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2015年4月28日 (火)

ジェッツ、ポートアリーナ4連勝。広島との小さくて大きい差を見せつける。プレーオフ、新リーグも動き。

2015年4月25日、26日 千葉ポートアリーナ

2014-2015 NBL第30節
25日 千葉ジェッツ 74 - 71 広島ドラゴンフライズ
26日 千葉ジェッツ 72 - 54 広島ドラゴンフライズ

  
今節は26日が三ツ沢だったので25日のみ参戦でした。
前回のポートアリーナ2連戦はある問題が発生して、向かう途中で断念。
よってまだポートアリーナ初勝利は未経験なのでした。
今節の相手はプレーオフ進出がまだ確定していない、ウェスタン3位の広島ドラゴンフライズ。
兵庫ストークスとのプレーオフレースは、片方が負けると、こちらも負けるという黒星争いの中での競り合いを続けていました。
6連敗中ながらここにきてあと一つ勝てばプレーオフ確定までどうにか辿り着く中、イースト5位に付けるジェッツとの対戦となりました。

 
前回のアウェイの記事でも書きましたが広島ドラゴンフライズはきっと強くなるチームです。
ポテンシャルは大きなものを持っていて、AJのファイナル進出は決して偶然ではありません。
しかしながら、バスケットボールは強い方が勝つという結果が正直に表れやすいスポーツです。
今節の2試合、25日はポテンシャルを見せ、26日は未熟さを見せた2試合でした。
現状では千葉ジェッツの方が確実にチームとして力があることは証明できたと思います。
25日、広島のクリント・チャップマンは34ptsと大活躍。センターのプレイヤーながら3Ptショットを6本も決めるなど見事でした。
しかし、勝負弱さを4Q残り2分切ったところで見せてしまい、ターンオーバーやテクニカルファウルを献上。
こういうところが広島ドラゴンフライズがまだ手にしていない強さなのでしょう。
モチベーションと集中力は4Qの8分まではすごく高かっただけにもったいない試合でした。
26日のジェッツは、25日から修正してきてチャップマン、岡田優介も抑えて勝利。
広島に追い詰めたと思わせた翌日に大きな差を見せつけました。

 
逆にジェッツのジャスティン・バレルはここでスティールで活躍して上江田の3Pのきっかけとなり、試合を通じてスコア以上の強さを発揮しました。
パリス・ホーンが欠場しているジェッツでしたが、ジャスティン・バレルは調子を上げ続けています。
プレーオフでもジェッツを牽引してくれるでしょう。

 
レギュラーシーズンも残り3試合です。
昨年は早く終われと思っていたシーズンでしたが、今年は少し寂しい気持ちもします。
もっともプレーオフがあるので実際は実際はまだ試合があり、どうせなら最後まで行きたいのでまだ寂しさを感じるのは早いでしょうね。

 
そのプレーオフですが相手はイースト1位の日立に決まりました。
日程は5月8日(金)、9日(土)が大田区総合体育館、11日(月)は立代々木競技場第二体育館。
2つ先勝した方が勝ちあがりです。
日立に勝ったら次はたぶん東芝でしょう。
困難な相手が続きますがベストの結果を出したいものです。

 
さて来年開幕の新リーグもNBL、bj全チームを含む47チームが参加することが確実となりました。
こうなると、次は1~3部への振り分けに注目が集まります。
大事なことは千葉ジェッツが1部になること。
私にはそれ一点のみです。
他はどこが一部ななるとか正直どうでもいいです。
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いまできる限りのことをしてのドロー。ヴォルティス、今は殻を破るまでの我慢の時。

