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2014年3月24日 (月)

サンキュー、トクシマ!

3月23日(日) 2014 J1リーグ戦 第4節

徳島ヴォルティス 0 - 2 柏レイソル (鳴門大塚/8,097人)
得点者:77' 橋本和(柏)、85' レアンドロ(柏)

 

7年ぶりに徳島に行ってきました。
率直な感想を最初にいわせていただくと、本当にいろんな人に助けていただいて感謝ばかりの旅でした。
そう、とにかく感謝、感謝ばかり。
こんな旅は初めてでした。

 
ずっと徳島に行けずにいたのは、なかなか一人で泊まり旅をするのは家族がいてはできなかったこと。
あとは時期が上手く合わなかったことが理由だったと思います。
ただ、今この時に徳島に行くことはいろんな意味でベストタイミングだったと今は思います。
7年も経っていたからこそ感じられることもあったかもしれません。

 
まず感謝するのは旅の手配をしてくれたスタンディングエリアの仲間のイケダさん。
飛行機の便とかホテルとかいろいろお願いを聞いてもらえました。
グランヴィリオに泊まりたかったのは、ハマグチさんのところに挨拶に行くには一番都合がいい場所にあること。
そして以前泊まったときに車で移動する(今回は車は借りませんでしたが)には駅前のように混雑がなくて印象がよかったからです。
いろいろリクエストに合わせて調整してくれて感謝です。

 
それからアリーバのアベくんは、美味しいラーメンの情報をくれました。
堂の浦というお店で、鯛の塩ラーメンが売り。
秋田町で深夜12時からの営業という変わった営業形態ながら、味は絶品でそれでも行く価値があるとのことでした。
ただ、最近の私は夜は弱いので行けるかどうかと思っていたところ、徳島駅の近くに昼間から22時まで営業の2号店が最近できたとのこと。
おかげで、土曜日徳島に到着して夕食としてまず食することができました。
関東に住んでいるとどうしても太麺で濃厚な味のラーメンを食べることが多くなります。
鯛の塩ラーメンは細麺であっさりした味でしたが非常にバランスのいいラーメンでした。
次に徳島に行ったときも食べようと思います。
今度は1号店でね。
アベくん、ありがとう。

 
それから、これは私の失敗なのですが、空港から徳島駅までの空港シャトルバスの中に帽子を忘れてしまいました。
翌日の朝バス会社に連絡したところ、朝9時には駅前の事務所で受け取れるようにしてくれました。
おかげで帽子はすぐ戻ってきました。
バス会社さん、ありがとうございました。

 
実はバス話はもう一つあります。
日曜日の早朝、ハマグチさんのところへ挨拶に行ったのですが、その場所津田山まではホテルから徒歩で行きました。
片道30分くらいだったと思います。
帰り道、津田橋の手前くらいまで歩いたところでちょうど路線バスが通りかかりました。
少し前にバス停があってそこまでいけば乗れるが、その前にバスが通過しそうでした。
するとバスは私の横で止まり、運転手さんがドアを開けて乗せてくれたのでした。
首都圏じゃこんなことないんじゃないでしょうか。
本当にありがたいことでした。
運転手さん、ありがとうございました。

 
そしてハマグチさんのお姉さん、ハマグチさんの奥様、とご家族のみなさん。
土曜日、徳島に向かう前に連絡があり、鳴門まで車に乗せていただけることになりました。
帰りも空港まで送ってくださり、また去年のプレーオフの記事の乗った新聞(私が写っている写真が掲載)も頂きました。
本当にお世話になりました。
ありがとうございました。とても助かりました。
関東にいらしたときはお礼をさせてください。

 
とにかく感謝することばかり。
まずこれらのことから感謝しないといけません。

 
さて、そんな旅の大事な目的は2つ。
ホームの鳴門でヴォルティスを応援すること。
そしてハマグチさんへ昇格の報告をすることでした。

 
ハマグチさんと出会ってから21年。
その時話してもらったハマグチさんの目標は昨年達成され、ヴォルティスは今J1で戦っています。
微力ながらその手伝いをし、叶う瞬間を見届けた者として、この時期に来るのは正直言えばギリギリな気もしました。
こればかりは仕方ありませんでした。
でも開幕した月の内に徳島へ来れたのは幸いだったと思います。
ハマグチさんのいる場所へは何度か来たことがあるので、道に迷うことはありませんでした。
最後の最後でこの辺だったよな?と少し迷いました。
何せ斜面にお住まい(?)なので。

