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2015年6月28日 (日)

12戦ぶりの勝利。ヴォルティス、歓喜ではなく安堵と明日への意志沸く逆転劇。

2015 J2 第20節 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス 2 - 1 ジェフユナイテッド千葉
【得点】徳島:74' 長谷川 悠、87' 津田 知宏
      千葉:6' 大岩 一貴

 
試合終了の瞬間、GKの長谷川徹はものすごい勢いで走り出し、前線で安堵の表情を作ったばかりの逆転弾を決めた津田知宏に抱きついた。
まるでジャンルカ・パリュウカのようだった。
 

津田にしても、ゴールを決めたのは一昨年のあの国立でのプレーオフ以来だった。
あの日から今日に至るまでは我々にとって地獄のような日々だった。
が、彼にとっても似ていたようで全く違う、たぶんもっと残酷な地獄の日々だっただろう。
試合に出て結果を生み出さなくてはいけないFWという立場で、彼はエースでもあったのだから。
 

幾度もゴールマウスを守り続け、選手たちの中で唯一といっていいくらい擁護されていた長谷川徹にとっても、刺さり続ける生なり文字なりの罵声に耐える津田の姿には思うところがあったのだろう。
津田の気持ちは我々にはわからないものだ。
わかるはずがない。我々は罵声を刺していた側の立場なのだから。
例え、自分はそんなことしていないなんて言ったとしても一括りであることは避けられない。
それに我々はそれを詫びる立場ではない。結果を要求する立場だ。
プロとして結果を求められるのは当然だからだ。
それで我々が悪者になっても結果がでればそれに優ものはない。
それこそ、我々が判っていなければいけないことだ。
そのために応援しているのだから。プロスポーツのチームを。
勝つことは当たり前に要求されることなのだ。
それだけを追求できること、負けたときにそれ以外のことに逃げることをせず向き合えるようになったときにプロスポーツの応援とは何なのかを知ることができる。
そう私は自分のキャリアの末に感じている。
そして勝利を追求することは、残酷にも永遠に繰り返される。
それこそ、今日の勝利もそんなルーティーンの一つでしかない。
しかし、それゆえにプロスポーツとして高みを目指し続けられる。
それが欠けていては立場や肩書きがプロであってもプロとはいえない。
それは選手もフロントもファンも、そして競技そのものも同じだ。
自身の中身がプロに徹することができなかったら。それぞれの立場で最後は足を引っ張る存在にしかならない。
それくらい思っていないと足りない。
 

なでしこジャパンとしてカナダで奮闘している女性たちも、他に仕事をして生活を支えながらプレーしており立場はプロではない。
が、彼女たちは自分たちに求められていることを理解している。
ゆえに彼女たちはプロなのだ。
 

津田はようやく結果で応えることができた。
当然求められることにやっと応えられた。
だが、ヒーローインタビューでは全く笑っていなかった。
求められて裏切った機会が多過ぎること。
それに対する非難が度を超したこともあっただろう。
飲み込み切れないほどの大きな感情となって、ヴォルティスを出ていきたくなったことも何度もあっただろう。
そう思わせた我々も褒められた人間のレベルでもなかったこともあっただろう。
いろんな感情が最初の一言が、島川さんに問われて答えが口から出るまでの数秒間で渦を巻いたはずだ。
同点ゴールを決めた長谷川悠も似たような感情があったと思うが、津田のそれは長谷川悠のそれとは比較にならないだろう。
上にも書いたが、それは我々にも原因がある感情だが、我々が謝る類のことではない。どんなに酷いことと彼に捉えられていたとしてもだ。
それがプロだからだ。
 

得たものは歓喜ではない。
これで祝うようではプロではない。
何も状況は変わっていないからだ。
だが、少なくとも今夜は安らかに眠れる安堵は得ただろう。
そして、明日からのそれぞれの仕事や生活、そして次の草津戦に挑むんだという意志が沸くだろう。
今日勝たせたのは選手、監督、フロント、サポーター、ボランティア、それぞれがそれぞれの立場で頑張ったからだろう。
だがそれは今日のものであり、明日を保証してくれるものではない。
次も結果につなげたときに評価が保たれる柔らかいものでしかない。
それを崩さないために今日頑張り、明日も頑張るのだ。
ストイックにそれを続けられる者の上にしか歓喜なんてものは下りてこない。
そしてそんな歓喜を拒絶して明日を見ることができる者が真の勝利をいつか掴めるんだと思う。
まるで面白くもない修行のように見える。
そんなもんだ。俺の23年間はそんなもんだ。
そして真の勝利なんて本当にあるのかさえ23年もやっても見えてこない。
でも、それが自分を成長させてくれたことはわかる。そして今でも成長させてくれている。
 

