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2015年11月29日 (日)

千葉ジェッツ、待たせたホーム初勝利!新戦力加入で流れが変わるか?

11月28日(土)八千代市市民体育館
千葉ジェッツ 97 - 73 西宮ストークス
  #13クリント・チャップマン 22PTS 
  #34小野龍猛 #17PTS
  #5 リック・リカート #14PTS
 
11月29日(日)八千代市市民体育館 
千葉ジェッツ 99 - 69 西宮ストークス
  #5 リック・リカート #23PTS
  #13クリント・チャップマン 22PTS 
  #34小野龍猛 #16PTS
  
 
まず、2週間前の日立戦の直後にブライアン・クックが契約解除となった。
個人的にはとても残念で落胆した。
彼のキャリアは素晴らしかったが、人間性はそれ以上に素晴らしかった。
彼の特長が日本の、ジェッツのバスケットボールに合わなかったという意見もあるが、それが正しいかは憶測でしかない。
仮にそうだとして、それだけではないだろう。
個人的にも試合やそれ以外の様子を見ていて気付いたこともあるが、そういうことを今更語るのもおかしい。
理由は結局ジェリコHCのアタマの中にしかない。
私が忘れてはいけないのは、彼は最高の努力をしてくれたということだ。
そして彼のことを忘れずに千葉ジェッツを高みに持って行くことだ。

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千葉ジェッツは新しい外国人選手としてデクアン・ジョーンズを獲得した。
スモールフォワードの選手で、2012-2013シーズンにオーランドマジックでプロキャリアをスタートさせた選手だ。
動画を見ている限りでは身体能力の高いスピード感の高い選手のようだ。
ブライアン・クックとは特長の違う選手で、確かにここまでのジェッツに少なかった攻撃パターンを厚くしてくれる選手だ。
加入発表以前から練習には参加していたようなので、2週間近くはチーム練習できる時間があった。
先週はジェッツは試合がなかったので時間はあった。
逆にこのタイミングしかチームに手を加えるタイミングはなかったのだろう。
チームは最大限の逆襲の準備をしてきた。
言うまでもないが、これ以上負けを先行させるわけにはいかない。
 
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そして、試合はやってきた。
ホームゲームだ。
これ以上負けられない。
相手は西宮ストークスだ。
幸運と言っては失礼だが、ここからの3節はジェッツより下位のチームが続く。
チーム状態を活性化させるためにはありがたいというのが本音だ。
ただ、ストークスには過去やられてもいる。
ジェッツが格上などと思うのは恐れ多く、愚かだ。
挑戦者でないといけない。
 
 
試合前のアップで初めてデクアン・ジョーンズを見た。
想像していたよりずっと体が絞れていて、特に足が長い。
身体能力は思った通り高そうだ。
それからクリント・チャップマンととても親しそうに談笑していた。
既にチームに溶け込んでいること、特にクリント・チャップマンとは相性が合ったのかもしれないと感じた。
年齢も近いからもあるだろう。
その点は今季今まであまり感じたことのないことだった。
デクアンはゴールの背後からも狙う練習をしていた。
そんなコースのシュート練習をする選手は初めて見た。
彼がどこまでジェッツに刺激を与えてくれるか?
上記のようにここからの対戦スケジュールは彼にとっても幸運だ。

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初日、新戦力を加えた千葉ジェッツは1Qから猛然と攻めに出る。
シーズンここまで個人的には期待値に応えてくれていなかった小野龍猛4本ショットを全て決め10PTSをあげて勢いをつけた。
チーム全体でも3PTのショットが7本中6本成功、それを含むフィールドゴールも14本中10本成功して31PTSを計上。
31-18で好スタートを切った。
ストークスもガードナーが奮闘して2Qは追ってくるが、岡田優介、西村文男の3PTショットも要所で決まりストークスに流れを渡さない。
デクアン・ジョーンズは2Qに登場。
挨拶代わりに速攻からバスケットカウントを奪うショットを決めて観衆を沸かせた。

