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2012年5月27日 (日)

それでも心に余裕と選手への信頼を。

平塚での昼間での試合というと玉乃がゴールを決めて快勝した試合が思い出される。
あとは昨年の終盤戦での寒くて雨も降る中勝利した試合だろうか。
印象は決して悪くなかった。
順位こそ対象的な位置にいるものの、開幕から9試合を8勝1分で快進撃を続けてきたが、以降の6試合勝利がなく勝ちきる仕方を忘れかけている湘南と、ここにきてようやく戦い方が定まってきた徳島とならば、十分戦えると思えた。
そして決してそれは強がりでも買い被りでもなかったことは証明できたように思う。どこぞの議員さんの方が強がりだろう。
但し、最低限そこまでは証明できただけで終わったことはとても残念だった。
 
ドウグラスは活躍したと思う。
試合前のシュート練習を見ていても好調さが伺えたし、実際彼の突破力が幾度もチャンスメイクに貢献したし、相手DFの退場も呼び込んだ。
ただ、湘南側もかなり警戒してマークがきつかった。
DF一人を生贄にさせてしまったがゴールまでは生贄には最後までさせてくれなかった。
前半、右サイドで津田が競り勝ってビッグチャンスを作ったがここで決めるべきだっただろう。
後半はシュート体制もきつくて枠に飛ばないシュートばかりだった。
だが一番ゴールの匂いを放っていたのも彼であり、ここ数試合のプレーぶりからも彼が目覚めそうになっているのは事実だと思うので次の試合に期待してあげるのが一番いい我々側のリアクションだと思う。
 
他の選手達も頑張って勝利を掴むために懸命になってくれたと思う。
攻撃はともかく守備は殆どの時間でしっかり対応できていたと思う。
スンフンに救われたことは事実だが、それ以外の時間帯の守備はしっかり対応できていた。
それを見逃しては守備陣に失礼だろう。
 
もちろん満足できるような結果ではない。
もう勝ち点3をどんどん獲っていかないといけない時期と順位であることも事実だ。
だが、相手が一人少ない状況になりながらゴールを奪えず終わってしまったわけで、現状では(あくまで現状ではだが)ゴールをこじあけるに至らない完成度なんだということだと思う。
あれだけ攻めているように見えて8本しかシュートが打てなかったわけで。
 
ただ、その事実だけで今日は十分にお灸がすえられたようなもんだと思うし、内容も決して後退はしていないとも思う。
だから今日の試合の結果について、次も見据えたという意味も含めたならば、選手を批難するのは筋じゃないと思う。
そもそも、「相手一人少なかったのにどうして勝てなかったんだ」と言うか、「次の試合勝ってツケを払ってくれ」と言うのでどちらが選手の後押しになるか。
これは選手がカチンときて「次やってやるぜ。見てろ!」と思うか、「申し訳ない。次は勝ちます。」と思って、そのいづれの結果でも勝ったとしてもだが。
結局どう感じるかの答えは選手しか持っていないわけだ。
どのように表現しても自分たちの勝利への思いを理解してもらいたいなら、まず選手と強い信頼関係がないといけないだろう。
その自信がないなら、励ましてやった方がいいだろう。
少なくとも今日の試合はそういう試合だったと思う。
万来の拍手で迎えてあげるべき試合だったとは全く思わないが、それでも試合後どう選手を迎えてあげるのかは個人の判断であり、それをどう感じるのかは選手しか答えが出せないものだ。
もっとも、今日は前述のように相手が一人少ないにも係わらずゴールを奪えなかったという事実だけで十分灸は据わったと思う。
だから次はやってくれるだろう。
少なくとも4月のときのチーム状態だったら、こんなふうに思えなかっただろうし、今はこう思えるくらいまで上昇してきているのは確かだと思う。
水戸戦ではハーフタイムで本人曰く何でだかわからないが代えられた衛藤が、ここ数試合は活き活きとやれているし、今日も90分プレーし、チャンスも作っていた。その事実が僕の考えるところの裏打ちにもなっている。
確かにのんびりと勝てるようになるのを待っている余裕もないのだが、それでもここは次の試合を信じるべきだろう。

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