« 素晴らしき関東隊の日々を語りて。 | トップページ | もう一度言う。スクデットなんて要らない。 »

2010年4月20日 (火)

温度差

ダービーの結果と、その感じ方の温度差が波紋を呼んでいるようですね。
私自身があの試合をどう感じたかは、書いた記事の通りです。
私は現場にいなかったし、もっと言うなら徳島人ではないので、他の方と温度差はあると思います。
同じ温度差になれればいいんでしょうけど、その差は思っているように簡単に埋まるもんでもないという実感をこのチームに関わってきた長い年月の中でも感じているので、今は特に気にせず、そのとき自分がどう感じているかを素直に受け止めるようにしています。
実はこの間の飲み会でも、徳島人ではない、ってことについて話題が出たんですけどね。
ま、それは置いておいて。
 
結局のところ、勝てれば何の問題もなかったとしか言えないと思います。
それ以上の答えは出ないんじゃないかなと。
監督にしてみれば、プレーヤー出身だし、自分の考えたプランに従って2週間練習し、試合に挑んでくれた選手達がブーイングされるのを可哀相だと思うのもわかる。
選手達も試合が終わった直後に緊張感から解放された安心感があったんだと思う。
サポーターにとって愛媛FCが特別な相手で、この試合に懸ける思いが大きかったゆえに結果に失望してしまったのもわかる。
ゆえにとってしまった行動もわかる。
その思いが大きかったからこそ、ちょっとした選手の表情にカチンときてしまったこともわかる。
私も、もう16年くらい前だけど、アウェイで大事な試合を落としたときがあって、試合後は選手達も悔しがってたんだけど、翌朝空港で選手が朝食を笑顔で食ってるのを見ただけでカチンときたことがありました。
だから、試合直後の表情にカチンとくるのもわかります。
  
サポーターはピッチに下りて試合に出ることはできない。
ゆえに選手に自分達の思いを伝えたくて応援に一生懸命になる。
選手達はプレーヤーの経験はあっても、サポーターとしての経験がある人は殆どいないから、やっぱりサポーターがどこまで勝利に欲しているかの全部はわからない。
ゆえに勝利に喜ぶサポーターの前で、内心自分自身のプレーに納得できていなくて、サポーターと同じレベルの喜びを共有できないこともあるでしょう。
もっと言うと、さっき書いたみたいに選手自身が徳島人じゃないからってこともあるかもしれない。
 
こういうときってのは全員が納得できるような答えはないんですよ。
一番よくないのはずっと引きずってしまうことでね。
幸か不幸か、すぐに次の試合が来ちゃう。
そこで勝てれば、サポーターの何人かはダービーのことを許す気になるだろうし、こんなもんでいいのかいって思う選手もいるかもしれない。
でも、そういうことを繰り返すなかで、お互いの感じるところを、少し時間が掛かるかもしれないけど、理解しあっていくことでサッカー文化が根付いていくんじゃないかなと思うのです。
 
こういうこともあったなと、この後幸せな時間を選手とサポーターで共有できたならば、そのとき腹を割って笑い合えればいいと、皆が思えたらいいですね。今は。

|

« 素晴らしき関東隊の日々を語りて。 | トップページ | もう一度言う。スクデットなんて要らない。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 素晴らしき関東隊の日々を語りて。 | トップページ | もう一度言う。スクデットなんて要らない。 »