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2009年8月 6日 (木)

平和ゆえに...

今日は広島に原爆が投下された日であった。
平和記念式典は朝8時からやっている。
小学生とかの子供の頃はちょうど夏休みの朝で家にいる時間に式典が生中継されていてよくみた。
私の両親は戦争体験があり、戦争がとても悲惨なものであることはよく説かれた。
子供の頃は軍艦のプラモデルとかが好きだった。
あるとき、私が本屋で軍艦の写真がたくさん載っている太平洋戦争の写真集を買って帰ったその夜、父はその写真集を手に取り、戦争についていろいろ教えてくれた。
その写真集には軍艦の写真以外に、戦死した兵士の遺体の写真もたくさん載っており、なかなかに衝撃的な写真集だった。
だが、子供の私には”死”というものがどういうものと理解するにはまだ幼かった。
だから、父は1ページ1ページめくり、丁寧に戦争というものを教えてくれたのだろう。
私が覚えている父の思い出の中でもっとも印象的だったことの一つだ。
 
この季節になると決まって「火垂るの墓」というアニメが放映される。
私の母はこの映画が嫌いだ。
映画のストーリーやテーマが嫌いなのではない。
あの映画の舞台である終戦直後は、母が10代後半だった時代で、映画のシーンはあまりにもリアルなので思い出したくないのだそうだ。
母のこの感情からは、戦争の悲惨さを後世に伝えていくのは戦争を知っている側にとってはそう簡単なことではないことがわかる。
 
大人になり、8月6日は仕事をしている年齢になると、記念式典をテレビで観ることはめったになくなった。
だが、父が丁寧に教えてくれたおかげか?戦争とはあってはならないものだという考えだけは薄くならない。
いまだに8月15日がくれば自然と意識する。
私が日本人であることをもっとも意識する日の一つだ。
 
いまでも世界のどこかでは戦争がおきている
でも日本では戦後64年幸せなことに内地で戦争は起きていない。
先日お台場に観にいった等身大のガンダムについて、ビームライフルを持っていないのは何故かという質問に対し、オリンピックの招致に協力するのに武器を持つのはおかしいでしょうという意味の富野氏のコメントを何かで読んだ。
ああ、なるほどと思いつつ、ガンダム自体が架空とはいえ兵器なのだけどなあという違和感は感じた。
自分もガンダムは好きでテレビでよく見る。再放送中のダブルオーはワンセグで録画して出勤時に見ている。
あれは紛れも無く戦争アニメなのだが、戦争を”嫌”として捉えながら、一方でガンダムを好んで見ている。
そんな矛盾を抱えていて平気なのは「自分のところで本当の戦争になるのだけはイヤだ。」という都合のいい考えが自分の中にあるからだろう。
 
この時期になると平和であることはいいことだなと、普通になんとなく思う。
私たちは、旅行に行ったり、美味しいものを食べたり、遊んだり、そしてサッカーの試合で叫んだり。
全部これ日本が平和だからできることなのである。
ありがたいことである。

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