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2011年10月 1日 (土)

サイトーくんを迎えてのQマリの夜

それは昨日(木曜)の夜がきっかけだった。
千葉ロッテマリーンズが長い連敗をどうにかこうにか止めて久々の勝利を飾ったあと、ツイッターでTLをチェックしていたときのこと。
翌日(金曜)の試合はQVCマリンでのファイターズ戦なのだが、予告先発で斎藤祐樹が投げると知り、それを奥さんに話した。
「行ってきていいよ。」と奥さん。
正直、そんなつもりで言ったのではなかった。
以前、奥さんが、斎藤が投げるときならマリンに行くとか言っていたのであえて言ったのだが、とにかくそんなこんなでQマリに野球を観にいけることになった。
 
年度末ながらテキパキと仕事が片付いたので定時退社。
コンビニでおにぎりと飲み物を購入し、海浜幕張駅前のショッピングモールの横にあるシャトルバス乗り場へ。
乗り場近くの出店でそぼろ弁当を追加購入。何と200円。充分な量だった。
Qマリでも食事はゲットできるがお弁当を買っても1000円が相場で、結構金が掛かるし、正直飽きていたのでちょうどよかった。
スタジアムに隣接する駐車場は相変わらず使用できない状態で、再開のメドが見えてこない。
物悲しさが禁じえない。
 
チケットは前日に購入(外野自由1800円)していたのだが、この日は内野自由の当日券が1400円だったらしく、何だそれ的な感じ。
まあ、声出しするわけだから外野自由しか要らないのだが。
 
マリーンズの先発は投手陣若手筆頭の唐川。
相手の先発がサイトーくんなので、同世代としては燃える要素は充分である。
打って欲しい気もありつつ、バチバチな投手戦の方を正直期待していた。
その唐川は”期待通り”に初回表から炎上してくれる。
2番の陽に初球を叩かれライトスタンドへ。
その後もヒットや盗塁2つを絡めて2、3塁とされて、6番スケールズに2点タイムリーを打たれる。
いきなり3失点である。
盗塁で的場の送球エラーが出たのも大きいし、その後稲葉の盗塁を許したのもきつかったが、唐川の立ち上がりは酷かった。
「もう試合が終わっちまったよ。」と隣の人が嘆いたのも当然だった。
心が折れかかった。
 
が、人気者サイトーくんもヘロヘロ。
伊志嶺、岡田に連続ヒットを許し、今江のサードゴロですぐさま1点を返してくれるありがたさ。
2回もヒットと死球のあと、私の押しメン岡田のタイムリーで早くも1点差になった。
正直な感想から言うが、サイトーくんは本当に普通のピッチャーだ。
自慢できるような決め球があるように思えないし、球速も普通だ。
5勝はチーム5番目なのだが、期待度と人気からすれば全く不十分な成績だ。
私はデビュー時の松坂を間近で見たが、松坂とは比べようのないレベルだ。
まあ、新人だからと言えばそうなんだが。
この後、5回まで投げるが、4回まで毎回ランナーを2人出し、試合のテンポをダラダラと鈍くしていった。
それでも2失点で済んだ(抑えたのではない)のは、好機でミスるマリーンズ打線のせいである。
 
2回以降は復調気味になった唐川だが、4回にやってしまう。
8番大野のアタマにぶつけてしまい、危険球でキムチ。
試合前に私が描いていた若き投手同士の投げ合いは何とも言えない形でジエンド。
下がる唐川に1塁内野席から拍手があったが、いくらなんでもこのシチュエーションで拍手はあり得ない。
アタマに当てられた大野の立場を考えるべきだ。
結局、溜めたランナーを背負った交代の大谷がタイムリーを許し2-4になる。
が、大谷の責任はゼロだ。
悪いのは唐川だ。
 
