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2010年1月19日 (火)

ただ悲しいだけ。

また1週間が始まった。
今日は事業所の健康保健室に人間ドックの結果を聞きに言った。
体重は減ったのに、アラームがいくつも出ていてちょっと凹んでいる。
”生意気な女医”は検査を受けた方がいいですよと生意気じゃない言い方で言った。
とりあえず何かやらなきゃ。
 
さて、ここ数日は亡くなられる有名人の方が多い。
今日はミッキー安川氏が亡くなったそうだ。「おくさあぁぁあん」って人だ。古い?
新日本プロレスの柴田レフェリーも亡くなった。これは以外だった。息子もレスラーだがいい親子に見えた。
そして最もショックだったのが小林繁氏が亡くなったことでした。
57歳、若いなあ。
 
小林氏の訃報はニュースでたくさん流れているし、スポーツ新聞は全て一面。
それは、それくらい彼が大投手だったのだと同時に、彼が球史に残る一大事件の主役の一人だったからに他ならない。
江川事件。
1979年11月21日に巨人と江川卓が、野球協約での前年ドラフト会議で指名した球団(当時のクラウン)の交渉権の有効期限がドラフト会議の前々日である規定の隙をついて、会議前日は自由契約と解釈して契約を結んだことに端を発した騒動である。
セリーグはこれを却下。すると巨人は抗議してドラフト会議を拒否。江川は阪神が指名したが、巨人は契約の有効を主張してリーグを脱退して新リーグ結成までちらつかせたそうだ。何と追随する球団もあったらしく巨人は自分の主張(利益)のために球界分裂も止む無しと考えたらしい。
しかし、当時のコミッショナーが江川を阪神から巨人へトレードし、阪神は欲しい選手を獲得できる案を提示し、巨人はそれを飲んだ。
そしてトレードとなったのが当時の巨人のエース、小林氏だった。
これ以上は詳しく書いてあるものが多いので割愛するが、当時小学生で、大の巨人ファンだった自分にはすごくショックだった。
 
当時はプロスポーツといったらプロ野球で、関東圏の子供たちはほとんど巨人ファンだった。
だって、巨人しかメディアや本に出てこないんだもの。
雑誌の「小学●年生」とかで野球記事があると全部巨人。
「リトル巨人くん」なんていう、小学生が巨人のエースとして活躍する野球漫画もあった。
テレビは毎日巨人戦やってたし、巨人ばっかり露出してるからみんな巨人しか知らなかった。
私は王選手が一番好きだったが、小林繁投手も背が高くて、サイドスローがかっこよくて、いつも勝つんでファンだった。
草野球で投げ方を真似たりした。
 
そんな小林投手が突然江川という新人のために阪神にトレードされることになった。
小学生の私には理解不能なことだったが、「絶対おかしい」ということだけは感じた。
それまで巨人という絶対的な存在だったものが心の中で疑念に変わった。
大人の世界とは汚いんだというのを初めて教わった事件だったと思う。
 
昨日の夜は日テレのうるぐすを観た。
江川氏がレギュラーで出ているからだ。
食い入るように観た。
日本酒のCM撮影での小林氏と江川氏の対談を食い入るようにみた。
悲しかった。ただ、ひたすら悲しかった。
泣いたりはしなかったけど、悲しかった。
あれはただ子供の夢を汚しただけの、ただ悲しいだけの事件だった。
 
ただ一言、小林さん、安らかにお眠りください。
それだけしかいえない、私には。

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