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だが、デクアン・ジョーンズにもっともいい刺激を貰っていたのはクリント・チャップマンだったと思う。
デクアン・ジョーンズがインサイドでもプレーしてくれるので彼へのディフェンスのプレッシャーが軽減されたように思うし、デクアンからクリント・チャップマンへのフォローも多かった。
以前は個でアタックし失敗してイライラしている姿がよく見られたが、この2試合は殆どなかったように思う。
豪快なダンクを何度も決めるなど、躍動感が凄かった。
元々このくらいの実力はあるが、精神的に余裕が出来た影響がプレーに表れたのは間違いない。
それがデクアン・ジョーンズ加入が今現在もたらしている最大の効果のように思う。
リックとのコンビは全く問題ないので、デクアンとのコンビが熟成されればジェッツはより上向くだろう。

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西宮ストークスは先日、bjリーグでの実績も多いディリオン・スニードを加入させたばかりだった。
もう一人の外国人のガードナーは右肩にガッチリとテーピングが施されてあり、万全ではないようだった。
他にもテーピングが目立つ選手もいて、チーム状態はよくないのは明らかだった。
そんな中でもガードナー一人気を吐いて42PTSを挙げたが、健闘したものの結果は妥当だったと思う。

 
ジェッツはここまで出場機会のなかった星野拓海も出場しスコアを挙げた。
ここまでの重苦しい空気を忘れるような中身の濃いゲームでジェッツ通算100勝目をようやく飾った。

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2日目。この日も前日に続き選手たちは躍動した。
前日以上だったことが最大の収穫だったかもしれない。
クリント・チャップマンは変わらず素晴らしい活躍でチームを引っ張った。
デクアン・ジョーンズもアタックする数が増えて、存在感を増した。
リック・リカートもハイパフォーマンスだった。2人には負けられないだろう。
日本人選手も小野龍猛も16PTS。ようやく期待通りの結果が出てきた。
何よりチームのするバスケットボールが格段に楽しそうになった。
選手たちの表情がいい。
富樫勇樹が笑顔(本気で笑ってはいないと思うが)で配球している姿はイキイキしていた。
見事な3PTSを決め、会場にきていた小学生のバスケ選手たちの一番のお目当てである面目を果たしていた。

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この日モ1Qから10点差をつけ、その後も全てのQでリードして終えた。
西宮ストークスもガードナー、畠山を中心に対抗してきたが、昨日よりも厳しい試合になった。
試合前に体育館内を歩くガードナーの後ろ姿を見たが、試合中は動かしている右腕をそのときは動かさないようにケアしていた。
見えている以上にキツイのかもしれない。
今のストークスは彼のように怪我をしながら出場している怪我人の状態が上向くまで厳しいように思う。

 
ストークスの状態に助けられた面もあるが、新陣容の千葉ジェッツは好転してきた。
次の最大のミッションは船橋アリーナでの今季初勝利である。
また大勢の観衆が来てくれるであろうから今度こそ勝たないといけない。

 
個人的には今回の八千代市市民体育館の会場のレイアウトの関係もあって、座る席は今までと少し変わったが、その代り立って応援ができたのでまずまずやりたい応援ができたように思う。
会場も船橋市ではなく隣の八千代市だったが、両日ともに思っていた以上に観衆が多く、会場のサイズ的に数字は下がるだろうが会場の動員率はいいものになっただろう。
また、試合中の応援の空気も良くて、それが私にとって心地よい2試合になった一番の理由である。
ジェッツの応援はまだまだ醸造段階だけど、このまままなら素晴らしいホームの空気が出来上がりそうな気もする。
 

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2015年11月28日 (土)

ありがとう、エステバン。そして衛藤も旅立つ。

今日、徳島ヴォルティスより公式発表があり、徳島ヴォルティスの今季MIPであり、チームの中心であったエステバン(Juan ESTIVEN Velez Upegui)が今季をもって現役引退をすることになった。
コロンビア代表歴もあるエステバンはベレスの愛称で全てのサポーターよりリスペクトされた。
初めてヴォルティスサポーターの前に表れたときはヴィッセル神戸の選手としてだった。
その高い守備力、特にカットスキルの高さを発揮し、ヴォルティスサポーターをため息塗れにした。
そのときは翌年ヴォルティスのシャツを着ることになるなどとは想像にもつかなかったが、J1に昇格した翌2014年7月にヴォルティスに加入した。
脅威的な守備力が今度はヴォルティスの武器として他チームの脅威となった。
残念ながらJ1残留を果たすことはできなかったが、彼の存在はチームに不可欠となり、今季J1昇格のために欠かせない存在になった。
今季は守備力だけでなく、攻撃面でも積極的に参加するシーンも多く、神戸時代も含め初めてゴール(最終的には2ゴール)を挙げた。
まだ現役引退は早いようにも思うが、彼はコロンビアに戻り、コロンビアの人たちのために何かをしたいという強い意志があるようだ。
彼の意志を尊重して、彼の思いがコロンビアで結実することを応援したい。
本当にありがとう。
君は日本に来た外国人選手の中でもトップ5には間違いなく入る守備名人だった。
そして真のプロフェッショナルだった。