2015 J2 第9節 ニッパツ三ツ沢球技場
横浜FC 1 - 1 徳島ヴォルティス
(得点)横浜:79' 小野瀬 康介
     徳島:31' 内田 裕斗

 
オウンゴールではあったが、意義のある勝利を掴んだ前節から続くのは関東でのアウェイ。
最年長ゴール記録を更新し続ける三浦カズ擁する横浜FC戦だ。
個人的にはJFL時代、特に創設期の横浜FCに対しては複雑な感情もあり、いまだに勝ちたい相手だ。
横浜FCからの勝利で一番思い出に残るのは佐藤が終了直前に決勝ゴールを決めた試合だ。
初めて対戦したときは世間の注目を浴びていて、JFLなんぞ腰掛けでしかないみたいな空気を漂わせながら無双の戦力でやりたい放題だった悲劇の解散からの復活クラブが横浜FCだった。
大塚FCは戦力的にもまだ苦しい時代で、初対戦時には”なめんなよ”という気持ち満杯だった。
戦力さはいかんともしがたく完敗したときは悔しくてしかたなかった。
そういや、アレを掲げたのもあの試合が初めてだった。
今はそんな生い立ちがあったクラブであることもクラブのサポーターですら薄らいでいるだろう。
運営もクラブ当初からは代わり、今や私と同い年の三浦カズがクラブそのものの代名詞だ。
ヴォルティスもプロクラブへと代わり、一度だが昇格も果たし、当時の私の感情もすっかり思い出の隅っこにしか居場所はない。
もはや劣等感を感じるような関係ではない。

 
状況は少しづつだが好転はしつつある。
もっとも水戸戦のとき以上の酷い状態は想像がつかないが。
京都に勝てたことは少なからずいい影響を与えてくれたと思う。
試合を通じて、失点して試合を壊すようなミスはこの2試合ではなかったと思う。
ただマイボールにしているときの組み立てがまだ苦しく、相手ゴールに背を向けてボールを貰う形が多く、振り返ってボールを出す相手を探すようなケースが目立った。
横浜FCは、というか他のクラブは皆ある程度できているが、受け手がボールを受けるための前動作、出し手との呼吸などにリズムがあった。
ヴォルティスはまだそこのリズムが悪い。
悪いなら、前がボールを収めて起点になってくれれば助かるのだが、長谷川は期待しているほどには競り合いに勝てていない。
収まらないので、後ろから押し上げられない。
なかなか攻撃の時間が創れない、繋げないという状況に陥る。
どんな形の経由でもいいので、木村がいい形で前を向いてボールを持てる状況を作れれば、攻撃がフィニッシュまでいく機会も増えると思う。
そこに至るにはまだちょっと時間が掛かりそうだが、前述の長谷川もそうだが、それぞれが自分のプレーのテンポや、カラダを張るところでもう一歩踏ん張ってくれれば、正直勝つまでの道筋が練られているように思えない戦術も効いてくるように思える。
前半は先制点は斉藤と内田の息があったところでいい形で取れたが、そういう狙いを幾度も狙うところまではいかなかった。
リードし、無失点て終えられたが、かなり嫌な臭いがしていた。

 
ゴール裏の応援も若い青緑の血が前に出て、毎試合一生懸命にやって、新しいものを築き上げている段階だ。
まだ、スタートしたばかりだし、これまでの主力(現状もまだまだ主力だが)のメンバーに存在感で追いつき切れていないが高い熱意で頑張っている。
人を引っ張っていくことは応援活動以外にも普段の生活や、仕事でもいい影響を与えてくれる。
人がついてくるような人間になるころには顔つきが変わる。
そういう男を一人知っている。今は疎遠になっているが、彼は今も現役でリーダーだ。
その男がお手本とは言わない。
それぞれに成長したときの人の出来上がりは変わるからね。
アベくんなんかもあるときから顔つきが変わった人の一人だ。
そういう漢に若い青緑の血がなったときのゴール裏が楽しみだ。

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2015年4月24日 (金)

千葉ジェッツ、本拠地を船橋市に決定。

千葉ジェッツは昨日4月22日、正式に船橋市をホームタウンとして活動することが決定しました。
これまで、船橋アリーナを持つ船橋市か、千葉ポートアリーナを持つ千葉市のいづれを本拠地とするかで議論が続いていました。
船橋アリーナでの5,000人以上の座席の確保のメドが立ち、これまで試合開催数が最多である船橋市が本拠地となる決定に大きく影響したと思われます。
また、アリーナ使用料の減免などの船橋市の支援だけでなく市体育協会の支援も見込めることも大きかったのではないでしょうか。
金銭的な支援もそうですが、船橋市のチームとしてより一体になってやっていけることが重要です。
ただ、千葉市も非常に魅力がある都市であるのは確かなうえ、千葉ロッテマリーンズ、ジェフ千葉が本拠地としているようにプロスポーツチームにはよい環境でありました。
いろいろ困難があった決断であったと思いますが、個人的には船橋市を本拠地とすることの方が地域密着の点では強く根付くように思います。
私は船橋市でよかったと思います。

