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2009年12月31日 (木)

2009年総括

あと1時間と少しで2009年が終わろうとしています。
今回は今年最後の記事なので総括をしたいと思います。
 
まずチームが大きく変わったことがあげられるでしょう。
今年はオフシーズンの補強で実力派のベテランを大勢加えることができ、ほぼ満点にちかい近い体制で新シーズンのスタートをきることができました。
各ポジションに核となる選手が据えられたことでチームが飛躍的に安定感を増し、つまらない失点が激減したことで90分間戦えるチームとなりました。
今年のチームは、一言でいえばサッカーをよく知っているチームだったなと思います。
その核になっていたのは三木、徳重、倉貫らでした。
そして、シーズン後半戦にはその成熟度の高いサッカーの中で揉まれた選手達から一皮剥けた選手が出たのも大きな収穫でした。
登尾、六車が不可欠な選手へと成長してくれたことは来季、それ以降を見据えても大きな成果だったと思います。
但し、相手に勢いを与えてしまうと流れを掴み返せない弱さを見せたことも事実で、特にパワー、スピードでの勝負では分が悪いという弱点がありました。
スピードに長けた選手もいたので、スピード相手でも戦えるはずでしたが、スピード戦の武器と想定されていた麦田が絡んでこれなかったことで戦い方の幅が広がらず、その影響は特に終盤戦に効いてきたように思います。
また精度の高いサッカーはいました分、意外性という面があまり感じられず、これも特に終盤戦になって影響が出ました。
来季は力勝負でもっと戦えるようになることが課題の一つでしょう。
 
次にフロントの体制が変わったことが大きいと思います。
今季から新田さんが新社長として就任しました。
前年まで3年連続最下位であったこともあり、前任社長とサポーターとの関係は修復が困難な状況になっていました。
新田社長が就任したことで、会社として運営方法が劇的に変わったことはなかったと思いますが、彼の人柄もあって悪い雰囲気をシーズン初期からリセットできました。
今の徳島ヴォルティスはまだファン・サポーターとのコミュニティがビッグクラブのように大きくないので纏め上げるのも比較的楽です。
新田社長がサポーターに積極的に交流してくれたことで、いままでにない一体感を得られ、それがチームの成績に好影響を与えたことは事実だと思います。
私は個人的には新田社長が今季のMVPなのではないかと思います。
 
観客数は成績ほどに伸びてはいきませんでした。
J2では1試合平均で14位。4073人/試合でした。
それまでの3年連続最下位の影響もあったと思いますが、それでももう少し増えて欲しかったなというのも本音です。
ダービーでは大勢の観客を動員しましたが、そのダービーでも試合の趨勢が早々と決すると帰り始める観客がバックスタンドに目立つなど、残念な光景もありました。
ホームでもアウェイサポーターに数で上回られる試合も多く、ホームの圧倒的な雰囲気を作り出せない苦しい状況が続きました。
何故、地元に浸透が思うように進まないのか?その理由は?
来季はどう地元にヴォルティスを浸透させていくのか?何が必要なのか?
ただ試合に勝つ以上に大きな壁だと思いますが、J1昇格を目指すにはホームでのサポーターの圧倒的な後押しは不可欠です。
ホームゴール裏はコレオや、ゲーフラなどいろいろなアイデアで盛り上げてきました。
ですが、地道な活動とともに第3の要素として起爆剤になる何かが欲しいところです。
 
そして私。
今年は2年ぶりに徳島に行きました。
相手は栃木。
その試合をきっかけとして思わぬ再会、そして交流のスタートとなりました。
こういう出会いは今後も大事にしていきたいなあと思います。
こういう出会いやコミュニティを広げられるのは私にとって大きなチャンスだろうと思います。
今年は特に周りと合わせることは意識せずに好き勝手にやってきました。
それまでも比較的そんな感じだったのですが、今年、特に後半はあまりモノは言わず黙々応援してきたような気がします。
言う必要がなかったこともあります。
ただ、関東勢のサポーターは少しまとまりが欠けてきたのかなと感じるところもあります。
来年は試合にもっと早く来てもっとコミュニケーションを増やすよう努力しようかなと思います。
もちろん、感じたことはここでは書き続けます。
原稿を勢いで書いて、勢いでネットに載せている気はありません。
コメント欄は来年もオープン。これは絶対厳守としながら自分の感じたことを丁寧に伝えていきたいと思います。
まだまだ、自分は誰かに超えられているとは思っていませんから。
それではみなさん。
来年もよろしく。

追伸

今季観戦したゲームの中でのベストゲームは10月11日、西が丘サッカー場での天皇杯サッカー、ホンダロック対東京ヴェルディ戦。

勇敢に上位カテゴリに挑み、試合内容も支配したうえで見事金星を勝ち取った文句なしの試合。あれこそ関東隊魂と同じもの。

記事もあの試合について書いた「総統の10年分の涙」をあげます。

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2009年12月29日 (火)

執念と運、栄光と挫折の氷

凄かったなぁと率直に思わせられた日曜の全日本フィギュア。もちろん女子の方。
バンクーバー五輪の代表残り2枠を懸ける争いに実質3人の選手が挑みました。
本当に凄かった。
それぞれが背負っているものが番組を通じて感じられたし、神懸かったような空気も感じました。
 
中野友加里選手。
前回五輪は出場を逃し、今回五輪出場のためにこの4年間全てを費やしてきたように見えました。
今季は去年までとかなり雰囲気の変わった、アピールの強い衣装で挑んでいました。
色っぽいなぁ、と思うと同時に気迫も籠もっているなぁとも感じました。
地味なイメージがあった彼女が勝負を賭けている。
「私を観て!」と剥き出しの中野友加里がいるようでした。
五輪に出場できるといいなぁと思いながらグランプリシリーズから見ていました。
正直言って実力的に五輪、そして出場できてもメダルが微妙なポジションに見えましたが、女子スケーターの中では一番好きな選手でした。
 
勝負を賭けたフリー。
ジャンプが決まらず、それでも気迫で頑張りましたが、その分演技を取り巻く空気がどんどん堅くなっているように感じました。
微妙なポイント。
変わろう、壁を越えようと懸命に努力してきた彼女そのまんまのような演技でした。
 
安藤美姫選手。
既に五輪出場内定を得ている微妙なポジションで出場した彼女。
メンタルが決して強くない彼女は最も難しいメンタルコントロールを求められていたと思います。
そして結果も求められていました。それもどういう結果が出ようとも議論を呼びそうな結果を。
 
