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2016年4月14日 (木)

最多観客動員記録と実力差。千葉ジェッツ、今は悔しさを積み上げるとき。

4月09日(土)千葉ポートアリーナ 
千葉ジェッツ 79 - 90 リンク栃木ブレックス
  #13 クリント・チャップマン 18PTS
  #5  リック・リカート 15PTS
  #11 西村文男 15PTS

 
4月10日(日)千葉ポートアリーナ 
千葉ジェッツ 66 - 78 リンク栃木ブレックス
  #13 クリント・チャップマン 22PTS
  #5  リック・リカート 12PTS

 
いろいろあった2015-2016シーズンのリーグ戦も残り一カ月となった。
シーズン開幕時に望んでいた状況にはシーズン進むにつれ乖離していったが、プレーオフ進出という最低限の成果はどうにか目前まで来れた。
ただし、苦しんだのはチームの成績とは違い、ホームゲームの動員力は他の追随を許さない圧倒的な成果をあげている。
これについては後でも書くが、フロントの頑張りはもっと讃えられるべきだ。
全然賛辞が足りていない。

 
観客動員に関しては千葉ポートアリーナのある千葉市はホームタウンではないのに本当に素晴らしい支援をしてくれている。
今季これまでのポートアリーナでの動員支援もありがたいことです。
用事があって、今節は9日(土)だけ参戦となったが、試合前ノポートアリーナは外に長蛇の列ができていた。
チケットを求める列だ。
島田社長の表情も明るい。
かくして初日は6,835人というNBLの最多観客動員記録を更新した。
この日は川淵会長もいらっしゃった。
会長の目の前でこれだけの光景を作ることが出来た千葉ジェッツのフロントは最高だ。
できれば千葉市に勝利で返礼したいところなのだが、残念ながら今季のチームにはそこまでの力がない。

  
相手のリンク栃木ブレックスはリーグ戦の首位をトヨタと激しく競り合っている。
今の状況だとプレーオフに進出するとどちらかが相手になる。
どうにか一勝上げてプレーオフに備えたいが、状況は芳しくない。
前節はアウェイでウンバイが戦列復帰した三菱に連敗。
7位から8位に順位を下げてしまった。
荒尾岳も骨折で再び戦列を離れた。
プレーオフ初戦に間に合うかどうかは微妙だ。
ヒロ体制に移ってからのジェッツを支えていたのは荒尾選手であり、彼がいないとヒロ以前のジェッツに逆戻りしてしまってもおかしくない。
彼の変わりは小野龍猛が努めるしかないだろうが、それをすると小野の持ち味は消える。
これでは苦しい。

 
立ち上がりは先にリードを広げて8-0までいったものの、栃木がタイムアウトで修正してくるとピタッと勢いは止まり、1Qが終わると12-21になった。
立ち上がりでリードされるとジェッツは苦しい。
このあとは栃木にリードをうまくコントロールされながら、試合を進められていく。
試合を壊さず、ジリジリと追い上げながら、いいところで決められず突き放されると繰り返す。
これまで何度も見た試合展開だった。
結局追いつけそうで追いつけないまま、試合終盤に精度を上げた栃木に一気に突き放されて試合は決した。

 
大観衆を集めながら負けるのも、リードされると点差は詰めても最後は突き放される試合もジェッツあるあると言っていいパターンだ。
残念でしょうがない。
試合後に会場で30~40歳くらいの男性グループの会話をたまたま聞いた。
「実力差がハッキリあるよ。」
「栃木って首位らしいぜ。」
「えっ!そうなの!?」
会話の内容からプロバスケをきちんと観に来たのは初めてのようだったが、一度見てジェッツと栃木の差はハッキリわかったようだ。
追い上げているときの会場の盛り上がりもすごく、子供たちも一生懸命応援していただけに勝たないといけなかったが、栃木との差は気持ちでどうにかなる差ではない。
荒尾岳がいない、阿部友和も出場しない状況で、星野拓海が試合に使われるレベルでなくては9人しか稼働せず(栃木は11人稼働)、終盤がスタミナも切れた。
こんなことで納得するのはめちゃくちゃ嫌だが、今は仕方ない。
大勢の観客に来てもらってがっかりさせて帰すしかないのは腹立たしいが、今はこの屈辱を、悔しさを積み上げて忘れないようにすることしかできない。絶対に忘れるな。

 
さて、この日は6,835人の大観衆を集めた。
ジェッツのフロントの力も大きいが、千葉市がこれだけ支援してくれることもしっかり注目してほしい。
つまり、地域とのきちんと向かい合い、信頼関係を築ければこれだけのことができるのだ。
ジェッツにとって、動員ノウハウや、地域、パートナーとの信頼関係は至宝だ。
だが、ジェッツだけ勝っていても仕方ない。
もっと大事なことは他のチームがこのノウハウをどう見ているかだ。
NBDLの山形は注目しているらしいという話も聞く。
このノウハウをバスケ界で共有できれば、どこのチームだって今の倍の動員は可能になるはずだ。
だって、上位チームは日本を代表する大企業ばかりなんだから。
どこも2,000人に満たない観客動員数のまま、新しいリーグに挑むのかい。
渋谷の街でチームは認知されてるのかい?
フロンターレの観客動員力はジェッツの比じゃないから、隣で競り合うのはキツイぜ。
中小企業のノウハウは自分たちには向いてないってかい?
代々木でお祭りみたいな試合開催するのはいいけど、毎試合それがやれるのかい?それで飽きられないかい?
正直に言えば6,000人だって必ずしも多いとはいえないよ。
みんながそれくらい入れないと何も変わらないよ。
バスケ界に波なんてちっとも来てないよ。
だって、6,835人動員してもYahooでニュースにならないんだよ。
リーグ戦で低迷してる柏レイソルがやっと一勝した記事は何本も載るのにだよ。
バスケ界危機感ないよ。
このままじゃ何も変わらないよ。
五輪に出られなかったら注目してもらえる機会は50年くらい来ないよ。
まず自分たちの社会での認知度や価値を高めないといけないよ。
富山グラウジーズの選手はこの観客動員数にコメントして、自分たちももっと入ってほしいと言ってた。
強いチームが2,000人も動員できない。
その動員は会社の社員任せかい?
もっと自分たちを見てくれって、貪欲にアピールしていこうよ。
もっとたくさんの人に日本中で観てもらおうよ。

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