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2011年8月 7日 (日)

いろんなものを背負い過ぎた試合

この週末はどこのスタジアムでも松田直樹選手のことを悼んでいました。
そして、昨日私が試合を観にいった日立台はとりわけメディアの注目を集めました。
松田選手の古巣、横浜Fマリノスが試合だったからです。
 
いつもよりだいぶ早くスタジアムに入った私。
まあ、他にも早く行きたい衝動に駆られたものがあったのですが、結局そっちは空振り。
それはそれとして、ほんの一週間前には想像もつかないようなシチュエーションで迎えることになりました。
タダでさえ首位決戦なのに、この試合が背負うものは人によっては堪らなく重いものになっていました。
私にとってもいろんな意味で重かったです。
 
Ca3f0049 マリノスサポーターの陣取るアウェイ席は既に普段とは違う光景になっていました。
松田直樹選手を悼む手書き横断幕1枚だけが貼られているのみ。
そこにいるサポーターの中にはかつて使っていた松田選手の横断幕を持ってきていた人もいたと思います。
しかし、その横断幕1枚のみが貼られているという光景が、この試合の意味を強く印象つけました。
 
対するホームの柏レイソル側もサポーター席はいつもと違っていました。
Ca3f0050 こちらは不祥事が理由により、いつも居る看板というべき存在の一人のサポーターと、その仲間の何人かが姿を消していました。
そして、いつも聞いていた音楽も今日は消えていました。
こちらにも松田選手を悼む手書き横断幕が貼られていましたが、正直それどこではなかったと思います。
 
そういういろいろなことが起きた中で、恐らく殆どの人が(特にマスコミは)マリノスが松田選手に捧げる勝利を、悪者レイソルから挙げて首位を守る姿が期待されているはずと思ってたでしょう。
特にマスコミからすれば中村俊輔選手が決めてくれればと思っていたでしょう。
 
この試合に係わる人達で、特に主役、準主役に近い人達が平常心ではいづらかったはずの中で、一番平常心でいつもの自分たちを表現できていたのは柏レイソルの選手達だったようでした。
レアンドロ・ドミンゲスはこの日もピッチの王様でした。
彼は先制ゴールを決めただけでなく、多くのキラーパスを供給し、FKでもマリノスゴールを脅かしました。
後半にはジョルジ・ワグネルの2点目をアシスト。
チームの首位奪還という重要な、それでいてマスコミにはお呼びでなかったはずの結果を導き出しました。
但し、冷静に見ていてもこの日のマリノスの選手達は動きが少なく、選手達自身がコメントしているほどには出来は悪かったと思います。
中村選手はチャンスには何度も絡んでいましたが、FKがゴールポストを直撃するなど不運もあって期待されている結果にはなりませんでした。
もっとも彼はこの試合2枚目のカードを貰ってもおかしくないシーンもあり、幸運もあったことは間違いありません。
 
試合は2-0でレイソルが勝利。
本当はもっとシンプルに首位決戦であればよかったと思います。
この試合は少々いろんなものを背負いすぎました。
もしかしたら、私だけがそれを感じていたかもしれませんが。
とても語りにくい感情なのですが...悲しい気持ちが試合終了直後に少し湧き上がってきてもいました。
ある意味では満足の行く試合であり、ある意味ではこんな試合になってほしくなかったという気持ち。
いろんなことを考えさせられた試合でした。

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