今の日本の女子スケートの隆盛に彼女が果たしている役割はとても大きいです。
トリノ以前は漫画誌でアイドルのように扱われ、グラビアに出たりしていました。
スケートの選手なのに海に連れて行かれたりして、雑誌の”水着にしたい”という意図がミエミエのグラビアもありました。
でも彼女が作り上げたスケートへの注目のなかで他の選手が注目をより浴びるようなり、今があるとも言えると思います。
残念ながら今の彼女はかつての人気の反動なのか、色々な視線を受けて決して幸福な選手ではありません。
彼女への注目がスケート以外にも注がれる状況はかつてと変わらないまま、その見方はかつてと一変しています。
でも彼女は間違いなく今の日本女子スケート界の主役です。
彼女がいなくなれば、今の彼女の役割を他の女子が背負わされるだけです。
今大会で彼女がいい演技をできるメンタルコンディションではないと誰もが思っていただろうなかで、やはりミスが出ます。
もっと幸せに滑れる空気が彼女の周りにできるといいなあと思います。
私は彼女のことは結構好きです。
 
浅田真央選手。
大会を放送している番組がCMに入るとこれでもかというくらい彼女が出演するCMが続けて放送されます。
それは彼女が一スケート選手の存在ではないことの世間へのアピールとしては十分過ぎるものでした。
彼女が五輪出場権を獲得することだけが大事なんだという周囲からのプレッシャー。
そんなスゴイ重圧の中で彼女は今季最高の演技でそれに応えました。
翌日の日刊スポーツの一面、彼女の明るいイメージとは違う、強さ溢れる表情がそこにありました。
思うように結果が出ず、周囲の重圧のなかスランプに苦しみながら、それを乗り越えた強さを身に付けた表情が印象的でした。
 
実力的には今はキム・ヨナが彼女の上をいっている気がします。
しかし、浅田選手は五輪でさらにその上に到達できるのではとファンに期待を持たせたように見えます。
それにしてもスゴイ19歳の女の子だ。
想像もつかないようなお金が彼女も見えないところで渦のように回り、人の期待や欲が巨大化し、ライバルのヨナはレベルを上げているのに、それらを全て飲み込んで彼女自身が巨大化しているように見えます。
一体どこまでいこうとしているのか?
巨大化する自分自身を彼女が受け止め切れるのか?
イチローのような存在に昇華していくように思える彼女のこの先に少し不安も感じます。
果たしてバンクーバーの彼女は何を成し遂げるのでしょう?
そしてその先...。
最後に演技をした新鋭の15歳の女の子はこれからどう浅田選手と絡んでくるのでしょうか?
 
鈴木明子選手。
1年前まで世間的には無名に近かった彼女が五輪代表選考レースに急浮上してくるとは殆どの人は想像つかなかったでしょう。
もちろん、選手達は彼女の実力を知っていたでしょうけど、最も大事なこの大会で彼女はまさにミラクルを起こしました。
彼女の演技は時間が経つにつれ会場の空気を変えていきました。まるで魔法のように。
序盤のジャンプの直後に転倒。
しかし、それがまるでスイッチだったように何かが発動して、会場の空気を染めていき、全て自分色に染め上げてしまいました。
浅田選手の演技も凄かったですが、空気には緊張感が終始ありました。
「ミスしないでくれ。ミスしないでくれ」といういろんな人の念が漂うなか、それを跳ね返してしまう演技でした。
鈴木選手のフリーにも浅田選手ほどではないにせよ、そういう空気があったはずでした。
中野選手の運命も左右する自分の演技で、彼女が見せたのはそんな演技とも違う、会場を全て自分の色に染めてしまう魔法のような演技でした。
あんなの初めて見ました。
何かが降りてきているような時間。
あれが外国のバンクーバーでまた起きるとは考えにくいですが、考えにくいですが、もし起きたら...。
 
最終的に女子代表は、安藤、浅田、鈴木の3人に。
中野選手は夢破れました。
もちろん、その下にも村主選手らも。
それでもこういう戦いを見れてよかったです。
これほどハイレベルで思いの籠もったコンペティションを観られることは私たち自身も成長につながると思います。
バンクーバーが楽しみになってきたのでした。

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2009年12月27日 (日)

偶然出会った古いサッカー批評が私に問うものは...

運命的なんていうと大袈裟だが、ここでこれに出会うのは何かあると思う時はあると思う。
例えば、偶然入ったショップで気に入ったTシャツや靴を見つけたり。
ネットオークションで偶然思いついたワードで検索したら掘り出し物を見つけたり。
 
昨日、娘のバレエ教室の発表会があり、朝早く娘と奥さんを会場に送った。
開演は午後なのでそれまでは時間潰しにいろいろ歩いて回った。
古いプラモをたくさん売っているお店、CDショップ、そして本屋。
その本屋のサッカー本コーナーで見つけたもの。
一冊の雑誌『サッカー批評』だった。それも最新号ではなく今年の3月に発売された号。
”LOVE Or MONEY? サッカーを支えるのは愛?それとも金?”
6月号と9月号は棚にない。
なんでこんな古いのが一冊だけ棚に残っていたのかわからないが、偶然にもそれが目に留まった。
たぶん発売時には立ち読みくらいはしていたと思う。でも買わなかった。
でもこんなところで目に留まるのは何かあるからだ。
タイトルも気になった。
買って帰った。
 
サポーターとってのクラブ愛は今までも語ってきたように思う。
サポーターだけでなくフロントを預かる人間にとっても、特に金や人事を管理・決定する立場として周囲からチーム愛を懐疑的に見られがちな立場の人達についても語られている。
では選手にとっては愛か?お金か?
本書では一部そこをテーマにして扱っていた。
議論以前のテーマと思われるが、これも考えてみると結構簡単に結論が出せない難しいテーマである。
本書では両方とも必要というように序文で書かれているが結局のところ、それが結論なのだろうとは思う。
それでも”自分はサッカーが好きだ”と自信を持って言えなければ、サッカーを続けていく気持ちは保てないだろう。
 
サポーターにせよ、フロントの人にせよ、スポンサーの人にせよ、そして選手にせよ、クラブへの、選手への、地元への、サッカーへの愛を評価するのは他人には難しいことだ。
極めて内面的なことで、それぞれに表現の仕方の違い、いろいろな事情もあり、一面的な視点や一時の行動だけを摘まんで評価するのは難しい。
お金をどう使うかという金銭感覚の問題、どれほど愛情をクラブに注いでいるかは分けて考えるのはありか?
もちろん、その人の行為により招いた結果が愛するクラブに与えた損失と責任は問われるべきではあるが、それで愛情の良し悪しを計れるのかは自分の中では疑問だ?
皆、クラブが好きで、サッカーが好きであるからサッカーの傍にいるのだと私は考えたい。
但し簡単な感情では割り切れないから、クラブに近い人間の間で感情が対立することはある。
ただ、それは単に不幸なことが起きたからで、愛情の程度、良し悪しとは分けて考えたい。確かに単純ではないけどね。
 
色々なクラブが難しい状況を抱えて、クラブに関わる多くの人の愛情が試されているような状況にある中で、この古いサッカー批評が私に何を問いたくてそこにあり、そして私に買われたのか?
明日で年内の仕事は終わるし、じっくりと読み、じっくりと考えたい。

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2009年12月25日 (金)

大島は北九州へ、玉乃はいづこへ?

