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2010年1月26日 (火)

ミラノダービーの重み

今朝はミランダービーを観ました。
結果は2-0。我がインテルの快勝でした。
しかし、それは正直予想外に近い結果でした。
インテルは怪我人続出でスクランブル状態。ここ数試合、綱渡りのような試合を続けていました。
負けずに済んでいるという状態のインテルに対し、ミランはここ3試合は快勝続き。
ユーベを敵地で撃破するなど絶好調でこの日を迎えていました。
もちろん、パト、ザンブロッタそして柱であるネスタを欠いていますが勢いは本物です。
そして、1試合消化数が少ないミランはこの試合に勝ち、未消化試合(相手はフィオレンティーナ)に勝てば勝ち点でインテルと並べる。
ということで、この試合はミランにとって非常に大事な試合でもあり、好調でモチベーションも高い相手に苦戦は免れないと思っていました。
もちろん、インテルの勝ちを願っていたのは間違いありません。
でも、インテルのファンサイトでも6割近くが負けるのではと思っていましたから。
 
また、今日はこれまでのミラノダービーとちょっと状況が違うこともあり、不安に感じていることもありました。
今節は第21節、前回対戦は第2節。つまり、まだリーグ戦は17試合残っているのです。
ここでミランが負けると勝ち点差は暫定とはいえ、1位と2位のあいだは9点に開きます。
するとこの試合で今季のスクデットの行方が7割がた決まってしまいます。
まだ17試合もあるのに。
もちろん、ミラノダービーはセリエA屈指の好カードであり、歴史もあります。
両チームともイタリア、欧州屈指のクラブであり、この対戦が優勝を左右するべきであるとも思います。
互いのティフォージ(サポーター)のコレオ合戦など、思い入れも演出も特別で最高に楽しめ、かつ非常に重みのあるカードです。
しかしながらやはり第2節とか第21節(折り返し2試合目)とかにやるべきカードには思えません。
もし、今後ミランが勝ち点を重ね逆転でスクデットを取ることが、万が一、いや億が一、いやいや何かの間違いであったとしても、インテルがその如何なき強さのままに順調にぶっちぎってまたも取るべきスクデットを取ったとしても、ダービーの後に17試合も残っていたら、ダービーの重みが軽くなるまいかと思うのです。
 
今日の試合のインテルに本当に圧巻でした。そして面白かった。
10分にミリートがパンデフのDF裏へのパスを受け、見事な左足シュートで奪った先制ゴールは素晴らしいシュートだった。
スナイデルは開始早々、際どいミドルシュートでミランを焦らせたし、と思ったら、28分にはマナーを欠いて退場になり試合を面白くしてしまいました。
ダービーで一人少なくなる展開は、ゴールを決めた直後のパフォーマンスでカードを貰い退場になって決めかかった試合を面白くしたマテラッツイのようでした。
しかし、その後もミランに押されつつも厳しく守り、ミリートとパンデフのスピードのあるカウンター、息があったパスからのシュートでミランゴールを脅かし、そしてパンデフの、GKジダを一歩も動かせないワンステップフリーキック一発でリードを広げました。
そしてロスタイムにルッシオのハンド(これでルッシオは退場)から与えたPK(キッカーはロナウジーニョ)をジュリオ・セーザルが止めるという最後の最後までインテルの見せ場だらけでした。
人数の少ないインテルに対しシャットアウト負け濃厚のミランに、わざわざPKを与えておいて相手のエースに失敗させるというオマケつき。
ミランにはキツ過ぎる試合でしたが、それだけインテル独壇場という試合でした。
 
ゆえに、このような面白い試合がこんな時期に行われるというのは、やはりもったいないなあと思うのです。
ここ4~5年、セリエAはリーガやプレミアに人気、実力、環境面で後塵を拝していますが、この空気読めないスケジュールがそれを裏打ちしているようにも思えます。
これが優勝決定戦だと嬉しさ倍増なんだけど。
 
まあ、勝った側の言い分でもありますがね。

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