 
新しい座席レイアウト案も示されました。
そこでは1階のゴール裏のエリアに座席を配置することが現行のレイアウトと大きく違います。
そのレイアウトでは現行のスタンディングエリアがなくなっていますが、これは私としては予想していたことであり、必要だと考えていたことでもあります。
スタンディングエリアを現状の倍くらいの人数と3倍くらいの活熱量を発する場にできたなら、存続させる価値もできたかもしれませんが、やはり確定した座席がそろうことが必要条件であり、サッカーのスタジアムでも個別に分離した椅子席(長椅子席ではダメ)が必要となっていますから、常識的なことだと思います。
これにより私たちは新たな居場所をグループとして、または個人として探さないといけません。
私は、応援の価値は、応援するチームを勝たせることができるかのみで証明できると思っているので、新しい居場所も自分の応援力を最大限チームの勝利に貢献できる場所を最も重要な条件として探します。
きっと見つかると信じています。

 
また5,000席を確保するだけでなく埋めなくてはいけないわけです。
ホームゲームはホームチームのファンで埋め尽くされるのがあるべき姿であり、それがホームを後押しする力になると思います。
正直に言えばアウェイチームのファンがアリーナに入れないくらいホームチームのファンで埋め尽くされるべきです。
それくらいにならないとホームゲームの価値が創れないと思います。
しかし、いいことづくめでもありません。
仮に現行は2,000人弱の観客動員であるならば、倍以上の観客が増えるわけで、雰囲気だって今とは一変するはずです。今までない外圧が押し寄せてきます。
今は自分で乗り越えられる、仲間と一緒なら耐えられる、仲間が助けてくれる程度のものが何倍ものプレッシャーになって仲間ごと押し潰してくるようなものにだってなります。
こんなの自分達が望んでないと思うようなことが常識のようになることがなりえます。
選手も、フライトクルーも、フロントも、そして私達ファンが一番変化に戸惑うと思います。
人気スポーツになることで、これから本当のプロになれるか試される時代が来ます。
でもそれを乗り越えないと明日は来ません。
ですが自分を上のレベルに持っていけるはずです。
全員でONEになって頑張りましょう。
そしてONEをもっと大きくしましょう。

 

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2015年4月19日 (日)

ジェッツ、ついにアイシンの壁を崩す。プレーオフに光明増す大きな一勝。

2015年4月18日、19日 スカイホール豊田

2014-2015 NBL第29節
18日 アイシンシーホース三河 59 - 67 千葉ジェッツ
19日 アイシンシーホース三河 69 - 58 千葉ジェッツ

  
バスケットボールの世界でアイシンというのはビッグブランドだ。
もちろん、トヨタも日立も東芝も三菱もそうだが、そもそもバスケ以上に社会的にビッグブランドというのはある。
決してアイシンという会社を小さく見ているわけではないが、アイシンという会社のブランドをバスケチームが押し上げているのは間違いない。
自動車に詳しい人以外ではアイシンというとバスケだろう。
NBLに千葉ジェッツが移ってきたとき、アイシンと戦えることはすごく楽しみだった。
そして、アイシンに勝つということは一つの大きな勲章だ。
絶対に越えないといけないモノでもある。
サッカーの世界でマリノスやレッズ、そしてかつてはヴェルディもそうだった。
私のJリーグでの初勝利の相手もヴェルディだった。

 
昨年は一勝もできなかったが、正月のAJで初めて勝利。
だが、リーグ戦とレギュレーション、具体的には外国籍選手のインが違うので、リーグ戦で勝たないと勝ったことがあるとはいえない。
18日の試合は、チームとして備えてきた準備がきちんと成果になった試合だった。
正面から当たって、相手以上のパフォーマンスができた。
アイシンは自分たちにも問題があったと思っているだろうが、それはジェッツのパフォーマンスが良かったからだ。
1Qから3Qまではいづれもリードし、試合を通じて20点以上与えたQがなかったのだから、ジェッツの勝ちであり、アイシンの負けではない。

