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2014年12月 5日 (金)

つくばロボッツの件に関して。

今日のは独り言だと思ってください。
ニュースでも扱われているNBLつくばロボッツからの件についてです。
ここはサッカーメインのブログであり、ヴォルティスメインのブログであります。
ここの読者さんであるサッカーファン、ヴォルティスサポーターにバスケットボールの件について関心も持っていただくことまでは希望しません。
ましてや明日は最終節で大一番を控えているのですから。
だから読み飛ばしていただいても結構です。

 
この一週間騒がしていたNBLつくばロボッツの11人の選手の退団騒動。
明日、12月6日(土)、7日(日)の千葉ジェッツとの久慈サンピア日立スポーツセンターでの試合の開催が危ぶまれていました。
NBLの前専務理事でこの事件を理由に理事を辞任した山谷氏が社長を務める新法人が運営を引き継ぐ姿勢を選手たちに示しましたが、11月末の交渉期限までに契約交渉で不調に終わった11人が自由契約となりました。
選手たちの発表では提示された条件が飲みがたいものだったこと、また山谷氏が新法人の代表者になった経緯が説明されなかったことに不信を覚えた可能性があります。
12月3日には退団した選手11人の内実質的に10名の連名で選手側からの事件の流れをTwitter上で告白しています。(→リンク)
試合が開催されるのかは12月4日(木)のNBLの理事会にて議論され、最終的に夜遅く試合は開催されることになりました。
新しい選手(内5人は前つくばロボッツからの継続)が10人決まり発表されました。
NBL側で発表されていることの推移は→リンク

 
で、結局明日、明後日は茨城県の久慈サンピア日立スポーツセンターで千葉ジェッツとの試合が開催されることになりました。
この一件ではネット上で退団した選手たちのTwitter上での発言を主にかなり大勢の人がいろいろ発言し、選手たちも日本バスケットボール選手会会長である岡田優介選手を中心にTL上を賑わしました。
選手たち、そして選手たちに共感するファンがつくばロボッツの運営法人やNBLを批難するのを見続けることになりました。

 
私はそれを傍観者として、週末に対戦が控えていて試合開催が不明瞭な状況下にあった千葉ジェッツの一ファンとして見ていました。そして最初共感できていましたが次第に複雑な気持ちになっていきました。
彼らの発言の中にジェッツに関して触れることがいつまで経ってもなく、バスケ界全体の問題と訴えながら。そこは議論ではなく賛同者だけが必要とされているように見える言動も散見されたためです。
彼らの置かれている状況が異常であり、冷静でいられないであろうこともわかりますが、試合開催に関して遠征先のホテルのキャンセルや、当該試合のパブリックビューイングを幕張新都心イオンで予定している千葉ジェッツを気にかけているようには思えませんでした。
また、自分たちの考えに対し、異論を掲げる人が思っていた以上に多かったらしいことにも苛立っての言動も目立ち、こちらとしては引けてしまいました。
バスケ界全体の危機と大きなテーマを訴えながら、言動に未成熟さもかなり見えてしまう人がいることにも残念さが禁じえませんでした。

 
もちろん、NBLやつくばロボッツの新法人もかなり問題がありました。
最終的に(予想通りでしたが)新法人を急ペースで承認し、今日に至るまで登録選手が誰になるのかもわからない新チームを承認してしまいました。

 
結局どちらにも共感できず、自分にとってはただただ失望感だけが重くなっていくだけでした。
水曜日には一時的ですがバスケットボールそのものに嫌気が差しもしました。
私には、バスケ界全体の問題でありながら、これに関わるすべての人の言動の質、判断もこういう問題が起きてしまうバスケ界を正直に表しているようにも思えました。

 
つくばロボッツは興行的にも去年からかなり苦しい状況が続いていたので、経営が行き詰るだろうことは私も想像できていました。
ただ、プロスポーツとして苦しいこと、特に首都圏では苦しいことはつくばロボッツだけの課題ではなく、その可能性も含めもっと全体で協力し合う姿勢がないといけないと思います。
もっと思いきった行動も必要だと思います。
しかし、今回の騒動ではNBL側からは詳細な説明もなく、選手たち側もTwitter上では発言やリツイを繰り返しながら、賛同者にどう行動しようというプラン提示もなく非難だけ続くという状況でした。
昨日の理事会に乗り込もうという意志表示などがあったら何か結果が変わった可能性もあったとは思うのですが。

