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2012年3月20日 (火)

あと一歩、あと半歩のところ。

いつ以来の敷島になるのか、よく覚えていなかった。
いつ以来だったっけ?とまるは氏にも訊いたんだけどよくわかんなかった。
まあ、あまりいつ以来でも構わないのも本音なんだが、ただ一つ覚えているのはこの季節に来たことは過去にもあったなあ、と。
それは花粉症のせいだ。
2006年くらいだったか、この季節に敷島で試合があって来たのだが、試合前から花粉症が悪化してひどく苦労した記憶がある。
だから敷島というと花粉症がまず思い出されてしまうのだ。
それ以外だと大塚FC時代のラストイヤー(2004年)に優勝に王手を掛けた状態でここに来て、試合に負けた記憶だ。
いや正確には試合より、試合の後の出来事の方が印象深い。
いまさらそのことを詳しくは書かないが、関東隊としても、自分個人としてもとても大きな出来事だった。
いまではその出来事の関係者で今も試合に来ている人は少なくなっていて、あれは何だったんだと思うこともある。
まあ、いいさ。
過去のことだ。大事なのは今ある試合、今戦っているシーズンだ。
 
と、話を本筋に予定通り戻す。
 
小林新監督や新加入選手を迎えた新体制のヴォルティスは関東初陣となった。
私にとっても、新生ヴォルティスを初めて生で見る機会となった。
ここまで2勝1敗。
結果以上に内容でちょっと物足りない感もあり、不安も感じながら敷島へ来た。
ザスパ草津は新加入のMFヘベルチがとても評判がよく、また自慢の中盤も健在ということで苦しい戦いになると予想された。
 
前半の序盤は草津ペースだった。
といってもザスパに押し込まれたというより、ヴォルティスが中盤から前へ上手く攻めあがることができず、相手の網に幾度となく掛かっていたからだ。
しかし、ザスパの攻めに対しては冷静にDF陣が対応して殆ど決定的な場面を作らせておらず、警戒していたヘベルチもしっかりケアできていたし、バイタルエリアで与えたFKにも蹴ってこず、危険な仕事はさせずに済ませられた。
前半終盤に近づくと、ザスパゴール前で決定的なチャンスも作れるようになった。
ザスパの熊林が負傷で交代した以降は、ザスパの攻撃からリズムが失われたことでヴォルティスが試合を支配して進むようになった。
しかし、ヴォルティスも攻撃では選手間で探りあいながら攻めている感じで、いまいちテンポが悪く攻めきれないまま、スコアレスで前半は終了した。
 
後半はハーフタイムで何らかの修正が施されたのか、前半より明らかに攻撃のテンポがよくなり、セカンドボールへの出足、局面での攻守でも優勢に立った。
CKも何度も何度も獲得し、福元(?)がファーサイドでドンピシャで合わせたシーンはこの日最大の決定機だったと思う。
残念ながらサイドネットに掛かってしまったが。
とはいえ、それも含めて後半で枠にシュートに飛んだかというと、攻めていた時間の長さからすると信じられないような少なさであったことも事実だ。
そしてエリア内深くまでボールを運び、あと一歩のところまでいきながらゴールできない場面も結構あった。
最後の最後で時間を掛けてしまったり、周囲も含め動きが止まってしまったりしていた。
パスを選択してカットされたり、シュート打ててもふかしちゃったり。
言い方は悪いが、最後の場面で”ビビり”が入ったという感じだった。
あと一歩、あと半歩での”ビビり”でゴールは奪えなかった。前半はそこまでもいけてなかったので、後半は確かに前進はしたんだとは思う。
が、”ビビり”が入ったような最後の詰めのところが、今のヴォルティスの現在位置を象徴的に表していたように思う。
 
試合はスコアレスドロー。
消化不良な感じは残った。
 
が、希望も少なからず感じられた。
運動量は去年までのヴォルティスより明らかに増加していて躍動感があったし、パスの精度やつなぎのリズムなども向上していたと思う。
正直言えば、栃木戦のときの状態では週末のフクアリで千葉には勝てないとも思っていたが、かなり手応えが感じられるほどになった。
あと一歩、あと半歩、チームとしてレベルアップできれば、観ている側に力を与えられるチームになれそうな気がする。
そのために我々が観られている側に力を与えなくてはいけないだろう。
週末のフクアリはかなり重要な一戦になると今は思っている。
勝たなければならない。

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