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2015年11月29日 (日)

千葉ジェッツ、待たせたホーム初勝利!新戦力加入で流れが変わるか?

11月28日(土)八千代市市民体育館
千葉ジェッツ 97 - 73 西宮ストークス
  #13クリント・チャップマン 22PTS 
  #34小野龍猛 #17PTS
  #5 リック・リカート #14PTS
 
11月29日(日)八千代市市民体育館 
千葉ジェッツ 99 - 69 西宮ストークス
  #5 リック・リカート #23PTS
  #13クリント・チャップマン 22PTS 
  #34小野龍猛 #16PTS
  
 
まず、2週間前の日立戦の直後にブライアン・クックが契約解除となった。
個人的にはとても残念で落胆した。
彼のキャリアは素晴らしかったが、人間性はそれ以上に素晴らしかった。
彼の特長が日本の、ジェッツのバスケットボールに合わなかったという意見もあるが、それが正しいかは憶測でしかない。
仮にそうだとして、それだけではないだろう。
個人的にも試合やそれ以外の様子を見ていて気付いたこともあるが、そういうことを今更語るのもおかしい。
理由は結局ジェリコHCのアタマの中にしかない。
私が忘れてはいけないのは、彼は最高の努力をしてくれたということだ。
そして彼のことを忘れずに千葉ジェッツを高みに持って行くことだ。

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千葉ジェッツは新しい外国人選手としてデクアン・ジョーンズを獲得した。
スモールフォワードの選手で、2012-2013シーズンにオーランドマジックでプロキャリアをスタートさせた選手だ。
動画を見ている限りでは身体能力の高いスピード感の高い選手のようだ。
ブライアン・クックとは特長の違う選手で、確かにここまでのジェッツに少なかった攻撃パターンを厚くしてくれる選手だ。
加入発表以前から練習には参加していたようなので、2週間近くはチーム練習できる時間があった。
先週はジェッツは試合がなかったので時間はあった。
逆にこのタイミングしかチームに手を加えるタイミングはなかったのだろう。
チームは最大限の逆襲の準備をしてきた。
言うまでもないが、これ以上負けを先行させるわけにはいかない。
 
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そして、試合はやってきた。
ホームゲームだ。
これ以上負けられない。
相手は西宮ストークスだ。
幸運と言っては失礼だが、ここからの3節はジェッツより下位のチームが続く。
チーム状態を活性化させるためにはありがたいというのが本音だ。
ただ、ストークスには過去やられてもいる。
ジェッツが格上などと思うのは恐れ多く、愚かだ。
挑戦者でないといけない。
 
 
試合前のアップで初めてデクアン・ジョーンズを見た。
想像していたよりずっと体が絞れていて、特に足が長い。
身体能力は思った通り高そうだ。
それからクリント・チャップマンととても親しそうに談笑していた。
既にチームに溶け込んでいること、特にクリント・チャップマンとは相性が合ったのかもしれないと感じた。
年齢も近いからもあるだろう。
その点は今季今まであまり感じたことのないことだった。
デクアンはゴールの背後からも狙う練習をしていた。
そんなコースのシュート練習をする選手は初めて見た。
彼がどこまでジェッツに刺激を与えてくれるか?
上記のようにここからの対戦スケジュールは彼にとっても幸運だ。

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初日、新戦力を加えた千葉ジェッツは1Qから猛然と攻めに出る。
シーズンここまで個人的には期待値に応えてくれていなかった小野龍猛4本ショットを全て決め10PTSをあげて勢いをつけた。
チーム全体でも3PTのショットが7本中6本成功、それを含むフィールドゴールも14本中10本成功して31PTSを計上。
31-18で好スタートを切った。
ストークスもガードナーが奮闘して2Qは追ってくるが、岡田優介、西村文男の3PTショットも要所で決まりストークスに流れを渡さない。
デクアン・ジョーンズは2Qに登場。
挨拶代わりに速攻からバスケットカウントを奪うショットを決めて観衆を沸かせた。

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だが、デクアン・ジョーンズにもっともいい刺激を貰っていたのはクリント・チャップマンだったと思う。
デクアン・ジョーンズがインサイドでもプレーしてくれるので彼へのディフェンスのプレッシャーが軽減されたように思うし、デクアンからクリント・チャップマンへのフォローも多かった。
以前は個でアタックし失敗してイライラしている姿がよく見られたが、この2試合は殆どなかったように思う。
豪快なダンクを何度も決めるなど、躍動感が凄かった。
元々このくらいの実力はあるが、精神的に余裕が出来た影響がプレーに表れたのは間違いない。
それがデクアン・ジョーンズ加入が今現在もたらしている最大の効果のように思う。
リックとのコンビは全く問題ないので、デクアンとのコンビが熟成されればジェッツはより上向くだろう。

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西宮ストークスは先日、bjリーグでの実績も多いディリオン・スニードを加入させたばかりだった。
もう一人の外国人のガードナーは右肩にガッチリとテーピングが施されてあり、万全ではないようだった。
他にもテーピングが目立つ選手もいて、チーム状態はよくないのは明らかだった。
そんな中でもガードナー一人気を吐いて42PTSを挙げたが、健闘したものの結果は妥当だったと思う。

 
ジェッツはここまで出場機会のなかった星野拓海も出場しスコアを挙げた。
ここまでの重苦しい空気を忘れるような中身の濃いゲームでジェッツ通算100勝目をようやく飾った。

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2日目。この日も前日に続き選手たちは躍動した。
前日以上だったことが最大の収穫だったかもしれない。
クリント・チャップマンは変わらず素晴らしい活躍でチームを引っ張った。
デクアン・ジョーンズもアタックする数が増えて、存在感を増した。
リック・リカートもハイパフォーマンスだった。2人には負けられないだろう。
日本人選手も小野龍猛も16PTS。ようやく期待通りの結果が出てきた。
何よりチームのするバスケットボールが格段に楽しそうになった。
選手たちの表情がいい。
富樫勇樹が笑顔(本気で笑ってはいないと思うが)で配球している姿はイキイキしていた。
見事な3PTSを決め、会場にきていた小学生のバスケ選手たちの一番のお目当てである面目を果たしていた。

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この日モ1Qから10点差をつけ、その後も全てのQでリードして終えた。
西宮ストークスもガードナー、畠山を中心に対抗してきたが、昨日よりも厳しい試合になった。
試合前に体育館内を歩くガードナーの後ろ姿を見たが、試合中は動かしている右腕をそのときは動かさないようにケアしていた。
見えている以上にキツイのかもしれない。
今のストークスは彼のように怪我をしながら出場している怪我人の状態が上向くまで厳しいように思う。

 
ストークスの状態に助けられた面もあるが、新陣容の千葉ジェッツは好転してきた。
次の最大のミッションは船橋アリーナでの今季初勝利である。
また大勢の観衆が来てくれるであろうから今度こそ勝たないといけない。

 
個人的には今回の八千代市市民体育館の会場のレイアウトの関係もあって、座る席は今までと少し変わったが、その代り立って応援ができたのでまずまずやりたい応援ができたように思う。
会場も船橋市ではなく隣の八千代市だったが、両日ともに思っていた以上に観衆が多く、会場のサイズ的に数字は下がるだろうが会場の動員率はいいものになっただろう。
また、試合中の応援の空気も良くて、それが私にとって心地よい2試合になった一番の理由である。
ジェッツの応援はまだまだ醸造段階だけど、このまままなら素晴らしいホームの空気が出来上がりそうな気もする。
 

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