 
これでプレーオフ進出するチーム、可能性のあるチームからは全てリーグ戦で勝利を経験した。
これはとても大きな意味を持っている。
バスケットボールを初心者であり、サッカーサポーターをそこそこやってきた者としての感じたこととしては、バスケットボールは実力の高い方が勝つ確率が高く、勝ったことがない相手に大一番で戦略が嵌って勝つということは起きにくいということだ。
だからこそ勝ったことがあるという経験は重く、意味がある。
もちろん、今日19日は1Qからしっかりと突き放して試合を作ってきた。
やはり強いチームは違う。
連敗はしない。

 
アイシンは今節、金丸選手を欠いた。ジェッツはパリス・ホーンを欠いた。
どちらも双方にとって重要なピースだ。
プレーオフで当たるならば、双方が揃いフル陣容で当たるだろう。
そのとき今シーズンのジェッツの成長を証明することをアイシンに勝つことで証明できたなら最高だろう。

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ヴォルティス、光明は見えずも、強い意志で勝利掴む。斉藤の思いはどう届く?

2015 J2 第8節 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス 1 - 0 京都サンガ
(得点)徳島: 72' オウンゴール

 
いろんな意味で注目されていた試合だったと思う。
それはあまりいい意味ではないことは残念だった。
もっとも、望ましくない外野はきっと試合そのものには興味は持たずに今日を楽しみにしていただろう。
ただ、そんなことは時間が経てば風化する。
大事なことは現場にしかない。
現場にいた人間にしかわからない。
それは誰よりも当事者である我々が外野に対して思っていたことでしょう。そうだよね。
これから我々自身がその意味を問われる。きっとね。

 
エステバンの存在はとても大きい。
そのことは改めてよくわかった試合だった。
何故ここまで使われなかったのかの真実は小林さんのアタマの中にしかない。
それを知ることは絶対にできない。
そんなことは過去に縛られるだけで、あまり重要ではないだろう。

 
勝負を分けたものは小さな違いか、小さな幸運か、でしかない試合だった。
京都はそれを持ってなかった。ヴォルティスは持っていた。
現状では次はどっちが持つかはわかならないが、そのときまでに努力でどうにでもなるだろう。

 
この試合の意味は、試合後のヒーローインタビューにある。
あえて触れなくてもいいものに触れた斉藤さんが何を思ってそう応えたのか?
それが通じるといいね。
それは時間が掛かるよ。掛けないと本当の意味はわからないだろうね。
それは斉藤さん自身も深く考えて言ったわけじゃないかもしれないし。
大げさなもんでもないかもしれないけどね。
勝ち続けたら、あまり大事なことじゃなくなっちゃうだろう。
そんなうまくはいかないだろうけど。

 
大事なことは自分たちを狭くて古い誰かの価値観に押し込めないことだ。
そしてその価値観に同意してくれる人間だけを求めないこと。
周りがその価値観に同意してくれていると自分を逃がさないこと。
世界を知って、世界を広げて、誰でもない自分の価値観を創って、そこから仲間を増やして、そして他のどこでもない徳島ヴォルティスのサポーターを本当の意味で創る。
それが必要。
これは自分の経験から知ったことね。

 
今日の勝利がもっとも喜ばしいのは、島川さんに昇格プレーオフ以来の勝利者インタビューをさせてあげられたこと。
よかったね、島川さん。

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2015年4月14日 (火)

千葉ポートアリーナをついに攻略。千葉ジェッツ、プレーオフに向けて上昇中。

2015年4月11日、4月12日 千葉ポートアリーナ

2014-2015 NBL第27節
11日 千葉ジェッツ 72 - 66 三菱電機ダイアモンドドルフィンズ
12日 千葉ジェッツ 75 - 60 三菱電機ダイアモンドドルフィンズ

  
今節は試合を見れていないので簡単に。
水戸で酷くて、騒々しい試合を終えて、大急ぎでダブルヘッダーの会場へ向かっていました。
ところが、途中でとある重大なトラブルが発生したことの連絡があって急いで家に帰らなきゃいけなくなりました。
結局、翌日もそのトラブルの対応で一日使ってしまったのでバスケは見れませんでした。
トラブルは私には理由はないんですが、なぜか文句を言われたこともあり少しキレてしまいました。
なおさらジェッツ行きたかったなあと思いましたが、こんなふうに行けないこともあります。
なにせサッカーのシーズンも始まって被ってますからね。
まだシーズンが終わったわけじゃないし、行ける試合もあるし。
自分自身は何も変わっていないし、変える気もないし、怒るものには怒るし、喜ぶときは喜ぶし、誰よりも戦う気でいるし。

