« 総統戦 第2ラウンド後攻 | トップページ | 欧州王者に挑むインテルと、エルゴラの中田部長の記事 »

2009年2月23日 (月)

総統戦 最終第3ラウンド後攻

総統と続いている討論も一応の最終ラウンドです。
まとめないといけないので、冷静にこれまでを振り返りもう一度書こうと思います。
こういう討論で「~とは言ってない」という形がお互い出ちゃったんで、自分自身もよく振り返り、再度言いなおさないといけません。
ここにきて少し誤解してたかなと思う部分もあったのでね。
その上でJ2チームにも優勝や昇格を目指すことの重要さを書こうと思います。
 
総統の第3ラウンドの意見では、夢を見てはいけなくはないが、現実を見ることを省略して夢を見てはならないと言っている。
これは本当にその通りである。
FC岐阜の経営難の問題は、それまでも上位下位いろいろなリーグでいろんなクラブが踏んだ轍と同じで、Jリーグを取り巻く環境の中で一向に解決されない問題だと思う。
クラブだけでなく、サポーターも優勝、昇格すればどんな問題も解決すると思い込んじゃう人がかなり多いのもその通り。
どういう夢を見るかは客側の問題で勝手に想像すればいいというのもその通りだと思う。
見通しも不明確なまま大風呂敷だけ広げて夢を見させて、借金という現実をあとで突きつけるというのは、スポンサーやサポーターに対しての詐欺行為ではある。
実際、訴訟になることもこれからはあるだろうね。
 
総統の記事で思いだしたことがあって、自分も大塚FCがJFL時代に当時の地元徳島のサポーターに「昇格すれば問題が全て解決するわけではない。」と何度も語ったことがあった。
そう話した相手側は押し黙っていたが、そのときの相手の気持ちとしては「それはわかっているが、それでもJにあがりたい。」というところだったのだろう。
そのころの大塚FCを取り巻く環境は、J昇格の話なんて全くなかったし、県知事もJクラブを作ると公約に掲げた現知事ではなかった。
つまり夢しかない時代だったんで、それはそれでここで討論している状況とはちょっと違うのだが。
 
下部組織ありきのトップでなくてはいけないという総統の考えも間違いではないと思う。
クラブによってはそうであるべき位置のクラブも確かにある。
だが、サッカー雑誌である人が「育成と強化は両輪」と言っていた。
その通りで、正しくはどっちかを後に回せるもんではない。
それと同じで、夢と現実も両方大事でどちらも外せるものではない。
もちろんクラブのフロントは現実を正しく認識してクラブを運営していかなくてはならない立場なので、ウェイトは「育成と強化」と同レベルで語ってはいけないけどね。
だけど、まずファンやスポンサーがまず応援するクラブに勝利を求める、勝利を夢見るのは自然なことでしょ。
応援する入り口から、この地域は貧乏なんで勝てません。
やっても育成型でしか生きていけませんなんて言い出したらさ、「それならやるなよ。」って思うのも自然じゃない?
そう感じるんだったら、その土地を出て行けばいいんじゃない。
地元の人が地元に残って地元に貢献するための何かをするってのはさ、その地域の限界、いや可能性を少しでも押し上げようとするからじゃないかね。
よその地域の人、またはその地域から都会に行って、その後地元に戻ってきた人が、「この地域でやっても限界がありますから..」なんて言いながら始めるのは、それはそもそもやる気がないんじゃない。
そんなこと言われて地元にずっといた人間で素直に納得できるとは思えないけどね。
FC東京の例を出すけどさ、FC東京のエリアって地域的に優勝狙うようなことが無理なエリアなわけ?
例としては妥当じゃないんじゃないかな?
FC東京の営業さんがスポンサーさんに総統が言ってるように営業するのは間違いとは思わないけどね。
 
それにさ、これは以前もこのブログで言ったことだけど、サポーターって言うのは応援することが使命じゃない。
でも、いくら一生懸命応援してもそれで愛するチームが勝つかなんて科学的に証明なんてできないわけさ。
それでも応援するのは、応援することが愛するクラブの力になると信じているからでしょ。
そういう物分りの悪さが信条みたいな人種が限界なんて最初から理解してるわけないじゃない。
理解してるくらいならサポーターなんてやらないよ。
いや、理解していてもその限界までは力一杯やるでしょ。
たとえ限界が意外に低いとこにあっても、そこにフルスロットルでぶつかる方を選ぶんじゃね。
限界なんてさ、そこに到達したときに意識すりゃいいのよ。
どうせ限界があるからなんて言うくらいなら最初からやんなきゃいいのさ。
やるからには限界に挑戦すんのさ。
どこまでできるかなんて最初から全てわかってる人なら、その時点でその人には成功しかありえないように見えて、失敗しないだけだと思うよ。
そんな人は努力なんて必要としないよ。
確かに地域には限界はあるだろうけど、限界がどこだか判断するのはそこに挑戦する人だけだよ。
そこに挑戦しない人や、外側からお前のとこはどうせ限界があるなんていう人間が決めることじゃない。
俺はそう思うけどね。
 
