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2012年1月 1日 (日)

蹴春の国立競技場は心地よくて。

みなさま、新年をどのようにお迎えになられましたでしょうか。
東京では、初日の出は雲に隠れてしまったところが多かったのですが、日中は日差しも覗き、風も微風でいい天気になりました。地震はありましたが。
そんな東京での元旦は言うまでもなく国立競技場での天皇杯決勝戦です。
今回のカードはFC東京と京都サンガの、瓦斯サポさん以外にとっての、初のJ2対決となりました。
 
昨日旅行から帰ったばかりで少々お疲れでまだ寝ている奥さんと娘を横目に9時に国立へ向けて出発。
天皇杯決勝前に10時半キックオフの第33回全日本女子選手権の決勝戦を観戦するためです。
2012empcup_002_2_2 今回のカードはINAC神戸レオネッサ対アルビレックス新潟レディース。
開門は9時。なでしこ人気もありますから出来れば開門時にスタジアムに入った方がいいはずです。
しかし、開門前に着いてしまうと寒い中入場列に並ばないといけないのがイヤでその時間に出発。
到着は10時15分。
座席はこのあとの天皇杯もみこして観やすい場所がよかったのでバックッスタンドよりの席に。
INACのサポーター席の後段にちょうどいい席が空いていたのでそこにしました。2012empcup_068_2_4
今日はちょっといいカメラを持ち込みました。
ブログ用の写真の撮影も兼ねて、スポーツ写真の練習もしてみようとおもったわけです。
 
INACはご存知通り、澤選手、川澄選手、大野選手、海掘選手らなでしこジャパンを大勢擁し、今季リーグ戦でもダントツの戦いぶりを見せた強豪。
殆どの人がINACの優勢を予想していた通りに新潟を圧倒。
2012empcup_070_2_2 新潟は身体を張った守備で耐え続けましたが、前半44分にセットプレーからINACが先制。
2012empcup_078_2_2 後半もINACのペースで進みさらに2点を加えて3-0で優勝を飾りました。
正直、個としても組織としても差があきらかで、現在のなでしこリーグの現状をそのままに突きつけてしまう試合でした。
面白くないという意見もあるでしょうが、なでしこジャパンの快挙からまだ半年ほどしか経っていないわけで、なでしこ各チームを支援するスポンサー

2012empcup_083_2_2 企業が増えてくれば強化投資の金額も増えて状況は変わってくるのではないでしょうか。
というか、そのように変わって欲しいですね。
今はその路の途中と思いたいです。
 
さて、いよいよ天皇杯決勝。
まるは氏、あーせなる氏、マサト氏も合流して元旦から豪華(?)な顔ぶれで観戦となりました。
2012empcup_053_2_2 試合序盤は互角の展開。互いにつなぐサッカーを志向するため、噛み合いぶりもよく、見応えのある試合となりました。
一方が惜しい強烈なシュートを放ちペースを握ろうとすると、他方も直後に相手ゴールを脅かすなど、観ていてとても面白い序盤でした。
京都は監督の大木さんの哲学を絵にしたようなつなぐサッカーをこの日も披露。
経験で長のあるFC東京は、ショートパスを数多くつなぐスタイルのサンガがあけるワイドスペースを石川が猛スピードで駆け上がってサンガのGK水谷を脅かしていきます。
前半13分にサンガが先制すると、直後にFC東京もこれでFC東京最後の試合になる可能性も高い今野がCKの流れから頭で同点ゴールを押し込みます。
この後も互角の戦いが続くと思いましたが、FC東京が森重の見事なFKで突き放すと、京都GK水谷のゴールキックのクリアをそのままルーカスへの裏スペースへのパスにされてとても大きい3点目が入りました。
水谷のキックも不注意だったと思いますが、逆転された2失点目のショックを引き摺っていたかもしれません。
 
後半、このままズルズルいくかと思われたサンガでしたが、大木さんの哲学を叩き込まれている過程のサンガのアタッカー陣はここまでやってきたスタイルをぶれずに貫きにきました。
2012empcup_061_2jpg_2 残念なことに攻撃ほどに守備はスタイルが確立できていないようで、ボール保持者にすばやく寄せて囲んで奪うという約束ごとを超え切れていないレベル。
そしてサイドで一瞬奪いにいくタイミングを迷った(ように見えた)スキを疲れて決定的な4失点目。
しかしこの4失点目が逆にサンガの選手達から迷いを奪ったのか、サンガスタイルを一層鉄板で貫かれていきました。
準決勝でその名を日本中に知らしめた18歳の久保が2点目を奪うと、その後も奪われても止められても繋いで突き破ろうとする姿勢を断行。
2012empcup_062_2_2 その後、残念ながらゴールは生まれませんでしたが、自分たちのスタイルを貫徹しようとする姿勢は素晴らしかったですし、2点リードしているFC東京にその余裕を忘れさせたと思います。
ましてやサンガには久保、宮吉、駒井ら若く将来性豊富なアタッカー達がいるわけで、結果を追求するために戦術のバリエーションに当てはめて自由度を奪ってしまうよりは、彼らのスタイルを貫徹させて結果をもぎ取りに行かせることの方が大事だと思うのです。
そうでないと敗戦がただの敗戦で終わってしまうはずで、その意味ではサンガはこの敗戦で強くなるのではないでしょうか。
 
FC東京はですねえ...よかったんじゃないスか。
 
2012empcup_066_2_2 正直よくもわるくも高校サッカーみたいな試合でしたが、サンガにとってはそれこそが彼ららしさだったのかもしれません。
蹴春の国立競技場はなかなか心地よい感触を感じた場所でした。
さあ、2012年の始まりだ。

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