ヘロヘロながら人気者に勝たせたいのか、サイトーくんは5回まで投げさせてもらえた。
まあ、5回までだろうとはスタジアムの全員が思っていたと思うが。
正直5回までに追いつきたかったし、追いつけたはずだが、やっと連敗を止めたばかりのチームだからなのか、ハッキリ言って並みのピッチャーでしかないサイトーくんを捉えきれずに5回を終えてしまう。
この時点で8時半くらいだったろうか。
ダラダラ感満載の試合に半分嫌気が差してもいた私は、半分負けを覚悟していたし、もう1点取られたら帰ろうかとも思っていた。
そんなダラダラと時間が過ぎていたせいで最終回裏を負けがない状況で迎えることになるのだが、この時点では半分絶望的だった。
 
花火を見終わり、中郷が6回表をきっちり抑えると、その裏岡田がこの日2本目のタイムリー(&猛打賞)で1点差に攻め寄る。
7回も中郷が3人でテンポ良く抑えると、その裏、先頭のカスティーヨが2塁打で出塁。
井口のライトフライでカスティーヨは3塁に進む。
福浦四球のあと、この回表に陽のこの日2本目かと思うようなライトフェンス際への飛球を好捕した角中が打席へ。
陽の打球が飛んだときは正直スタンドに入ると思った。
「来るな、バカー!」と叫んだ後、打球はフェンス直撃!と思ったら角中が好捕していた。
そこに角中がいたのがフェンス際でもあり見えてなかったのだが、アウトになったのが最初信じられなかった。
そんな角中の打球はセンターへ。
ライナー性でセンターが一歩前に出て捕ったにもかかわらずカスティーヨはタッチアップで本塁へ。
足が速いとはいえず、打球も打球で正直「うわ、ダメだ。」と思ったが、スライディングが上手かったらしくタッチをかわして同点のホームイン。
とにかく、ヘロヘロなサイトーくんに白星は献上したくないとだけは強く思っていたので、折れかけた心はどうにか持ち直す。
 
8回、マリーンズは球は速いがコントロールがイマイチでファーストストライクが取れないと危なっかしいカルロス・ロサ。
稲葉を出してしまうが、続くスケールズを三振で切ると、同時に2塁盗塁を狙った稲葉をこの回から的場に代わった田中雅彦が見事な送球で刺して流れを食い止める。
ファイターズが同じく150Kを投げる増井が三者三振で切り抜けるとは対象的で、ああ流れが変わるかと思われたが、ロサは9回も何とか抑えた。
 
9回表が終わった時点で序盤のダラダラした試合のせいで、試合時間は3時間30分直前になっていた。
ロサが9回に出した四球も効いたと思う。
そんなこんなで余程早打ちして9回ウラに凡退しないかぎり負けはない状況にはなった。
もう1点取られたら帰ろうなんて思ってたのは今は昔である。
ファイターズは武田久を投入。
負け絶対阻止を狙う。
今江凡退のあと、カスティーヨは四球を選び、工藤が代走。
5番井口の2球目に工藤が2盗を決める。
結果的にだがこの2盗は大きな意味を持った。
井口は敬遠で歩かされるが、2塁にランナーを進めたのは大きかったと思う。
塀内がライト前ヒットで続き、満塁へ。
そして、7回に攻守で活躍した角中が前身守備の三遊間を打ち抜いて劇的な結末を呼び込んだ。
 
勝ったとはいえ、今日でBクラスが確定してしまったが、そんなことは正直もうどうでもいい。
試合は結構ブサイクだったが、今できることが100%出ての勝利だったように今は思えて、行けて良かったなと思う。
若手の角中、伊志嶺、岡田の3人が猛打賞揃い踏みで4打点。
他のみんなもやれる限りで頑張っていた。
激走したカスティーヨ、8回ウラにレーザービームで稲葉を刺した雅彦、盗塁を決めた工藤、彼らも殊勲者だと思う。
余計だが、唐川以外は。
本当に余計だと思うが、唐川のキムチ死球を含む投球内容だけはいただけなかった。
それは言っておかないといけない。
が、みんなのいろんな頑張りで勝ち取った勝利を目の前で見れたのは結果としてすごくよかった。
応援者としての経験値アップになったと思う。
まるは氏に見せてあげたいゲームであった。

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