 
そしてMF衛藤 裕も契約満了となった。
福岡大からサガン鳥栖に加入しプロ生活をスタート。
ボランチを主戦場として存在感を放ち、2011年にヴォルティスに加入した。
2011年にはリーグ戦で37試合に出場し、主力として活躍した。
鳥栖時代の活躍がクローズアップされがちだが、こうして記録を見るとヴォルティス時代の方が成績をあげている。
個人的な思いでとして、水戸だったと思うが試合後にジュースの自動販売機のところでバッタリ遭遇して、その時のチームの雰囲気はどうなのかと訊いてみたことがある。
もちろん、そんなことをリアルにしゃべるわけもないのだが、選んだ言葉で答えてくれた。
あのときのことは今でもとても感謝している。
今季は怪我に苦しんだ時期もあり、個人的には不完全燃焼だったかもしれない。
捲土重来を期す来季だっただろうが残念ながら今季でチームを離れることになった。
もっとやれる選手なので、活躍の場がJ2またはJ1で見つかることを祈りたい。

 
またGKコーチの古島氏も退団する。
長谷川らを育ててくれたこと、コンディションに気を使ってくれたことを感謝します。

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2015年11月23日 (月)

一つのサイクルの終了。ヴォルティス、新たな時代へ。

2015 J2 第42節 ニンジニアスタジアム
愛媛FC 3 - 0 徳島ヴォルティス
【得点】愛媛:26' 近藤 貴司、68' 林堂 眞、85' 瀬沼 優司

 
コバさんが就任してからいろいろあった。
でもコバさんにはとても感謝している。
ハマグチさんの夢を叶えてくれたからね。
選手たちにも感謝している。
同じ理由で。

 
その最後の試合としては残念な出来だったが、これが現状なのだろう。
ただこれだって永遠にこういう結果が続くわけじゃない。
いいとき、わるいときを繰り返し歴史は作られていく。
その中で互いの関係性も成熟していくんだと思う。
会ったこともない、名前も知らない、漠然とした”こうあるべきだろ”なんてモノに縛られた関係性じゃないモノに。

 
歴史を創り上げるのは徳島の人たちである。
その一歩として今日が記憶に残る試合になればいい。
徳島の人たちがヴォルティスを中心に街を盛り上げていく。
それはハマグチさんにとって一番大事なことだった。
どこがゴールとなるかはわからないけど、いつかそれが叶ったと思えたらいい。

 
明日からまた新しいヴォルティスの歴史の新章が始まる。
今日スタジアムで起きたことが新しい希望なのかはわかんない。
でも、次の一歩は自由に、そして自分たちの意志で踏み出せるようになったかもしれないね。
どうでもいいことなんだよ。こうあるべきなんて古い概念は。

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2015年11月17日 (火)

千葉ジェッツ、またもホーム初勝利ならず。しかし光明は差し始めた。もう少し...。

11月14日(土)
千葉ジェッツ 73 - 76 日立東京
  #5 リック・リカート #18PTS
  #12岡田優介 15PTS 
  #43ブライアン・クック 15PTS
  #11西村文男 #11PTS

11月15日(日)船橋アリーナ 
千葉ジェッツ 65 - 76 日立東京
  #13クリント・チャップマン 25PTS 
  #11西村文男 15PTS
  #5 リック・リカート #14PTS
  
 
ホームタウン船橋DAYと銘打った日立東京戦である。
公共交通機関の車両、駅の広告、市内主要箇所、近隣街路などいろんなところでプロモーションが展開だれてきた。
バナーを見ない日はなかった。
千葉ジェッツを取り巻く環境は昨年までとは全く違っている。

