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2013年5月11日 (土)

渦帝の音楽ノート 第9回 刀根麻理子

久々にこのカテゴリーで記事を書こうかと思います。
ここまでハードロックの海外アーティストばかりでしたが、今回はある理由もあって現在リバイバルのマイブームになっている人について記事を書こうと思います。
今回記事にする人は刀根麻理子さんです。

 
カテゴリー的にはロックではなくて、ポップスという感じともちょっと違います。
彼女のイメージを含めても「刀根麻理子」そのものといった感じでしょうか。

 
刀根さんはアニメ「キャッツアイ」第2期のテーマソング「デリンジャー」でデビューしました。
私も「キャッツアイ」で刀根さんを知りました。
当時の歌手の中では大人の美人(今でもそうです。)というイメージで人気があり、特に大学生の間で人気があった気がします。
私のバイト先でもファンが多くて、刀根さんのライブに言ったと話すと、実は自分も、なんて言われることもありました。

 
ライブよく観に行きました。
たぶん6回は観たと思います。同じアーティストで一番リピート数が多いんじゃないかな。
初めては有楽町、日本青年館で2回、渋谷、新宿、どこだか忘れたけど大学の学園祭で1回づつ。
一番印象に残るのは、日本青年館での2回目のライブ。
アルバム「JUST MY TONE」のときですね。
当時、刀根さんはTVや舞台などにも出ていました。
ミュージカルにも出演していまして、舞台で怪我をして左腕を骨折したらしいのです。
が、同時期に上記の日本青年館でのソロライブも控えていたのです。
ライブは予定通り行われました。
左腕を衣装と同じ布で吊ってライブに出たのです。
私など観衆は、開演して初めて骨折の事実を知り驚きました。
しかし、刀根さんはそんな不自由な状況でも、ダンスも踊り、歌も歌いました。
実は骨折後も腕を吊ったまま、ミュージカルに出演を続けていたのをあとで知りました。
その容姿からおおよそ似つかないど根性を発揮したライブは視覚的で楽しませる要素もあり、素晴らしい内容でした。
ただ、腕を吊っているのでそのぶんベストなことができない。
骨折していなかったら...と思ったほど、それでも素晴らしい内容でした。
その感想はアンコールのラストで覆ります。

 
アンコールもいよいよラストとなったとき、刀根さんはキーボード奏者と2人でステージに残りました。
センターにキーボードを一つ置いて、傍に刀根さんが立ち...。
最後の曲はアルバム「NATURALLY」に収録されたバラード「MEMORY」でした。
静かにキーボードが演奏を始め、刀根さんは歌い始めました。
その感情を抑えた、それでいて優しい歌声が静かに...観衆は総立ちでしたが全員息をのむように静まり返っていました。
刀根さんは泣いているようでした。「MEMORY」を歌い終えた直後、顔を覆ってしまいました。
そのまま、ステージが沈んでいき刀根さんは姿を消していきました。
会場は優しい拍手が響き、ライブは終わりました。

 
この時のことを私はすごく鮮明に覚えているのです。
感動した!とかシンプルな表現では言い表せないものでした。
数多くのライブを観ましたが、このときほど鮮明に記憶に残っているラストシーンはないです。

 
ずいぶ...ちょっと前のライブなんですけどね。

 
現在、刀根さんはご主人が制作されている『IMAGINE9.11』という8年前から演じられている舞台に出ています。
今年は11月に開催されるそうです。
またボランティアなどの活動を支援されたりしているそうです。
ソロライブもされているそうですが、私はずいぶ...ちょっとごぶさたなので久々に刀根さんの歌を聴きたいなあと思っています。

最後に、なぜ今回刀根さんなのか?
実は最近刀根さんがFBをやっていることを知り、ダメ元で友達申請したところ承認されました。
そこで、刀根さんのTLにお礼を書き、その際、上記の青年館でのライブのことを書いたのです。
すると驚いたことに刀根さんから返信を戴いてしまったのです。
というわけで刀根さんの記事を書いてみようかなと思ったのです。

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