たぶん、殆どの人がこのまま北九州へ完全移籍するんじゃないかと思っていたんではないでしょうか?
9月に大島康明が北九州へ移ったときに。
だから、そう驚きは無かった。
北九州では9試合で5ゴール。
嬉しかったのはゴールハンターの嗅覚は衰えてなかったんだなということ。
残念だったのはその才覚をヴォルティスで活かせなかったこと。
でも、これでよかったんだろう。
シーズン途中で移籍して出場機会も得て、ゴールも決めて、昇格に貢献して、彼は新しい居場所を得た。
サッカー選手として運が強いと思うなあ。
なかなかここまで途中からの移籍で貢献できる人少ないと思う。
 
JFL時代の2001年、最初は島田周輔の後釜みたいな感じで移籍してきたんで同じタイプだといいけど思ったけど、実は全く違うタイプの選手だった。
でも、ゴールハンターとして島田以上の貢献をしてくれた。
JFL時代で103試合61得点。
実に2試合に1ゴール以上決めてくれたんだ。これはスゴイことだよ。
本当にありがとう。
いまだに黄色いユニフォーム着ている大島って違和感を感じるんだけど、それが新しい彼の姿なのだろう。
 
そして玉乃。
アトレチコ・マドリーでプレーしている記事を覚えていたので、あの玉乃が徳島へ来るのかと最初驚きました。
一番印象的なのは去年の湘南戦でゴールを決めた直後に、テレビカメラに向かって拳でゴツッとアピールしたシーン。
カッコよかったなあ、あれ。
すごい才能というか可能性を秘めた選手だったと思うんだけど、残念ながら彼がフィットするクラブがどこにもなかった。
でも彼もサッカーに拘って欲しいな。
現役はやめても、サッカー人生は閉じないで欲しいな。
がんばれ、タマ。

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2009年12月23日 (水)

ナカタクロースのプレゼント

さて今週は仕事がヤマ場で、本当に忙しい。
今日は休日なんだけど、ちょっと休みたくネーとか思ったくらい。
でも、今日は今日でやることがあります。
年賀状を書かないといけない。
 
年賀状って年々減ってるんですよね。
ブログやってると”みんな、ブログに年賀状をUpするから見てくれー!”って言いたくなる気もしてくる。
職場、親戚、友人(サッカー関係)、友人(サッカー以外)と種類を分けなきゃいけないのも疲れる理由。
けどやっぱり作らないとね、大人としては。
とゆうわけで作りました。
サッカーバージョンは元旦にはアップしたいと思います。
 
さて、今日はイブイブ。
明日はイブ。
ヴォルティスサポーターへの”人事”というクリスマスプレゼントは届くのでしょうか。
ナカタクロースの思わせぶりな口ぶりから早くもプレゼントの中味はナ~~~ニ?と議論を呼んでます。
できればお隣よりいいプレゼント欲しいなぁ~~~。
クリスマスプレゼントもらえないどころか、プレゼントに出されちゃうクラブもあるなかでヴォルティスは恵まれてますね。
恵まれてるわりには一昨年までは(そのときの)サンタにプレゼント選ぶセンスがなかったんで泣きたくなりましたが、ナカタクロースはその点大丈夫。
もちろん、プレミア付の大人のおもちゃとまではいかないけど(ちょっと失礼だった。)
 
でも、移籍マーケットもかなり動きがでてきましたね。
鳥栖の萬代獲得は少し驚き。
ハーフナーとの2トップなのか、ハーフナーがマリノスに戻るのか(和司さん次第か?)?
ハーフナーのレンタル期限は1月31日なので来月にならないとハッキリしない様子。
島田が戻ったのは痛いんじゃね。
その島田と言えば...。
 
水戸は荒田と菊岡を取られちゃった。
水戸は過去にもこういうケースは何度もあったし、チームに地力があるから単純に戦力が引き算されるようにも見えない。
来季も結構強いんじゃないかという気もする。
 
札幌は中山選手を獲得しました。
石さんとはウマが合いそうな気がします。
ただ、戦力的にはどうかな。
内村選手はブレイクする可能性あり。
 
大分の事情が悪化して1月に選手が大量にマーケットに流れてきたら状況は一変しそう。
まだ決まってないベテランも多いし。
さてどうなるやら。
明日はイブです。

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2009年12月22日 (火)

ポンギーで総統とカレーを食べた夜

昨年もやりました年末の饗宴、総統を囲んでのサッカー馬鹿忘年会が六本木で行われました。
六本木という街は実にセレブリティな空気が漂っています。
サッカーの匂いなんて微塵も感じませんが、そんなオシャレな街に続々と小汚いサッカー馬鹿(失礼しました)が集まりました。
 
その前にこの季節の六本木というと、私は楽しみにしているところがあります。
六本木ヒルズで催されているクリスマスマーケットです。
ドイツのクリスマスマーケットを再現したイベントで、ドイツのビールやソーセージ、シチューなどのグルメや、木製のオーナメントなどのクリスマス雑貨などを売っています。
Hi3d0259 大阪だと梅田、東京でも有楽町でもクリスマスマーケットが催されていますが、楽しくで好きです。
去年も来ました。
特にツリーに飾るオーナメント、ドイツのケーテウォルファルト社の木製オーナメントには嵌ってまして自宅のクリスマスツリーに10個近く飾ってあります。
但し、一つ2000円以上するのでそうそうたくさんは買えません。Hi3d0257
今回は2つ。4500円のお買い物。
 
六本木ヒルズでお買い物したあと、会場のインド料理屋タージ・マハールへ。
今年は総統のほか、横河、鳥取、福岡などのサポーターの他、著作が地元北九州”では”ブックランキング1位だという吉崎エイジーニョ氏も参加。
絡み酒の女王、K崎嬢も加わり宴はスタートするのでした。
インド料理なので当然料理はカレー味に始まり、カレー味が続く、カレー好きには堪らないメニューが続きますが、結構ツライものもありました。
 
