって、たびたび情報収集をしてました。
もう1月後半にも入ろうというところですから、フリー状態の選手意外は唐突に移籍なんて起き難いかなとは思いますがやっぱり可能性がある限りはビクビクしてしまいます。
 
今年のストーブシーズンでのヴォルティスの動きは退団した選手の数からすれば不思議ではないですが、中味はとても充実した内容だと思います。
徳重、高桑の両選手の存在は私が要望したレギュラークラスの選手に合致します。
現状、力もあってチームでレギュラーの選手なんて獲るのは非常に困難。マンチェスターシティじゃあるまいし。
そんな中で、チームのスキル面でも精神面でも支えになってくれる二人は大きい。
ありがと、フロント。いや、それはちょっと早すぎかな。
 
ここんとこ先週のサカダイをヒマがあれば見回しています。
戦力分析を見ているわけです。
総合力そんなもん?え、去年凄い低っ。JFLにいたチームより低いじゃん。マジで?
なんてね。
そんな先週のサカダイでもう一つ気になった記事は「フットボールの色彩」。
そう、宮崎が今回の特集なんですね。
そして当然ロックが登場するわけです。
 
「社員による、社員のためのチーム」
ホンダロックはそう表現されている。
働きながらサッカーをやれる。そしてそれを理解しバックアップしてくれる会社、それぞれの職場。
そして周囲の気持ちを背負ってサッカーをやる。感謝を忘れずに。
そこには地元地域への貢献という部分は書かれていない。
地域貢献は目的ではないのか?必ずしもそうではないと思うが、ここの解釈は微妙な部分をかなり含む。
 
スポーツを通じて企業チームが地域に貢献する。
このための手段、効果ってのは非常に曖昧だ。普段仕事をしているわけだから、目に見えた地域貢献をするには選手の休日出勤が必要になる。
Jリーグはそれ自体が目的で明確化されているが、企業のスポーツはそもそも会社の福利厚生の一部だから選手が地域貢献する理由がない。
地元も企業として経済効果は期待してもスポーツ部による貢献を第一には求めないだろう。
その前提が横たわった中で、どうサッカー部(を含むスポーツ部)が地域貢献をするのか。
そもそも企業とは社員か、顧客、株主のいづれかが第一であり、地元を重要なステークホルダーとして掲げる企業は少ないだろう。
大企業になれば社会全体への貢献を掲げることは多いが、社屋や工場のある地元をそれほど重要視するか?
ましてやその貢献をスポーツ部で行うか?
その中でどう地域に貢献するのかは難しいテーマだと思う。
総統の考えを100%理解しているわけではないので、個人的な感想として述べたいと思うが、ホンダロックサッカー部が宮崎という地域に貢献することはチームに求めるだけでは空回りするのではないかと思う。
では、地域から求められるチームになるには?
 
徳島ヴォルティスが前身の大塚製薬サッカー部の場合はどうだったか?
スポーツイベントやサッカースクールでの貢献はしていたが、試合が入田での開催が殆どだったため地元貢献としては効果は薄かったように思う。
当時のサポーターからはヴォルティス(大塚FC)を通じて地元を盛り上げたいという話を良く聞いた。
企業としての考えと実際の熱意はともかく、サポーターは地域貢献をさせたいと考えていた。
だが、地元がそれを求めるようにまでなったか?大塚FCが地元の顔と十分認知されるようになったか?と思うとそうとは思えない。
現在の知事就任後、Jリーグ昇格が一気に具体化し実現した。
そして、Jリーグチームとなったことでチームは必然的に地元の顔となった。
そこにはJリーグという日本サッカーの最高峰のブランドが大きく作用したことは間違いない。
これは逆にいうとJリーグに昇格しないとサッカーチームは地元から求められる存在になりえないのかということにぶつかる。
サポーターがJリーグに昇格すると劇的に増えることからも、そのことは説得力を持つ。
果たしてJリーグでないと地域貢献は満足にできないのか?
が、地域貢献といっても勝てばいいわけではなく、サッカー教室などを地道に行っていくことは不可欠だ。
Jクラブにとって地域貢献とは最重要な要素の一つであり、永遠に追うテーマである。
求められている地域に貢献できるチームにならないといけない。
 
サッカーチームと地域貢献。
企業チームとJクラブ。
難しいテーマで簡単には答えはでないのだが、考える価値のあるテーマである。

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コメント

~試合が生田での開催が~
    ↓
~試合が入田での開催が~

すみません、細かいことですが。。

投稿: | 2009年1月20日 (火) 01時54分

確かに、Jのブランドは大きいと思います。
でも、大塚FCがJFL最後の年(連覇の年)は、
昨年のJ2・VORTISの試合(17000人を
集めて5-0で勝ったEFC戦を除く)よりも
多数の観客が楽しんだと思います。
強いチームになり試合が面白ければ、
リーグのカテゴリーがどうであれ、
素直にサッカーを楽しめるのでは?
また、大塚FC時代がそうであったように、
チームに企業色があると、なかなか地元の
チームという雰囲気がでないです。
企業名に地域の名前があればともかく、
「大塚」ですから、地域の名前がでません。
地域と企業の差を縮め、地域のチームとして
応援することは、サポーターの役割の
ひとつではないかと大塚時代に感じていました。
「地域貢献」とまで考えてませんでしたが・・・

投稿: | 2009年1月20日 (火) 02時07分

強くて試合が面白いってのが一番難しいんですけどね。
一昨年、去年のローマぐらいかな。そんなチーム。
 
チームに企業色があるのは企業のモノだから当然ですよね。
そもそも社員の福利厚生の一つなんで、チームに地名が付いてないから地元のチーム色が出ないというのも筋違いといえなくもないですしね。
チームで地元に貢献するのも企業が目指すものでもない。
 
こういう前提に沿った上でチームを応援する空気を広げていくことが企業チームを応援する上での方向の一つなのかもと思います。
あくまで一つの。

投稿: AWAN渦帝 | 2009年1月20日 (火) 23時19分

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