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2012年7月12日 (木)

渦帝の音楽ノート 第5回 ジョニー・クラッシュ

さて、なんと5回目に突入する渦帝の音楽ノート。
書いている本人が実に楽しくなってきています。
 
今回紹介するアーティストはジョニー・クラッシュ。
人の名前ではなく、バンド名です。
Ca3f09650001 結成は1986年末。
イギリス人である元TOKYO BLADEのヴィッキ・ジェイムス・ライトはL.A.に渡り、L.A.GUNSのリーダー、トレイシー・ガンズの紹介によりクリス・スチュワート、オーガスト・ワーシェルの2人のギタリストと合流。
さらに、アンディ・ロジャース(Ba)、パンキー(Dr)を加えて、ジョニー・クラッシュはスタートします。
彼らの音楽は一言でいえば、初期の、というか故ボン・スコット時代のAC/DCのテイストそのまんまのような音楽です。
とにかくシンプルで、ストレート。
ヴィッキのヴォーカルはラフでパワフル。
ハッキリ言って、技術的に高度なところは何もありません。
ヴィッキのヴォーカルがバンドの音楽を一人で牽引しています。
ただただ、こういうロックンロールを俺たちは演りたいんだというバンドの一念だけが全てのような音楽です。
これ以上先の発展性、どこを目指していくのかとかは一切考えられてない、今この瞬間に全てをぶつけている様な痛快なロックンロール。
ジョニー・クラッシュはそんなバンドなのです。
理屈じゃない音楽なんです。
 
ですが、このタイプの、つまり初期のAC/DCタイプの音楽は、ある種のマジックを持っています。
そしてそれは、バカ正直なくらいこういう音楽が好きで好きでたまらないというミュージシャンであればあるほど、マジックを起こしてしまいます。
だから、何年経っても、そのバンドが成功せずに終わっても、その音楽を知った若いミュージシャンが同じ道を、その音楽を地図に辿ってくるのです。
Ca3f09660001 ジョニー・クラッシュの1stアルバム「ネイバーフッド・スレット」(1990年)はそんなアルバムです。
私はこのアルバムのどの曲も大好きです。
とくに「AXE TO THE WAX」は私の中では最強のロックンロールソングです。
このブログの初期に書いていた小説「ゴール裏物語」の開幕戦(1)の話でスタジアムに向かう主人公がカーステで大音量で掛けて気勢を上げるときに使った曲でもあります。
”俺たちゃ行動する若者さ。好きにやるぜ。今レコーディングしてるとこ。そうさ、レコードに叩き込め。”
もちろん、私自身も負けられない試合のとき、スタジアムに向かう途中この曲を聴きながら、時に唄いながら向かったものです。
ホント、理屈じゃないんです。たたそれだけが強烈に全身に響く音楽を彼らは演っていたのです。
 
この手のバンドは殆ど成功しません。しても長続きしません。
ジョニークラッシュもそういう運命を辿りました。
1990年に2ndアルバム「アンフィニッシュト・ビジネス」を後にガンズ・アンド・ローゼスに加入するマット・ソーラム(Dr)やディジー・リードを加えてレコーディングを開始しますが、レコード会社から契約を打ち切られてしまいます。
クリスは欧州へ移ろうと提案しますが、ヴィッキが拒否し、バンドは解散してしまいました。
その後、1992年にベースのアンディはヘロイン中毒で死亡します。
幻の2ndアルバムは2008年にリリースされています。
 
ジョニー・クラッシュのPVの動画はこちらのブログで見れます。
また、私の最愛のロックンロールソング「AXE TO THE WAX」のPVじゃなくて、動画もこちらから。
ヒドくて笑える動画ですが、ジョニー・クラッシュというバンドの音楽を実にシンプルに言い当てているようにも思えます。
とにかくこういうただただシェイクすることだけを考えてればいい音楽なんですね。
そんなジョニー・クラッシュが私は大好きです。

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