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2009年8月13日 (木)

命を育てることの重さ

少し悲しいことがあった。
実は庭の鉢植えのパセリについたキアゲハの幼虫がいたのだ。
去年もパセリに蝶が卵を産みつけ、成長していった。
子供の頃、アゲハ蝶を羽化までさせたことがあり、またやってみたくなったので大きくなった幼虫を保護して羽化させた。
今年もパセリに卵が産み付けられイモムシがどんどん成長していった。
今年は2匹が成長。
しかし、パセリはその2匹の食欲を満たしきれず、丸坊主になってしまった。
食べるものをなくしたイモムシは食べ物(パセリ)を探して移動する習性がある。
そこで私はイモムシを保護。
えさを用意してやることにした。
ここで私は致命的なミスをしてしまった。
 
イモムシの食べ物はパセリである。
しかしながら、スーパーで売っているパセリは農薬が使われており、人間には影響はないがイモムシには猛毒なのである。
去年はそれを知っていたが、食べさせるパセリがなく、やむなくスーパーのパセリを与えたところ、幸運にも何も起きず蝶になった。
しかし、今年は違った。
2匹に与えたところ、のけぞるように苦しみ始め、ついには死んでしまった。
しまった。
鉢植えのパセリを食いつくし、一日空腹を我慢していたイモムシ。
本能的に農薬のついたパセリは食わないこともあるようなのだが、一日空腹だったあとに与えられたパセリを本能で嗅ぎ分けることはできなかったようだ。
 
育てる。
今日はその言葉を強く噛みしめた。責任の重さを感じた。
たかがイモムシかもしれない。
が、2つの命でもあった。
蝶にさせてあげるために保護したのに...。
育てるということを簡単に考えてはいけない、命は重いものだということをつくづく思い知らされた。
イモムシのような小さな、そしてその死を悲しむ人間が私しかいないような命だからこそ、私自身はその命の重さをわかっていなくてはいけなかった。
私は今日を忘れてはいけないだろう。

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コメント

総統ラインでこのHPを発見していつも拝見させていただいております。
大塚FC時代にサポーターをしていたので何度かお会いしていますかね?(w
『命の大切さ』うちの愚息に何度も教えていますが11歳にもなるのにまだ理解してないみたいです。
今年も「犬が欲しい」「ちゃんと面倒みるから」と言っていますが試しにクワガタやカブトムシを飼育させれば2~3日で殺してしまう次第…(汗
またおじゃまします^^

投稿: たかさん | 2009年8月14日 (金) 00時54分

私はイモムシが蝶になるところを子供に見せて、生き物ってのは凄いんだよって見せてあげたかったんです。
だから、余計残念です。
うぬぼれてましたね。

投稿: AWAN渦帝 | 2009年8月14日 (金) 06時20分

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