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2011年6月 6日 (月)

映画「チェンジリング」を観ました。

最近は借りてきたDVDを見る時間がなかなか無いのが悩み。
ネットレンタルなので時間に余裕はあるはずなのだが、観る時間がないのです。
昨日は出掛けた途中で車のテレビで観進めて、やっと今借りていたものを今日返送できました。
 
借りていた2作はいづれもアンジェリーナ・ジョリーの主演作。
中でも1作は観たいと思っていたクリント・イーストウッド監督の「チェンジリング」(2008年作品)でした。
期待していた以上に見応えのある作品だったので少しご紹介しようと思います。
この作品は1920年代のロサンゼルスで実際に起きたゴードン・ノースコット事件という連続少年誘拐殺人事件を題材に、その事件に子供が巻き込まれた上に、当時のロス市警の腐敗体質のために行方不明になった子供が見つかったと別人の子供をあてがわれた上に、自分の子供ではないと主張したところ、警察に異議を唱える精神異常者扱いされて精神病院に強制入院させられるという酷い体験をさせられたクリスティン・コリンズという女性を主人公にしています。
 
【あらすじ】
1928年、ロサンゼルスの電話交換手クリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)の9歳の息子ウォルターが失踪し、5ヶ月後にまったく別の子供が戻って来た。クリスティンは息子ではないと主張するが、警察は取り合わず、逆にクリスティンを精神病院に放り込んでしまう。…
 
この物語ではただただ自分の息子を取り戻したいがために全身全霊を掛けるクリスティンと、傲慢で体面ばかり重視し都合の悪いことはどんな手を使ってでも葬ろうとする腐敗した警察との対決を軸に、途中から息子を誘拐した殺人犯との対峙も描かれていきます。
女性が劣るものとして蔑視されていた1920年代に、地下強く横暴な権力に立ち向かい、子を失った母親として誘拐殺人犯と向かい合う、強くなっていく女性。
イーストウッド監督の作品は何作か観たことがありますが、いづれもタイプこそ違え観てよかったなと思う作品でした。この作品もその通りでした。
そして、アンジェリーナ・ジョリーが、信じられないような苦難に直面しながら次第に強くなっていく、そして最後まで息子は生きていると希望を持って生きていく母親の愛に溢れた女性をとても上手く演じています。
違う女優を見ているようでもあり、とても新鮮でした。
ちなみに彼女は今作でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされています。
 
細かいところにとても気を配った作品だったなと思いました。
アンジェリーナを前面に押し出すような安い演出ではなかったですし、彼女以外の俳優もいい演技だったと思います。
殺人犯の男もただ異常な殺人鬼ではなく、自分の内面の弱さ(強がり)も表現できていたし、死刑への恐怖に壊れていく姿も印象的でした。
そしてこの作品で腐敗した警察の象徴でもあった警部は本当に腐りきった憎たらしい人間に見えました。
映画観ていて、コイツの首をねじ切ってやりたいと本気で思ってしまいました。
 
とてもいい作品でしたが、一つだけ残念だったのは、子供が殺されるイメージのシーンとか、絞首刑になるシーンもすごくリアルで、こりゃあ子供がいるところでは観れないなあと思ったことでした。
大人でも、ちょっと引く人もいるかも。
この映画を観た後でしたが、中学生のときに身近で起きて、ちょこっと係わった少女殺人事件を思い出しました。
この映画の題材となった事件も今から80年近く前の事件だけど、あの事件ももう30年経ってるんだと、しかももうすぐその日だ。
まあ、この話はいつか話せたら。

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