« サッカー評論家にだけは気の毒な朝 | トップページ | デジャヴ? »

2010年6月27日 (日)

イタリアサッカーの憂鬱

決勝トーナメントも始まり、ウルグアイとガーナがベスト8に進出しました。
勝ち抜いたチームは天国のような気分でしょう。
ウルグアイは優勝の経験がありますが、本当にホントーに昔の話。
レコバを擁していた頃でさえ、W杯で結果に恵まれていたとは思えないので今回の躍進は国を挙げて喜んでいるでしょう。
ウルグアイのサッカー選手というと、前述のレコバが有名ですが、Jリーグではあまり馴染みのない国かもしれません。
Jリーグ以前とうか初期JFLでは東芝サッカー部にペデルッチという中盤の名手がいました。
何度か応援するチームが痛い目に会いました。
コンササポーターでもペデルッチを知ってる人は殆どいないだろううなあ。
 
ダメだろうなあと大会前から私が思っていたのは日本代表より、むしろイタリア代表でした。
09-10セリエAを見ていると、イタリアサッカー自体の質の低下は顕著でしたから。
代表の主力を占める選手が多く所属するユベントスが今季は絶不調で、監督やフロントにも理由はありましたが、選手のパフォーマンスも衰えが隠せなかったです。
ブッフォン、カモラネージ、そして特に酷かったカンナバーロ。
チームの不調に引っ張られる形でキエッリーニもパフォーマンスを落としました。
 
全体的なイタリア人選手のタレントの質の低下も大きいでしょう。
根底にはイタリアサッカー全体的に財政が厳しく、欧州他国からいいタレントが流入しなくなったことがあるように思えます。
一見、他国から選手が来ると自国選手の出場機会が減るように思えるかもしれません。
ボスマン判決以降の状況を考えると。
でも、優秀なタレントが流入することで、イタリア人選手達が厳しい環境で鍛えられ抜け出てくる選手を促せていたと思うのです。
ブッフォン、カンナバーロなどはワールドクラスのアタッカーであった、シェフチェンコ、カカ、ロナウドなどと戦ったことで腕を上げていけたと思うのです。
今はそういうタレントはスペインやイングランドに行きます。
それならイタリア人選手が他国にスペインやイングランドへ積極的に出て行って鍛えられればいいのですが、そういう選手が殆どいないんですよね。
今回の代表でも全員国内所属の選手。
いい選手もいますけど、ナポリやサンプやウディネやジェノアにいたんじゃ、欧州戦線で経験が積めないから成長しないですよね。
キエッリーニも、イアクインタも、マルキージオもW杯では平凡なレベルの選手ですよ。
デ・ロッシとかはスペインとかに行けばいいのに。
いや、行かないとアズーリの明日はないでしょうね。
何で行かないのか、イタリアは前回王者だから国内のレベルも高いという幻想があるんでしょうかね。
ローマ帝国の国という驕りみたいなのが捨てられなかったら、この先衰退は止められないかも。
 
下手したら4年後くらいには日本や韓国の方がアズーリより強くなってるかも。
いや冗談抜きで次は予選突破できないかもね。

|

« サッカー評論家にだけは気の毒な朝 | トップページ | デジャヴ? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« サッカー評論家にだけは気の毒な朝 | トップページ | デジャヴ? »