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2009年4月13日 (月)

ヒルズボロから20年

先日、ある本を古本で購入した。
ニック・ホーンビィというイギリス人の作家が書いた『ぼくのプレミアライフ』という本だ。
熱狂的なアーセナルサポーターの筆者の自伝的小説で、1968年、少年時代に父親に連れられて観にいったハイべリーでアーセナル対ストーク・シティを観てしまってからの人生を面白く描いた作品である。Hi3d0391
私は10年くらい前にこの本を知って読んで以来、アーセナルではなくこの本の熱狂的ファンとなった。
この本にはサポーターバカの全てが詰まっている。
これはバイブルである。
買った本はその後紛失したため、再度購入しようとしたらどうも絶版になってしまったらしく、ネットで古本として購入したのだ。
バイブルだったこの本は、今はレジェンドとなってしまったらしい。
この作品を原作とした同名の映画も作成されていて、こちらはちょっとラブコメに近いが、原作の世界がかなり盛り込まれていてなかなか面白い。
DVDで国内発売もされていて当然持っている。
 
さて、この本でも取り上げられているのだが、もうすぐサッカーファン、とりわけイングランドのファンにとっては忘れがたい4月15日がやってくる。
1989年4月15日に起きたヒルズボロの悲劇のことである。
FAカップ準決勝、リバプール対ノッティンガム・フォレストの試合でリバプール側のゴール裏席にキックオフ直前にまだ入場できなかったファンが入場ゲートに殺到し、警備をしていた警官隊がゲートを開放してしまったことでゴール裏に急激に人が殺到した。
すし詰め状態になったゴール裏で圧迫、窒息により94人がその場で死亡した(最終的に死者は96人)。
この日の出来事がイングランドサッカー界に与えた影響は大きく、現在のプレミアリーグにおける全席個別席制に変更されたきっかけとなっている。
上記の「ぼくの~」でもヒルズボロの事件は取り上げられており、実は映画でも取り上げられている。
特に映画ではラブコメストーリー的に必須なエピソードではないにも係わらず取り上げられており、そこにホーンビィのこの事件への思い入れが伺える。
 
この事件から20年以上経っているが、サッカースタジアムでの事故、トラブルはなくなっていない。
先日もドゥンビアの故郷、コートジボワールで同じような事故が起きた。
 
スタジアムでのトラブル・事故がおきることは本当に悲しい。
今、私はスタジアムに子供をよく連れて行くのだが、子供が行くスタジアムがずっと安全であってほしいと思う。
今の日本のサッカースタジアムが世界でも有数の安全さを誇っていることも事実であるが、それを子供が大きくなってもそうあってほしいと思っている。

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