そんな宴の楽しみというと、去年も楽しみましたセクスィーなベリーダンスショー。
美人(マジに美人)のダンサーさんがセクスィーな衣装でセクスィーなダンスを踊るのです。
踊りが始まると皆踊り子さんに視線が釘付け。
特に生肌のウェストの辺りに視線が集まって...、失礼。
で、著名なサッカーライター吉崎氏はこれを一番楽しみにしておりまして、ダンスのあとは自著を使ってダンサーさんにナンパを敢行。
メアドをゲットしました。
でもエイジーニョ、明らかに引かれてたぞ。
 
続いては恒例(といっても2回目ですが)のプレゼント交換。
去年は三浦淳宏のサイン入りスパイクなど、スゴイものが出たりしました。
去年私はリーズユナイテッドのレプリカを出しましたが、今年は実家にあったベルカンプのフォトシャツ、バッジョやネドベド、パウロ・ソウザの生写真などガラクタを出品。
私自身はヴェルディのジャケットをいただきました。
 
その後も総統の”いまそこにあるサッカーを愛せ”をテーマとしたトークなどを楽しみ、シメはまたカレーと続き8時過ぎにお開き。
Hi3d0264 総統によるオプションの六本木ツアーにより、かのオシオの六本木ヒルズや、毛利庭園のイルミ、テレビ朝日の等身大ドラエモンなどを観つつ、年末の楽しい夜は終わりました。Hi3d0262
皆様、来年もまたタージ・マハールでお会いしましょう。

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2009年12月19日 (土)

サッカーが好きかを問われる冬

そろそろ打ち止めにしたいと思いつつも職業柄を刺激されたことや、自分の性格もあって大分やヴェルディの動向から目が離せないでいます。
木曜日にサッカー批評の最新号を買ったところ、ヴェルディの再建に関する記事が載っていました。
まだ一通りパラッと読んだ程度なのですが、新体制に至る経緯とかは少しわかりました。
 
先日、私も冬のボーナスを受け取りましたが、不況でボーナスどころか仕事も苦しい人が大勢います。
私も初めてウチの会社からいつまでボーナス貰えるかなと考えました。
サッカー界も例外ではなく、今後しばらく続くであろう不況の中でJクラブは大小問わず財政的に苦しい状況のなかを投資を抑えるなどして生き抜いていかなくてはならないでしょう。
果たして今後耐え切れず倒れるクラブがいくつ出てくるのか?
サポーターにとって愛するクラブは地域の宝であり、潰れてはならない存在と普通考えるでしょう。
でもクラブも社会のなかでは他の業界と同じく会社というものであり、債務が溜まれば普通に倒産してなくなります。
そんな時代がすぐそこまで来ているような気がします。
大分のように無謀な投資をしてクラブを倒産の危機に晒すようなフロントでなく、堅実に経営を考えるフロント陣をもつクラブでさえも危機に晒されるクラブがでてくると思います。
以前にも書きましたが、シーズンチケットを持っているクラブのスタジアムでの私の席の周りは今年フリーになった席が急増し、毎試合違う人が座るようになりました。
”冬”はそこまで来ようとしています。
もちろん、JクラブだけでなくJFLや地域リーグに所属する企業サッカー部系のクラブも例外ではありません。
SAGAWAも、横河も、ソニーも、HONDAも、もちろんロックもそういうリスクと向き合わなくてはならないでしょう。
サッカーどころではないという”冬”がくるかもしれません。
そんな時代に何が大事になるのか?
 
これからは、本当にサッカーが好きかを問われる時代となるのではないでしょうか。
それはサポーターだけではなく、選手も、フロントの人も、これからJリーグを目指す学生たちも、皆サッカーが本当に好きか?と自分に自信を持って自覚させられないと、自分の中のサッカーを失うような時代になるかもしれません。
自分の好きな選手、自分の好きなクラブだけでなく、それらを越えてライバルクラブも含めて、本当に全部ひっくるめてサッカーが好きかと自分自身に問う。
私はそういうことが求められてくるのではないかと感じ始めました。

この季節は退団、加入、いろいろなことが起こり心が揺れる時期です。
それまで好きだったサッカー、クラブ、選手から心が離れていきやすい時期です。
そういう時期だからこそ、自分はサッカーが好きかと自分に問うてみることは大事な意味があると思います。
他人と比較して思いが強いか弱いかは関係ありません。
あくまで自分の心の丈の中できちんとサッカーが好きと自覚できればいいでしょう。
 
”自分はサッカーが好きだ”
ただそれだけ。その一点について自信を持っていたい。
そんな人達とこれからもサッカーを楽しみたいと思うのです。
これが私流の”そこにあるサッカーを愛する”ということかな。

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2009年12月16日 (水)

何ゆえにそこまで...

大分トリニータの経営危機騒動は作成された再建プランを巡り急展開を繰り返す様相となっています。
合計6億円が予定されていたJリーグからの融資は、既に融資済みの3.5億円の残り2.5億円を承認せず保留することになりました。
理由は、新社長が未だ決まっていないことや、再建プランの信用性が疑問視されたことだと思いますが、無担保で6億円も貸し付ける非常識な融資について批難の声もあったでしょうから、Jリーグとしては世間への威厳というか、示しをつけるために一度出した財布を(実際はブラフだが)引っ込めるぞと言ったのだろうと思えます。
金があるなら貸すのは誰であろうと自由ですからどうぞ(税金ってわけでもないし)という感じですが、貸す相手を先に見極める力はないとイカンのではないでしょうか?
 
倒産するのか、しないのかは今月24日迄が勝負のようですが、今の様子ではクラブを退団する選手が大量に出そうですね。
大分という地域のサッカーコミュニティが受けるダメージはかなり大きそうで、それが私的には一番残念なことですね。
顛末は注目です。
 
大分の件で東京ヴェルディに対する対応の差が話題になっています。
私もこの差は不可解だなと思っていました。
しかし、じゃあヴェルディと対応が違い平等ではないと言う人はいても、その観点からヴェルディに金を貸すべきという声はあまり聞こえないような気がします。
 
ヴェルディは日本サッカー界の革命児的存在として、日本リーグ~Jリーグ初期に君臨してきました。
憎らしいくらい強いと思った他のクラブのサポーターは多かったでしょう。
私のその一人でした。
ある時期からヴェルディはクラブ経営の危機に晒され、親会社が変わり、弱体化が止まらなくなり、今に至っています。
しかし、黄金期の選手は去り、これまでの有名な親会社グループも撤退し、いまは存続の危機にマジで晒されていますが、”ヴェルディへの憎さ”だけは消えずに他クラブのサポーターやJリーグ関係者の中に根付いてしまっている気がするのです。
私自身、そういう感情を自分の中に微かに感じます。
今回の大分との扱いの差の根底にそれが影響していると考えるのはおかしいでしょうか。
おかしいかもしれません。
でも否定しきれないんですよね。
 
