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2016年5月22日 (日)

2015-2016 千葉ジェッツ総括(1)前半戦

プレーオフでの挑戦も終わったので、千葉ジェッツの2015-2016シーズンを総括していこうと思います。
いろいろあったので何回かに分けないといけないでしょう。
 
2015-2016シーズン開幕前、千葉ジェッツはかなり早く積極的に動きました。
新HCにかつて日本代表を率い、島根スサノオマジック、和歌山トライアンズのHCを務めたジェリコ・パブリセビッチ氏を招聘しました。
そして、NBAでも実績もあるブライアン・クックを、そして広島ドラゴンフライズから得点源のクリント・チャップマンを獲得しました。
ブライアン・クックはLAレイカーズなどで9シーズンをNBAで実績を重ねた選手であり、バスケファンでもとてもそられた存在でした。
彼の知名度は千葉ジェッツにもプレー以外にも貢献してくれると思いました。
また、レバンガ北海道から阿部友和を、広島ドラゴンフライズから選手会の会長でもある岡田優介を獲得しました。
各チームが選手の契約に時間を掛けて体制を固めるのに時間を掛けている中、始動が早くできそうなジェッツには内外から期待感が高まっていきました。
 
プレシーズンマッチでも好調だったジェッツですが、新加入の阿部友和がアキレス腱を痛め長期離脱することになります。
ところが、ここでNBAに挑戦するため渡米して活動していた富樫勇樹を獲得します。
ちょうど所属先が未定であったこと、ジェッツ内に彼と親しい選手がいて推薦した可能性もあります。
いづれにしろ、バスケ界では栃木の田臥選手に次ぐ知名度の高い選手を加入させたことはジェッツの集客力に大きな力となりました。
 
そしてホームアリーナの最寄りである北習志野商店街で行われたティップオフフェスタには多くの人が集まり、千葉ジェッツの認知度、期待度も高まっていきました。
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このジェッツの積極的な動きに対し、私自身もある計画を立ててティップオフフェスタに実行に移しました。
私はブライアン・クックの活躍が成績、人気にも大きく効果が出るだろうと思いました。
ですが、彼にとって日本は未知の国。
少しでも気分よくプレーしてもらうために何かできないか?
そんなことを考えていたとき、ネット上でブライアンのトレーディングカードが売られているのを見つけました。
NBAドラフトのジャージーカードで世界で29枚しかないものの一枚でした。
これだと思った私は、それを購入しました。そんなに高くなかったのです。
これをブライアン本人にプレゼントしようと思いました。
そのカードを家族や、日本の若いプレイヤー、子供たちに見せながら、彼自身の経験を伝えるときに役立ててもらえたらとメッセージを添えてプレゼントしました。
彼はすごく喜んでくれたし、海外のファンからもコメントなどいただけました。
ジェッツを注目してもらいたい。
日本は外国人観光客も増えてるし、海外からも試合を観に来てもらえたら最高だろうなと思ったのです。
成果はともかく、喜んでもらえたことで、やってよかったと思いました。
あのカードはブライアンの元にずっとあるといいですね。
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フライトクルーにも新加入メンバーとしてフリースタイルバスケットボーラーのTAMAと、サブDJとして粕谷くんが加わり充実したエンターテイメント体制が整いました。
ビッグフライトの準備は整いました。
シーズン開幕前は過去最大の期待値と楽しさに溢れていました。
 
開幕戦の相手はアイシンでした。
正直、新体制のチームの相手としてはキツイ相手でした。
ただ、連敗したものの期待のできる様子に見えました。
続くアウェイの広島戦を連勝してタイでまたホームへ。
しかし、佐倉での熊本ヴォルターズ戦を落とすと、続く船橋アリーナでの日立戦でも連敗。
開幕からホーム5試合勝利なしとなると、暗雲は一気に拡がっていきました。
すると11月18日にジェッツはブライアン・クックの契約解除を発表しました。
 
開幕から外国人選手のプライオリティとしてジェリコHCには3番目以下のように使われているのは気になっていました。
on2の4Qでも使われない試合もあり、出場時間が少ないことで彼のプレーも調子が上向いていかないままでした。
実は彼は奥さんの病気によりジェッツ以前はしばらくプレーできていなかったのですが、アウェイ広島戦では23得点を挙げ、最後の試合になった日立戦でも15得点を挙げていたのですが、ジェリコHCに必要とされていなかったようです。
ブライアンをキーにしていた私のジェッツアピール作戦(?)は早くも頓挫してしまいました。
 
