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2011年4月19日 (火)

サッカーがある生活、という幸運

土曜日が近づくにつれ、当日は天気はどうだろうとか、早めに出た方がいいんじゃないかとかいろいろ考えてます。
3月11日からここまでが長かったかと言えば長かったと思います。
ただ、禁断症状が出るほどでもなかった。
ていうか、そんな悠長な日々でもなかった。
 
正直に言えば地震があったとき、会社のビルの9階にいて、凄まじい揺れに晒されてたとき死を覚悟もした。
ビルが崩れたらオシマイだなと思った。逃げようがなかった。
だが、幸いにもビルは崩れなかった。
幕張界隈は地面が液状化を起こして酷い有様だったのだが、私の会社のビルも含め高層ビル群は窓ガラスも割れてないし、火災も起きてない。
外壁の破損も見られない、電気系統も健全だったし、ネットワークも生きてた。
そして私も生き残ったのだ。
もっともそれを実感できたのは3日後の月曜の朝だった。
それまでは夢遊病のような感じがずっとしていたが。
だが、生き残ることができたのだ。幸運にも。
 
サッカーも当分見れないだろうと地震直後は思っていた。
爆発した千葉のコンビナートはフクアリのすぐ近くだった。
あの巨大な火の玉を見た時は、フクアリが黒こげになると思っていた。
地震の翌日とかも、1年くらいはサッカーは見れないだろうなと思っていた。
だが、一ヶ月ちょっとでサッカーは戻ってきた。戻ってくる。
幸運にも。
 
そう幸運なのだ、私は。東北で被災した人達からすれば幸運すぎるくらい。
そして幸運な土曜日がもうすぐやってくる。
 
自分の中で考えてたアイデアで最終的にボツにしたが、当日試合前に水戸のスタメンのコールを徳島側でもやれたらどうだろうと考えた。
そこまでするかというようなこと、水戸側の想像を超えるようなことをしたいという欲求があった。
ちょっと自分を入れ込みすぎていた部分もあったが、自分の中ではあの地震を経験した中でこうして迎えられる23日は特別なのだ。
結局、まるは氏にも相談し意見も貰ったが、選手紹介時に拍手し、試合が始まるまでブーイングはしないでいいのではに落ち着いた。
 
土曜の水戸では多分これ以上ないくらい私は幸運を噛みしめると思う。
こんなこと言っちゃなんだが、徳島の方から来られる方々に今私が上で書いていることをどれほど理解してもらえるだろうかとも思う。
理解できなくても当然だ。阪神大震災のときは私は逆の立場で、神戸の人達の気持ちを理解できていたとは思えない。
だが、幸運なのだよ。こうやってサッカーがある生活というのは。
今はそれがよくわかる。土曜日が近づくにつれ幸運を強く感じている。
そしてその喜びをKsスタで分かち合いたいと思っている。できるだけ大勢の人と。

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