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2010年11月10日 (水)

日本シリーズの感想(前編)

日本シリーズが終わりました。
地元の千葉ロッテマリーンズが5年ぶりの日本一の座につきました。
とにかく疲れる日本シリーズでしたが、プロ野球史に刻まれる、安っぽい表現ですが、まさに激闘だったと思います。
見ている側も疲れが酷く、昨日はブログの更新をお休み。
というわけで今回は日本シリーズの私なりの感想を書こうと思います。
このブログを始めたのも2005年で、そう考えたらもう5年もやってんだなと思いました。
 
今回の日本シリーズ、投の中日、打のロッテなどと戦前は一部で言われていた気がしますが、開けてみたら互いの投も打もそれほど差はなかったような気がします。
といって監督の采配もお互いに間違いがあったようにも思えません。
明暗を分けたのは、いろいろな小さな誤算やマイナスが積み重なった末の差だったように思えます。
それは第一戦から始まっていたようにも思うのです。
 
第一戦、先発は中日・吉見、ロッテ・成瀬でした。
初回は双方とも波無く片付けましたが、2回以降乱れます。
吉見が大松のタイムリーで先制を許します。
しかし、その裏成瀬も和田、谷繁の2本のソロホームランですぐに逆転を許します。
しかししかし、吉見の3回表のまた2点奪われ逆転を許す。
そんな状況の中で吉見は早々と3回裏に代打を送られ降板。
本シリーズ毎試合のように大活躍だった中継ぎ陣のリレーの始まりとなりました。
ロッテは5回まで成瀬に投げさせてから、薮田、内、伊藤、小林宏へと1イニングづつ継投
ロッテの中継ぎ陣は責任イニングを各1回キッチリ抑えたの対し、中日は平井が2失点。
5-2でロッテが勝利しました。
簡単に言えばこんな展開であった以上のことはないように思えますが、誤算は中日にありました。
チェンではなく、あえて初戦に投入した吉見が乱調で3回までしかもたなかったこと。
そして初戦を落としたことが上げられます。
結果論ですが、チェンを投入して成瀬で星を落とさせるくらいの気持ちが采配にあってもよかったのではと思います。
翌日、勝ったことでイーブンになれたのは事実ですが、最初の2戦をロッテの想定内で終わらせたことは失敗だったと思います。
ロッテも大松を負傷で失うことになりますが、代役の岡田が最後の最後で値千金の活躍をすることはこの時点では誰も想像できていなかったでしょう。
多分、最終戦には大松が帰ってきて欲しいくらいのことを皆考えていたはず。
 
第2戦。中日はエース・チェンを、そしてロッテはマーフィーを先発に。
ロッテのマーフィーはレギュラーシーズンの活躍からすれば当然の抜擢にも思えましたが、この日は調子に不安を抱えての登板でした。
案の定、初回から大乱調で4点を献上。2回持たずに降板となります。
そして続けて登板した小野も中日打線の勢いを止められず、3回終了時で0-10と試合が決まってしまいます。
チェンは6回まで投げて中継ぎ陣にリレー。河原、三瀬、高橋、浅尾、岩瀬のリレーで12-1で星をタイに戻しました。
チェンで負けられないという意味では中日には理想的な試合だったと思います。
ただ、初戦をモノにしているロッテには想定内の敗戦。
マリンスタジアムでの初戦の第3戦に渡辺俊介を回したのですから、ロッテにはそれほど痛くない敗戦でした。
それが小さな誤算として残ったと思います。
ただ、ロッテにマーフィーが2回持たなかったことは誤算であり、双方とも小さな誤算を抱えながら舞台を千葉に移していきました。
 
第3戦。この日はロッテ渡辺俊介、中日は山井。
この日の最大の誤算は山井の乱調だったことは間違いありません。
3回に荒木の犠打で先制したものの、その裏に同点に追いつかれ、4回裏には4失点。
渡辺俊介が外野スタンド側から吹くマリン特有で、渡辺俊介にとって好都合な風(上空の海からの風は、外野フライを押し戻すし、内野バックスクリーン側スタンドで跳ね返ってマウンドには向かい風となって吹く。渡辺はこの風を利用してピッチングを組み立てることが得意。)であったことも幸いして、3回以降は無失点で完投。
ロッテが7-1で2勝目を上げました。
ですが最大の収穫は中継、抑え陣に休養を与えることができたことです。
中日が山井の乱調のため、鈴木、清水昭を投入、それも2人とも2イニング投げさせたことでこの2人を翌日の第5戦で使えなくしてしまいました。
とはいえ、この時点でも誤算の積み重ねは小さく、気になるほどではなかったはずです。
 
そして重要な第4戦がやってきました。
とここで前編は終了。続きは今夜。

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