 
しかしながらチームは今だに目指すバスケを体現できる完成度には程遠く、今季いまだホームでの勝ちがない。
しかも今節の相手の日立東京は昨年のオールジャパンの覇者であり、チーム体制も今季も継続しており成熟度の高いチームだ。
正直言うが、厳しい試合になるだろうとは思っていた。

 
それでも大勢の観衆が観に来るであろう船橋アリーナで、簡単に負けるわけにはいかない。

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14日(土)。天候は雨。
せっかくのホームタウンDAYに水を差した。
それでも3,813人もの人がアリーナに来てくれた。
4,000人以上を目指してはいたが、それでも他のチームの観客動員を大きく上回っている。
これは、チームの人気というより、後援会も含めた船橋という地域の地力の成果である。
これらの人の中には、初めて千葉ジェッツを観に来た人も大勢いたはずだ。
彼らにいいところを見せたいところだったが、最初に見せた光景はいきなり3-23と大きく躓く姿だった。
とにかくショットが決まらなかった。流れを作れず日立にいいように圧倒された。
期待との落差は大きかったはずで、早くも試合は終わったと思った人もいただろう。
その後、2Q、3Qは少し上回るスコアで少し点差は縮めるものの守備がイマイチ嵌らず日立の攻撃を止められない。
4Qになってようやくチームディフェンスが形になって機能しだした。
そうなると攻撃の勢いも変わってきて、ブライアン・クックが3Pを2本決めるなどラッシュを掛けた。
日立も反撃してくるが、岡田の3P、クリント・チャップマンのスティール、ダンクを決めていく。
ジェッツの勢いに乗じて観衆も猛烈にヒートしていった。
そして西村のショット、クックの3P、チャップマンのダンクでついに2点差になった。
船橋アリーナはこんなに盛り上がったことない熱気に包まれる。
が、追い詰めたのもここまで。
1Qにやられ過ぎた。
ホーム4連敗。

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翌15日(日)、午前中は雨も降っていたが、天候は回復していく。
この日は大勢の観衆が来てくれそうだった。その通りに人の出足はすごくよかった。
早めにアリーナに来たが、既に大勢の観衆が入っていた。
近隣の小学生(無料)がかなりの数いるが、今一番大事なのは大勢の人に観てもらうことだ。
それがなかったら勝利しても必要な価値を創りだせない。

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昨日の4QはジェリコHC曰く、チームが目指している形で、それがようやく表現できたとのことだった。
ゆえに試合前のアップ時も選手たちの目に自信が感じられる。雰囲気はとてもよかった。
ブライアン・クックの笑顔を浮かべながら軽快に走ってアップする姿からもそれがうかがえた。
試合は互角の展開で僅差でジェッツがリードを保ちながら進んでいく。
それだけでも昨日、それ以前の敗戦時から違っている。
しかし、日立東京にはまだ余裕も感じられた。
それでも4,380人の観衆の熱気はすごい。日立東京のファンは日立ベンチの背後の1階席の一角に密集していて、隣の一角はジェッツファンで占められている。
日立のFT時に入場時全員に配布されたスティックバルーンが人数分激しく音を立てる。
日立の選手がFTを外すとさらに音はでかくなる。
これぞホームという雰囲気が出来上がる。
観衆はすごかった。

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この日のジェッツを牽引したのは前日プレータイムがなかったPGの宮永雄太だった。
西村文男との距離感のいい連携ではなく連動が日立に威力を発揮してジェッツのオフェンスに昨日にはないリズムを生み出した。
配球もすれば、自ら切れ込んで決める攻撃のアイデアと視野の広さが素晴らしかった。
現状の千葉ジェッツの攻撃は、リカート、チャップマン、西村が決めてくれることに頼っている。
ゆえにアイデアの幅が狭く、それが相手のディフェンスプランを簡単にさせている。
困ると個で強引にアタックしてしまう悪癖があって、そこからのターンオーバーが今の戦績を招いている原因の一つだ。
宮永は、この試合ではアイデアに深みを加えてくれた。
昨日プレーしたが、この試合プレータイムのなかった富樫勇樹とはそこが違う。
もちろん、それぞれ持ち味は全く違うが。