実はこんなことがありました。
今、ヴェルディに所属するある若手FWに移籍のウワサが出ています。
ルーキーながら32試合に出場し、6ゴールをあげた有望なFWです。
そしてヴェルディサポーターから希望の星的存在として期待されている選手でもあり、彼の移籍話はサポーターに大きな落胆を与えています。
それに対し、移籍先としてウワサされているクラブのサポーターはというと、その選手をよく知らないということもあると思いますが、歓迎ムードという感じでもありません。
そのクラブはJ2に降格してくるクラブなのですが、J2のライバルとなるクラブの若手有望株のFWが来るかもしれないというのに空気は冷めたままです。
どうも”緑” に対するアレルギーがあるようで、ヴェルディは嫌い⇒その選手も嫌い⇒移籍してきても...という複雑な感情を抱えている人がいるようです。
まあ、一部の人だと思いますし、そういう人も彼が自分の愛するクラブの選手としてゴールを決めたらそういう感情から解放されるとは思いますが。
 
このクラブの強化担当は”緑”出身で、最近サポーターの感情を逆撫でするような記事(真偽のほどはわかりませんが)の主人公として報じられたばかり。
それも影響しているのかもしれません。
但し、その若いFWはルーキーながら6ゴールをあげた選手であり、普通に考えたら移籍してくる選手ではないですから、J2に降格するクラブにとってはいい話と思います。
ルーキーだったのですから”緑”というレッテルを貼り付けて色メガネで見るのはちょっと可哀想だなと思います。
要らないならヴォルティスにくれよ、といいたい。
 
かく言うように、ヴェルディアレルギーはどうも強いようで、それが大分との対応の違いに影響しているのではと思えてくるのです。
ヴェルディ⇒ヨ●ウ●⇒某プロ野球チーム⇒そこのドン⇒キラ~~~イ
Samehada_main (ワカルカナ?)
 
 
 
 
というイメージの流れは大袈裟かな。
 
でもこの騒動、ヴォルティスも無関係ではないです。
大分やヴェルディから大量に選手がマーケットに放出されるということは、他クラブへ流れるということで、実力ある選手も多いですから来季のJ2の戦いに影響を与える可能性は高いです。
全部J1に行くわけはないですし、そうでなくても今季オフは実績、実力のあるベテランが放出されてますから、勢力図を一変させるような移籍が他のクラブに起きる可能性もかなりあるでしょう。
今週は毎日何が起きるか目が離せません。

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2009年12月13日 (日)

ポジション別に今季と来季を考えましょう。~FW編~

さて、記事を一つ挟みましたがFW編であります。
ごく一部には総入れ替えを希望する声も聞こえますが、私は今季のメンバーは来季も期待はできると思っています。
もちろん課題はあります。
 
まず私個人的に今季のFW陣を分析してみました。
 
【顔ぶれについて。どんな補強が必要か?】
私的には6位を得られる陣容としては十分な力はあったと思います。
しかし、結果は9位でした。
得点は羽地と徳重の12得点がトップ。
徳重はMFとしてチャンスメイクの役割もあったので及第点ですが、羽地の得点は各チームのトップスコアラーとしては14番目ですから物足りないのは事実です。
特に最後の6試合は物足りないですよね。
でも、それゆえに羽地に変わるスコアラーを連れてきて据えるかというと必ずしも正解ではない気がします。
得点が少ないのは彼だけに問題があるわけではないと思うからです。
 
【攻撃陣の組み立ての問題について】
私はMFを含めた攻撃陣のチャンスメイクに問題があり、それが羽地のゴール数に関係していると思っています。
以前から書いていますが、ヴォルティスは全体的に攻撃時のテンポが遅くフィニッシュまでに時間が掛かっています。
すると、羽地らFW陣はPA内で相手DFのマークを受けたままボールを待つことになり、マークを剥がそうにも動けるエリアが限られてしまっていてシュートまでなかなかいけない状態になっています。
羽地はハーフナーマイクのように相手DF陣と競り合ってもシュートできる強さよりも、スペースに入ってゴールするタイプなので上記のような状況ではFWとして力出すのは難しくなります。
この点に改善を施さないと羽地の能力を活かしきれません。
12得点はそのせいもあります。
逆に言えば、中盤がもっと早くフィニッシュまでスピーディに組み立てられれば羽地、いや他のFW陣ももっとゴールできるはずです。
 
【補強すべきタイプは?】
ボールを渡せば一人で何とかしてくれるイブラヒモビッチみたいな選手がいればいいでしょうが、そんな選手はそうそうお得な値段では獲れません。
石田、林と抜けた穴を埋めてお釣りがくる選手が一人は必要ですが、どのようなタイプがいいでしょう。
ボストができるタワータイプは岐阜にいた片山選手、スピードタイプなら栃木にいた稲葉選手、点取り屋は...水戸から荒田選手を獲得するというのはどうでしょう?
外国人もいいかもしれませんね。でもその場合は名前はあげにくいですね。
ちょっと成果が臨めない可能性もありますが、地元に縁がありクラブ人気向上には計算できるということで黒部選手を獲得してもいいかもとは思います。
もっとも一番重要な要素は個性的で技術の高いヴォルティス中盤陣と波長が合うことかもしれませんね。
 
さて、今週はもっといろんな移籍情報がでそうですね。
大分の選手達の動向も気になります。
大分の状況を見ていると選手、フロント、サポーターの3つの間のつながりの強さが大事なんだなとつくづく思いますね。
その点でいくと降格した3チーム中、柏はその重要さが一番よくわかっているクラブ(選手、フロント、サポーター)だろうと思います。
もしかしたら、その部分の強化がヴォルティスにとって最も重要なのかもしれませんね。

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2009年12月12日 (土)

大分トリニータ再建計画案レビュー

今日は天皇杯サッカーの準々決勝だったんですねえ、すっかり忘れてましたね。
川崎フロンターレってなかなか成果に結びつかないですね。
親会社はかつて成果主義を掲げ挫折した会社ですけど、それと関係が...ないわなあ。
 
