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2009年12月12日 (土)

ポジション別に今季と来季を考えましょう。~MF編~

木曜も今日(金曜)も仕事の忙しさがピークで家に帰るのが遅くなりました。
ずっと働きづめ。
特に木曜はハードで家に帰った11時にはもうクタクタ。
朝、インテルがルビンに勝って、どうにかこうにかCL決勝トーナメントへ進出を決めてくれた。
嬉しい反面、トーナメント大丈夫かい?みたいな気分。
決勝トーナメントはなるべく相手に恵まれたいなあ、なるべく長くトーナメントに残りたいなあなんて弱気に考えるのも疲れてるせいです。
 
前回、GK編で補強について意見を書いたと思ったら韓国からGKオ・スンフンを獲得のニュースが。
これは予想できない展開でしたね。
外国籍の枠のことも考えると意外な展開でしたが、やっぱり獲得したい理由があるんでしょうね。
 
とゆうわけで、いきなり現実は鉄槌のごとく人の予想を打ち砕くものです。
MF編をこれから書くわけですが、もしかしたら週明けにビックラドッキリの展開が待っているかも。
 
さてそのMF編。
でも少しFWについての話も混ざります。切っても切れない面もありますから。
 
まずGOODな情報として柿谷選手が残留しそうとのこと。
これは非常に大きい。
これからまだまだ成長期にある彼を来季も計算できるのは大きなプラス材料。
彼がいるいないでは攻撃のプラニングがガラッと変わってしまいます。
今後の理想的な展開は、セレッソが来季J1で大活躍 ⇒ クルピ続投 ⇒ 柿谷レンタル延長 ⇒ 翌季またセレッソ好調 ⇒ クルピまたまた続投 ⇒ そのうち柿谷契約満了 ⇒ 徳島へ完全移籍~♪
てな感じでいけばいいですが。
で、これを踏まえて(何をだ!)来季のプラニングをしましょう。
まず、私が考えるところの今季のヴォルティス攻撃のMF陣の特長と短所をあげてみます。
 
【長所その1 : 個人技の高いMF陣が揃う。】
ヴォルティスのMF陣の個人技の高さはJ2でもかなり上位だと思います。
柿谷、徳重、青山、倉貫の4人はどこのクラブに行ってもレギュラーでやれると思います。
多少の不利な場面も個人技で突破、または好パスで展開してチャンスメイクできます。
 
【長所その2 : それぞれ異なる強い個性】
上記の4人は重なる部分も持ちながらそれぞれ強い個性を持っています。
特に攻撃面での個性は強烈で、これらが見事に噛み合うときはJ2でも屈指の支配力を発揮します。噛み合えばですが。
 
【短所その1 : ハードワーカーの不在】
決してMF陣が走っていないというわけではありませんが、ボールを持っていないときに相手が嫌がる動き、例えばボランチの位置からFWまでも追い越してPA内に進入する動きとか、ポジションを頻繁に変え相手のマークを混乱させたり、”釣り”として動き相手選手を動かしてスペースを空けさせたりという動きを得意にする選手がいません。
足許に貰いがちなので、かなりの確率で相手選手と向き合っている状態からつぎのプレーに移ることが多いように思います。
だからシュートチャンスでも相手のDF隊形を完全に崩したというシーンが少ないはずです。
 
【短所その2 : 控え層の薄さ】
これは実力が劣るというより、むしろ切り札不在といった方がより正確かもしれません。
現状では中盤の交代カードでは米田か六車、六車はスタメンのときも多いですが、徳重がFWだったときは石田とかでした。
ですが、長所で名前を挙げた4人に匹敵する強い個性のある選手は残っていません。
ある意味贅沢ともいえますが、現状では交代は疲れたピースをとりあえずの代替交換する以上の意味にしかなっておらず、交代で流れが変わることが少なかったと思います。
交代ででることが多い選手には失礼ですが、昇格争いをするためには切り札的な選手や、流れを変えられる選手は不可欠な要素です。
 
【短所その3 : 守備力の不安】
どちらかというと攻撃力に偏りがちな上記の4人時の中盤。
そうでなくても中盤で身体を張ったり、運動量多くプレスを仕掛けてボールを奪い、ショートカウンターで攻めるというシーンは少ないです。
運動量が少ないことも一因ですが、もう少し中盤の守備力が高まらないとバック陣への負担が大きく、ボールを奪う位置が低くて反攻時に相手に陣形を整える時間を与えてしまう可能性が高くなると思います。
 
で、どうしましょう?
私が考えるプランとしては徳重か柿谷をFWとして固定。倉貫を前目のMFに上げて、ボランチに新戦力を加えるという考えです。
これは次のFW編でも書くことですが、ヴォルティスのFWはお互いの距離が離れていて、2トップ時でもお互いで連動した効果的な動きが少なく、一人で何とかしようとしてるシーンが多いように思えます。
これは個性的に似ている選手がFW陣に多いこともあると考えています。
そこでドリブルが巧く、1対1勝負に強い柿谷や、ゴール嗅覚の鋭い徳重をFWの一角に添えて片方にして相方(羽地?)の周囲を衛生的に動かさせてチャンスメイクするというプランです。
そして空いた中盤の下がり目位置に運動量も多く、攻守に絡める選手をあてがうわけです。
私の理想は元セレッソのファビーニョ。
トライアウトにも出てましたが元山形の渡辺匠選手も選択肢に入れてもいいかもしれません。
本当の理想はインテルのカンビアッソのような選手を中盤の要に据えるというのが最高ですが、そこまで贅沢しなくてもボランチを強化したいというのが私の中盤改良のポイントです。
それにより個人技、得点力の高いMFをFWにコンバートしてFW陣の多様性を活性化させるという狙いもあります。
 
次回はFW編です。
今季の選手達でいいのかという点でも考えたいと思います。
 
余談ですが、明日12日の11時JSports2でモウリーニョサッカーレッスンが放送されます。
とても興味が沸く番組なので是非見たいと思います。
Part1は12日11時から、Part2が13日(日)14時からです。
 
それから宮崎ショックボーイズ総統主催の忘年会が20日(日)六本木で開催です。
サッカー好きの方、是非ご参加ください。
詳細は総統のブログにて。

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