一つの勝利も一つの敗北も次の試合に勝つためにある。
だから、これくらいでは喜べない。
でも、選手たちには感謝する。勝ってくれてありがとう。
そして次も頼むぞと、より強い気持ちで求める。

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2015年6月22日 (月)

もう言えることはない。ただ自分まで敗者にはならない。ヴォルティス、11戦未勝利。

2015 J2 第19節 キンチョウスタジアム
セレッソ大阪 1 - 0 徳島ヴォルティス
【得点】大阪:24' 長谷川アーリアジャスール

 
もはや何も言うことはない。
監督のコメントを読んでも、あまりにも淡々とした他人事のような”分析”でしかなく悔しさすら伝わってこない。
失望しかない。

 
監督や選手に言うことは尽きたが、自虐的になり過ぎたり、卑屈な批判方法に逃げることは絶対にしないでおこう。
勝てないことはつらいが、自分のプライドを自分で貶めるようなことや発言をばらまくようなことはしない。
ちょっとそんな感じに見えるものが目立ち過ぎてきているから思うんだけど。
勝てないことを非難すればするほど、自分たちが勝たせることができないということを自分たちで言っているようになる。
フロント、何かしろといえば言うほど、自分たちには何もできることがないことを確かにしてしまうだけ。
これでフロントや監督や選手たちが何かをして勝つようになっても、その勝利に俺たちは何も絡んでなくて、チームが勝ったことを自分たちはチームが勝ったのを自分たちが勝たせたと勘違いしている残念な奴らになってしまう。
負けることにも勝つことにも関与できていないのに、サポーターだ、ゴール裏だ、ナントカだもない。
ここまで勝てないと冷静さを保つのは難しいが、怒り過ぎても無力さをひけらかすだけで他サポからは笑いのネタにしかならない。
ここま堕ちては、期待するものもないが、自分まで自分で貶めることはしないようにする。

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2015年6月16日 (火)

千葉ジェッツ、見えてきた新陣容。新シーズン、そしてその先へ。

千葉ジェッツは6月14日に新ヘッドコーチの就任を発表しました。
新しいヘッドコーチは、元男子バスケ日本代表のヘッドコーチを務め、その後bj島根や和歌山トライアンズのヘッドコーチを務めたクロアチア出身のジェリコ・パブリセビッチ氏です。
あのイビチャ・オシム氏とも友人だそうです。
インタビューを探して読みましたが、イビチャ・オシム氏と共通したイメージも感じます。
練習の質が高いようなので、ついていく選手にはそれなりに高い意識が必要になると思います。
選手の技術だけで選ぶ人ではないようですから、ジェッツの選手たちがその要求に応える姿勢や意識を示せるかがカギになりそうです。
また、昨季の課題は使われる選手と使われない選手が極端で、使われる選手の疲労も高かったこと、戦い方の幅が狭かったこともあるので采配も注目しています。
しかし、優秀なヘッドコーチだから結果が保証されるとか喜ぶのは早いと私は思います。
ただ、我々も彼から学べることはたくさんありそうです。
それもすごく楽しみなのです。

 
そして選手も新加入が3人が契約基本合意に至りました。
一人目はレバンガ北海道からの阿部友和選手(ガード)。
レバンガでは中心的なPGだったので、ガード陣を放出した中でいい選手が来てくれそうです。
ガード陣の競争が昨シーズンより激しくなるのは間違いなく、競争はジェリコ・パブリセビッチも重要とかつてインタビューで答えているようなので、どのような効果がでるか楽しみです。

 
そして2人目。
ロサンゼルスレイカーズ、オーランド・マジック、ヒューストン・ロケッツ、ロサンゼルス・クリッパーズ、ワシントンウィザーズなどNBAでのキャリアも豊富な206cmのパワーフォワードです。
選手としての実績は申し分のないキャリアで、NBAで活躍したという点で集客面でも貢献してくれそうです。
アウトからの3Pも武器のようです。
34歳とベテランですが、サイズの小さい日本人選手では対応するのはタフなんではないでしょうか。
どんな活躍をしてくれるのか楽しみです。