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3Q終了時まで何とかリードを保ち、ホーム初勝利を目前としたところまでは来た。
が、4Q序盤で日立にバスケットカウントを奪われると一気に逆転され突き放される。
落ち着いて対応できればよかったのだが、ジェッツは追いつきたい焦りからか?プレーの精度が急激に落ちる。
上記の悪癖も出だし、チーム冷静さを失ってしまった。
勝ちたいという気持ちが強くなり過ぎたのかもしれない。
その点を日立に見透かされていた可能性もある。
チームが若かったのだと思う。
最後消沈するのはあっけなかった。ホーム5連敗。

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収穫はあった。
ようやく戦えるようにはなってきた。
これまでは振り回されている感じだった。
もちろん、これは楽観もかなり含んではいるが。
現状を不満に思う人はかなりいるだろうし、その人たちの気持ちもわかる。
選手たちに勝利への執念が見えないと思う人がいてもおかしくない。
だが、苛立ちを抑えて、もう少しチームに時間を与えたい。
勝てないことに加え、観客数が激増してサービス面で対応しきれていない不満もあるだろう。
だが、それも含めてチームが勝つようになるまでのもう少し堪えてあげてほしい。
もう行かないと言う人がいても仕方ない。
リピーターを減らさないために、勝てない状況ならサービスを濃くすることも策としてはありうるが、それはまだ早い。
一番の商品は選手のプレーだ。
選手たちがやりたいバスケを実践できるまでの時間を選手たちにもう少し与えたい。
結果に執着させて目先の勝利にすがりたくない。
ブームみたいに大観衆がきて、それを全部コアに取り込めないとしても、そのことに焦ることはしたくない。
強くなっていく過程も見て、ジェッツを好きになってもらいたい。
だからもう少し耐えてもらいたい。

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選手たちはこれほどまでに自分たちの試合に人を呼んでくれた人たちに報うことができなかった悔しさはわかっているはずだ。
情けないよね。
次の試合までの2週間は大事だ。時間を無駄にできないよ。
優しくしてくれるファンに甘えてたら、日本のバスケットボールの新しい時代は創れないよ。
ラグビーにファンを持って行かれちゃうよ。
断固やるしかないよ。

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2015年11月15日 (日)

ホーム最終戦を勝利で飾ったヴォルティス。そしてキャプテンの言葉。

2015 J2 第41節 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス 2 - 1 ロアッソ熊本
【得点】徳島:33' 濱田 武、66' 大﨑 淳矢
    熊本:83' 清武 功暉

 
 
7試合ホームゲームで勝星がなく、そのことがプレーオフ争いで効いたのは間違いない。
それがスタジアムの空気を悪くしたのも間違いない。
これは監督、そして選手に一番責任はあるだろう。
ただ、それは不満であってもいいが、憎悪に変わってしまってはいけない。
それは人として未熟な人間の思考だと思う。
憎悪から何も生まれないのは、サッカーに限らず同じだ。
パリの参事を見ても憎悪から何も生まれない。
もっともあの事件の決着はもはや憎悪なしでは決着がつかないが...。
ただ、徳島のサッカーはそうではない。
次に生み出すために、次に進むためには憎悪は不要だ。

 
斉藤キャプテンはプロフェッショナルの枠を超えてきた。
彼の言葉はプロが口にするにはタブーが込められていた。
だが、言葉にしたモノは彼の信念だ。
水戸で我々の前で口にした言葉と同じだった。
彼はブレていないのだ。
力になって欲しいと言っているだけだ。
そのために足枷になっていることがあって、それを他の選手のためにも、監督のためにも、来季以降の監督、選手たちのためにも変えたかったのだ。
他の選手も同じ思いだ。大崎の言葉にも込められていた。
彼はプロ以上だ。
私はその彼を心底尊敬する。
断言する。

 
俺たちが自由でなければサッカーはつまらなくなるのか?
否だ。
ボールを蹴らない俺たちがサッカーの面白さを左右できるはずがない。
それは選手が決めることだ。
選手が、サッカーは面白いと思っている限りはサッカーはつまらなくなったりしない。
絶対にだ。