徳島サポーターが勝ちにこだわりすぎっていうけどね。
それ誰のこと?
徳島サポーターとして仲間の名誉のために言わせて貰うけど、そこまで言うならここ数年の鳴門に何回行ったの?
行かなくてもわかるなんて言わないでくれよ。
それに勝ちにこだわりすぎの状態ってのはさ、昔の俺みたいに応援時にテンションあがり過ぎて猛烈な頭痛に襲われて「このままじゃ死ぬかも」と意識しながら、「ここで逃げたら試合に負ける。試合が終わるまで身体が持てばいい。」と考えてそのままのテンションで頭痛を堪えながら応援するような状態のことだよ。
そんな経験ないでしょ。
そこまで行って勝ちにこだわり過ぎっていうんだよ。
そういう意味じゃまだまだ勝ちに拘ってなんかいないって。
 
上を目指す気持ちがあって、それだけじゃ勝てない現実があって、その限られた力の中で努力して結果を出す方式を学び、実践して、その努力と見出す将来性を評価されて投資が付いてくるんだって。
それの積み重ねで、チームが回る実績が付いてきたときに投資がつく可能性が出るんだと俺は思う。
育成型じゃなきゃ生き残れないから育成型を目指すのではなく、育成型に特化したニーズが本当にJ2クラブに求められたときに育成型を目指すのならわかるけどね。
現実今はそう思えないから、育成型を成り立たせるためにも目の前の一つ一つの勝利に拘らないと。
選手は若手であれ、ベテランであれチームの勝利に拘ってるわけで、そこに感情移入するのがまずサポーターの入り口だと俺は思う。
選手が勝利を目指しますと言っている以上は、それについて行くのが普通でしょ。
「そうはいってもここの地域は限界があるから。でも応援してるよ。」なんて言う人間の応援する気持ちなんて選手信じないって。
  
だから今勝ちに拘る。育成も含めてその先の可能性を広げるためにもね。
それがそこにあるサッカーを愛していない証拠だとはいえないと思うけどね。
 
 
とまあいろいろ書きましたが、冷静に考えてみるとね、総統の言うことも正しいし、俺の言うことも正しいとも思うのさ。
強化と育成は両輪というけど、それと同じように現実と夢、限界と挑戦ってのは両輪というかどちらが欠けても成り立たないのは実際だとは思うんだ。
この討論の狙いは、こういう議論についてこれを読んでる人がどう思ってくれるかにあると私は思う。
この討論はこのラウンドで一応〆ようと思うけど、これを読んで考えるきっかけになってくれたらとは思います。

|

« 総統戦 第2ラウンド後攻 | トップページ | 欧州王者に挑むインテルと、エルゴラの中田部長の記事 »

コメント

うむ、このやり取り確かに実りがあった。

まだまだ、話したいところであるが、
急転直下、ロックがJ化の話が出て、
(現実的にはそんなたいそうな話じゃない)
あおりながら、火を消す作業をしなきゃならないので、ちょっと離れることにする。

アワンとの討論で、シーズンを迎える前の理論武装のリハビリになった、感謝する。

さて、書き込みで「徳島サポ」と書いたところは「徳島」の間違い。
サポを指すものじゃない、まあ変わらないかもしれないが、さっそく腹にすえかねた、
徳島の原理主義者からクレームの書き込みがあったので、そこは訂正しておく。

それから、FC東京の常務の話(現社長)の話の件は、FC東京でさえそのスタンスで望んでいるのに、J2の田舎チームはもっと慎重で良いのではないか?ということ。

それからね・・・
我が輩だってね、応援中、血はきながら、
難聴になりながら、応援はしてきたわけですよ。ただ、俺の場合は勝ち負けとはちょっと違う。そこは今度ゆっくりね。

気合いを入れてくれてありがとう。

投稿: 総統 | 2009年2月23日 (月) 19時40分

 お久しぶりです。

 討論内容については、感想は言いません。

 ただ一つだけ。

 渦帝様は、「仕事と家族とサッカーの優先順位」をしっかりつけていると思います。

 あっしが、総統と「時限絶縁」を決したのは、そういう部分もあるからです。

 「人の役に立ちたい」「夢を実現したい」という気持ちが彼を突き動かしているのはよくわかります。

 ですが、また「仕事を辞めたんですよね」?しかも、解雇ではなく「自己都合」ですよね?

 彼には、そういう「社会性」が欠けているというより、ないんじゃないか、と思います。

 ですが、このことは彼にぶつけてもどうしようもないような気がしますので。

 あっしも含めて、みんな40代です。

 そろそろ「人生の中におけるサッカーの位置づけ」を考えてもいいような年ごろかな、と思いました。

 突然にて失礼します。

投稿: ike | 2009年2月24日 (火) 18時11分

初めましてです

お二人の討論、興味深く 多角的に視野を広げることができました!

サッカーを観るとき、応援する時、益々楽しくなりそうです♪


IKEさんへ
総統に対しての 思いや 批判は直接、総統のブログに書き込んだ方がいいと思いますよ~!!
でないと ただの陰口になってしまいますからね!!

投稿: ゆいまぁる | 2009年2月24日 (火) 23時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 総統戦 第2ラウンド後攻 | トップページ | 欧州王者に挑むインテルと、エルゴラの中田部長の記事 »