 
3人目は昨季広島ドラゴンフライズでプレーしていたクリントン・チャップマン。
センター/フォワードです。
広島でも主力として活躍していたまだ26歳の若い選手です。
広島ではもっとも得点を稼いでいた選手でもあります。

 
これで外国人3人は決まりました。
3人とも2m6cm以上のハイタワー揃いとなりました。
昨季はセンターを3人で回していましたが、リカートが離脱しているときはバレルが担当しなくてはいけませんでした。
パリスがガードであったため、リカートとバレル中心の起用にならざるをえず、2人の負担が高くなっていました。
クックはセンターではありませんが、今季はその負担は少し分散できそうです。

 
となると、残りの補強枠は日本人(日本国籍)一人か二人、といったところでしょうか。
NBLの自由契約リストを見ると、かなり力のある選手もいますが、都合で5月中に契約合意に至らなかっただけで最初からほぼ残留の場合もありますからよくわかりません。
この選手こないかなあというのはありますが楽しみに待ちます。

 
まだ開幕までは時間があるので、自分も何かやろうと思っています。
具体的にはボードの新作を創ろうと思っているので開幕に合わせて動こうと思います。

 
先日、Twitterで川淵さんにバスケのことでコメントしたらリプがありました。
ちょっと嬉しかったです。
コメントした案件については一つの決着がついたみたいですが、問題の根本は解決したわけではないと思うので静観したいと思います。

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2015年6月15日 (月)

内容の向上を語る時期は過ぎた、と監督はいつ気づく?ヴォルティス、10戦未勝利。

2015 J2 第18節 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス 2 - 2 カマタマーレ讃岐
【得点】徳島:85分 福元 洋平、88分 広瀬 陸斗
     讃岐:51分 永田 亮太、90分 藤井 航大

 
歓喜は一瞬だった。
個人的にはこの1カ月で3回は味わったシーンだ。ヴォルティスは内1回だが。

 
”悪くない”というのは今さら口にする言葉ではなかろう。
前進しているといっても、他のチームはもっと速く前進していることは気づいているのか?
それは置いていかれていると同じだ。前進と言えるものではない。
私にはファンやマスコミに真実をごまかしているだけでなく、自分をも騙して次の試合へのモチベーションにしているようにしか見えない。
もうお手上げなんだろう。そう言いなよ。コバさんよ。
哀れでしかないぞ。

 
優しいファンは敗因をあなたではなく、あなたの率いるチームに2シーズンに渡って苦渋を舐めさせられている我々サポーター、それもゴール裏の人間に押し付けてきたぞ。
あんたにはありがたいファンだよね。
これ以上負けてもあなたのせいにはならないよ。
あなたのせいにする人間は、逆に戦犯にされてしまうんだから。
もしここから好転すればあんたの功績になるんだ。
名監督の名を欲しいままだ。

 
もっと向き合えよ、現実に。

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2015年6月13日 (土)

昭和の匂い。その向こうに父親が見えた夜。~クレイジーケンバンド@赤坂BLITZ

私は昭和世代だ。といっても昭和42年の生まれなので、昭和も中後半のころだ。
この日、赤坂BLITZに来ていたお客さんには私と同年代か、少し下の人たちが殆どを占めていたと思う。
10台の頃に昭和から平成に変わったかどうかの世代だ。
つまり子供だった。
本当の意味での昭和世代とは私の両親の世代のことを指すのだろう。
母親はまだ生きているが、父親は私が20歳のとき他界した。
だから父親は平成を知らないのだ。
昭和に生まれ、昭和の内に死んだ人だった。

 
この日、ライブの序盤で映画「天才バカヴォン」でクレイジーケンバンドが担当した主題歌「パパの子守歌」が演奏された。
「天才バカボン」というTV番組はもちろん子供のころよく見ていた。
バカボンのパパは昭和の代表的なマンガのキャラクターだ。
少し哀愁も帯びたその曲が流れているとき、ふと父親のことを思いだした。
バンドが持つ昭和歌謡の香りのせいだろうか?急にいろいろな思い出が蘇ってきたのだ。
それは今日このライブに期待していたものでは全然無かっただけに驚きでもあった。

