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2010年8月27日 (金)

専門店の価値

シーズンが始まる前に買い揃えたいものとして、新しいレプリカがありますよね。
Jリーグではシーズンが始まってしばらくしてから新しいモデルが出ることも多いですが、欧州リーグはシーズン開幕には販売されているケースがかなりあります。
まあ、海外は普通に安いバッタモンが売られてますから、早く売り出さないと購買層が先にそっちを買ってしまい、正規品を買わなくなるからだろうと思います。
今週末からセリエAが始まるので、私もインテルの新しいレプリカは購入済み。
 
現在のようにネットショッピングが充実していると、こういうものも簡単に買えますが、10年くらい前は輸入サッカーグッズ専門店まで行かないと買えませんでした。
さらに5年くらい遡る(15年くらい前)と、輸入量も極端に少なくショップでもすぐ売れてしまうので、そのシーズンのモデルをシーズン中に買えることは非常に稀でした。
翌シーズンが始まってから、やっと前のシーズンのレプリカが買えるなんてことも何度もありました。
 
ナイキが台頭してくると、普通のサッカーショップでもレプリカは簡単に買えるようになりました。
ただ、ちょっとマイナーなクラブのレプリカは相変わらず輸入グッズ店でないと買えませんでした。
 
東京では御茶ノ水(東京ドームのある街)に老舗の輸入サッカーグッズ専門店があって、よく通ったもんです。
応援の参考になればとサポーターズソングのCDを買ったりもしました。
他にもいろいろなグッズがあり、小物、アパレル、アクセ、ネクタイ、バッグなどJリーグのクラブにはないセンスの光るモノもかなりあって、その店はさながら宝の山のようでした。
一時期はその店の他にも輸入サッカーグッズ専門店が多かったのですが、ここ数年の不況の中で次々と閉店。
結局残ったのはこのお店くらいの状況。
よく生き延びてるなあと感心するくらいですが、息長く続けて欲しいものです。
 
こういうお店のよさは店員さんとマニアックな会話ができるとこです。
ネットオークションの方が珍しいものが見つかりますが、やりとりが淡白になることが多く、マニア同士の取引なのに寂しい感じもします。
しかし、ショップは会話を楽しめるので好きです。
 
サッカーグッズに限らず専門ショップの苦境は相当なようです。
専門ショップと言っていいかわかりませんが、渋谷のHMVは先日閉店しました。
ニュースになったので知っている方もいると思いますが。
渋谷店は私も若い頃よく買い物をしました。
わざわざ渋谷でCDを買うというよりは、他の用事の時間つぶしが多かったですけど。
 
私の生まれ育った柏にもディスクユニオンという結構有名なCDショップがあります。
都内にも何店もお店を出しているのですが、柏店は私が10代初めの頃には既にありました。
最初は駅前のデパートの中に出店していたのですが、その後、移転。
関東圏でも当時屈指の売り場の広さを誇るユニオンとなりました。
毎週買物に行きました。
かなり買ったはずです。
移転した時期は80年代のアナログ盤ブームが来ていて、セールを告知したところ当日店の前に数百人の列ができたことがありました。
オープンと同時に人がなだれ込み、アナログ盤の詰まった箱が置かれたテーブルに殺到。
テーブルが倒れて大混乱に。
がめついヤツはその騒ぎに乗じて箱を抱えて店の隅に隠れ、欲しいアナログを独占していました。
そんな騒々しい時代もあった柏店は今も同じ場所にありながらスペースは半分くらいに縮小しています。
先日久々に行きましたが、まだまだ多くの音楽ファンが出入りしていました。
 
前にも書いたと思いますが、私は自分の持っているアナログ盤やCDなどの処分も検討し始めています。
残念ながらいつまでも保持していることは不可能ですから。
こういう専門店はそういうものの価値を知っているんです。
他だと、どんなレア盤もただのレコードでしかないですが、ここだと金額はともかく価値をわかってくれます。
レコードに限らず、モノの価値を正しく見てくれる人や店は大事にしたいですよね。
 
私は子供の代にも自信を持っていい音楽といえるものと残したいと考えています。
その一つはクイーンで、もう一つはロニー・ジェイムス・ディオです。

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