 
千葉ポートアリーナは今まで勝てていない会場でした。
勝てるときはこんなもんなんでしょうが、ジェッツと三菱の力関係はアウェイでもホームでも証明できたことは大きな意義があったと思います。
年間で30勝も達成したし、上江田勇樹も戻ってきたし、プレーオフに向けて体制が整備されてきていると思います。

 
次はアイシンとのアウェイ戦。
プレーオフ初戦の相手とな可能性の高いアイシンと、同じアウェイというシチュエーションで戦えるのは貴重な機会です。
勝利を掴むだけでなく、相手の研究もしっかりと成果に挙げてほしいと思います。

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2015年4月12日 (日)

ヴォルティス、もはや戦術以前の問題。全てが崩壊寸前の今、言いたいことは...。

2015 J2 第7節 笠松運動公園陸上競技場
水戸ホーリーホック 3 - 0 徳島ヴォルティス
(得点)水戸:33' 田中 雄大、37' 馬場 賢治、60' 馬場 賢治


笠松というと雨ばかりの印象しかなく、今回も雨だった。
それでも勝っていればいいのだが、負けた思い出の方が鮮明だ。
今日の敗戦はその暗黒の記憶に上塗りされるだろう。

 
前回の記事に書いたとおりになった。
”4-2-3-1で主導権が取れたのは今日後半から変えたからだくらいに思っていないと、次の試合でバカ正直に変えてスタートして、対応されたらもう策はない。”
”策を考えるのはいいが、個が負けてる状況で策に頼っても結果は長続きしない。”
足元に貰いたがる、足元に出したがる、つまり繋ぎたがることが悪癖となり、弱点として相手にもインプットされていて、そこをしっかり狙われた。
失点はいづれもバックラインや中盤で回そうとしている場面でのミスからだ。
スペースを狙うパスがなく、足元へばかりパスが出るため、水戸からすれば人に付いていればどこかにはボールが入ってくる。
そこで潰せば、最悪でも前へは向かせない対応ができる。
奪えば、そこからカウンターでビッグチャンスになる。
基本的な守備戦術だ。
だが、今のヴォルティスにはそれで十分だ。
受け手も貰い手もコミュニケーションが通っていない。
だからボールを持ってから、出すところを見つけることになる。
コミュニケーションが通ってないから怖くてスペースには出せない。
だから足元へ出したくなってしまう。だから探すことから始まる。
出しどころを見つけた時には水戸の選手に詰められていてもう出せない。
だから戻す。別の選手にボールを預けてしまう。
それを当たり前のように繰り返すと、相手に読まれる。
そのうち奪われてカウンターを喰らう。
奪ってから点を決められるまではどれも10秒掛かっていないはずだ。
基本的に90分間ずっとこれだった。
前線の長谷川も、たぶん欲しい形でボールが入っていないのだろう。だから潰される、競り負ける。佐藤も同じだ。
これではフォーメーションや戦術以前の問題だ。
結局、またも4-2-3-1を前半で諦めて4-4-2に戻すことになった。
もちろん、4-4-2が酷かったから4-2-3-1にして上手くいく予感がしたから今日前半そうしたわけで、それでうまくいくはずがない。
言った通りだ。
そもそもフォーメーション以前の問題なのも今日前半ではっきりしたのだから、事態は極めて深刻だ。