 
このバンドの魅力であり、ケンさんこと、横山剣の魅力の源泉は、ファンがかつて生活の中で毎日見ていた風景や、何気なく聞いていた音楽、刺激を受けたものと同じものを知っているからかもしれない。
前回観たちょうど2年前のBLITZでの公演では初めてみたバンドのライブだったこともあって新鮮さが上回って気付けなかったことが少し見えた気がした。
そのときはもっと若いファンが占めていたように思えた中で、自分と同世代が思っている以上に大勢スタンディングにいたこともそうだ。
”昔住んでいた家””昔住んでいた街”
クレイジーケンバンドとはそれと同じ匂いを持っていて、それがファンを魅了しているのかもしれない。
だったら、それは言うまでもなく”昔”、つまり昭和の匂いだ。

 
それでもバンドは今をしっかり生きている。
結成18年を迎え、ケンさんはライブの最後にあと2年で20周年を迎えることを告げた。
あと2年後には盛大にそのときの今を祝うだろう。
新しいシングルが7月に出て、新しいアルバムが8月に出て、ツアーは年末まで続く。
今を力強く生きていること。
それがあるからファンがずっとついてくる。
今日はニューシングルの「指輪」も披露された。
二つ前のアルバムの代表曲「円盤 - Flying Saucer -」でもとても盛り上がった。
定番曲もパワーを失っていない。「GT」や「タイガー&ドラゴン」もそう。
1stアルバムからの「踊り子」もそう。
バンドは意欲という”飢え”を持ち続けているから、18年を経ても力強いのだ。
それはそんじょそこらのバンドにはできないことだ。
若い時に強大な支持を集めても、燃え尽きるように終わるバンドも多い。
燃え尽きることに美学を感じる趣きもあるが、自分の今の年齢になってみるとわかる。それは間違いだ。
”飢え”続けないと人はダメになる。年齢に関係なくだ。
”飢え”を捨てて、楽に走ったり、評価することばかりするようになると人に一気に老ける。どの年齢でもだ。
まず自分が”飢え”ることだ。
それが生きる力になる。
クレイジーケンバンドにはそれがあると思う。

 
11人もいて「人手不足。」と、スモーキーテツニがドラを叩くタイミングを間違えた後に、ケンさんがフットペダルでカウベルを叩くキット(テツニ担当)を紹介したりして”効率化”に苦心していることを白状していた。
そういう意味でも”飢え”ている事情(笑)も少しありそうだけど。

 
父親の話に戻ってしまうが、父親は音楽の才能があった。
誰から習ったのか聞いたことはなかったが、ピアノがめちゃくちゃうまかった。
現役音楽教師のウチの奥さんより上手いと思う。
音色に抑揚をつけて弾くのが誰よりもダントツでうまかった。そういときは大概酔っぱらっていたが。
が、父の弾くピアノが奏でる曲はいつも演歌で”田端義夫ワールド”全開だった。
ホント、誰に習ったんだろう。祖父ではないことは確かだ。 
弾くだけでなく歌も唄った。十八番は「帰り船」だった。
歌も上手かったが、聞かされるこっちはポカンとするしかなかった。昭和過ぎたのだ。
父親は洋酒とジャズが好きで集めまくっていた。4chのオーディオも組み上げて書斎でいつも楽しんでいた。ヘビースモーカーでもあった。
おしゃれで大人だった。父親らしい振る舞いができる人だった。
多分今の自分でも足りてない。
浮気相手が病気になって困っていた親類に黙って金を貸してしまうような人でもあった。
輸入(外国人)系のエロ雑誌なんか持っていて(隠れて)勉強させてもらった。そこだけは昭和っぽくなかった。
そんな父親が自分が高2のとき脳梗塞で倒れた。
瀕死の淵に落ちたが、2年して退院してきた。
戻ってきた父親は後遺症で身体の自由が半分効かなくなっていて、酒もタバコも、そしてピアノも出来なくなっていた。
排泄なども介護が必要で、一番ストレスがあったのは母だったろうが、自分も父の落差の大きい変わり果てた姿にキレてしまうこともあった。
私の昭和は父が倒れたときに終わったのだろう。

 
そんな忘れていた昭和の匂いがふと思いだされたこの日のライブ。
まだファンになって数年の浅いファンではあり、クレイジーケンバンドというバンドの魅力をまた勉強させてもらったライブになった。
もっと教えてもらおう。また行こう。

 
そうそう、のっさんのギターピックを拾っちゃった。
チケットの整理番号が最後の方だったから得しちゃったな。

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2015年6月 6日 (土)

