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2010年10月27日 (水)

困難なときに選手が示せるもの

先日の大宮アルディージャ対川崎フロンターレの試合後の選手コメントをネット記事で読んだとき、ちょっと気になるコメントがありました。
それは、そのとき初めて読んだ類のコメントではなく、似たようなトラブルが起きたときに選手がよくクチにする、ある意味定型みたいなコメントなんですけど。
”ピッチの上で結果を出すしかないですから”
こんなコメントがまたありました。
大宮のような状況ならば普通はこういうコメントになるだろうとは思います。
特別おかしい訳でもないのかもしれませんが、でも何だかこのコメントを読んだときの感触が良くない。
グニャっとぬかるみを踏んでしまい、靴底と靴の周りが泥まみれになって、不快な気分で足を持ち上げたときのような。
 
このコメントをした選手個人をどう思うかというのはありません。
たぶん、選手全員同じことを考えているだろうからです。
それが普通だと思います。
でも、本当にピッチの上で結果を出すことしかできないの?選手は。
って思うんですよね、私は。
 
結果を出すことから踏み出した選手をプロ野球界で一人知っています。
千葉ロッテの西岡剛選手です。
そう、去年のシーズン終盤でヒーローインタビューのときにライトスタンドでフロントへの抗議断幕を出し続けるサポーターへ訴えたのです。
私はそれ自体の行為を全て肯定してはいません。
それは昨年の今頃に書いた記事のときと変わっていません。
しかし、今考えてみると、選手がああいった行動にでることは意義があるんじゃないかとも思えてくるのです。
たまたま、千葉ロッテが日本シリーズに進出し、西岡選手がキャプテンを務め、野手としても首位打者のタイトルを獲得したからかもしれませんが。
それでも、それ以前に意義があるように思えてくるのです。
 
サッカークラブと地域のコミュニティを築き上げるには双方が分かり合っていないといけないでしょう。
そのときにクラブと地域が接する面ってどこ?
試合で選手がプレーして、観客が応援して、歓喜して、嘆いて、怒って...。
そこがもっとも基本の接面だと思うのです。
そこで選手が示せるメッセージが結果を出すことだけなんだろうか。
 
一つの側面から切って見ては本当の部分は見えてこない話なのかもしれませんが、なんか釈然としない。
こういうときだからこそ、もっと他に示せるものあるんじゃないの?それを探して示そうとする行為が大事なんじゃないの?って思うんです。

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