FW編を書く予定でしたが、大分トリニータの件が気になったのでちょっと割り込みします。
FW編は明日書こうと思います。
  
大分トリニータも崩壊が止まりませんね。
1年前、カンブリア宮殿にあの社長が出てたとき、まさか1年後にこんな結末が待っているとはね。
でも、そう思ってたのは何も知らないテレビの前に視聴者だけだったのかもね。
もっともああいう番組に出る人のその後って結構厳しい人も多いんじゃないかな。
「逆境さん、いらっしゃい」なんて言ってたみたいだけど、自分で招いた逆境でいい迷惑被った周囲に弾き出された感じ。
再建計画案も見てみました。
私、会社ではある大型プロジェクトの損益管理を担当しておりまして、売上とか原価はそれなりに知識がございます。
とゆうわけで私なりにレビューさせていただきましたところ、気になるところてんこ盛りでございました。
 

まず売上ですがユニホームスポンサーの額が今年度4億から0.85億(-3.2億)にダウンしながら、看板等スポンサーが3.6億から5.6億(+2.0億)と増加する数値がまったく信用できません。
ありえないです。
 

J2に落ちてシーズンチケットの収入が1億も増える根拠がわかりません。
来季開幕まであと3ヶ月しかないのにフロント体制も一新、しかもスタッフ人件費を2割削減するのに(つまり2割工数削減、つまりつまり人員が2割近く削減するということ)どうすれば売上を昨年比1億以上増やすことができるのでしょう。
ありえないです。
 

トップチームの人件費を半分近くにするのに、広告媒体としての魅力がJ2に落ちても増すということを書いてあるようなものです。
ありえないです。
 

これはよく練って考えたというより、こう書かないと融資をしてくれそうなところに営業できないからだと思います。
でも現状のトリニータのニュースはネガティブな情報が溢れてますから、ハッキリ言ってムリな計画が信用されるはずはないです。
ましてや、この不況ですから、貴重な広告費を信用できないところに出せるはずもなく。
あやしいところからお金を出してもらうなんてこともJリーグの監視下では難しいです。
収益増のための投資をしようにもJリーグで審査が通らないとできないわけで、それまでの時間が掛かるのでそれも大きな足かせです。
 
私の個人的な感想ですが、4年で完済はまずムリだと思います。
来年度でいきなり計画が崩れて泥沼化する可能性が高いのではないでしょうか。
何より債務超過が9億もあって倒産しないのが不思議。
でも他人ごとじゃないですよね。
ヴォルティスは今のところ、こういう点ではフロントはかなり堅実にやっているようなので安心していますが。

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ポジション別に今季と来季を考えましょう。~MF編~

木曜も今日(金曜)も仕事の忙しさがピークで家に帰るのが遅くなりました。
ずっと働きづめ。
特に木曜はハードで家に帰った11時にはもうクタクタ。
朝、インテルがルビンに勝って、どうにかこうにかCL決勝トーナメントへ進出を決めてくれた。
嬉しい反面、トーナメント大丈夫かい?みたいな気分。
決勝トーナメントはなるべく相手に恵まれたいなあ、なるべく長くトーナメントに残りたいなあなんて弱気に考えるのも疲れてるせいです。
 
前回、GK編で補強について意見を書いたと思ったら韓国からGKオ・スンフンを獲得のニュースが。
これは予想できない展開でしたね。
外国籍の枠のことも考えると意外な展開でしたが、やっぱり獲得したい理由があるんでしょうね。
 
とゆうわけで、いきなり現実は鉄槌のごとく人の予想を打ち砕くものです。
MF編をこれから書くわけですが、もしかしたら週明けにビックラドッキリの展開が待っているかも。
 
さてそのMF編。
でも少しFWについての話も混ざります。切っても切れない面もありますから。
 
まずGOODな情報として柿谷選手が残留しそうとのこと。
これは非常に大きい。
これからまだまだ成長期にある彼を来季も計算できるのは大きなプラス材料。
彼がいるいないでは攻撃のプラニングがガラッと変わってしまいます。
今後の理想的な展開は、セレッソが来季J1で大活躍 ⇒ クルピ続投 ⇒ 柿谷レンタル延長 ⇒ 翌季またセレッソ好調 ⇒ クルピまたまた続投 ⇒ そのうち柿谷契約満了 ⇒ 徳島へ完全移籍~♪
てな感じでいけばいいですが。
で、これを踏まえて(何をだ!)来季のプラニングをしましょう。
まず、私が考えるところの今季のヴォルティス攻撃のMF陣の特長と短所をあげてみます。
 
【長所その1 : 個人技の高いMF陣が揃う。】
ヴォルティスのMF陣の個人技の高さはJ2でもかなり上位だと思います。
柿谷、徳重、青山、倉貫の4人はどこのクラブに行ってもレギュラーでやれると思います。
多少の不利な場面も個人技で突破、または好パスで展開してチャンスメイクできます。
 
【長所その2 : それぞれ異なる強い個性】
上記の4人は重なる部分も持ちながらそれぞれ強い個性を持っています。
特に攻撃面での個性は強烈で、これらが見事に噛み合うときはJ2でも屈指の支配力を発揮します。噛み合えばですが。
 
【短所その1 : ハードワーカーの不在】
決してMF陣が走っていないというわけではありませんが、ボールを持っていないときに相手が嫌がる動き、例えばボランチの位置からFWまでも追い越してPA内に進入する動きとか、ポジションを頻繁に変え相手のマークを混乱させたり、”釣り”として動き相手選手を動かしてスペースを空けさせたりという動きを得意にする選手がいません。
足許に貰いがちなので、かなりの確率で相手選手と向き合っている状態からつぎのプレーに移ることが多いように思います。
だからシュートチャンスでも相手のDF隊形を完全に崩したというシーンが少ないはずです。
 
【短所その2 : 控え層の薄さ】
これは実力が劣るというより、むしろ切り札不在といった方がより正確かもしれません。
現状では中盤の交代カードでは米田か六車、六車はスタメンのときも多いですが、徳重がFWだったときは石田とかでした。
ですが、長所で名前を挙げた4人に匹敵する強い個性のある選手は残っていません。
ある意味贅沢ともいえますが、現状では交代は疲れたピースをとりあえずの代替交換する以上の意味にしかなっておらず、交代で流れが変わることが少なかったと思います。
交代ででることが多い選手には失礼ですが、昇格争いをするためには切り札的な選手や、流れを変えられる選手は不可欠な要素です。
 
【短所その3 : 守備力の不安】
どちらかというと攻撃力に偏りがちな上記の4人時の中盤。
そうでなくても中盤で身体を張ったり、運動量多くプレスを仕掛けてボールを奪い、ショートカウンターで攻めるというシーンは少ないです。
運動量が少ないことも一因ですが、もう少し中盤の守備力が高まらないとバック陣への負担が大きく、ボールを奪う位置が低くて反攻時に相手に陣形を整える時間を与えてしまう可能性が高くなると思います。
 
