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2009年8月26日 (水)

日曜日は選挙に...もちろん三ツ沢にも。

今週末は待ちに待った衆院選の投票日..いや、横浜戦である。
ここんとこ調子の悪いヴォルティスは今こそサポーターへの責任力を発揮し...いや、とにかく勝ってくれ。
 
欧州ではサッカーと政治というのはかなりつながりが強いですね。
イタリアでは左派か右派かの志向でサポーターグループが分かれたり、応援するクラブが決まったりすることもあるようです。
4年くらい前かな、あるスポーツ雑誌でユベントスのサポーターの座談会というめずらしい企画がありました。
3つのサポーターグループのリーダーが集まったんだけど、2つが右派、1つが左派という政治志向と紹介されていました。
当然、右派系と左派系は仲が悪いのですが、興味深かった話はクラブのフロントの重役(会長とか)の政治志向と同じサポータークラブが贔屓されるという話。
当時のユベントスはカルチョスキャンダルのペナルティでチームはセリエBに降格、フロントは総退陣して入れ替わりしていた時でした。
スキャンダル以前はフロントは右派志向だったそうで、そのときは右派系グループがホームゲームのタダ券とか、アウェイへの遠征費用とか、横断幕や演出の費用などを貰っていたようです。
それがスキャンダルでフロントが総入れ替え後、左派志向の人がフロントトップに付いたため、今度は左派系グループが贔屓され、右派系は干されることに。
対談では右派系の2グループが、贔屓されている左派系グループに皮肉を言っていました。
まあ、読んでる限りにはどっちも自分達のことしか考えてなさそうでしたが。
 
他の雑誌ではイタリアのサッカークラブのサポーターの政治志向をグラフで示すという面白い企画を読んだこともあります。
イタリアは政治に対する国民の意識が他国より高いようですから、サッカーが生活に根付いている以上、政治志向と無関係ではなくなるのもわかります。
イタリア以外の国のリーグを調べたことはありませんが、一般的なイメージではイングランドは街、スペインは民族(これも街とも関係ありますが)で応援するクラブが決まる傾向に思えます。
 
日本では、政治志向で応援するクラブが決まることなんてないですし、これからもないと思います。
でも、意外にサッカーと政治ってのは関係があるんです。クラブよりサポーターが政治に近いケースもあります。
地方の自治体が所有するスタジアムをホームスタジアムとしてJリーグに準会員申請する場合、誰かしら政治家とつながりがあれば自治体への働きかけは効果を増すでしょう。
実際、そういうクラブはあったはずです。
それからサポーター。
今週月曜、宮崎ショックボーイズ総統からのメールが入り、発売中(月曜)の日刊スポーツに麻生総理と某クラブのサポーターが手を握って有権者にアピールしている写真が載っていると連絡がありました。
早速、コンビニで日刊を買い、見てみました。
その写真は...................................................今日はノーコメントです。
続きは、横浜戦の三ツ沢で...。
 
他には、茨城の某強豪クラブの有名なサポーターさんは市議会議員になっていますね。
 
徳島の場合も今の徳島県知事が知事に就任しなかったらいまだにチームはJFLにいたと思います。
それも悪くない気も個人的にはしていますが。
 
とまあ、つまり、政治は大事よねって....オチになってませんが。
みなさん、選挙には行きましょう。
30日、徳島から横浜参戦の方は大変ですが不在者投票など利用していただきたいと思います。
いやー、ホント今回は面白いことになりそうだね。今度の選挙.....いや、横浜戦はもっと面白くして帰りましょう。
頑張りましょう。

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