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2011年6月30日 (木)

サブローのトレードに思うこと。

昨日も書いたように今日は千葉ロッテのサブロー選手の移籍について感想を書こうと思います。
 
まずこの一報を知ったのは富山に行っていたまるは氏からのメールでした。
そしてすぐに千葉ロッテのモバイルサイトで確認をしました。
まず驚くしかありませんでした。
何故この時期に、よりよって選手会長のサブローを、しかも怪我で離脱していて復帰間近のはずの選手を...と。
内容も理解に苦しむものでした。
交換トレード(選手+金銭)とのことでしたが、申し訳ないが交換される選手はサブローと比較してもかなり格の落ちる選手で、プラス金銭とはいえ穴が埋まる選手とは思えませんでした。
いや穴が埋まるというより、今のマリーンズに必要なタイプの選手なのだとは思えませんでした。
その後、ネットで情報を調べていくうちに何となくですが裏側が見えてきたような気がしました。
 
千葉ロッテマリーンズでは、本当かどうか確認したことはありませんが、年棒が1億円を超えると放出対象になるという噂を聞いたことがあります。
千葉ロッテは2010年度は20億円の赤字を出しています。もっともそれ以前の年は33億円ほどあったらしく、これは千葉ロッテに限ったことではありませんが、慢性的な赤字体質で、全部親会社に補填してもらっているわけです。
昨年末、ロッテの瀬戸山社長は2011年度から2年間で収入85億円、赤字12億円にすることを目標に掲げました。
ここから先は所属プロジェクトで損益管理をしている私の感覚を使って話しますが、8億円のコストダウンというのは非常にムリな数値に思えます。
やれと言われたらやるしかないでしょうが、そもそもロッテの選手は年棒が決して高いとはいえない選手達です。
そこから大きなコストダウンを達成するような放出は、チームの戦力的、また商品価値的にも困難です。
勝てなくなったら観客収入も減るし、マーチャンダイジング収入も減るでしょう。
むしろ一時のコストダウンで、その後にそれ以上の収入減を呼び込みかねません。
そのうえで選手会長でもあり、間違いなく主軸のサブローをこの時期に放出するわけです。
相当切羽詰っていることは想像できます。
戦力の若返りとか、出番が減っていたとか、岡田、伊志嶺の成長とかいろいろな条件を球団幹部が挙げているようですが、どう見ても赤字減らしの一環でしかないでしょう。
 
1億3千万といわれる年棒のサブローを受け容れてくれそうな球団といったら、そりゃ巨人くらいしかないでしょう。
もともとオーナー会議などでも千葉ロッテは巨人寄りだった記憶があります。(間違ってたらごめんなさい)
現在の巨人は打線が振るわないという問題を抱えていますが、サブローがそれを解決するために最適な選手にはどう見ても思えません。
もちろん外野のレギュラーが巨人でも取れる実力はあると思いますが、それでも巨人に今絶対必要な選手とは思えません。
 
交換となった工藤は元JR東日本の選手でした。
JR東日本の野球部の合宿所&練習球場はQVCマリンフィールドの目と鼻の先にあります。
もし彼が幕張で野球をやっていたなら、地元への帰還となるわけです。
となると彼が選ばれた理由も見えたような気がします。
 
結局そういうトレードなんだろうなと。
 
それから、ロッテファンは結構おかしいと感じているこのトレードですが、メディアはそういう部分は一切報じていません。
巨人の親会社系列のスポーツ紙はもちろん、それ以外の新聞も両者の補強の思惑が一致とかで統一されている感じです。
ゴシップ系の夕刊紙でも、ロッテが放出することに疑問を投げかけているというより、巨人に必要なのかという論調。
みんな巨人の記事で食っているからでしょうね。
ロッテも高額選手をシーズン途中なのに引き受けてくれたってことで、ますます巨人にアタマがあがらなくなるでしょうね。
 
結局そういうことかい。
 
サブローも本心で言えば、今マリーンズを離れるのは本意ではないはず。
しかし、球団の事情、球界の抗えない力に今回のトレードを”喜んで”受け容れざるを得なかったのでしょう。
 
しかし、ファンの感情が入り込むとか考慮されるという余地が全くないんですな。
それは憤りをひどく感じます。
サッカーだったらこりゃ直近の試合は相当荒れるでしょうな。
でも、プロ野球はサッカーとでは全く違うので、仮に抗議をしても親会社は屁でもないでしょう。
それは一昨年のシーズン終盤でも既に証明されています。
 
ただね、人を大切にしない会社ってのは成功しないと私は確信しています。
これはプロ野球球団に限らず、プロサッカークラブに限らず、大小、業種関係なくどんな会社でも。
社内事情だけ重視して、真実も語らず、人のスキを突くように始めて一気に終わらせてしまうようなやり方に誇りを感じるかとロッテのフロントに問いたい。
それでどういう未来図を描けるのかと。
 
巨人ではサブローではなく大村名で登録されることになった。
土曜のズムサタで宮本某に大村選手としていじられて、そうやってロッテのサブローは消えてなくなっちゃうんだろうな。
ズムサタ結構スキだったけど、今は...何となくイヤだ。

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コメント

お久し振りです。

自分のいる業界はキャリアの長い人は、
それなりにサラリーも高額なので、
金額に見合った働きが出来ないと、
リストラの対象になりかねません…。

今回のサブロー選手の件は
ファンあってのプロスポーツという観点から見れば、非情ですね…。

投稿: おー | 2011年7月 2日 (土) 22時43分

私も会社である以上は損益の目標達成が情で左右されてはならないとは思います。

ただ、お金だけでないつながりを感じているファンがいるプロ野球球団なのですから、もう少しやることに慎重さを誠実さは必要だと思います。
明らかに雑に扱われてますもの。

投稿: AWAN渦帝 | 2011年7月 3日 (日) 00時28分

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