で、どうしましょう?
私が考えるプランとしては徳重か柿谷をFWとして固定。倉貫を前目のMFに上げて、ボランチに新戦力を加えるという考えです。
これは次のFW編でも書くことですが、ヴォルティスのFWはお互いの距離が離れていて、2トップ時でもお互いで連動した効果的な動きが少なく、一人で何とかしようとしてるシーンが多いように思えます。
これは個性的に似ている選手がFW陣に多いこともあると考えています。
そこでドリブルが巧く、1対1勝負に強い柿谷や、ゴール嗅覚の鋭い徳重をFWの一角に添えて片方にして相方(羽地?)の周囲を衛生的に動かさせてチャンスメイクするというプランです。
そして空いた中盤の下がり目位置に運動量も多く、攻守に絡める選手をあてがうわけです。
私の理想は元セレッソのファビーニョ。
トライアウトにも出てましたが元山形の渡辺匠選手も選択肢に入れてもいいかもしれません。
本当の理想はインテルのカンビアッソのような選手を中盤の要に据えるというのが最高ですが、そこまで贅沢しなくてもボランチを強化したいというのが私の中盤改良のポイントです。
それにより個人技、得点力の高いMFをFWにコンバートしてFW陣の多様性を活性化させるという狙いもあります。
 
次回はFW編です。
今季の選手達でいいのかという点でも考えたいと思います。
 
余談ですが、明日12日の11時JSports2でモウリーニョサッカーレッスンが放送されます。
とても興味が沸く番組なので是非見たいと思います。
Part1は12日11時から、Part2が13日(日)14時からです。
 
それから宮崎ショックボーイズ総統主催の忘年会が20日(日)六本木で開催です。
サッカー好きの方、是非ご参加ください。
詳細は総統のブログにて。

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2009年12月 9日 (水)

ポジション別に今季と来季を考えましょう。~GK・DF編~

今シーズンも終わったなあと思っていたが、欧州はここからが本番だし、天皇杯サッカーはともかく、ストーブリーグはおもしろいことが一杯起きそうで結構楽しいじゃん、と思うこのごろである。
大物選手が多いなあと思っていたらFC東京からも茂庭選手が退団するとか。
近藤選手も退団へ。
彼等2人はオファーがあるでしょうね。降格したクラブが以前欲しがってましたが。
ジュビロ退団4人衆、前述の2人、名古屋の山口、柏の南あたりが退団組の目玉でしょうか。
J2に何人かは来そうですが、そうなれば面白いリーグになりそうです。
 
さて、ちょうどいい機会にも思えるので、今季のヴォルティスの各ポジションを点検し、来季補強を勝手に考えてみたいと思います。
今回はGKとDF編。
 
最初はGK編。一番簡単です。
今季は51試合全てを上野一人が務めました。
昨季までの最大の短所だったGKがようやく解消されたわけで、被シュート決定率がリーグ3位、総失点5位という成績は彼なくしてはありえなかったでしょう。
とゆうわけで、来季も上野くんを中心。補強があるとすれば引退した高桑の補充をするのか?現状の3人で行くのか?補強するとしたら即戦力か育成見込みか?
いろいろ考える余地がありそうですが、ここは上野中心にGK陣をまとめるという意味で高校生、ユース、セカンドから昇格がよろしいのではと。
 
次にDF編です。
センターバックは三木が加入したおかげで劇的にディフェンスが改善されました。
以前は石田をセンターバックに使ってまでいたのがホント昔のことに思えます。
三木の加入の影響と思われる登尾の覚醒も大きな成果でしたね。
来季もこの2人をセンターに据えて戦うことで問題はないでしょう。
懸念材料は2点。
1)スンジンを残留させられるか?
2)サイドバックの補強
まず、スンジンを残留させられることが最重要です。
彼はサイドバックのレギュラーとしてもセンターバックのバックアッパーとしても欠かせない存在です。
彼を欠くと不足の事態のときに戦力ダウンが大きいので慰留が至上命題になるでしょう。
ただし、彼を欠くことになったらと考えたらユーティリティ性も考慮して神戸の丹羽選手がよいかも。
そしてサイドバックの補強。
今季、チームのドリブル数はリーグ下位から4番目くらい、総決定機数は下位から2番目くらい。
でもクロス数はリーグ4番目。
サイドの攻め上がりが不十分なのにクロスだけ入れて跳ね返されるが多いということに思えます。
挽地が終盤戦は安定してきていますが、盾にはなっても剣には弱く思えます。
スンジンも同様。
ましてや筑城が退団して層が薄くなったわけですから。
戦術の幅を広げるためにも攻撃力あるサイドバック欲しいですよね、みなさん。
福岡の釘崎選手はどうでしょう。甲府の杉山選手もいいかも。
攻撃的なサイドバックを加えることでセンターバック2人の負担が増す可能性もありますが、攻撃力アップによりカバーしたいです。
その方が面白いサッカーになるでしょう?
 
とゆうわけで次回はMF編です。

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2009年12月 6日 (日)

今季終了、そして来季への課題。

今季が終わり、結局9位でのフィニッシュとなった。
長良川には大勢の徳島サポーターも駆けつけたが残念な試合で終わることになった。
最後は6試合勝利なし、目標6位には到達せず。
総入れ替えになったチームを昨年までのチームと比較するのはムリがあるが、今年はかなり実力のあるメンバーが揃ったわけで途中柿谷らを加入させるなど陣容は良かったのだから納得はできない結末である。
 
岐阜戦をじっくりとビデオで観て、時々巻き戻して気になる点を探ってみて気づいたこと。
まず、ボールの失い方が悪い、というかもったいない。
ムリに前にボールを通そうとして誰もいないところ、または相手しかいないところに出しているシーンが多かった。
当然そこで攻撃の流れは切れる。
個人技の高い選手が多いのに、プレー判断に雑なことが気になった。
簡単にボールを失うケースが多いと、せっかくの技術の高い中盤が活かせない。
しかもヴォルティスの中盤は攻撃は巧くても、守備、特にボール奪取は不得意である。
攻撃の不調は、中盤とバックの守備負担増ではなく、ほとんどバックラインの守備の負担増に跳ね返ってくる構造になっているように思える。
 
もちろん、出し手ばかりのせいではない。
受け手、またはフォローに回るべき選手の動きの質もよくない。
受ける側との距離が遠い。
また、足許に貰いすぎる傾向も強いのに、そこへ素早く誰かがフォローに行けばいいのだが、それがあまりないんで結局大きく戻すことになる。
つまりクサビの意味をなしてないのだ。
だからテンポがよくない。
余計な時間が掛かっている。
その間に相手は戻っていてスペースが埋められている。
  