脱力感漂う敗北。ヴォルティス、佐藤が存在感示すも9戦未勝利。

2015 J2 第17節 レベルファイブスタジアム
アビスパ福岡 1 - 0 徳島ヴォルティス
【得点】福岡:68' 濱田 水輝

 
正直に言うが、佐藤は長谷川に期待し続けできないままでいることを早速やってくれている。
やろうという意志は長谷川もずっと示してくれていたが、できないだけだったので長谷川をそんなに責めていない。
が、できていたならもっと長谷川自身も結果を出せていたように思う。
長谷川に関してはもっと持ち味があるから、今後も期待する。

 
佐藤は武者修行した成長ぶりをいかんなく発揮している。
前線で収めてくれたり、サイドに流れてボールを収めてくれたり、もちろん、個でシュートまで持っていける。
ここ2試合で内容はかなり安定し、向上もしている。
相手が佐藤対策を練ってくるまでのしばらくは今のクオリティで試合ができるだろう。
だからこそ、今のうちに結果を手にしてチームに自信を取り戻したいのだが...。

 
前半はサイドに優位性を築いてそこからチャンスを作れていた。
佐々木陽次はサイドを突破して侵入できたし、そこに絡んで濱田にシュートにも結びついたりしていた。
ある程度福岡にとって想定内ではあっただろうが、FWでキーマンの中原に守備の指示を出したり、神山のセーブに救われたりと我慢を強いたと思う。
残念ながら我慢させ切ってしまったことが敗因になってしまった。

 
試合の質は安定はしてきている。
が、意外性はまだ十分ではない。
意外性を活かすにはもっとスピード感がないと難しいだろう。
個で意外性や飛び道具を持っている選手は今のチームには殆ど見当たらないからだ。
それに加えて、点を取る形のイメージが漠然としているし、類型的だ。
試合の主導権を握るために中盤を組み替え続けてようやく形が見つかったわけで、攻撃の形は正直未着手といっていい。
そういうのは開幕前にはイメージをチームに説明し、シーズン序盤までに固めるものだ。
が、そこんとこがキャンプで曖昧になって、開幕したらハズレたので迷走しているから今こうなのだと思う。

 
その状態で上位と当たると難しい。
それでも佐藤の頑張りもあったし、守備が安定してきたことで、ある程度のクオリティはあった。
それでも違いを出せる選手がいないこともあって拮抗した試合になった末に、セットプレーで先制されてしまい、以降は先制すると強い福岡に抑えられてしまった。
試合の主導権を握っていた前半にゴールを決めたかった。
後半は明らかに抑え込まれていた。

 
クオリティはあったが、勝つには今以上のクオリティが必要で、それに至る可能性を感じるほどの試合ではなかった。
それが非常に脱力感を強くさせている。
交代で何かが起きてきそうな匂いがしないこともさらに脱力感を強くする。
もっとも、これはチーム全体でクオリティに差がないからなのだが。

 
練習の質とか量の問題より、チーム戦術のイメージが曖昧なことと浸透度が低いことが今こうであることの最大の理由だと思う。
それを今さらどうにかできる薬があるのかというとなさそうなので、さらに脱力感を強くなりキツイ。
現状はアタッカーの補強くらいしか即効薬はなさそうだが...。

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千葉ジェッツ、そしてバスケについて振り返ってみる。

千葉ジェッツは5月23日(土)にブースター感謝祭を、翌24日(日)にブースタークラブ会員限定のスポーツ大会を開催しました。
これで今シーズンのチームイベントを終えました。

 
2014-2015シーズンはシーズン当初に掲げたプレーオフ進出という目標を達成しました。
所属するイースタンカンファレンスで5位でしたが34勝20敗。
最初のシーズンの2013-2014シーズンは6位(最下位)で18勝36敗でしたから、勝敗を逆転させることにほぼ成功しました。
20連敗したこともありましたし、シーズン中で一度も勝てなかった相手が5チームありましたが、昨季は全てのチームから勝ち星を上げることができました。
外国人選手も2013-2014シーズン中は入れ替わりが激しかったのですが、リック・リカート、ジャスティン・バレル、パリス・ホーンの3人で固定して闘え抜けました。
いろんな数時からも、成長が認められるいいシーズンだったと思います。
もちろん、他チームとの力の差はまだあり、攻守ともにレベルアップが必要です。
やっと互角に戦える実力が身に付いたに過ぎません。
そして、また新しいチームになる中で、またゼロからとはいかないまでも、少し下がった位置に戻ってしまう可能性だってあります。
それをいったら特定のプロスポーツチームを応援し、夢を見ることなどできませんが。
ただ、今季主力メンバーのうち、バレル、ホーンを除く選手たちは来季も残留するので大きなやり直しはないだろうと思います。