 
何かを変えればもっと面白く楽しくなる可能性を想像できるか?
それができないのは変わることを恐れているだけだ。
自由というものに隠した弱さに負けているだけだ。
勝利しか認められないのは、負けることへの恐れから逃げてるだけだ。
勝利至上は究極のプロの目的だが、心が弱いヤツが追求しても強くはなれないよ。
ましてや、勝利を取って来いなどと言ってるだけの立場ではね。

 
徳島ヴォルティスは変わらないといけない。
そのために力を貸してくれと言っているのだ。
その言葉の思いから目を逸らしている人間はもう要らない。

 
変わらなければ、強くなれない。

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2015年11月11日 (水)

ヴォルティス、サンフレッチェを追い詰めるも、悲しき結末で天皇杯散る。

天皇杯 4回戦 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス 1 - 2 サンフレッチェ広島
【得点】徳島:90' 内田 裕斗(オウンゴールではないと自分は思います故)
    広島:70' 皆川 佑介、90+3' ビョン ジュンボン

 
来季J1昇格の可能性が完全に潰えたあとだが、天皇杯には確かなモチベーションがあった。
クラブ史上初の4回戦突破、広島が古巣である選手が多いこと。元徳島の選手が複数いること。
そしてコバさんもマツダSCの出身。
大塚FC時代も広島から移籍してきた選手(伊藤、行友ら)も多い。

 
それにサッカーの質もヴォルティスには相性のいいサッカーだったと思うのだ。
個、そして組織でも技術の高いチームなだけに、まずしっかり守ることを締め、焦らずに失点を抑えればいける可能性はある相手だったと思う。
確かに20本近くシュートを打たれたが、相手のシュートに足は出ていたし、攻められっぱなしではなく、攻めるときにはイケていた。
最後は残念な試合展開になってしまったが、負ける試合はしていなかった。
立派に戦ったと思うよ。
決して、相手がメンバーを落としてきたから戦えたわけじゃない。
もっと自信をもっていいと思うよ。

 
これでチームとしての目標点は全て消えてしまったが、来季、その先を見据えてまた次から頑張ってほしい。

 
まだ2試合残ってるけど、コバさんの去就がどうであれ、私はコバさんに感謝している。
辞めてくれとはシーズン前半にクチにしたときから、今季の成績には期待していないが、それとここまでの感謝は別。
結果が出せる人間だけ、こちらが感謝する価値があるわけじゃない。
結果が出せる人間だったら、俺たちなんて要らないと思うよ。
俺たちが応援してJ1に上げたのなら、落ちてきて、またあがることができていないことも俺たちの力不足でもあるんだ。
だから感謝して残り試合を見守る。

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2015年11月 8日 (日)

千葉ジェッツ、攻守共に課題多く完敗。しばらくは我慢はするが...

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11月07日(土) 北海きたえーる 
レバンガ北海道 80 - 65 千葉ジェッツ
  #13クリント・チャップマン 22PTS 
  #11西村文男 12PTS
  
 
 
熊本との3連戦で判ったように、今の千葉ジェッツは組織として未完成すぎる。
勝利を掴むには、事前のスカウティングと綿密なゲームプランと、試合最後までの確実な遂行が必要不可欠だ。
相手のプレーに対し、リアクションして良さを消すことができないとゲームを組み立てられない。
この試合も1Qは出来ていたことが、2Qに崩されてそのまま立て直せなかった。
流れを奪われて、その影響からさらに攻守に精度を失った。
4Qで一時追いつけるか?と思わせるところまで来ながら、そこでミスから失点を繰り返し試合を壊してしまった。

 
この試合は仕方ない。やられてしまったことは悔しく、正直言って選手たちが下を向いたように見えたのも残念だ。
攻守共に組織的完成度が低く、人に付き切れず、フリーで外角から打たせて差を広げられ続けた。
そんな状況下では焦りもあるのか、こちらの3Pはことごとく嫌われる。
リバウンドでも負け続けたし、大事な場面でショットがブロックされ続けた。

