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2012年5月16日 (水)

20年目に入って思うこと。

93年5月15日にJリーグが開幕し、今年で20年目を迎えました。
誤解しやすいけど、年齢で言えば19年が経ったってことですよね。違うか?
私も同じくサポーターとして20年目なので、もうそんなに経ったんだなあとあらためて思います。
 
93年のJリーグ開幕では国立競技場でのヴェルディ-マリノスがよく取り上げられますが、私はあの試合はただ漠然と観ていただけで、実際ここにすぐに自分が絡むことになるなんて思ってもいませんでした。
Jリーグって何かすごいなあと思ったのはこの国立のカードではなく、カシマスタジアムでやった鹿島アントラーズ-名古屋グランパスエイト戦だったと思います。
当時サッカーには無知だった私でもギャリー・リネカーくらいは知っていたので、そのリネカーを見ようとテレビのチャンネルを合わせたのを覚えています。
試合はジーコの独壇場で、そのプレーに衝撃を受けました。
 
当時はJリーグのチケットなんて全然手に入らない。
唯一ほんの少しだけ残ってたのが実は浦和レッズの試合のチケットだったですね。
当時のレッズは本当に弱かったので、それで残ってたんだと思いますが。
数年後には人気クラブになって、一番チケットが買えないクラブになりました。
それから、サンフレッチェが国立でホームゲームやってたり(それもチケット完売)もした記憶があるんですが。
とにかく凄かったですね、あの勢いは。
 
私はというと地元の新聞広告に入っていた柏レイソルのチラシで、自宅からすぐのところにプロサッカークラブが出来て、今はJリーグではないが来年からのJリーグ参入を目指していると知って観に行き始めたのです。
当時のJFLはJリーグとは別世界で全然お客さんいなくて、それこそ今のJFLの世界と同じ。
スタジアムの入退場もユルユルで、実はチケット持たなくても簡単に入れたほどでした。
そして初めて行ったロングアウェーが高知の春野で、相手は大塚製薬でした。
ここでヴォルティスとの、あの人との運命的な出逢いを果たすのです。
その日のことは、今でも試合以外のことも朝から夜まで結構いろいろ覚えています。
でもそのときは今の自分を想像はできなかったなあ。当たり前だけど。
 
大塚、ヴォルティスのサポーターとしてだけ振り返っても本当にいろいろあった。
西が丘で関東隊のメンバーとなるHくんやまるは氏やガクなんかと出会ったこと。
緑ヶ丘での関東隊結成の初陣を飾ったこと。
その試合がブラジル人選手の骨折とか、DFのレッドカードとか、エースのセッキーのハットトリック&Vゴールとかとにかくイベントてんこ盛りの漫画みたいなゲームだったこと。
J参入を断念したときの悲しさ。
J2ができてコンサドーレとか参入クラブに選手引き抜かれて戦力がズタズタになって苦しいシーズンが続いたこと。
「本気で補強します。」と言ってくれたときのサッカー部部長の小賀さんの顔。
あと一歩で優勝できるってシーズンに都田でHONDAにボコボコにされたときのこと。
無敗で最終戦まできて、優勝する可能性もあった試合でふがいない内容で終わった後、セッキーと会話したときのこと。
セッキーはもう引退するんだろうなって、本人も含めてそこにいた全員が思ってて、だから誰もそのこと口に出さずに話し合って、そして誰かが「セッキー、何かちょうだい。」と言って手袋をくれて、そのまま「じゃあね」って帰っていったセッキーの背中姿。
その翌日に「やめない。まだやる。考え変えた。」って話を誰かに聞かされて苦笑いしつつ嬉しかったこと。
明日優勝が決められる都田でのHONDA戦の前日に、奥さんが産気づいて、「ああ、明日は行けない。」と諦めてたら、その日のうちに生まれてくれたこと。
奥さんに「明日の試合行ってきな。」と言われたときのこと。
いろんな思いを背負って都田に着いたときのこと。
最後まで苦労したけど優勝を勝ち取ったその試合のこと。
ピッチ上に貯金箱のトロフィーを持ってみんなと乱入したときのこと。
そのトロフィーが壊れて、破片が散らばらないように慌てたこと。
その壊れたトロフィーが回りまわって、今季で退団することになってたキャプテンのナリの手に渡り、そのトロフィーを泣きながらナリが掲げたときの姿のこと。
「オダジ、見てるか!俺たちはとうとうやったぞ!!」とみんなで空に向かって叫んだときのこと。
他にもいろいろあった。
 
これからもまだまだいろいろ起きる。
  
サポーターそれぞれに歴史がある。
日本のサッカーはまだまだ走り続ける。ヴォルティスも走り続ける。
20年目は降り返るには悪くないタイミングだが、実はまだまだ何も成し遂げていない。
まだまだ走らなくちゃいけない。
まだまだ走ろう。

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