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2010年2月22日 (月)

レッズ戦の収穫

ウザッたい実況アナも言っていたが、ヴォルティスがレッズに勝つと予想していた人は少なかったのではと思います。
正直に思うこと。勝つつもりで挑んだとは当然思っているが、勝てるだろうという確信ができた人は本当にいなかったと思う。

脳みそをさいたまに置いてきたレッズだったが、それでも十分脅威的でJ1のサッカーレベルを体現していました。
力任せに近く、必ずしも面白いサッカーではなかったけどね。
でも、柏木もポンテもいないし、この時期なのでそれはしょうがない。
 
さて、この試合での収穫は何だろう。
サポーターからすれば勝利こそ最大の収穫でしょう。
レッズに勝てた。その瞬間にそこにいれた、それは2週間後に始まるリーグ戦の大きなモチベーションになるでしょう。
来年か、再来年かわからないけど、リーグ戦で正真正銘の真剣勝負ができるときまで、この試合の勝利を自分の心の神棚に飾っておけばいい。
 
では、選手はどうだろう。
自信にはなったよね。でもそれはほんの少しだけ。
選手達はそもそもレッズに引け目なんてないはずだし、同じJリーグにいればレッズの怖いところも弱いところも以前から少しくらいはわかってると思うんだ。
私が思うに一番の収穫は”体感”じゃないかなと思うんです。
昨日のレッズはJ2では体感できないスピードを持っていた。
エジミウソンやエスクデロのパワフルでスピード溢れる突破はJ2にはない。
宇賀神も怖かった。
また、ボールに対する寄せも早かった。
もっとも怖かったのはちょっとでもこっちの動き出しが遅かったり、ルーズなプレーをして隙を見せた瞬間に一気にゴールに迫ってくるときのスピードだった。
そのスピードを体感できたことが、選手にとっては最大の収穫なのではと思うのです。
  
実は明日記事にしようと思っているのですが、昨日の昼はちばぎんカップを観にフクアリに行っていました。
ジェフ千葉と柏レイソル。
今季のJ2で2強と思われるチーム同士の対戦。
それを見てきた上で家に帰ってレッズ戦のビデオを見たところ、そのスピードは昨日のレッズの方が速かった。
ジェフとレイソル、そしてレッズでは特徴は全く違うが、実際見た感じではレッズ程のパワフルさやスピードは感じなかった。
もちろん、ジェフには個ではない組織のスピードや勤勉さがあって、その点はレッズより上に見えたし、レイソルはまだ仕上がっていない上に、昨日はケガによる欠場(大津、パク、レアンドロなど)も多く、また試験的な布陣であったこともあり本来の姿ではなかった。
それでも両方とも昨日のレッズのようなスピードを武器に使うチームではない。
つまり、昨日のレッズのスピードを体に覚えさせておければ、対戦時、そのなかでも守備時において90分通じて冷静に対処できるのではないかと思う。
それだけで負けずに済むと考えるのは浅すぎだとは思うが、J2にないスピードを今経験しておけたことはよかったと思う。
変な例えかもしれないが、アジアカップを狙うためにブラジルと練習試合をしているような感じだろうか。

内容は確かに良くなかった。スピラノビッチのお粗末なプレーがなかったら、あのままドローだったと思う。
でも、内容が良くないなかで1失点で切り抜けたし、あと2週間あるなかでベストに近い成果は得られたのではないか。
 
先月書いた記事の中で”もしかしたら、単なるプレマッチがシーズン終わったとき、この試合がキーだったねなんて試合になるかもしれない。”と書いたけど、あの時点ではサポーターとか徳島の地域のことを指して書いたつもりだった。
でも、昨日の試合みたら、チーム、選手にも同じことが当て嵌まるかもと感じたのです。
開幕戦で選手がどういう戦いぶりを見せてくれるのか、レッズ戦での収穫がどう体現されるのか、楽しみになってきました。

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