 
一旦、冷静になってチームを見直してみて、今のチーム完成度では当面は我慢をしなくてはいけないだろう。
今週末のホームタウン船橋DAYとなる日立との2連戦も相当厳しい見込みに思える。
だが、フロント、後援会を中心とした準備は、バスケ界では驚異的な風景を実現させるために尽力中であり、かなりの確率で実現しそうだ。
そこに集まるだろう人たちにまた来たいと思ってもらえるプレーは見せないといけない。
そこは言い訳は通じない。
そろそろ結果に拘らないと、頑張って準備してくれている人たちに報いないと価値を問われるぞ。

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ヴォルティス、J1昇格の可能性消滅。最後は不用意な失点から終戦。

2015 J2 第40節 札幌ドーム
コンサドーレ札幌 2 - 0 徳島ヴォルティス
【得点】札幌:45+2' 宮澤 裕樹、50' 都倉 賢 

 
現実的に厳しいとは思っていたんだ。正直、みんなそうだよ。
順位的を考えれば、可能性があるといっても非常に難しいとはみんな思ってたんだと思うんだ。
サポーターだから最後まで諦めるわけにはいかない。
そう口になんてできない。
個人的にはそんなに落胆していないんだ。
特にその落胆を埋める何か、ライバルチームの未来とかも、全然気にしていないんだ。

 
最後くらいはもっと相手を焦らせてほしかったな。
鮮やかにやられ過ぎた1失点目。
自陣で不用意にボールを奪われてからの今季終結を決定づける2失点目。
そのまま零封されて今シーズンは終わった。
今シーズンの終わりとしてはちょっと残念だった。

 
それでもチームは来季も続く。
今はまだ来季こそなんて言える状況じゃないし、まだ天皇杯も残ってる。
爪跡を残すとか、そんなつもりなわけでもなく、ただまだ終わっていないというだけ。
全て終わったときに振り返る。そして考えて決める。

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2015年11月 3日 (火)

千葉ジェッツ、まだまだ授業料は必要ながら、熊本土産を一個持ち帰る。

10月31日(土) 益城町総合体育館
熊本ヴォルターズ 84 - 76 千葉ジェッツ
  #13クリント・チャップマン 21PTS 
  #5 リック・リカート 17PTS
  
 
11月01日(日) 益城町総合体育館
熊本ヴォルターズ 66 - 75 千葉ジェッツ
  #13クリント・チャップマン 20PTS 
  #5 リック・リカート 20PTS
  #2 富樫勇樹 10PTS

  
前節の佐倉での熊本戦はそれなりに衝撃的だった。
あそこまで完敗するかという落胆は、今季のジェッツの陣容から考えれば考えにくいことだったかもしれない。
だが、それが見誤りであったことをまず自分たちファンが反省しないといけない。
それを突きつけられた土曜日の初戦だった。
同じ欠点を突かれての同じような敗戦は今のジェッツが組織としてかなり未完成であること。
そして顔ぶれで勝てるはずだとか、そんなことをありえないってことだ。
素人であることがよくわかったよ。
それがわかっただけでこの2連敗は価値があった。
今はまだ、結果を求めてもいいが結果が出ないとしても責めてはダメなのだろう。
ジェリコHCもチームの完成度は60%くらいだと言っている。
これはもう少し時間をくれという我々へのメッセージだ。
ただポテンシャルも示した。それが日曜日の試合だった。
ここ数試合プレーしていなかった宮永雄太も十分にプレーしている。
戦力が整うとポテンシャルもより出しやすい。

 
ただ、この2試合は戦力不足だったよりも組織の完成度が未熟過ぎたからで、それは日曜でも劇的に変化したわけではない。
だから次の北海道はそうだし、大々的に広報がされているホームタウンふなばしデイの日立2連戦も簡単ではない。
それでもこの2試合に向けての地元の空気の盛り上がりは過去最大だ。
試合だけでじゃなく、船橋という地域として日立を迎えうち、凹ませて帰したい。
選手たちだけじゃなく自分たちもジェッツなんだというつもりでチームの成熟を待ち、そして共に成長し、そして共に勝とう。
今はそのための時間の真っ最中だ。

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ヴォルティス、限りなく失望に近いドロー。ため息だけのスタジアム。