 
さらにそれ以前に何もかもがバラバラの崩壊寸前であることも露見してしまっている。
試合中も小林監督が前に出てきて指示を出しているが、選手が見ていないようだった。
小林監督も諦めたのか途中でベンチに下がった。再度出てきて指示を出し始めたが、やはり選手は言うことを聞いていないようだった。
物議を醸している試合後のサポーターとのやりとりの場面でもそうだ。
斉藤がトラメガで喋っているときも、ロッカールームに帰ろうとする選手、苦渋の表情の選手、選手が対応させられていることに不満を感じているような選手。
バラバラだった。
そもそも昨シーズンから選手とサポーター、特にゴール裏との関係は良くない。
今日は酷過ぎる試合展開、最悪の前半、そして佐藤を入れて2トップにした後半も酷さが変わらないことで3失点目した後は応援は止まった。
パラパラとチャントは出たが、それはもはや応援ではなく形を変えたブーイングでしかなかった。
応援が止まっていたことは選手たちも気づいていたのだろう。
それが斉藤がキレて訴えたあの発言を誘ったのだとは思う。
その直前の”結果が出てないだけ”という、咄嗟にいい言葉が浮かばなかったんだろうがいかにもテンプレな言葉が出てしまったことと合わせ、信頼関係の悪さからくる我々への印象が言葉と態度になって出てきたのだろうと思う。
それ自体は褒められたことではないが、彼だけの責任ではない。
それは内田が言ったらしい言葉も含めてだが、これまでの、それこそJ1に昇格する以前からの積み重なったものなのだろう。
監督、選手、サポーター、それぞれの間。
それだけじゃない。選手間、そしてサポーター間にもあるすき間。
それぞれの間を埋めるのはかなり難作業だ。もちろん誰かの努力だけではムリだ。

 
ただ、ヴォルティスの今日の試合ぶり、失敗について責任があるのは小林監督だ。
いかに選手たちの組織力や、個人の力にこの惨めな敗戦の理由があるにせよだ。
そこまでの準備期間は監督の指示に沿って準備してきているのだから。
だから、もうはっきり要求する。
小林さん、監督の座を下りてください。
あなただけの責任ではないことはわかっているが、あなたが監督ではあなたが見れていない部分の亀裂も含めて、修繕できる見通しが見えません。
下りてくだされば上手く回るという見込みもありません。たぶん全て上手く修繕できることはないでしょう。
それはあなただけの責任ではないのだから当然です。
付け焼刃的に誰かとあなたを交換しても、4-2-3-1と4-4-2と同じことになるでしょう。
それでも現状は可能性すら見えてきません。
だから下りてください。

 
最後にツイッターでも書いたが、我々の言い分としてあらためて言いたい。
ただ頑張ってるだけではプロとしてはダメなんだよ。
頑張って、せめて、目指すサッカーの方向、ビジョンをピッチ上で示してくれないと。
いつまで経ってもそこが見えないのに、一緒に勝利を目指すのが、選手を応援するのがあなたたちの役目でしょうと言われても無理はあるって。
嫌われるのは構わないが、言葉で俺たちを無理やり納得させようとしないでくれよ。
君たちは、ピッチでプレーして俺たちを納得させることだけが自分たちのサッカー選手としての意義なんじゃないの?
それはどこのチームでプレーしていてもだよ。
我慢して、次頑張ろうと100%本心でなくても言うことはできるよ。
それって甘やかしでしょ。
俺たちがそう言いきってしまうことは正しいかはわからないが、そういわれて君たちがホッとするとしたら、そのときどう思うね?
負けたけど、これからも応援お願いしますって言って済んだよ、でいいの?それで次勝てるの?
勝ち負けだけこだわるわけじゃないけど、それで勝ちがやってくるの?
結局、全部自分たちのに降りかかってくることなんだよ?それわかってる?

 
もちろん、我々の側にも非は間違いなくある。
過去に努力とか忍耐とかが不足していたり、考え方が誤っていたことから修正できていないことも理由なのはある。
だが、我々だって、その言動がどうであれ非難されることはある。君たちにとって望ましい方向の言動であってもね。
その辺は君たちは知らないだろう?
意外と忍耐がいるんだよ。我々が晒されるのはそういうものはさ。
我々も発展途上なのだよ、まだまだ成長が必要なんだ。
そういうこともわかってほしいんだよね。

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2015年4月 5日 (日)

ヴォルティス、圧され負けして逆転許す。打てる策はあるのか。

2015 J2 第6節 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス 1 - 2 ファジアーノ岡山
(得点)徳島:17' 内田 裕斗
    岡山:35' 矢島 慎也、41' 片山 瑛一

