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2009年10月21日 (水)

ため息をつくより先に拍手させるほどに。

試合が終わった直後に拍手が沸き起こった。
もちろん、拍手が沸き起こるのは初めてではない。
もちろん引き分けの試合でだ。
 
今までより拍手が大きく長くないかとも思った。
多分錯覚もあるだろうが、短くもなかっただろう。
この日の観客の多くは、この試合を真っ正直に評価した。試合が終わってすぐに。ため息をつく前に。
 
勝つことはできなかった。
だが、この試合の価値は勝利という価値にそれほど劣るものではないだろう。
もちろん試合は攻め立てられ、それに耐える時間が長く、上野の好プレーに幾度となく救われた。
セレッソのワンツーを使っての崩しはさすが首位と思わせるプレーだった。
しかし、ヴォルティスは最後までゴールを許さなかった。
でもそれだけではない。
セレッソのゴールにも、セレッソがヴォルティスゴールに迫ったほどではないにしろ、幾度と迫った。
中盤のパスワークも互角に近かった。
終盤でこぼれ球を拾い合うシーンはお互いがお互いのゴールに迫ろうとする気持ちが滲んでいた。
 
セレッソというと若い力というイメージがある。それに対し、ヴォルティスは若手もいるがベテランの力が中心。
でも今日の試合はそんな年齢からの違いは感じなかった。
お互いに意地を張り合っていたように見えた。同じレベルで。
だからこそ、あんな試合になったのだろう。
だからこそ、あの拍手だったのだろう。
 
柿谷は出たかっただろうね。
今日のあのレベルの試合なら、プレイヤーならピッチで当事者になっていたいと思ったはずだ。
 
勝てなかったんだから満足してはいけない。
だが「また来たい」と多くの観客に思わせたと思う。
そう思わせた選手達を拍手してあげてもいいだろう。
 
またやり直せばいい。
今のこのチームは強くなっていると、試合ごとに確信が強くなっているから、また一緒に次のグリスタから勝利を目指せばいい。

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