2015 J2 第39節 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス 1 - 1 栃木SC
【得点】徳島:90分+4 衛藤 裕
     栃木:24分 本間 勲

 
勝てるだろうとみくびっていたわけではないだろう。
ただ、この試合で栃木SCをJ3降格に引導を渡せたら、今シーズンの鬱憤を少しでも晴らせただろうにと思った人は確かにいただろう。
まさか降格争いを面白くしてしまうかもしれないなんて考えもしなかっただろうし、考えたくなかっただろう。
同点に追いつくATの衛藤のゴールまではプライドが粉々に崩れかるような気持ちだっただろう。
ここまで何度も現実を突きつけられてきたが、今回もまぎれもなく現実だ。
これが今のヴォルティスであり、自分たちが応援しているチームであり、自分たちの現在位置だ。
こう言っちゃなんだが、衛藤のゴールは失望にしか生まなかった。
途中出場だから衛藤に罪はない。
実際、同点に追いついたときは「ヨシッ!」と思ったしね。
でも結果として、両チームの選手、スタッフ、サポーターを失望させながら、泣かすこともさせない結末にしたに過ぎない。
限りなく失望に近いドロー。
どうしようもなくわずかな可能性だけ両チームに残しただけだった。

 
もうシーズンが早く終わってほしいと思っている人もいるだろう。
最終戦で愛媛FCをPO圏から引きずり下ろすことだけに目標を据えている人もいるだろう。
残り3試合とにかく応援して終わることだけ考えている人もいるだろう。
こういう状況で自分を奮い立たせるのは難しいが、どんな結末になっても自分で自分を放り投げるようなことがないように。
とても難しい状況だけど、ここが自分で自分の質を保てるかの重要な局面だと思うからね。

 
今週は北九州の応援の騒動が大きな局面を迎えた。
今回の件は第三者としては冷静に考えないといけない。
まず、北九州のサポーターが例の言葉を地元の言葉だから使うというのなら、それを使うことに地元で賛同者を集められるはずなのだ。
それが集まらないということは、地元の言葉だからという理由は印籠にはならないという地元の回答であると思うんだ。
多くのサポーターを集めて意見を聞くなら第三者に意見を聞く機会を自分たちから開いて意見を求めるべきだし、そこにクラブを招くのがやるべきやり方だったと思う。
クラブに意見会を開けと言って開かないのをネットで非難する前にやれることはあったはずだ。
地元に、そしてスタジアムに賛同者をまず集めずに、ネットで他のサポーターに賛同者を求めたのは事態を不用意に拡散してしまったと思う。
なぜなら、そんな簡単に他のサポーターのもめ事に力を貸すとは思えない。
それにネット上で賛同を表明した人たちの中にも地元の言葉であるからという理由よりもその言葉が持つ不良性だけ見てたり、アンチフロントにフォーカスし過ぎている意見もあった。
そこで意見のベクトルを集約させることもしなかったのも間違った対応だった。
それに、問題化してから時間は何カ月もあったのだ。
フロントが諦めるのを待つだけで、それのめどが立たないとネットで批判の繰り返しだったのではないか。
そもそも試合はクラブフロントが運営しているイベントで、サポーターといってもそこへ参加させてもらっているに過ぎないのはすぐわかることだ。
我々ありきで選手が集まり、フロントが試合を組んでいるわけではない。
サッカーがつまらなくなるというのなら、本当につまらなくなるのかスタジアムで一斉に自主的にアンケートをとればいい。
誰もしないのはなぜだ?
ここに限らず、フロント批判をするとしてもフロントがいわゆる報復をしてこないという、少なくとも先にはしてこないという前提で批判しているだろ。
そりゃ殴られたら勝てないからね。
それに何より残念なのは、賛同している誰を見ても選手視点がないことなんだ。
俺たちって誰を応援してるの?
こういうときに、彼らはなぜ応援してるのか?が周囲に見えちゃうんだよ。
それじゃ真の賛同者なんか殆ど集まらないし、スタジアムに不要な勢力とフロントが判断しても誰もおかしいとは思わないのさ。
選手に否定されたらどうするんだよ。それに対する答え誰も持ってないよね。
選手は選手のモラルとしてこういうことに口出しはしない。
だけど、考えること、思うこともしないわけじゃない。それが忘れられている。
選手は自分たちを勝利者にしてくれる道具じゃない。
選手にとってどう思われるかが唯一大事なもののはずなんだ。
そこが考えられてないなら正義はない。

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