クサビから繋いでディフェンスの裏を狙おうとする動きがあっても、いつも活かせないでいる。
そのうち、裏を狙ってもボールはこないと考える構造が選手間にできあがる。
それは相手もそう思うだろう。
これでは相手も楽だ。ストレスはないから。
 
前半先制はしたものの、前半も終始危険な空気はしていた。
逃げ切れる匂いはしなかったし、ドンちゃんのヘッドも体制が悪く外れるのもしょうがない。
最終戦で結果だけは出せればよかったが、問題点の改善のきざしは見えなかったからこうなるのもやむを得なかったかな。
 
これで今季は終わりだ。
ここからはフロントの仕事。
点の取れるFWも欲しいが、それ以上に攻守に運動量を惜しまない中盤のダイナモタイプの選手を是が非でも獲得して欲しい。
今のままでは中盤のレギュラー4人が残っても上記の課題は解決しない。
外国人でもいい。
こういうタイプが中盤を引っ張ってくれたら、周りもテンポを上げざるを得なくなる。
そうすれば相手のDFの人数や陣形が揃う前に前線にボールが出るし、そうするとFWがフリーでシュートできるチャンスも増える。
そうすれば得点も増える、勝利も増えるというわけだ。
となればいいけど。
 
それに来季は試合数が大幅に減る。
今季と条件が大幅に変わる。
戦い方も変わる。
むしろ普通に近くなるのだ。
ベテランが多いからアドバンテージになるかも。
いや、なると信じよう。
 
さて、今季は終わりました。
今季は土台作りとは思いたくないし言われたくないけど、来季は確実に上積みするという意味にとることにしとこう。
 
余談。
この時期になると見る機会が増えるブラジルの移籍情報ネタを教えてくれるここで元ヴォルティスのアンドレの情報を見つけました。
サンジョゼECというクラブにいるようです。
元仙台のシルビーニョが日本に売り込みを掛けてるらしく、彼が退団したあとの後釜に考えられてる様子。
元気そうだね。それがなにより。

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2009年12月 3日 (木)

もう一人のコウジ、もう一人のミスターヴォルティス。

先日の試合でミスターヴォルティスという称号を与えられていた片岡功二選手が引退の挨拶をしました。
ミスターヴォルティスという称号。
あらためてその称号を考えてみたら、初代はセッキーこと関口隆男だよなあと思います。
じゃあ、功二は2代目?と考えてみたとき、ふとある男を思い出しました。
もう一人、ミスターヴォルティスの称号に相応しい男がいたじゃないかと。
その選手の名前は吉成浩司です。
 
吉成浩司さんは、1974年徳島県生まれ、徳島市立高校を経て筑波大、ガンバ大阪と所属したあと、1998年に大塚FCに移籍してきました。
MFとして活躍、ボランチ、そしてトップ下を務めました。
最も活躍したのは2003年。
トップ下のポジションをレギュラーで務め、キャプテンとしてもチームを牽引し、リーグ初優勝に導く活躍をしました。
それまでの年はボランチでプレーすることが多かったのですが、当時の大塚FCはトップ下に安定したタレントがなかなかおらず攻撃面で影響していました。
サポーターとして見ていても泣きどころであり、そのため優勝に届かないとも私は思っていました。
しかし、吉成選手をトップ下に起用したところ、これが大当たり!
いわゆるファンタジスタタイプではありませんが、運動量と闘志あふれるプレーで攻撃陣をリードし、点も取らせれば自らも点を取れるという才をいかんなく披露しました。
今で言うと、インテルのスナイデルが似ているタイプだと思います。
 
その2003年はチームをリーグ優勝に導き、彼自身もリーグ最優秀選手にも選ばれる最高のシーズンとなりました。
しかし、その年のオフに突然の引退、体育教師への転身という驚きの展開が待っていました。
彼自身は以前からそう決めていたのだと思いますが、私にとっては何も知らなかったのでとても驚いたし、挨拶もできないまま会えない存在になってしまいました。
 
チームを初のタイトルに導き、キャプテンとしてチームをまとめ、試合では攻撃のコンダクターとして勝利に貢献するというこれ以上ない貢献を果たしてくれた”ナリ”でした。
人柄もよくてサポーターにも愛され、話しかけるといつも明るい笑顔で会話をしてくれた”ナリ”でした。
彼はミスターヴォルティスと呼ばれるべき存在でした。
セッキーがまだ現役だったこと、そしてこれからミスターと呼ばれるときにチームを去ってしまったことで、彼をその称号で呼んであげることはできませんでした。
 
2003年11月16日、都田サッカー場。
優勝を決めた後、号泣していた”ナリ”。
顔をあげられないくらい泣いていました。
そして、その試合のとき私が用意していた手製の優勝カップ、プレミアシップのカップのデザインをした30センチ弱高の貯金箱を改造したもの、をサポーターに向けて泣きながら優勝を報告していました。
でも、そのトロフィーが既に壊れていて、?という表情をしたあと、壊れた部分を抑えながらアピールしなおした”ナリ”。
忘れられない光景で、今でも私の心に焼きついたままの最後のユニフォーム姿でした。
 
彼はたぶん恥ずかしがりやだったのではと今では思っています。
こんなことも覚えています。
彼が移籍してきて初めて関東圏のゲームとなった大宮サッカー場でのNTT関東戦。
たしか、まるは氏が彼の横断幕を作ってきて張ったと記憶していますが、試合前のアップ時にそれを見た”ナリ”は
「うわあ~~~、恥ずかしい。勘弁してくれ。」
と照れていた記憶があります。
サポーターに告げずに去っていったのもだからかなと...。
 
彼はミスターヴォルティスと呼ばれるべき存在でした。

もう一人のコウジ、もう一人のミスターヴォルティス。

今のヴォルティスサポーターでどれくらいの人が彼のことを覚えているかはわかりませんが、クラブの功労者として私は彼のことをサポーターの記憶に残してあげたいです。
 
今は小松島高校で教師をしているらしく、国体の少年男子サッカー県代表の監督を08、09年と務めているようです。
来年、私の住む千葉県では国体が開かれます。
もし、県代表監督を続けていれば、来年会えるかもと実は楽しみにしています。
彼には話したいこと、感謝したいことが一杯あるので。
 
もし彼に会うことがありましたら、こんなブログをやっている古い大塚サポがいることを教えてあげてください。
そして、彼を「ミスターヴォルティス」と呼んであげてください。
たぶん、困った顔をすると思いますが。

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