 
目の前で何を話そうかは行く前に結構考えていたのですが、いざその時になると、何も言葉が出てきませんでした。
こんなに文章量の多いブログ書いていながら、アタマの中からも何も言葉が出てきませんでした。
プレーオフの試合に勝った瞬間は涙が出てきましたが、このときはそれもなく、ただ無に陥っていました。
なぜ急にそんな感じになったのかがよくわからないのですが、ただ目の前にいるハマグチさんを見ていることしかできませんでした。
言葉で表現するには難しいものだったのか?これまでの日々や背負ってきたものがあって、それはこの日この瞬間に完結するはずでした。
ですが、そう簡単なモノではなかったことが、そう軽いモノでなかったことが、この瞬間にあらためて思い知らされたように思います。
じーーーーっと、眺めていた末に出てきた言葉は「また来るね。」それだけでした。

 
ハマグチさんと出会ったときのカードは大塚FCヴォルティス徳島 対 柏レイソルでした。
93年、春野での試合です。
これが第1回の渦帝ダービーと言えます。
そのころは渦帝と名乗るどころか、駆け出しのサポーターもどきでしかありませんでした。
開幕戦はセレッソでしたが、その次にレイソルが相手となることは偶然とはいえ縁を感じざるを得ませんでした。
レイソルがJリーグ昇格を決めたとき、テレビカメラの前でヴォルティスとのJリーグでの再会を願って喋ったこと。
それがこうして現実となったこと。
それに21年もの月日を費やしたこと、その間に起きたこと。
その重さは私にすら測れないように思います。
もはやそれほど大事にすべきことでもないのかもしれません。
何故なら、ヴォルティスは既に未知の世界で厳しい戦いに晒されており、サポーターとして考えるなら感傷に浸っている余裕はないからです。
それでも、私だけに意味がある渦帝ダービーは特別なものであることは間違いありません。

 
ここまでリーグ戦3連敗中で無得点のヴォルティス。ナビスコカップも入れると4連敗でPKによる1点のみ。
手も足も出ないと評された試合も3試合ある気がします。
これが現状です。
ただ、J1のスピードにチームとして慣れていないために振り回されていることも事実であり、スピードに慣れてくれば、劇的に改善するとは考えにくいものの、何が本当の課題なのかは絞れてくると思います。
そういう意味では、相手のレイソルもここまでリーグ戦では未勝利。
新加入選手をフィットさせている途中で未調整なチーム状態。
ここまでの熟成の進んだ相手とは違い、隙は十分ある相手ではありました。
ヴォルティスはそろそろスピードに慣れ、クレイトン・ドミンゲスも持ち味がコンスタントに発揮できる段階に来ていました。
そして試合はある程度レイソルに支配されながらも、失点を許さず、試合を創り上げるプロセスの効果が出ていました。
今季初めてスコアレスで折り返し、狙っている試合展開に持ち込めたこと。
そして幾度かクレイトンの、持ちすぎ感も感じながら、攻め込む姿勢をチームとして示せたことはサポーターにも勇気を与えたように思います。
後半、小島が決定的なシュートを放ち、ゴール前であと少しまで迫った衛藤とクレイトン。
そこで決められなかったことは、その後にレイソルの橋本和の強烈なシュートでの失点を呼び込んでしまったことはいかにもサッカーらしい残酷さでした。
そしてレアンドロに決定的な2点目を決められ、またも初勝利は手にできませんでした。
ただ、試合内容としてはこれまでの4試合からは格段にファイトできていたことは事実です。
私が知っている渦帝ダービーの対戦でも、この試合はもっとも緊張感があふれていた最もいい試合だったと思います。
後半途中まではスコアレスで、双方に決定機が何度かあり、どっちに勝利が転ぶかわからない試合は本当にドキドキして面白かったです。
だから、このままスコアレスで終わってほしくないなあとは思いました。
ただし、それがどう転ぶのかを想像するのは...正直怖かったです。
渦帝ダービーって....怖い試合だなと思いました。何度も見てきたのに。
これは私にしか感じられない感覚です。

