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2014年10月 7日 (火)

Bar・MARIKOの酒は時代の唄声の味がする。 ~刀根麻理子@Bar まいどおおきに

台風が近づこうとしている都心の渋谷は大粒の雨が止むことなく降っていた。
浦和での試合後、私はそのまま渋谷の宇田川町に向かった。
10月5日の夜、あるお店で刀根麻理子さんのライブがあった。

 
このライブはごく少人数でのライブのため、発売開始から十数分で完売した。
もちろん、若いころはライブチケット争奪戦で毎週のように早朝の乃木坂に通っていた私がチケットを取り損なうはずもない。
ましてや、デビュー30周年を9月に迎えたばかりの刀根さんの直近のライブである。
行けないということは考えられない状況であった。

 
この日の会場はとあるビルの四階にある「Bar まいどおおきに」である。
何て名前だい!と思うだろうが、ここは歌手の川中美幸さんのお店である。
刀根さんは御縁があって川中さんと知り合い、ここでごく少人数を招いてのライブをやらせてもらうことになったのだ。
Barの隣にはお好み焼き屋(これも川中さんのお店)があり、そのお店のお好み焼きやとん平焼きをいただきながらライブを観るのである。

 
ライブは18時開始。
私が到着したのはその10分前くらいだった。
会場には20~30人ほどのお客さんがいた。
神楽坂でのライブでも感じたが、刀根さんのライブに来ると、自分が一番年下のように感じる。(実際はそうでもないらしいが)
また、お店は和風の感じを漂わせながら、子供の頃に父親の部屋にあった本(辞書)のカタチをした陶器の洋酒(ナポレオンとか)が何本も置いてあり、実に大人なお店だ。
こういうお店に来たことは初めてにちかく、大人なお客さんも多かったのですごい緊張感が身に沁み上がっていった。
「何か飲みますか?」と聞かれ、カシスオレンジをオーダー。
もっと強い酒たのんじゃえよ、と心の中で声が聞こえたが、とても酔える状況ではなかった。

 
とてもプライベート感の高いライブだったので、セットリストは気にせず飲みながら、食べながら、刀根さんの歌を楽しませてもらった。
「バー・マリコへようこそ」と笑顔で語りかけるママの刀根さん。
演奏された曲は、スタンダードナンバー、八代亜紀さんや美空ひばりさんの曲、中島みゆきさんの曲など。
その中でオリジナル曲として、前回ライブでも歌われた、デビュー前のデモテープで録音した「アントニオソング」。
そして、アルバム「TRUE LOVE」に収められている「悪の華」が歌われた。
「悪の華」は前回ライブの前に刀根さんがFBでリクエストを募ったときに私がリクエストした数曲のウチの一つであった。
まさかここで聴けるとは思っていなかったのでとても感動した。
ピアノ奏者の方がピアニカを吹き、ギターも合わせ、そこに刀根さんが歌った。
オリジナル録音とはテイストが違うが素晴らしい演奏だった。

 
途中、川中さんも2曲唄ってくださいました。
前日までツアーだったらしく、喉のコンディションが良くなかったのですが、素晴らしい歌を聴かせていただきました。

 
ライブは19時過ぎには終わったのですが、台風が近づいているとはいえ、今ここですぐに帰ってはもったいないだろうと、しばらくお店に残って飲むことにしました。
その後、刀根さんのご主人や、この日ギターを演奏された方、ライブの関係者の方(かな?)、私の隣の席に座った方らで、今日のライブのことや、音楽業界のちょっとした話などをしたりしました。

 
その席でも感想を語りながら感じてたのは。
今日のライブも神楽坂でのライブでも感じたように、いろいろ時代のいろいろなタイプの曲であっても生命を吹き込み、時間を超えて今ここで聴き手に伝えられる、今の刀根麻理子という歌手の力が感じられました。こういう歌手の方はそう多くありません。

 
~歌手刀根麻理子は、時代に、時間に愛されているのだ~
これは前回ライブの記事で書いた言葉。

 
時代の唄女(ジダイノウタメ)。今の歌手刀根麻理子を私はこう表現しています。

 
今の日本の音楽シーンは刀根さんがデビューした後に生まれた歌手が多くメインストリームで引っ張っている。
もしかしたら、刀根さんの「時代の唄女」たる力を感じられるのは、私たちのような年齢の人間にしかできないのかもしれない。
でも、それを感じられる歳まで重ねられたこと、30年を経ても刀根さんを聴きたいを思い続けていられたことの幸せがある。
そのことを、語り合いながら自分の中であらためて感じた夜でした。

 
その席に着替えを済ませ、荷物を持って楽屋から戻ってきた刀根さんが加わり、ワインを実に美味しそうに飲む。
Bar・MARIKOの女主人兼歌手は可愛らしい人間味にも溢れている。

 
そんなBar・MARIKO(?)は次回は12月に銀座でお目にかかれる。
銀座だぜ、銀座。
目一杯大人を気取って楽しませてもらいます。

Dscf1216

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