また、HCのレジー・ゲーリーも三菱電機のHCに就任することが退任と同時に発表されました。
こちらは役職のタイミングから考えても、かなり前からオファーがあり、レジーも前向きだったのでしょう。
三菱は主力のマット・ウンバイが退団することを発表しました。
これでバレルも三菱入りの可能性が出てきました。

 
日本人選手の動向では、一色翔太、田中健介、加納誠也、そしてジェッツ創設時からのキャプテンであった佐藤博紀が今季をもって退団することになりました。
これでジェッツ創設時からのオリジナルメンバーはチームにいなくなりました。
ヒロこと、佐藤博紀とは一番話をした選手でした。
それこそ、時には上から目線のように叱ったこともありました。
それでもヒロはこんな私の言うことも真摯に受け止めてくれました。
それに応えてくれたことも何度もありました。
ヒロ、本当にありがとう。
スポーツ大会で一緒の組になれてよかったよ。
来季、その先の新リーグ開幕を見据えて契約延長がなされなかったような情報もあり、プロの世界なので仕方ありませんが残念ではあります。
こういうときは血の涙が流れても、泣いてはいけません。
互いに前向いて、選手は新しいステージに向かい、残る我々はチームのために戦い続けなくてはいけません。
一番悲しい時こそ、センチメンタルになってはいけません。
それではプロスポーツチームの応援はできません。
チームを高めて、ここにいたことを誇りに思えるようにして彼らの頑張った日々に報いることにします。

 
個人的には、説明は難しいですが、序盤は昨年からのいろいろな理由でイライラと不信を引きずったままシーズンインしてしまいました。
その後もいろいろなことがある中で自分を振り返り、考え、そして必要なこと、不要なことを整理できていきました。
大きな弾みがついたのはアウェイでの東芝戦(1/31)だったと思います。
2Q途中まで惨敗模様だった試合をバレルの激から逆転勝利に結び付けたこと。
そういえばあの試合もヒロとは印象に残るやりとりがあった。
あの試合の中で、応援者としての本来の自分をバスケットボールという競技の中で発揮できました。
そこから徐々に吹っ切れていけたと思います。
内容のいい試合ではなかったですが、いろんな観点から見てあの試合がベストゲームでしょう。
あの試合の後から、自分でも気づいていましたが、試合ごとに試合への集中度が高まっていきました。
応援者としての私にとって大事なことは、応援している愛するチームを勝たせることが全てで、それ以外には正直興味がありません。
それ以外の目的で試合に行くことは、今まではありましたが、それがイライラの起点になっていったので、今後はないだろうと思います。
来季は開幕から本来の渦帝らしさを前に出してやっていけるでしょう。

 
来シーズンの日程と概要の一部が発表になり、カンファレンス制が廃止され、総当たり5回戦制のリーグ戦になりました。
これは新リーグもこの方式でいくからなのかはわかりませんが、リーグ戦としての戦い方も今までと一変するでしょう。
初戦はホームでアイシンとの2連戦。
いきなり重要な試合となりました。
必ず勝たないいけない。
負けることは屈辱でしかないという強い気持ちで挑んでほしいです。

 
bjリーグも来季は外国人選手の登録可能数を4→3人にレギュレーションを変更します。
bjのチームも選手の構成、補強路線、戦い方も大きく変えないといけなくなるでしょう。
日本人の大型選手、帰化選手、放出された外国人選手など、メルカートで大きな動きがありそうです。
外国人選手枠が減ることで、bjとNBLのバスケのカラーは近づいてくると思います。
それはファンの意識、特にbjのファンの意識にも大きく影響を与える可能性があります。
ただ、日本のプロバスケがはっきりとした方向に絞られることでもあり、日本スタイルのバスケが固まってくると思います。
私は20年経ってようやくJリーグのサッカーがスタイルとしてできてきたと感じているのですが、バスケもその方向に向かっていってほしいと思います。

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