 
この試合のファイトスタイルを継続できれば初勝利は遠からず手にできると思います。
それは間違いありません。
だから過度に悲観することはないと思います。
選手や、監督、クラブに怒りをぶつけることは今はすべきではないでしょう。
ただ、シーズン全体で考えれば、良くて残留することがやっとの見込みであることは間違いありません。
ただ我慢するだけではシーズンは終わってしまうでしょう。
どこかで足りないものを補わないとならないでしょう。
それをどう求めていくか?はよく考えないといけないでしょう。
今は例の横断幕の件で、我々サポーターには逆風ですから。

 
鳴門のゴール裏は想像できていた風景ではありました。
正直に言えば、コールリーダーにとってはアタマの痛い状況だと思います。
それでも、試合が盛り上がった時間帯は潜在力が出ていたようにも思います。
ハッキリ言ってまだまだこれからのゴール裏であり、それはJ1に上がったばかりなので当たり前といえば当たり前です。
でもJ2にずっといたら潜在したものは潜在したままだったようにも思います。
悲観せず、また妙に優しくなることもせず、爆心地が頼もしさをアピールし続ければ次第に変わっていくと思います。
その”頼もしさ”を誤解しないことは大事です。
今は座っているままの人たちからも信頼される爆心地にするにはどうしていけばいいか?
いろいろ試していけばいいです。
ただ本当にガマンすべきポイントは試合に負けることではなく、こういうところだとは自分の経験から述べておきます。
大事なのは勝たせる力を持ったゴール裏を作ることで、それを見誤らないこと。
極論ですが、勝たせられない応援は応援ではないです。
だから勝たせられないゴール裏はゴール裏ではないです。
私は自分にはそう言い聞かせています。
特に今やっているバスケットの応援ではどういう応援が勝たせられる応援なのか未だイメージが定まっていません。
それはどういうゴール裏なのか?応援なのか?
そんなゴール裏は本当はどこにもまだないのかもしれませんが、それを突き詰めていくために今の自分たちをどう変えていくか?
そんな工程の初期段階なのでしょう。

 
最後になりますが、今回の徳島の旅は本当に感謝しなくてはいけないこと、人であふれていた最高の旅でした。
この旅で出会った徳島の人たちみんなに感謝しなくてはいけないでしょう。
そして、今度は7年も掛けずに再び訪問しなくてはいけないでしょう。
それが私の次の目標だと思います。

 
最後の最後に、もう一人だけ感謝しなくてはいけない人がいます。
詳しくは書けませんが、その後輩(?)がもしかしたら気遣いしてくれたおかげで無事に帰ってこれたかもしれません。
確かめようがないのですが、そうだと信じ、感謝しておこうと思います。

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コメント

ハマグチさんという方は私は存じ上げませんが、そういう物語があったというのは宝物ですね
これからも私は私で連綿と物語を作っていきたいと思います

投稿: K. Nakamura | 2014年3月24日 (月) 23時48分

それぞれの方にそれぞれの物語があることと、それを素晴らしいと感じることは大事ですよね。
でも誰にとっても自分の物語が一番すばらしいんだと思います。主役ですからね。
そのために一番大事なことは長生きすることと、意欲を失わないことではないでしょうか?

投稿: アワン渦帝 | 2014年3月25日 (火) 00時08分

素晴らしいレポートをありがとうございます!。

何も言えません…。

言い方は良くないかも知れないけど、
徳島は手弁当で持て成してくれる街だと思います。

また、教えてください。


投稿: おー | 2014年3月27日 (木) 00時16分

ありがとうございます。
次はもっとゆっくりと徳島を旅したいと思います。
観光ではないぶん、人に感謝することが最高の旅になったのは貴重な経験になりました。

投稿: アワン渦帝 | 2014年3月27日 (木) 10時15分

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