チームはその2日後、NBAのマジックでプレーした経験もある25歳の若いデクアン・ジョーンズを加入させました。
ポジションはスモールフォワードでチームに欠けていた高い運動性の機動力をもたらしてくれると期待されました。
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しかし、その後アウェイでのヴォルターズ戦、西宮ストークス戦を連勝するなど、戦績は互角に近い状態を続けていましたが、内容はなかなか向上しないままでした。
ボールも人も動く他のチームに比べ、ジェッツは人の動きが少なく、よってパスにも意外性が足りませんでした。
個人技に頼るゲームメイクでリック・リカート、クリント・チャップマンが決められないと状況を打開できませんでした。
また3Pを期待された岡田優介の調子があがらず、出場時間も少なくなっていき、彼もまたジェリコHCの信頼を得られていないようでした。
そして富樫勇樹もまた、ジェリコHCの信頼が得られず、出場時間も限られ、出ないで終わる試合もあり、ファンの不満を膨らませていきました。
怪我人も多く、シーズン前の阿部選手に続き、12月には荒尾岳も骨折で2カ月の長期離脱。
彼の不在はとりわけ大きくチームの戦い方に大きな影響を与えてしまいました。
新人の原修太の加入は決まりましたが、難しい状況は続きました。
チームは1Qでリードされ追う展開になると、ほとんどの試合で以降は僅差にまでは追い詰めても、逆転できず最後は負けるというのがパターンになってしまいました。
12月12日の三菱戦で前HCのレジー、そしてジャスティン・バレルの前に初戦と落とし、2015年はシーズンでホーム未勝利のまま2月まで持ち越される崖っぷちに立たされました。
12月13日は勝利し、どうにか船橋アリーナでの初勝利を飾りましたが、その後は栃木、トヨタと5連敗で終わるなど上位チームと戦う力はシーズン半分を迎えても身に付きませんでした。
 
私自身はスタンディングエリアがなくなった今季から新しい居場所を決める必要に迫られました。
しかし、こういう状況ならSpontanius(自発的)にならないとダメだと思いました。
そこで昨季は造らなかった応援ボードの新作を3枚作製しました。
ウチ一枚はフライトクルー応援用のモノにしました。
それは、今季の自分の応援を効果的に行うには彼らに近い位置で行わないといけない、そのためには1階席である必要があると思い、他のスタンディングエリアのメンバーとは離れましたが自分の意志で決めました。
周りに座っている人が多くてはボードをかざすことができないことも起こると思いましたが、それでも人から遠くなってはボードは意味をなさないと思いました。
応援している熱意を最大限に活かすためにそうしました。
結論からいくと良かったと思います。
 
そんな私は一向に上向かないチームの調子だけなら我慢できました。なぜなら本番は来季Bリーグ初年度だと思っていたからです。
だが、試合後、特に敗戦後にSNSでの選手の発言、投稿で本当に悔しさを感じているのか疑問に感じることが多々あり不満を貯めていきました。
上記三菱戦ではジェッツの選手たちは大観衆が入る環境を当たり前のように思って舐めていると怒りをフライトクルーの男メンバーに吐き散らしたりしました。
後半戦だったと思いますが、敗戦直後のSNSでバスの中で寝ている選手に他の選手がいたずらをしようとしているシーンの画像が載り、さすがにキレてしまったこともありました。
 
しかし、観客動員数だけはジェッツフロントの頑張りもあり、5試合で入場者数4,000人以上超え、11月以降は会場規模などもあり少し減少傾向にありましたが、12月23日の千葉ポートアリーナでの栃木戦では6,236人を果たすなど他のチームを圧倒していました。
観客動員に全くやる気をみせないチームもいる中、そんなチームが上位を占めていましたが、千葉ジェッツはプロスポーツとして実績を残し続けていました。
 
年を明けて正月の全日本選手権は広島ドラゴンフライズに敗れて初戦敗退。
いい傾向が見えないままでした。
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前半戦を終えたジェリコHCが総括を公式サイトに掲載しました。
チームは課題が多く、苦しい状況が続くだろうが、応援してほしいと綴られていました。
しかし、冒頭では、就任時には既にメンバーが決まっており、その中でやるしかなかったとの発言もあり、それも含めた上でコメントを評価するとこういう答えしかでてきませんでした。
「今季はダメだ」と。
 
(続く)

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