 
そして明日の試合をどうするか。
この騒動が起きて、新法人が承認され全く違う選手たち、それもその時点で誰であるのかもわからない、結局試合前日に発表される新チームと公式戦をさせられると思った時点で決意しました。
これはチケットを買ってくれた人、試合を見てくれる人たちへの詐欺行為に等しい。
よってこの試合は”拒否”することにしました。
観に行かない(関わらない)というだけでなく、関心を持たないということにしました。
20年間応援という稼業をしてきました。
対戦相手は基本的に敵という考えでありますが、対戦相手をリスペクトすべきという誰かの考えも否定するものでもありません。
しかし、このカードは対戦相手が誰だかわかりません。
というかカードは決まっているのに、選手たちはいないのです。
リスペクトしようにも、敵愾心を抱こうにも相手が存在しないのです。
当日には選手が揃うとしても、これがそのスポーツのトップリーグの公式戦でありながら片方のチームが存在していないという状況にある。
この状況にモチベーションを持つことはもちろんですが、そこへ向けて高めていくことも不可能だと思いました。
よって拒否することにしました。
当日、久慈にジェッツの応援に行く仲間も出てきました。
彼らの意志と逆のことになっていて、そのことでのリスクもありますが、どうしてもこの状況(上述の当事者たちの有り様も含め)を受け入れることができません。
最低限のレベルですらないのですから。
とても残念です。

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コメント

岡田さんたち、選手の皆さんは、きっとまだ心の整理がついていないのだと思います。
状況を考えれば当然で、同じような立場におかれて、全ての面で配慮の行き届いた言動をとれる人はなかなかいないと思います。
整理がつかないなら黙っているべきだという意見もあるでしょうが、とにかく黙っていてはダメだと思って発言しているんでしょう。
でも、発言するたびに揚げ足をとられ、厳しい批判のメッセージをあびて、さらにボロボロに……
批判するメッセージの中には、正論に思えるものもありますが、
正論であれば、いつ誰にぶつけてもいいものなかのかと、疑問に思います。
時として、正論は、暴論異常に人を傷つけますから。

投稿: | 2014年12月 7日 (日) 04時55分

そうですね。
岡田選手たちの心情を思えば、不安で一杯なんだろうと思います。
日本人選手間でも契約する選手、しなかった岡田選手たちとわかれてしまい、昨日結局試合は開催され、契約した選手たちは何もしらない子供たちに囲まれてサインなどに応じている。
複雑ですよね。
立場上バスケ界改革のリーダーのような立場になってしまっていますが、そのプレッシャーも我々の想像以上なのでしょう。
ゆえに昨日のツイッターでの告白のような、ある意味、賛同してくれるファンを傷つけかねないことにもなってしまうのだと思います。
バスケ界はまず人間関係で分かり合うことから改革しないといけないと思います。
それこそ、協会やリーグの人はそうですが、選手、ファンも協会、リーグを敵視するだけではなく、その姿勢の背景も学んでその上で意見を言えるよう大人にならないといけないと思います。
現状、選手側が大人だとは言い切れない言動が目立ちます。
これでは諍いが深くなるだけです。
協会、リーグを解体して誰に次を任せるというビジョンを誰も描かないでいます。
これでは再生できません。
そこまで考えずに、イメージもできていない誰かが選手主体にしてくれるなんて考えていても誰も出てきません。
それでは荒野になって終わりです。
岡田選手たちに賛同する人も、そうでない人も、関心のない人も皆ビジョンがはっきり発信できていないんです。
それが実は最大の問題なんです。
そういう議論を持ち掛ける人もいないでしょう?
だから行き場が見えなくて岡田選手たちも疲れてしまうわけです。
それでは気力も情熱もそのうち覚めて、こんなもんだ、しかたないにおさまってしまいます。
今までと同じです。
だから俺がやる!と考え行動した大人が、結局何かのタイミングで選手たちやファンの理解を得られないことが起きてまた”汚い大人”にされてしまう。
これの繰り返しなんですよ、現状は。
私はそう思います。

投稿: AWAN渦帝 | 2014年12月 7日 (日) 07時32分

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