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2009年7月13日 (月)

ヴェルディ戦を終えて

大事な試合であったから、更新は急ぐべきであったと思う。
が、それはムリだった。
試合に負けたことがそれほどショックだったのか。
否。
それほどサポーターの経験値は浅くない。もっとキツイ負けはかなりある。
同じ国立なら、仏W杯アジア予選での日本-韓国戦(1-2)とか。
あんときはシートを韓国サポーターに燃やされたりしたし。
 
実は試合日の早朝から胃腸の調子が悪くなり、頭痛も併発して体調が最悪の状態だった。
日中はとにかく試合までにコンディションを整えることのみ考え、薬を飲んで、ずっと家で横になり時間を費やした。
移動中の電車の冷房も怖かったし、蒸し暑さも同様だった。
あとは試合へのテンションで堪えきるしかないと思った。
開場待ちと、開場後、時間が空くと横になって体を休めた。
とても90分持つ状態ではなかったが、やるしかない状況だった。
実は、昨日も今日も体調がすぐれないままで、今日医者に行って点滴をうってもらった。
昨日一杯で何とか直したかったがムリだった。
で、こうして今原稿を書いている。
やっとPCに向かう気力が戻ってきたのだ。
 
試合は説明するまでもなく、力の差を見せ付けられた完敗。
が、ヴォルティスがそんなに悪かったのかというと、そうでもない。
この日のヴェルディは、ヴォルティスにとっては強すぎた。
序盤から押し込まれっぱなしで、前線にも繋げられない。
中盤の選手の動作の質の違いが結果にモロに出たような気がする。
ヴォルティスの選手は、ボールを受ける(このときゴールは背面)→顔を上げて周囲を探す(同時に反転する)→ボールを出す。
この3つの動作が入る。この間にプレスを受ける。
上のプレスを逃げるためにワンタッチで中盤とバックラインにボールを回すことが多くなるが、前線に収まりどころが無くて無理に出して相手ボールへ。
ボールが前線の徳重、柿谷に入るシーンでも潰しが厳しく仕事をさせてもらえなかった。
ヴェルディで秀逸だったなと思う選手は大黒。
先制点のときも一瞬のスキにDFの視界から消えてフリーで飛び込んだ。
なんでフリーにしてんだという声が聞こえたが、ああいうことができるのが一流のストライカー。
伊達にA代表だったわけじゃない。J2にいるから錆び付いているわけでもない。
相手の上手さを感じられることもサポーターとして重要。
それ以外のシーンでも前線で歩いていながら急加速して別のスペースへ走るシーンも多くあった。
Aの選手がマークする位置から、ふいにBの選手のマークする位置へ動く。
ディフェンスはそれまでAが大黒をマークしていたのに、急にBが対処しなきゃならなくなる。
このとき切り替えが上手くいかないとスキができる。相手の嫌うことを続ける動きが秀逸だった。
基本的なことだが、この点はヴォルティスのFWとは違うように見えた。
それ以外にも力の差が出たシーンばかりだった。

失点4に対し、シュート3本。
これ以上の完敗はない。
でも、悲観し過ぎることもないし、恥に思うこともない。
上のレベルに行くために超えるべき山を体感できたのだ。
この貴重な経験を活かせば良いことである。
それに、カズ、ラモスや柱谷がいたころのヴェルディの強さはこんなもんじゃなかった。
 
あと一言。
本当はミーティングで言うべきことだったんだけど、フラフラで立ってるのがやっとでできなかった。
でね、熱意は感じるんだけど、それを吐き出すだけの形じゃ正しくは伝わらないよね。
「オレはこう言いたい、こうまでして言いたい。」という気持ちもわかる。
そういう連中いっぱい見てきたから。
でも、そういう形で選手に伝わったように見えたこともないのも事実。
熱意が相手や周囲と空回りしてるから、逆に熱意ある姿が浮き上がって見えちゃう。
感情を吐き出してるだけでみっともなく見えちゃう。
だから、オレもあの時、「下がれ!」と言った。多分回りも同じ考えだったと思う。
アサーティブって言葉がある。
自分の意見を押し通すことではなく、自分の意見を相手のことをを少しばかり思いやりながら伝えるという、そんな意味だったと思う。
まず自分達の周りを理解しなおすことが必要じゃないかな。
その中で自分をどう理解してもらい、どう自分を通すか。
どこ行ったって自分と同じ匂いの人間ばかり集まるはずないんだから。
逆にそういう世界から距離を置いて自分の世界を築いた人間も知ってるけど、視野が狭くなって最後はいろいろ歪が出て失敗した。
熱意あるんだから、自分で自分をすり減らすようなもったいないことしない方がいい。
それに不良性と品性の無さはイコールじゃないよ。
今までやってきたことを認めてもいるから、こういいたい。
 
俺はサポーターとは滅私奉公だと思ってやってきた。
何がクラブを中心としてコミュニケーションにとってベストなのか。その中で今も自分の位置を模索し続けてる。
それはこれからも変わらない。それに位置はその時々で変わるからね。
正直、あと何年旗振ったりしてられるかわかんないけど、それでも最後まで自分の位置は探すつもり。

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