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2016年3月15日 (火)

新体制の千葉ジェッツ、完勝と完敗、ご祝儀と現実。

3月12日(土)船橋アリーナ 
千葉ジェッツ 85 - 59 レバンガ北海道
  #13クリント・チャップマン 27PTS 
  #11西村文男 21PTS
  #18デクアン・ジョーンズ 16PTS

 
3月13日(日)船橋アリーナ 
千葉ジェッツ 59 - 77 レバンガ北海道
  #13クリント・チャップマン 16PTS 
  #34小野龍猛 10PTS


千葉ジェッツは新体制となって初のホームゲームを迎えた。
相手は今季一度も勝てていないレバンガ北海道だ。
特に先月のアウェイでの2連敗は、チームの勢いを削ぐ痛い連敗だった。
結果としてこの2試合がジェリコ前HCの最後の指揮となった。
佐藤ヒロに変わった初戦で日立に勝つことができ、またもレバンガと対戦する。
ここで勢いを再度削がれてしまうと、今季のジェッツの結末がかなり悲観的になってしまう。
結果が求められる2試合である。

 
この2試合はホームタウン船橋DAYとしていろいろな媒体で広報活動がされてきた。
船橋近辺でこの2試合をアピールするツール類を見ない日はなかった。
前回のホームタウン船橋DAYは残念な結果だっただけに、とにかく結果が欲しかった。

 
初日12日、阿部、リカート、上江田、荒尾、小野の5人でスタートする。
1Q、互いに2度のオフェンスで得点を奪えなかった後、ジェッツは小野が3Pを決めて先制する。
すると、荒尾、阿部のスティールからリカートと得点を重ね、8-0とリードする。
これで気持ちに勢いが付いたこともあるだろうが、ジェッツは反撃してくるレバンガにも積極的にディフェンスしてリズムを与えない。
レバンガの得点源のティルマンにも自由にプレーさせず、ストレスを与える。
2Qには一時レバンガにペースを握られ4点差まで詰められるが、チャップマンのFT、石井の3P、阿部、ジョーンズと再び突き放す。

 
この2Qでは7つのスティールを記録したが、試合を通じても17のスティールを挙げた。
そのうち前半では11であり、最もレバンガに勢いを与えた2Qで7つのスティールを奪ったことは勝利に大きく寄与したと思う。
1階席で観ていて、ジェッツの選手たちのディフェンスでの出足がとても軽そうだった。
かつ、間合いがいつもよりタイトだった。
そしてレバンガの選手より先に動けていたし、相手がどう動こうとしっかり先手を抑えられていた。
ボールが運ばれる方向に先に動けていれば、相手の選手に触れずにボールに触れるチャンスも増える。
スティールのヤマを築けたのは、当然だったように思う。

 
インフルエンザから戦列復帰した西村はコンディションとしてはベストではなかったろう。
それでも3Pを打てば入り、インサイドに切り込めばデュフェンスをスルスルと交わして何度もリングに放り込んだ。
そうかと思えば、自分で決めずにチャップマンにアウリープをアシストするなどノリまくっていた。
3Qも勢いのまま突き放すと、レバンガは完全に試合を諦めた。少なくともこの試合は諦めた。
そして私が今まで観てきたなかでのベストゲームは完成した。

 
翌日、レバンガは昨日の借りをしっかり返してきた。
試合開始から先制していくと、小野龍猛がFTを2本とも失敗した直後にも加点していき、ジェッツを追いかける苦手な展開に追い込んだ。
すると昨日の良さは全く影を潜め、攻守でレバンガに先に動かれて、後手に回った。
だからディフェンスでもボールの動く方向に遅れて動くため、奪いにいくとボールではなく相手の選手に触れてしまう。
するとファウルがかさみ、ストレスを増していき、さらに何とかしようと無理なプレーに走った。
パスコースを限定され無理に出したパスをカットされ、強引に切れ込んでは壁にぶち当たってコートに倒された。
動き出しで遅れるから、フェイントで振り切られコケる。そこでフリーにしてしまう。
昨日の合わせ鏡のように14のスティールを奪われ完敗した。

 
この2試合でよくわかったのはレバンガもジェッツも同じ特徴を持っているということだ。
それは先制されて追いかける展開になると自らリズムをどんどん悪くしていくということだ。
つまり先手を取られと逆転勝ちできないのだ。
こういってはなんだが、共に上位に上がれないでいるのはその癖を克服できていないからだ。
レバンガとジェッツの差はチームの完成度で、ジェッツの方が低い。
それが順位上の差になっているのだ。

 
初日の完勝は正直言ってヒロ新HC就任のご祝儀みたいなもんだったと思った方がいい。
翌日、昨日が夢だったみたいに完敗したのは、急に強くなったりしないんだよという現実のお勉強だ。
選手たちの落ち込んだ表情が完敗の大きさを物語っていた。
ちょっと可哀想にも見えたが、そう思われるようでは選手として落第点しかあげられない。
もっと悔しがれよ。顔に出せよ。
打ちひしがれているのはメンタルがまだまだ弱いからだよ。
技術よりも何よりも磨くべきはそこだよ。

 
すぐに、負けられない広島戦がやってくる。
強い気持ちで試合開始から競り勝つんだ。
勝ったことで手にしたと思いこんだ自信や、勝った試合のイメージに頼るな。
今その瞬間に勝つんだという強い気持ちを発揮し続けることだ。
それを絶対に貫徹しなきゃ勝てない試合はすぐにやってくる。
どうするよ。

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