 
先制点が奪えた後、そこから流れが逆に岡山に流れてしまったのは何故なのか?
苦しみながらワンチャンスでつかんだ先制点ならともかく、ある程度流れはヴォルティスにあったと思う。
しかし、岡山が勢いを増すと、人を捉えきれずに引くだけになってエリア内や正面からフリーでシュートされるピンチが増えた。
相手の決定力の低さに救われていたが、ちょっとやらせ過ぎてしまった。
そして、ただ攻められるばかりの中でミドルで強烈な一撃を決められると、6分後にPKで逆転を許した。
PKの判定は難しいところだが、そこに至るまでの状況はいづれ逆転を許してしまう可能性が高かったと思う。

 
守勢に回るとズルズル下がる悪癖は開幕から悪くなるばかりだ。
守勢のときに、柔軟に相手の攻撃に対応し、カウンターを狙うことができればいいのだが、ただ守ることでアタマがいっぱいになってしまっていた。
これでは前線が孤立するのも当然だ。
それに2トップの距離も遠かった。
だから栃木戦のときも感じたが、トップ下に人を置かないとだめだろうと感じていた。
後半の4-2-3-1はそれを実現してくれた。

 
アレックスはポジションを左サイドに拘りすぎることなく、動き回ってくれた。
アレックス投入が効いて、流れがヴォルティスには来た。
点が取れなかったのはクロスの精度や入れ方が悪かったからだ。そこに新たな課題が見えちゃったのは残念だった。
せめて同点にはしたかった。

 
ただ、攻勢に出れたが、4-4-2をギブアップしたから4-2-3-1にしたようにも自分には思えた。
長谷川は岩政を崩せなかったし、最後は個で勝てないと主導権だけでゴールが生まれるようなことはない。
違いを生み出せる選手が少なく、チームに勢いもない。
4-2-3-1で主導権が取れたのは今日後半から変えたからだくらいに思っていないと、次の試合でバカ正直に変えてスタートして、対応されたらもう策はない。
打てる策はもう根本的な変化か、劇薬以外になくなってしまう。
それに策を考えるのはいいが、個が負けてる状況で策に頼っても結果は長続きしない。
もっと相手が嫌がることを個でも増やしていかないと策も活きない。

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2015年4月 3日 (金)

逃げていった自信。ヴォルティス、1分で同点にされる脆さ。結局は妥当な引き分け。

2015 J2 第5節 うまかな・よかなスタジアム
ロアッソ熊本 2 - 2 徳島ヴォルティス
(得点)熊本:45+1' 平繁 龍一、46' 齊藤 和樹 
    徳島:26' 橋内 優也、30' 長谷川 悠

 
平繁は元ヴォルティスの選手なのだが、やられたイメージが目立つ不思議な選手だ。
ザスパにいたときもそうだ。
そして今回も。
古巣に恩返しも度が過ぎるとトラウマにしかならない。

 
光は少し差してきたようにも見える。
橋内のゴールというと、昨季J1での初勝利となったアウェイの甲府戦でのゴールを思いだす、
DFとはいえ、橋内のゴールは選手だけでなく、サポーターも盛り上げてくれる。
ヴォルティスには貴重な魅力を持った選手だ。
なんとなくだが、長谷川のゴールの遠因にもなってくれている気もしてくる。

 
しかし、守備での闇は深い。
前半45分までは攻守ともに今季一番の内容だった。
だが、46分に右サイドからクロスを入れられると、CBの青山が空けた橋内との間のスペースを平繁に突かれてしまった。
そしてその直後に前半終了。
気持ちが下を向いたまま前半が終わってしまった。
ハーフタイム明けて後半開始直後に失点してリードは水泡に。
ただ失点するだけでなく、チームの意気も削いでしまった。
実質たった2分で2点のリードを失ってしまったせいもあって、まだ同点であっても逆転されるのを恐れてしまったかもしれない。
チャンスが全くないわけではなかったが、前半のようにボールがリズムよくつながるサッカーは消えてしまった。つかみかけた自信は簡単に消えてしまった。
結局、勝ちを逃した試合ではなく、負けなくてよかった試合になってしまった。現状では妥当な結果だ。

 
嘆いていても仕方ない。
選手たちは次の試合でやり返しえてもらうしかない。
ただ、怪我人が多いとはいえ、プレシーズンにチームを整えられなかった小林監督の責任は問いたい。
ファンを喜ばせる、期待を抱かせるチーム状態にできないのなら、ある時期には態度を決めてほしい。
私だけではないが、皆一年以上溜めているものがある。
もうそんなには待てないぞ。

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